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2022年08月27日

みうらじゅん氏監修 蔵王権現像

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2021年の年末、我が家に蔵王権現様をお迎えしました。


蔵王権現様とは、修験道開祖の役行者さまが、
奈良県吉野の金峯山で感得されたとされている悪魔降伏(ごうぶく)の菩薩。

とされている。


現在は吉野山にある金峯山寺に、巨大な蔵王大権現像がお祀りされていて、
ふだんはクローズなんだけども、年に2回、約ひと月ずつ御開帳されている。

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ちなみに、今年令和4年の秋は、11月1日〜11月30日までです。






私は2012年にご縁をいただいてから、
毎月可能な限り参拝させていただこう!と決め、
ついに今年で10年を迎えることができました。

年に1〜2回参拝できない月がある年もあるけど、
なんやかんやで100回以上月参りさせていただけてます。

現在住んでいる兵庫県芦屋市から往復約200キロ。

毎月毎月、車で行ったりバイクで行ったりしている。


最近の吉野参拝時の、
Facebookに投稿したアルバムを転載します。



月に一回、日常を離れて頭を空っぽにして、心新たにまた1ヶ月頑張る。

それをこの10年繰り返している。

私にとって必要で大切な時間。




2021年の冬、なんか突然、蔵王様をうちにお迎えしたくなった。


金峯山寺の御札は毎年いただいているんだけども、
より具体的な御姿で御招きしたいなと。



そこで、いろいろ仏像を調べていたら、
なんと、仏像マニアで有名な、
みうらじゅん氏が、蔵王権現像を監修したフィギュアがあると!


みうらじゅん氏がどれだけ仏像マニアなのか、



そして、イSム(イスム)というところから発売された、



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これです!

説明文から抜粋。

モデルは三佛寺(鳥取県)蔵の重文「木造蔵王権現立像」。

切り立った崖のくぼみに建つために
"日本一危険な国宝"とも称される同寺の
「投入堂(なげいれどう)」の正本尊です。


中国製で素材はポリストーンなんだけども、
みうらじゅん氏が、徹底的に監修したこともあって、
いやぁ、素晴らしい造形と彩色です。


金箔が貼られていたけど経年劣化によりはげて、
深みと味わいが出ている、みたいな感じが見事に再現されている。


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コラー!起きろー!


みたいな。




しかし、いつも馴染みのある、自分にとっての蔵王様は青い。


金峯山寺の蔵王大権現像は、見事なブルーの巨大な像だ。



なので、青く塗ったり、ちょっと改造してみようと思ったのですよ。



ということで、水性アクリルのブルーでザザザッと塗った。


設定としては、先祖代々受け継がれて、
大事にしまってあった蔵王大権現像が、蔵から発見された。


みたいな。


なので、キレイに塗り分けられたりしなくていい。

古めかしい感じが出ればそのほうがいい。



そして、イSムの蔵王権現像は、
トレードマークである三鈷杵(さんこしょ)を持っていない。


なので、シルバーアクセサリーの金剛杵(こんごうしょ)を、
ちょっと加工して手に持たせて、


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こんな感じになりました。



もう、経年劣化で塗られたブルーも金箔もはげ落ちかけている、
そんな感じにしました。



ということで、壁掛け用の簡易神棚の上におまつりさせていただき、


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こんな感じに。


それ以来欠かすことなく、朝起きたときと寝る前に手を合わせて、
蔵王様のご真言を唱えさせていただいています。


こうしていつも蔵王様を感じて、お姿を見させていただくと、
いつも頭の中にハッキリとしたお姿をイメージできて、
とても身近に感じることができます。

金峯山寺の月参りもまる10年。

また新たな10年を目指して、
足しげく粛々と通わせていただきます。


頑張る!




posted by わこう at 23:00| Comment(0) | アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月28日

弥勒菩薩像ペーパークラフト製作記。

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人生初の本格ペーパークラフトに挑戦!

国宝の弥勒菩薩像がペーパークラフトになっていたので、
夏休みの工作よろしく作ってみたので、製作記をアップします。


そもそも、なぜ突然ペーパークラフトなのか。



最近、なぜか弥勒菩薩が俺の頭の中に強烈に来ていて、
なにか弥勒様に関するものが欲しいなと、
木像やフィギュアを探してたんだけども、
いやー、結構みないいお値段。


たしかにお高いだけにクオリティは高いんだけども、
そんなに大きいものでもないし、
どうしようか悩んでいたところに、あるものが飛び込んできた。



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21世紀ペーパークラフトというところが出版している、
国宝 弥勒菩薩像のペーパークラフトだ。


実にA4版で84ページ!完成すると全高63センチ!

しかも、推定制作時間36時間〜となっている。
急いで作っても最低36時間かかるということだ。


ひー!


考えただけで気が遠くなる・・・






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買ってはみたものの、中身を見て頭を抱えた。

はたして、雑な俺にこんな高度なもの作れるのか・・?



しかし、逆に考えたら、たとえ大変だったとしても、
たかだか3500円くらいで、63センチものでっかい弥勒様ができる、
そして、自分で作った弥勒像であれば、嬉しさも何倍?

と考えたら、取り組んでみる価値はあるかなと。



検索すると、やはりこのペーパークラフトを完成させた猛者、
諸先輩方がいらして、製作日数が50日かかったとか書いていらっしゃる。


しかし俺の性格上、毎日少しずつコツコツ・・というのは絶対ムリ。

とにかく勢いだけで行ってまえー!と、唐突に製作開始。


製作に際し、あるものを買った。



切り絵アーティストの、蒼山日菜さんが監修した、切り絵用極細はさみ。


俺は、カッターで物をまっすぐ切れないので、
カッターよりもはさみでチョキチョキやったほうが、
きれいに切れるし、絶対に時間短縮になると思ったから。


いやー、このはさみ、スゲェ!

すごい切れ味で、なおかつ先が極細になっているので、
細かいパーツも、クイッとターンしてバッサバサ切ることができる。


特にこの弥勒菩薩像には、
長い直線を切るようなパーツはほとんど無く、
この小さなはさみの一切りで届くような部分ばかり。


もう、この弥勒菩薩像のためにあるようなはさみ、
と言っても過言ではないくらい、ピターッとハマった感じだ。






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こんな感じでパーツを切り出して、





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模型用のけがき針を使って、山折り谷折りに沿って、
軽く折り目をつけていった。

アイスピックでも千枚通しでも、釘でも、なんでもいいと思うけど、
指とかの超細かいパーツの時は、細ければ細いほうがいいと思った。




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ちょっとピンぼけだけども、定規をあてて折り目のアタリをつける。





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完全に折らずに、曲げるだけのパーツもあるんだけども、
説明書にはそこまで細かくは書いてないから、
合わせながらやっていく感じ。


ここでは自分の柔軟性が試される。
わかんねぇよ!コンチクショー!などと、
いちいち腹を立てては負けだ。負けなのだ。





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俺は、接着には木工用ボンドを使った。

乾くと硬く透明になるので、いろいろ使い勝手がいいのと、
紙なので、強引にくっつける時も、
ボンドを染み込ませてグニャグニャにすると、
たいがいはどんなパーツでもくっつけられる。





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こんな感じで、ほとんどのパーツは、
のりしろが互い違いになっていて、ガッチリ付くようになっている。




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裏側。

いやー、CADとはいえ、どういうプロセスを経たら、
こんな図面作れんの?

というくらい、正確に緻密な設計。


すごい!クレイジーだ!


これは世界に誇れる技術なんじゃないかい?
すごいな、21世紀ペーパークラフト。


ということで、説明書の順番通りに作っていく。



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初日は、台座と左足まで。

ここまで3時間だった。







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二日目は胴体。

比較的大きいパーツ構成で、組んでいても楽しく、一気にここまで。


しかし、作業時間は4時間。合計7時間。






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三日目はお顔。

ここが一番の見せ場なので、気合が入るところだ。




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こんな感じで、額から鼻のTゾーンを作ったあと、
別々に作ったまぶたを貼って、



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こんな感じに。

さらに、唇、鼻の下のほうれい線あたりを組み、
ほっぺ、顎を作っていく。


詳細は端折るけど、耳がとにかくわけわからんかった。

説明書に写真で解説されているけど、
平面なので何が何やらさっぱりわからない。


謎が解けた時は本当にうれしかったなー。




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結局、帽子を貼る角度を間違えたりして、お顔は散々だった。

お顔に5時間半。合計12時間半。



次の日は、この像で一番小さいパーツの、手だ。


一本の指がほぼ3分割のパーツなので、
左右合わせて指だけで約30個。


これだけで目眩が・・





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このパーツは細かいので、流石に快くんもちょっかい出してくる。





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結局この日は右手だけ。

右手だけで3時間。合計15時間半。


写真は端折りますが、左手は二時間半。合計18時間。


ここまでで上半身が完成!


よーし!この調子でさっさと下半身も完成だー!

なーんて思っていたが甘かった。



説明書にも下半身は難所なので細心の注意を払え的な事が・・


下半身は、全部で9つのパートに分かれていて、
説明書にも、1/9〜2/9・・と明記されている。





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最初のうちはまだ良かった。

ここまで作って慣れたこともあって、けっこうサクサク行けた。


下半身4/9のところで、腰と右足まで。

ここまでで5時間。合計23時間。




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ちなみに、ペーパークラフトはプラモデル作るのと違って、
有機溶剤とか、プラやメタルの切り子、
誤飲するようなものを使わないので、茶の間で作れる。

なので快くんが終始こうやって応援?見守り?してくれた。

うれしいニャー。







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そして、下半身も折り返し地点を過ぎた頃、
ここまでは順調だったけれども、





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袈裟のスカート(?)部分のあたりから、超難しくなった。


立体も複雑になってきて、パーツによって折り加減が違い、
もー、何が何やら・・・


ここまで2時間半で、合計25時間半。




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なんとかかんとか7/9。

ここまで3時間半、トータル29時間。




そしてついに!


下半身すべてが完成して、すべてのパートをはめ込み、



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組立完成!



うおー!でけぇ!


すごい迫力、というか慈悲深く荘厳なお姿。


最後のパートは4時間。


トータル33時間!



予想最低時間より3時間も早かったぜぃ!


いやー、でもしんどかったわ。
本当にしんどかったわ。



しかし、これもひとえに、
切り絵用はさみの恩恵だな。これに尽きますわ。

カッターでやってたら、こんな時間じゃ終わらなかった。絶対。



このはさみを監修した蒼山日菜さんに、
感謝状贈りたいくらい。


そして、やはり、俺の性格上、
多少無理しても短期決戦で一気に仕上げる、というスタイルを貫いて、
モチベーションを切らさずに来て良かったわ。



しかし!


短時間で仕上げた故の弊害も。



ところどころ、パーツの合わせが甘かったりして、
隙間は空くわ、折り目が雑だわで、
のりしろの白い部分が見えちゃったりして、
ちょっとこの状態で完成とは言えない。


そこで、修正を試みた。




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お顔のパーツ。

ほっぺから顎にかけて、隙間があるのがおわかりでしょうか。




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それを、木工用ボンドを塗りたくって埋めていきます。

乾くと透明になるので、気にせず塗りたくります。





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そして、今回はガンプラ用のウェザリングマーカー数色と、





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パステルを使って合わせ目などに塗って修正しました。


ちなみにこのパステル、ジオラマに使おうと、
数年前に画材屋さんでなんとなく購入したものの、
ずーっと使わないでいたんだけど、やっとここで日の目を見た。


というか、数年前のあの日、
この時のためにこのパステルを買ってたんだな。

未来の自分に送ったんだ。

タイムマシンだな。




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修正してこうなりました。


このままだと、触ったりしているうちにパステルが剥がれてしまうので、
スプレーの透明ニスでコーティング。


だけども、変にツヤが出てしまったので、
その上から、つや消しクリアーをスプレーしてツヤを整えた。






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本当の完成!


どうですか。全高63センチ。

圧巻の存在感です。






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斜め後ろの造形も素晴らしいですよ。


さすが国宝。


そして、この国宝をペーパークラフトという形で完全再現してくれた、
21世紀ペーパークラフトさんに、拍手を贈りたいと思います。


素晴らしい!


そして、よくぞこういうものを開発してくれました。


ありがとうございます!






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もう、このお顔を見ていると、時を忘れますわ。

いつまでも眺めていたい。



これは、YUKINEの事務室に置いて、
澄んだ気の中で仕事しようと思います。


でも、ペーパークラフトはもうお腹いっぱい。

プラモデルに戻ります。



posted by わこう at 23:43| Comment(0) | アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月23日

Fast and Loud。


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最近、メッチャハマっている番組がある。

ディスカバリーチャンネルでやっている、Fast and Loud。



最近、旧車を仕入れてレストアしたりカスタムしたりして転売するといった、
クルマ系の番組が増えてきて、いろいろ見ているんだけども、
Fast and Loudはダントツにおもしろいな。


ディスカバリーチャンネルのFast and Loudのページはこちら。


オーナーでもありバイヤーでもあるリチャードが、
変なクルマやシブい車を見つけてきて、
メカニックのアーロンが、独特のセンスで車を仕上げる。

で、できあがった車をオークションなどで転売し儲けを出す。


リチャードもアーロンも、いろんな意味でそれぞれブッ飛んでいて、
そのやりとりや、製作プロセスがとにかくおもしろいんだー。


メチャクチャな納期とシビアな予算、
たまにカスタムの方向性でリチャードとアーロンの意見が合わずにケンカになったり、
内装の外注先であるスーおばさんとの毒舌まじりのやりとり、
顧客に対して「死ぬほどダサい車だな」と平気で言う・・

などなど、いろんな悲喜こもごも(笑)があって、
カスタム内容だけでなく、その人間関係のやりとりも笑えてマジでおかしいんだよ。


毎週笑っている。



でも、つくり上げる車のセンスは、俺はバツグンだと思うんだな。

このあたりは、好き嫌いが非常に分かれるところだと思うんだけども。


とにかくアーロンの独特なセンスにはいつもブッタマゲーションだ。


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これはオールズモービルのクーペなんだけども、
エンジンやミッションなどの機関系はバリバリに仕上げ、
外装は経年劣化から出た塗装のハゲの風合いをそのまま残して、
つや消しクリアのトップコートしただけ。、




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このリンカーンも、バンパーなどはもともとピッカピカのクロムメッキだったものを、
わざとつや消しにして、ペタペタにローダウン。

確か、この大口径ホイルが入らなくて、
そのためだけにタイヤハウスの中を加工したんじゃなかったっけかな。


そして今週は、


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死ぬほどダサいと言った、フォードフェアモントを買い取り、
これをドリフトカーにするというコンセプトで、大きめのデフやブレーキに変えたり、
太めのタイヤを入れるために、フェンダーをふくらませる加工したりと、
バリバリのドリフト車に。

しかし外装はクロム仕上げ。

いやー、この大胆な発想。


結果的に、この車はオークションに出しても誰も関心を示さずにお流れ。


でも、俺はこのブッ飛んだセンスが好きだなー。


レストアにもいろんな方向性があって、
とにかくオリジナル重視で、当時のパーツや仕様を忠実に再現するところも多いけど、
俺はこういうフリーダムな感覚で楽しんでカスタムするこの方向性が好きだ。



最近、バイク模型をいろいろとカスタムして作っているけれども、
実はこの番組からの影響がとても大きく・・


アーロンの、既成概念の枠にとらわれず、だけどもオリジナルも尊重しつつ、
その相反するところのバランスが絶妙なんだよなー。

と、俺は思う。



で、俺は内装屋のスーおばさんとリチャードとのやり取りが何気に好きで、
いつも爆笑しながら見ている。

タイトな納期とケチな予算で、
いつもスーおばさんにハチャメチャな依頼をするリチャード。

スーおばさんは、文句も言うけれどもなんだかんだ言ってもちゃんと納期を守る。


で、Fast and Loudの動画をいろいろい検索していたら、
こんな動画を見つけた。


いやー、笑った。


アメ車好きにはたまらん番組です。


おすすめ。

 

posted by わこう at 04:09| Comment(0) | TrackBack(0) | アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月17日

みはらかつお展に思う。

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仙台在住で、俺が一番COOLで実力派だと思っているアーテイスト、
みはらかつお展が今月末から開催される。


どんなアートかというと、白地図に自由に色を付けていくという、
独特でシンプルな作風なんだけども、シンプルかつ緻密でサイバーで、
俺はみはらさんの作品が大好きなのよ。

みはらさんのキャリアは凄くて、過去に二度、パリで個展を開きとても高い評価を得ている。


二年前にも個展があり、りえさんと行ってきたのを記事に書いた。

その記事はこちら。



ホントはどんな作風かすぐわかる何かがあればいいんだけども、
みはらさんのウェブサイト、探したんだけども見つけられなかった・・


さて、関西に移住してきて最近痛切に感じることは、
俺は本当に井の中の蛙だったなーということ。

それなりにいろんな所に行ったりいろんな事やったりしてきたけど、
腰据えてその土地で動いてみると、いろんなことがわかってくる。


俺は主に模型の世界だけども、やはり仙台でムツムツと一人でやっていた時には、
全く知らないこともたくさんあったし、
自分の作風が他の地域で通用するのかどうなのかすら計りようもなかった。

だけども今は、まわりに世界に通用するレベルのモデラーさんやプロや、
コンテストにいつも入賞している人や、そんな人達が当たり前にいて、
自分がいかに小さい世界でやっていたかが良くわかった。


そういう意味では、りえさんはジュエリーアーティストとして長く活動していて、
仙台だけじゃなくて全国各地にファンやクライアントさんがいて、
ずーっと活動を継続できるっていうのは、身内ながらスゲーなーと思うよ。マジで。


仙台にはアーティスト活動している友人も何人かいるけども、
仙台だけじゃなくていろんな場所で活躍してほしいなーと、老婆心ながら思ったりする。


できれば、グループ展なんかじゃなくて、やはり個展で勝負して、
多くの人に知ってもらったり地道にファンを増やしたりしてほしいなーと。


そういう意味では、パリで成功したみはらさんは前を走っている人っていうことになるな。

もともとみはらさんとは、奥様がうちの店に通ってくださったことから始まった御縁だけども、
いつも夫婦仲良くてねー。

微笑ましいよ。


俺は今回の個展には行けないけども、みはらさんの新作のクオリティは、
また素晴らしいんだろうなーと容易に想像がつく。


可能な方はぜひ見に行ってみてください。

みはらかつお展

2012.11.27(火)〜12.2(日)  11:00〜19:00

仙台アーテイストランプレイス SARP

SARPの公式サイトはこちら

〒980-0012
仙台市青葉区錦町1-12-7 門脇ビル1F
022-222-0654


みはらさん、関西から応援してますよ!


 
posted by わこう at 13:50| Comment(2) | TrackBack(0) | アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月07日

地図アート みはらかつお展。


今日、仙台で活動している地図アーティスト、「みはらかつお」さんの個展に行ってきた。

「地図アート」とは、俺が勝手につけたカテゴリなんだけども、
知らない人に、みはらさんの作品のことを一言で説明するには、
一番この言葉が伝わりやすいと思った。


どんなものかというと、白地図に色を乗せていくという、
一言で言ってしまえばそういうものなんだけども、
みはらさんの作品は、その一言では片付けられないセンスとクオリティがある。

抽象画とかモダンアートの部類に入るのかな。



みはらさんは、過去に二回パリで個展を開き、
大盛況だったという、実力派のアーティストだ。


そんなアーティストが仙台で活動しているなんて、うれしくなっちゃうなー。


みはらさんが過去に行った個展のギャラリーさんの記事はこちら。



そもそも、みはらさんとの出会いは、
奥さまが、ウチのお店でやっている、
「ほずみちゃんのクッキングレッスン」に来てくださったのが始まり。


その後何度かお店にご夫婦で来てくださって、今回の個展を知った。

本物のみはらさんの作品を見るのは初めてだったんだけども、
いやー、すごかったねー。


すごいクオリティだったよー。


ベースとなる白地図とキャンバスの、絶妙な空間の使い方、
緻密に塗り込まれた様々な色。

そして、その色使い。

いやー、とても繊細だ。


ある意味、ドット画のようなサイバーな感じがありながら、
それでいて、すべてが手作業で、あえてデジタルではなくアナログで色を塗っていく。


「この部分にこの色の組み合わせかー!」と、
思わずうなってしまったり凝視してみたり。

久しぶりに見応えのある絵を見た感じだなー。


みはらさんが言うには、昔は自分のちからだけで、
「どうだ!」っていう感じで絵を描いていたそうなんだけども、
ある時から、「他の力を借りてもいいんだ」と、ある意味悟りにも似た境地に達し、
「白地図に色を乗せる」という作風にたどり着いたんだって。


ちなみに、みはらさんは俺と同い年。

語らなかったけれど、
やっぱりそれなりにいろんな人生経験を摘んできたから達した境地なんだろうな。

そんなみはらさんの人間性がプンプンと出ている、素晴らしい作品だった。


一緒に行ったりえさんも、何度も何度も魅入ってたもんな。
珍しいんだよ。りえさんがそんなに魅入るのは。

それだけみはらさんの作品は素晴らしいのだ。




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大作の前でみはらさんと。

ちなみに、後ろの大作は、神奈川から富士山にかけての広範囲な地図。
製作期間二年だって。





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りえさんともツーショット。


ちなみに、自分の家のまわりの地図や、好きな場所の地図を使って、
オーダーで描いてくれるんだって。


会期は今度の日曜12日まで。

仙台の人は、ぜひ一度見ておくことをオススメする。


みはらかつお展 "couleur de la terre"

場所 SARP 仙台アーティストランプレイス
仙台市青葉区錦町1-12-7 門脇ビル1F
Tel/FAX 022-222-0654




必見です。(いとけんちゃん、見ておいた方がいいぞー。)

 
posted by わこう at 21:12| Comment(0) | TrackBack(0) | アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月05日

とんぼ玉展 会期延長。

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先月より約1ヶ月間、とんぼ玉作家、
遠藤信子先生のとんぼ玉展を開催させていただいてきました。

本来は、12月5日で会期終了の予定でしたが、
大変うれしいことに、お問い合わせやご要望が多数ございまして、
会期を延長することにいたしました。

12月26日(日)まで開催いたします。

うわー!見逃したー!とか、行きたかったー!とか、もう一度見たい!というかたは、
素晴らしい作品を見られるチャンスですよー!


遠藤先生の作品は、こちらの過去記事に書きました。


思わずため息が出るような素晴らしい作品の数々です。


ぜひお越しくださいね!



お待ち申し上げております。
ラベル:とんぼ玉
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2010年10月28日

俺のとんぼ玉の先生、夢遊楽個展開催!


まくろび庵の方に記事を書いたんだけども、珈琲バカにも告知します。

11月6日より約1ヶ月間、俺のとんぼ玉の先生、
「夢遊楽(むゆうらく)」こと遠藤信子先生のとんぼ玉展を開催します。


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俺もこのBLOGにたびたびとんぼ玉の記事を書いているけど、
俺の作品なんて先生の足元にも及びません。はい。

とにかくレベルが違いすぎる・・・。


必見の価値あり!

ぜひお越しください。


イベント詳細は、まくろび庵のBLOGで。

こちらからどうぞ。


よろしくお願いしまーす!

 
ラベル:とんぼ玉
posted by わこう at 14:58| Comment(0) | TrackBack(0) | アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月30日

とんぼ玉 9/23。

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先週の木曜日も、とんぼ玉レッスンだった。


今回は、とんぼ玉の基本模様の1つでもある、「点置き」を。


点置きとは、地玉を作ったあと、まん丸に溶けたガラスを置き、それを溶かし、
またその溶けた丸の上から、違う色のガラスでまたまん丸で点を置き・・・と、
何回もそれを繰り返すことによって、幾重にも丸が重なっていく模様だ。


ということで、まず最初に作ったのは、





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これ。


クリアブルーの地玉に、白、青、白、ライムグリーンの順番で、丸を作ってこうなった。




2つ目は

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これ。

黒い地玉に、白、黒、白、黒、白と置いていって、最後に赤い点を。




で、3つ目は、途中までは2つ目とおんなじ。



で、できた円の上下左右の4方向をひっかいて伸ばし、丸を四角にする。

そうすると、


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こんな感じの模様になるんだけども、
これは、完成後、急激に冷やしてしまったので、



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家に帰ってテーブルの上に置いていたら、突然パーンと真っ二つに割れてしまった。



あーあ・・・。





そして、今回の俺のお気に入りは、偶然の産物となったんだけども、

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これです!

白い地玉に、黒、白、黒、白、黒と、2色だけを使ったモノトーン。


だけども、地玉にススが入っちゃって、真っ白だったのに、グレーになってしまった。



だけど、偶然ではあるけれど、なんかこれはこれでイイ感じだ。


俺が作ったとんぼ玉を、りえさんが欲しがるなんてほとんど無いんだけども、
珍しくこのグレーのとんぼ玉は欲しいと言っていた。



そんな感じのとんぼ玉でした。


またまた精進精進。


 
ラベル:とんぼ玉
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2010年09月17日

今週のとんぼ玉 9/16。


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本当は、先週もとんぼ玉レッスンだったんだけども、
プラモの記事が先行してしまったので、今週は2週分まとめてとんぼ玉の写真を。


以前作った、青空を飛ぶ鳥をイメージした、
水色のとんぼ玉がとても好評だったので、また作ってみた。



今回はまず、地玉にちょっとだけ濃いブルーを使って、


DSCN1613.jpg
みんな感じに。

ちなみに、グレーっぽいのと白を使って雲を表現したつもり。






で、次に、水色のやつをもっと大きく作ろうと思ったんだけど、


DSCN1614.jpg
こんな感じで中で割れてヒビが入ってしまった。

とんぼ玉に主に使うガラス棒には、ナマリとソーダガラスの2種類があって、
ナマリとソーダをあわせて使う場合、相性があって、
相性が悪いと、こんな感じで割れてしまうんだって。


あーあ・・。


ちなみに、ナマリのガラスは、火で溶けると柔らかく、ソーダの方が若干固い。


だから、俺みたいな下手ッペは、地玉に、ソーダガラスを使った方が、
形が崩れづらくていいなー。



で、今度は、まったく違うイメージで、炎をイメージして、





DSCN1620.jpg

こんな感じ。


なかなかいい感じだべ?



違う角度からだと、



DSCN1621.jpg
こんな感じ。




先週のは、1個割れちゃったのが惜しかったけど、ひとつ勉強になった。












DSCN1764.jpg

さて、今週の部。


以前、ガラスアーティストの響ともみちゃんから、
イタリア製の、「モレッティ」というガラス棒をいただいた。

今週は、そのいただいたガラス棒を使って作ってみた。



ともみちゃんありがとー!

ともみちゃんのBLOGはこちら。




モレッティは、ソーダガラスよりもさらに硬く溶けにくい。

先生曰く、モレッティの場合は、モレッティだけで、
他のガラスは混ぜて使わないんだそうだ。



実際に作ってみると、確かに硬くてなかなか溶けない。

やっとの思いで地玉を作って、2色合わせて、

DSCN1776.jpg
こんな感じ。

紫の地玉に、うっすら白っぽいまだらが入ってるのがわかるかなー。





で、次に、金色のキラキラが入っているガラス棒があったので、
細引きして伸ばしたヤツを、模様として使った。


DSCN1772.jpg
こんな感じで。

茶色の地玉に、キラキラが入ってるのがわかるかなー。




今度は、それを応用して、もっと細引きにしたものをパーツとして使ってみた。


DSCN1771.jpg
こんな感じ。

超細くキラキラが入ってるのがわかるかなー。


なんだか乙女チックね。うん。




そして最後に、乳白色のガラス棒があって、それを地玉に使って、
さらに、先生が持っているモレッティでパーツを作ってくれて、
それを使って作ったのが



DSCN1767.jpg
これ。


だけど、乳白色が変質してなんとも言えない赤茶けた色になってしまった・・・。


先生曰く、モレッティを使う場合は、エアバーナーではなく、
もっと火力の強い、酸素バーナーじゃないと、こういう風に変質したり、
ススが入って黒っぽくなったりするんだってさ。


いやー、奥が深いねー。ガラスの世界も。


と、こんな感じで、出来のいいものとそうじゃないもの、
いろいろゴチャ混ぜの作品でした。


さらに精進精進。


 



ラベル:とんぼ玉
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2010年08月24日

今週のとんぼ玉 8/19。

DSCN1369.jpg

今月は、仙台の花火大会と、お盆休みがあったから、
2回とんぼ玉レッスンをお休みしたから、久しぶりのとんぼ玉レッスン。


今回は、前回うまくできなかった陰陽をひたすらやった。




前回、先生が作った、陰陽マークが入ったとんぼ玉のお手本は、



DSCN0997.jpg
こんな感じ。やっぱりうまいよねー。


っていうか、先生だし。



で、今回俺が作った陰陽のとんぼ玉の1個目は・・・




DSCN1376.jpg
これ。

先生のお手本とはほど遠いね。



反対側にももうひとつ陰陽マークを作ったんだけども、そっちも・・・




DSCN1378.jpg
こんな感じ。

ニコちゃんかっつーの。






で、2つ目も・・・

DSCN1374.jpg
こんな感じ。




陰陽マークを作ったあと、玉全体の形を整えようとして、
あぶりすぎちゃったんだよなー。


だから、せっかくの陰陽マークが、地玉に溶け込んじゃった。





で、今回の一番出来が良かったのは・・・




DSCN1372.jpg
これ。

地玉に溶け込んでないし、そういう意味ではまだ一番マトモかなと。


先生からは、

「玉の形はだいぶ上手になったんだけど、模様がイマイチね。」

と。



はたして、いつになったらお手本と同じように作れるのだろうか・・・。



そもそも同じように作れる日が来るのだろうか・・・。



そして、そんなに陰陽マークにこだわる理由があるのか・・・。





また次回も精進精進。


 
ラベル:とんぼ玉
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2010年07月31日

今週のとんぼ玉 7/29。


DSCN0986.jpg
今週もとんぼ玉レッスンに行ってきた。

今週、俺が作ったのは3個。



先週、空を飛ぶ鳥をイメージした、

DSCN0876.jpg
こんな感じのを作ったんだけど、
先生が作ったガラスパーツを、羽のところに使ったらいいんじゃないかと。

より翼っぽく見えるように。


ということで、パーツをわけていただいて、トライしてみた。


結果は・・・


DSCN0989.jpg
こんな感じに。

まぁ・・翼に見えなくもない・・かなー・・。




ちょっとだけ角度を変えて、

DSCN0991.jpg
こんな感じ。


パーツっていうのは、あらかじめ何種類ものガラスを、
ねじったり引っ張ったりしておいたものを、切って乗っけて使ったり、
点置きと言って、熱して溶けた状態で地玉にチョンとくっつけて使ったりする。

あらじめパーツを作っておくことで、
複雑な模様を表現することができるのだ。


今回、初めてパーツを使わせてもらったんだけど、難しかった。






DSCN0997.jpg
そして次は、マクロビオティックをする上で、陰陽は欠かせないので、

陰陽のマークを作ることに。

この写真は、先生が作ってくれた見本。







DSCN1003.jpg

ちゃんと、陰陽の形がハッキリしているし、ピカピカとツヤもある。




だが・・・




俺が作ったのは、



DSCN1002.jpg
こんなんだった・・。

あぶる時間が長すぎて、表面に気泡が入ってしまってガサガサになっちゃった。


陰陽マークの形もイマイチ不格好で・・・。



でも、初めてこういう模様にトライしてみた割には上出来かなーと自画自賛。



ちなみに、この玉は、今日、東京から来てくれた、
ゲイのスピリチュアルヒーラー、エイちゃんのお友達、ナカちゃんにあげちゃった。


※ナカちゃん、今度はもっと上手く作ったのをあげるからね!





そして、今週のお気に入りは、



DSCN0992.jpg

これです!


本当は大胆なファイヤーパターンを作りたかったんだけど、
色のガラスをいろいろ乗せ始めたら、ちょっと細くて複雑な線にしてみたくなって、
ひっかいたり重ねたりしてこんな感じに。



別な角度からは、


DSCN0994.jpg
こんな感じ。

なんか、仏具っぽくね?


これはこれで、個人的にはとても気に入ってる。


ただ、同じようなものを意図的に作れるかというと・・・自信ない。






と、今週はこんな感じのとんぼ玉だった。


来週は、仙台七夕の前夜祭で、花火を見るのでお休みでーす。

 
ラベル:とんぼ玉
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2010年07月23日

今週のとんぼ玉 7/22。


DSCN0894.jpg

今週もとんぼ玉レッスンに行ってきた。


先週、空を滑空する鳥を表現しようと思ったんだけど、
散々たる結果だった。


先週の記事はこちら。



で、今週はそのリベンジマッチとなったわけだ。



先週は、ブルー系で透明なガラスを使ったんだけど、
今回は、不透明なガラスで青空と雲を表現してみたかった。


で、今週の青空版の1個目は


DSCN0892.jpg
こんな感じ。

かろうじて鳥に見えるかなー。


先週の失敗は、鳥を表現する茶色のガラスが太すぎたのだ。

なので、今回は、あらかじめ細ーく伸ばした線状のガラスを作っておいて、
それをくっつける感じに。


ガラスは溶け込むとジワーッと太くなってしまうので、
溶け込んでもいいくらい細い線を作っておいたらいいんじゃないかと、
先生にアドバイスをいただいていた。

なので、細い線をいっぱい使って、1個1個ピンセットでくっつけていって溶かし込む。



でも、線の置き方が悪いと、バーナーであぶったとたんに線が切れてしまう。


で、切れた線をまた別なガラスで繋ぐと、

DSCN0893.jpg
こんな感じになっちゃう。

鳥っていうか使徒っていうか・・・。
こんなのが空に浮いてたら怖い。(笑)



でも、先週の大失敗よりはだいぶマシになったなーと自画自賛。


失敗は成功のマザーって言うからな。



で、次は、夕焼け空に飛ぶ鳥を表現したくて、

DSCN0887.jpg
こんな感じに。

こっちは、透明感バリバリのガラスで地玉を作った。




で、あまり透明じゃない地玉で作った別バージョンが、


DSCN0883.jpg
こんな感じ。



線の置き方にも慣れてきたから、


DSCN0886.jpg
こんな感じでいっぱい鳥を飛ばしてみた。





DSCN0885.jpg
別な角度では、縦バージョンで。





そして、今週の一番のお気に入りは、


DSCN0879.jpg

これです!

この、ターコイズブルーのブルースカイと雲を再現したかったのよ。

鳥も、まぁまぁ鳥っぽく見えるかな−。




ただ、別角度では、やっぱり線が切れちゃって、

DSCN0876.jpg
こんな感じになっちゃった。

鷲とか鷹っていうより、カモメとかハトののシルエットだな。こりゃ。



でも、4回目でこんだけ作れれば上等だべ。


先生にも、「ガラスの扱い方にも慣れてきて、いいんじゃないのー!」
と、ほめられた。エヘヘ。


あとは、もっとクオリティを上げるために精進精進。



来週はまた新しいデザインに挑戦してみるのだ。


 
ラベル:とんぼ玉
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2010年07月17日

今週のとんぼ玉 7/15。

DSCN0656.jpg

今週も、とんぼ玉レッスンを受けてきた。


これから可能な限り、その週に作った作品をアップしていこうと思う。
どんなものを作ったか忘れないためにも。

記録にもなるしね。




ということで、今週は、空を飛ぶワシとかトンビとか、
そういったイメージのものを作りたくて無謀にも挑戦してみたわけだ。

最近、すっかりハマッているバガボンド。

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その、井上雄彦先生が描く世界に、
時折、鷹のような、ワシのような、トンビのような鳥が、空高く飛んでいる場面が登場する。

そんな世界を作ってみたかったのだ。



イメージで言うと、


washi.jpg
こんな感じね。





ところが、現実はそう甘くなく、


DSCN0661.jpg

スパイダーかっつーの。








DSCN0659.jpg

クジラかっつーの。












DSCN0658.jpg
なんとなく近くなってきたけど、まだまだ・・・











DSCN0662.jpg

キャァァァァァァー!


ヒルかっつーの!




と、現実は厳しい。



気を抜くと、溶けて地のガラスと交じってボヤーンとなってしまう。



一応、先生に、アイディアを出していただいたので、
来週はもうちょっとうまくやりたい。





で、先日作ったとんぼ玉の何個かに、サンドペーパーをかけて、
つや消しのマット仕様にしてみた。





DSCN0669.jpg

ジャジャーン!



こっちはいい感じだべ?

マットになって高級感が出た感じ。



そんな感じで、今週のとんぼ玉は、なんというか敗北感をタップリ味わうこととなった。



来週もお楽しみにー!

 
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2010年07月09日

俺のとんぼ玉。


DSCN0599.jpg
実は最近、とんぼ玉を習い始めた。

昨日、3回目のレッスンが終わった。




とんぼ玉作家の遠藤先生は、おふくろの古くからの友人でもあり、
遠藤さんの息子さんが俺の中学校の友達でもあり、なにかと昔からご縁があるのだ。

遠藤さんが去年開催した個展の作品はこちらの過去記事でどうぞ。



去年、遠藤さんの作品を見たとき、今までのとんぼ玉のイメージが、
いい意味でぶっ壊れて、

「俺もいつか作ってみてぇー!」

という衝動に駆られた。



1年越しではあったが、やっと実現したわけだ。


いやー、ガラスの不思議な世界に、ヤラレっ放し。

すっかりハマッている。



楽しいわー。とんぼ玉。


まだまだ、作品と言えるレベルじゃないけど、
遠藤さんに教わりながら、無心で作っている。

いやー、我を忘れて没頭しまくり。


ということで、俺が作ったとんぼ玉をちょっとだけ公開する。




DSCN0607.jpg
これが、俺が人生で初めて作ったとんぼ玉。

なんか、作りたいイメージとはまったく違くなっちゃったけど、
これはこれでいいかと。






DSCN0591.jpg

これが、2回目のレッスンの時に作ったもの。






DSCN0593.jpg
これも2回目。遠藤先生にいろいろと手伝ってもらったり、
見本を見せてもらったりしながらなんとか作ったモノトーン。




DSCN0598.jpg
銀箔を使わせてもらって作った、地球のイメージ。








DSCN0620.jpg
先生が手伝ってくれて作った、炎をイメージして作ったもの。








DSCN0605.jpg
で、これは先生のお手本を元に俺が作った、もう1個の炎柄。







DSCN0597.jpg
虎をイメージして作ったもの。





で、りえさんも一緒にとんぼ玉を習っているんだけど、


DSCN0600.jpg

りえさん作。

他にもあるんだけど、りえさんの方がやっぱり美大卒だけあって、
繊細でセンスがいい。



俺は、男が好むとんぼ玉をテーマにして、
これからいろいろ作っていこうと思う。


無骨なヤツとか。


そのうち、道具を揃えて家でもやることになるんだろうなー。


そのくらいハマッている。



いやー、楽しいぞ!とんぼ玉。

 
ラベル:とんぼ玉
posted by わこう at 20:47| Comment(2) | TrackBack(0) | アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月14日

左脳派or右脳派画像のタネ明かし。


2年くらい前、ネットで一時話題になった、
自分が右脳派か左脳派かがわかる画像をご存じだろうか?




lr.gif

この、回転している女の人、どっち回りに回転しているように見える?



実はこの画像、視点を変えるだけで、どっち回りにも見えるようになっている。


不思議だよね−。これ。



右回り(時計回り)に見えれば右脳派、
左回り(反時計回り)に見えれば左脳派なんだそうだ。





で、最近、この画像のタネ明かし的な画像が公開された。



I72qO.gif
ソース元はこちら。

真ん中が元画像。


そして、左右それぞれに同じ画像があるけど、
腕や腕の付け根、太ももやおしりの割れ目にそれぞれ線を入れて、
さらに、赤い線と青い線で左右に分けると、ハッキリと違いがわかる。


俺も初めてこの画像を見たとき、どうなってんだろうって、「?」がいっぱいだったんだけど、
このタネ明かし画像のおかげで、やっとスッキリしたー。



今晩はよく眠れるぞ−。


 
posted by わこう at 00:20| Comment(0) | TrackBack(0) | アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月15日

CKBにハマッてます。


今さらながらクレージーケンバンドにハマッている。


こう・・渋いのに二枚目を狙わず、オチをつける、
そんな芸風(?)にノックアウトだ。

結果的にカッコイイんだもん。




ガール!ガール!ガール!ガール!ガール!ガール!
クレイジーケンバンド

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最新アルバム  ガール!ガール!ガール!。


いやー、すごいクオリティ。



サウンドは、ピカイチにうまいのに、音で遊ぶ。
いやー、笑ったー。このアルバム。


もちろん、オチのないカッコイイ曲も入ってるんだけど、
大半の曲に何かしらのオチがついてる。


そして、剣さんのシャウトにますます磨きがかかっている。
声、絶好調って感じだ。


このまま突っ走ってほしいなー。



で、このアルバムの曲、西友のCMに使われてるんだねー。

テレビ見ないから知らなかった。




西友CM 奥さんの1日編。





西友CM 自転車編。







これが原曲。




いやー、すげぇ。


「奥さ〜ん・・。」



「奥さん。」


「奥さん。」


「奥さん。」



「奥さ〜ん・・。」




が頭から離れないッス。(笑)






この絶妙なセンス、天才だわー。



 

posted by わこう at 19:02| Comment(1) | TrackBack(0) | アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月18日

和室の玄関がグッと締まる。


先日、北原ハーブガーデンで行われている、
書家 佐藤華炎さんの書展に行ってきた記事を書いた。

その記事はこちら。


当日は、華炎さんもハーブガーデンのオーナーさんも忙しく、
作品をひとつ買ったんだけど、持って帰ることができなかった。



が、先日、おふくろがハーブガーデンに行ったときに、
預かってきてくれた。



早速、店の玄関に飾りました。








DSCN7524.jpg
こんな感じ。



とはいえ、「人生バカ」と書かれた額も、華炎さんの書なんだけど、
今回買ったのは、








DSCN7529.jpg
この皿。


最近、華炎さんは、陶芸もしているようで、
初めて、自分でこねた皿に書いたという記念すべき力作。


うわぐすりの色もいい感じで出ていて、書とピッタリ。




DSCN7526.jpg
隣の仙人像も、なんだかうれしそうだ。


ちなみに、この仙人像も、1本の太い竹を削って作ったもので、
おそらく、ベトナムの工芸品かと思われるもの。

お気に入りだ。



まくろび庵の和室の玄関も、またグレードが上がった感じだな。




ご来店の際は、ぜひご覧ください。



華炎さん、ありがとう。


 
ラベル:華炎
posted by わこう at 01:32| Comment(0) | TrackBack(0) | アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月12日

華炎さん書展 草の庭。

DSCN7476.jpg
以前、ウチの店で書展を開いていただいた、
書家の佐藤華炎(さとうかえん)さんの、新作書展が開催されている。

ウチの店で以前行った書展の記事はこちら。


最近、少しずつ、アーティスティックな方々とつながる機会が多く、
作品展を見に行ったり、個展を開いてもらったりする機会が増えてきたので、
カテゴリ「アート」を追加した。


さて、今回の書展は、以前、このBLOGで書いた、
とんぼ玉展と同じ会場、北原ハーブガーデン。



北原ハーブガーデン
仙台市太白区柳生字北原32

Tel. 022-241-1168



いやー、今回も華炎さんの新作・力作が勢揃い。

すごいクオリティーだったー。



ということで、また例によって、写真で一部紹介。
※もちろん、華炎さんから撮影許可をいただいています。



今回のテーマは、前回の春に行った「花の庭」に続き、「草の庭」。

ハーブガーデンの中での開催ということもあり、
爽やかな作品がたくさん展示されていた。








DSCN7464.jpg














DSCN7452.jpg















DSCN7468.jpg
写真奥(右側)の掛け軸は、地元新聞主催の「河北展」入賞作。

やはり、すごい迫力。















DSCN7479.jpg












DSCN7480.jpg
初の試み、お皿への作品。















DSCN7456.jpg
そして、今回から登場した、巻物風の作品。

写真ではなかなか伝わらないんだけど、字が小さく繊細で、素晴らしい仕上がり。












DSCN7457.jpg

この書展は今月一杯の開催。

作品は、ほとんどが販売しているものなので、

気に入った作品があれば、ぜひ購入してあげてください。







会場の北原ハーブガーデンでは、ランチやティーセットなどもあり、

非日常的な空間で、ゆったりとくつろぎながら書展を楽しむことができる。



※ランチは一部要予約。










DSCN7473.jpg


とにかく素晴らしいので、ぜひ。





華炎さん、頑張れ!


 
ラベル:華炎 かえん
posted by わこう at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月09日

とんぼ玉。

このゴールデンウィークは、3連休をいただいたわけだけども、
その最終日、おふくろの友達でもあり、俺の中学時代の友達のお母さんでもある、
遠藤信子さんが、長いこと作り続けているとんぼ玉展を、
とんぼ玉仲間と一緒に開催しているということで、相棒Rさんと行ってきた。


とんぼ玉二人展

かつみ工房の林勝美さん
夢遊楽の遠藤信子さん

の、二人の作品を展示・販売している。


お二人が所属(?)している、とんぼ玉作家さんサイトはこちら。




会場は、仙台市太白区にある、「北原ハーブガーデン」。



一般的な民家の隣に、

DSCN3179.jpg
こんな看板がある。




中に入ると、

DSCN3178.jpg
アーチの先にカフェ風の建物が。







DSCN3177.jpg
小さいけど、なんともイイ感じのカフェ。

とんぼ玉展は、このカフェの中で行われている。





DSCN3176.jpg
入り口。








DSCN3144.jpg
ズラーッと並ぶとんぼ玉。
この写真だけに限らず、カフェ中にいーっぱいのとんぼ玉がある。


ちなみに、

「東北では、とんぼ玉を身につける習慣があるけど、
関西の人は、飾って、ルーペで眺めて観賞用として楽しむみたいです。」

と、このカフェのオーナー阿部さんが言っていた。





DSCN3132.jpg
このとんぼ玉展は、販売もしている。値段は結構手ごろだった。




この日、作家さんはカフェに不在だったが、
オーナーの阿部さんが、いろいろと教えてくれて勉強になった。



で、阿部さんから撮影許可をいただき、写真を撮りまくった。





DSCN3108.jpg
爽やかな夏をイメージさせる。繊細だねー。










DSCN3126.jpg
つや消しの、マットな感じがいい具合。








DSCN3143.jpg
吸い込まれそうな深いグリーンと赤のコントラスト。
絵柄もすごーく繊細で素晴らしかった。









DSCN3148.jpg
どうやって作るんだろーねー。
もうこれは、製品じゃなくて、芸術作品だねー。














DSCN3151.jpg
どうやって作るのか、想像もつかない。
ただただ、素晴らしいのひと言に尽きる。














DSCN3155.jpg
手ぬぐいのような和柄。これも大胆かつ繊細って感じだ。











DSCN3156.jpg
渋い。



















DSCN3157.jpg
こういうテイストの和柄も好き。















DSCN3160.jpg
これも、マットな感じ。















DSCN3166.jpg
こういうチョーカー、かわいいよね。





ホントは、いーっぱい写真を撮ったんだけど、
いっぱいありすぎて載せきれないし、ぜひ本物を観に行ってください。(笑)



今回の作品は、桐箱に入った鑑賞用のものや、チョーカータイプのもの、
ストラップタイプのものなど、いろいろバリエーションがあるんだけど、
作家さんにお願いすれば、チョーカーをストラップに直してもらったりなど、
再加工もできるみたい。




で、相棒Rさんが、ストラップをプレゼントしてくれた。




DSCN3186.jpg
こんなの。

カッチョエエでしょ。








で、Rさんのは










DSCN3194.jpg
こんなの。

すごい繊細。




このとんぼ玉展は、今月いっぱい開催とのことなので、
ぜひ一度見て観に行ってください。


北原ハーブガーデン
仙台市太白区柳生字北原32

Tel. 022-241-1168



いやー、こういう綺麗なもの見るのって、なんかいいなー。

期間中、もう一回くらい行きたい。


 
ラベル:とんぼ玉 Rさん
posted by わこう at 10:24| Comment(0) | TrackBack(0) | アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月06日

30年の家族写真。

先日、ネットサーフィン(←死語?)していてひょんなことで見つけたサイト。

Dingoさんと Susyさんの2人の写真からスタートして、
1976年から同じ日に、ずーっと30年以上家族写真を撮り続けて、
それを年ごとに並べているという、ただそれだけのサイト。


30f.jpg

こんな感じで。


このサイトはこちらのリンクから。↓
Diego Goldberg :: The Arrow of Time


いやー、30年の重みはすごいねー。
30年以上、休まずに撮り続けるっていうのも、なかなかできないことだ。


年々歳をとっていくDingoさんと Susyさん、
そして、少しずつ増えていく息子たち。


そしてそして、今年2008年、ページの一番下、
5人家族の真ん中の息子の写真が青く縁取りされ、リンクが張ってある。



クリックすると、結婚したNicolasくんとPauraさんの新しい家族のページが・・・




なんだかじーんと感動して泣いちゃった。




余計な説明が一切無く、何も語らないだけに、やけに胸を打つサイト。





こういう家族って愛に満ちてるんだろうなー。


続きを読む
ラベル:人生 家族
posted by わこう at 17:53| Comment(0) | TrackBack(0) | アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする