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2022年08月27日

みうらじゅん氏監修 蔵王権現像

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2021年の年末、我が家に蔵王権現様をお迎えしました。


蔵王権現様とは、修験道開祖の役行者さまが、
奈良県吉野の金峯山で感得されたとされている悪魔降伏(ごうぶく)の菩薩。

とされている。


現在は吉野山にある金峯山寺に、巨大な蔵王大権現像がお祀りされていて、
ふだんはクローズなんだけども、年に2回、約ひと月ずつ御開帳されている。

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ちなみに、今年令和4年の秋は、11月1日〜11月30日までです。






私は2012年にご縁をいただいてから、
毎月可能な限り参拝させていただこう!と決め、
ついに今年で10年を迎えることができました。

年に1〜2回参拝できない月がある年もあるけど、
なんやかんやで100回以上月参りさせていただけてます。

現在住んでいる兵庫県芦屋市から往復約200キロ。

毎月毎月、車で行ったりバイクで行ったりしている。


最近の吉野参拝時の、
Facebookに投稿したアルバムを転載します。



月に一回、日常を離れて頭を空っぽにして、心新たにまた1ヶ月頑張る。

それをこの10年繰り返している。

私にとって必要で大切な時間。




2021年の冬、なんか突然、蔵王様をうちにお迎えしたくなった。


金峯山寺の御札は毎年いただいているんだけども、
より具体的な御姿で御招きしたいなと。



そこで、いろいろ仏像を調べていたら、
なんと、仏像マニアで有名な、
みうらじゅん氏が、蔵王権現像を監修したフィギュアがあると!


みうらじゅん氏がどれだけ仏像マニアなのか、



そして、イSム(イスム)というところから発売された、



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これです!

説明文から抜粋。

モデルは三佛寺(鳥取県)蔵の重文「木造蔵王権現立像」。

切り立った崖のくぼみに建つために
"日本一危険な国宝"とも称される同寺の
「投入堂(なげいれどう)」の正本尊です。


中国製で素材はポリストーンなんだけども、
みうらじゅん氏が、徹底的に監修したこともあって、
いやぁ、素晴らしい造形と彩色です。


金箔が貼られていたけど経年劣化によりはげて、
深みと味わいが出ている、みたいな感じが見事に再現されている。


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コラー!起きろー!


みたいな。




しかし、いつも馴染みのある、自分にとっての蔵王様は青い。


金峯山寺の蔵王大権現像は、見事なブルーの巨大な像だ。



なので、青く塗ったり、ちょっと改造してみようと思ったのですよ。



ということで、水性アクリルのブルーでザザザッと塗った。


設定としては、先祖代々受け継がれて、
大事にしまってあった蔵王大権現像が、蔵から発見された。


みたいな。


なので、キレイに塗り分けられたりしなくていい。

古めかしい感じが出ればそのほうがいい。



そして、イSムの蔵王権現像は、
トレードマークである三鈷杵(さんこしょ)を持っていない。


なので、シルバーアクセサリーの金剛杵(こんごうしょ)を、
ちょっと加工して手に持たせて、


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こんな感じになりました。



もう、経年劣化で塗られたブルーも金箔もはげ落ちかけている、
そんな感じにしました。



ということで、壁掛け用の簡易神棚の上におまつりさせていただき、


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こんな感じに。


それ以来欠かすことなく、朝起きたときと寝る前に手を合わせて、
蔵王様のご真言を唱えさせていただいています。


こうしていつも蔵王様を感じて、お姿を見させていただくと、
いつも頭の中にハッキリとしたお姿をイメージできて、
とても身近に感じることができます。

金峯山寺の月参りもまる10年。

また新たな10年を目指して、
足しげく粛々と通わせていただきます。


頑張る!




posted by わこう at 23:00| Comment(0) | アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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