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2023年02月06日

KAWASAKI W650がやってきた。

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セカンドバイクをまた乗り換えて、
我が家にKAWASAKIのW650がやってきた。

まーたバイクを乗り換えた、という声が聞こえてきそう。

でも乗り換えてしまったものはしょうがない。


どんな経緯で乗り換えたか、
乗り換えてみてWとはどんなバイクでどうなのかを書きます。


ある日、我が家のメインマシンの、
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DUCATI 900SSの油温計が壊れてしまったので、
新しい油温計の取り付けを、いつものトラストさんにお願いした。




前にも書いたけど、このトップで流れる動画でバイクに乗っているのは私です(笑)



この動画です。


まぁそれはどうでもいいんだけども。



トラストさんには、修理や車検の間に出してくれる代車があって、
このときはなんと、



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W800を代車で貸してくれたのですよ。


私は以前から、人生最後に乗る上がりバイクとして、
KAWASAKIのWに乗ると決めていた。

キャブの650か、インジェクションの800か、
どっちにするかは決めていなかったけど、
上がりはWだということだけは決めていたのです。


で、インジェクションのW800を、
ドカの修理が上がるまでの2週間ほどお借りしました。

その間、大阪に行ったり吉野に行ったり、
チョイ乗りや下駄バイク的に使ってみたりと、
いろーんな使い方をしたわけです。

もちろん高速で移動したりもしました。


その時に思った。

「これ、車やん。」


車並みに疲れない。快適なのですよ。

びっくりしちゃったわけですよ。


クセのない素直な乗り味、高速も快適、ポジションもラク、
重量は210キロあるので、ドカに比べると重いんだけど、
それでもぎりぎり問題ないレベルの取り回しの良さ。


いやぁ、上がりバイクと決めていたから、
Wに乗るのはまだまだ先だと思ってたんだけど、
一度その快適さを知ってしまったら、もう戻れましぇん。


ということで、Wに乗り換えるぞ!と決めたわけだけども、
650と800どっちにしようかなとメッチャ迷った。

結局、800は高性能でいいんだけども、より車っぽく感じてしまって、
それよりもバイクらしさというか、
荒々しさが残っているキャブの650に決めた。

可能であれば、規制前の初期型。1999年式。

ということで、トラストさんにも探してもらいつつ、
自分でも初期型の650を探したんだけども、
初期型のWはやはり古いことと、みんなけっこう長距離乗るので、
過走行車しか無いんですよ。8万キロとか10万キロとか。


そうしたらある日、
トラストの店長からえらい勢いで電話がかかってきて、

「すっかり忘れてたんですが、うちの離れたところにある倉庫に、
初期型の650があるんですよ!思い出しました!」

と。

かなり前に部品取り用に確保したもので、何年も倉庫に放置。

なので、走行距離は奇跡の13000キロ!

なんというラッキーボーイなんだ!私は!
(ボーイ?とかいうツッコミはなしでオナシャス)


で、倉庫に眠っていたWが

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これ。


サビサビでキャブも無く、いろいろパーツも無かったんだけど、
このWくんをお迎えすることに決めました。


ということで、それまでセカンドバイクとして使っていたシルクロードは、

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トラストさんの店頭に置いていただいたところ、
次のオーナーさんがソッコー決まった。

1年の付き合いだったけど、
君はもうなんの不具合も出ないよう完璧に仕上げたので、
次のオーナーさんにかわいがってもらうんだぞ。

ありがとうございました。




というわけで、トラストさんにバッチリ整備していただいて、


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晴れて納車となりました。

タンクは銀/青だったんだけども、アズキ/ベージュのタンクに変えた。


Wには、アップハンドル仕様とローハンドル仕様があるけれど、
私はアップハンドルをチョイス。

ラクなポジションで、所謂「殿様乗り」で乗ろうと思った。



納車後早速、毎月の吉野への定期参拝をWくんで行ってみた。
往復200キロのプチソロツー。



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12月だけど、紅葉が残っていて綺麗でした。


自分であとから手を入れた部分としては、

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ゼッツーテールにしたり、
リアショックがヘタってたので、カヤバのガスショックに変えたり、
ハンドルバーをPOSHのW1タイプの黒いハンドルに変えたり、
ウインカーを小さめのものに変えたり。


乗ってみて、特に高速を走ったとき、
フロントの設置感がイマイチに感じて、
フォークオイルやタイヤの空気圧など、いろいろ考えたんだけども、
カウルを付けて、ダウンフォース的な効果を得たらいいんじゃないか?
と、思い立って、



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ロックハートのビキニカウルを付けてみた。

奇跡的に、アズキ色のカウルがヤフオクに出品されていた。


しかし、これで少しの間乗ってみたんだけど、
確かに高速を走ったときの、防風効果やダウンフォースは素晴らしい。

だけど、この大げさな感じがどうしても馴染めなくてやめた。


あとは、ヘッドライトケースがメッキだったので、



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黒く自分で塗った。






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グッと締まっていい感じだなと思う。






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で、ビキニカウルの代わりに、
こんな感じの小さいメーターバイザーを付けてみた。

つけてまぁまぁ経つけど、
未だにこれはアリなのかナシなのかよくわからない。


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最後に、大きめのエンジンガードを付けました。

これがこの記事を書いている、2023年1月現在の姿。最新版です。




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前から見るとこんな感じ。昭和だなー。


実際に乗ってみて、まず特筆すべきことは、
200キロとか走っても、身体のどこも痛くならなかった。

腰、膝、肩、手首、ケツ、どこもだ。


今までいろんなバイクに乗ってきたけれども、
どこも痛くならないバイクは本当に初めて。感激しちゃったよ。

今まで乗った中で一番楽だったシルクロードでさえ、
ケツが痛くなってたもんなぁ。


シートも柔らかく、無理な膝の曲げもなく、腕や手首は自然な高さ、
殿様乗りだから、遠くまで見渡せて視界が良いから予測が楽で疲れない。


なにこのバイク。

優秀すぎるでしょ!

しいて挙げれば、2気筒故の振動くらいか。


でも快適そのもの。


取り回しが楽で、ハンドルも良く切れるから切り返しも楽ちん。

コンビニのせまい駐車所でも全然大丈夫。


足つきは、私は慎重175センチで股下は82くらいだけど、
両足ベッタリ付くので、安心感ハンパないです。

初期型のwは、どちらかというと高回転寄りにセッティングされていて、
800に比べると、回して楽しい感じ。

トルクも十分あって、信号待ちからのスタートでも、
ドン!と前に出るからメッチャラクです。

ただ、やはりドカに比べると、遅いのは否めない。当たり前だけど。

ワインディングで寝かしすぎると、
すぐにバンクセンサーがこすっちゃってちょっと残念。

たまに、もうちょっと力がほしいな、っていう場面もあるけど、
概ね今の馬力、トルクで満足している。


だけど、機会があったらキャブをちょっと調整してみたいな。


ツーリングやチョイ乗り、下駄バイクとしても大活躍しています。

なんといっても気負わずに乗れるのがいい。それが一番。



やはり、上がりバイクにしようと思っていたこのwは、
想像したとおりの素晴らしい乗り味でした。


これで我が家の、理想のバイクを模索する旅は終わり。

ついに理想のバイクに出会ってしまった。



Wは、その乗りやすさから、手放さずに長ーく乗る人が多いと聞く。

それは乗ってみて納得です。





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ということで、Wくん、末永くよろしくな。



posted by わこう at 23:52| Comment(0) | バイク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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