
もう先月の話になってしまうんだけども、2018年初のの出張は、
東京~箱根の旅だったんだけども、中身濃い三日間でした。
今回は、そのレポートを書こうと思います。

1月の中旬に、俺の次の愛車、カイエンターボくんがやってきた。
そんなとき、東京で国際宝飾展が開催されるので、
石の仕入れをしなくてはいけないんだけども、
納車間もなくて車にも慣れてないし、今回は車で行っちゃおうか!と、
往復1200キロ以上にも及ぶロングドライブ出張となった。
出張の前日、寒波で東京で大雪が降った。
天気予報では晴れなんだけども、気温が上がらないので、
もし雪が解けきれないでいたら、都内はパニックだろうなぁと、
ちょっと博打ではあったんだけども、まずは行ってみるべ!と出発。
芦屋を出発して、京都~名古屋~浜松くらいまでは順調だったんだけども、
東名高速が、沼津から厚木まで、雪のために通行止めの情報。
いやー、まいったな。
まずは、SAでメシ食いながら様子を伺い、
宿は品川なので都心に入らなくてもいいし、
最悪下道でもしょうがないと腹をくくって出発。

富士山がきれいだったなぁ。
ところが、沼津近くなって、通行止めが解除!
ラッキー!
ただ、首都高は三号線全線通行止めだったので、
東名の川崎で降りて、下道をトコトコ。
だけども、こんな天候の日にあえて車を使う人が少ないのか、
夕方にも関わらず渋滞にハマることなく無事に宿に着いた。
この時点で、この旅がなにかに守られているというか、
導かれているような不思議な力が働いているなと感じた。
明けて二日目。

東京ビックサイトで開催された、国際宝飾展で石の仕入れと、
今度新しく発表するジュエリーのデザインについて、
同会場に来ていた、ジュエリーの原型を作ってくれる職人さんと合流し、

お台場のヴィーナスフォートで、ごはんを食べながら打ち合わせ。
いやー、大阪や神戸にもシャレオツなスポットがあるけれども、
やっぱり東京は凄いわ。
スケールと数がちがうもの。
打ち合わせの甲斐あって、今度の俺の新作は、
なかなかにマブいのができると思います。マブいのが。
そんなこんなで、18時ごろにお台場を出発し、
その日の夜の宿、箱根に向かう。
しかし、首都高がほぼ全線路面凍結のために通行止め。
下道をトコトコ走り、途中から高速に乗ったものの大渋滞。
厚木のインターを降りて、
小田原厚木道路に入ったのが21時くらいだったかな。
箱根口を降りたのが22時過ぎだったと思う。
その時の箱根の気温はマイナス6度。
路面に流れた水の再凍結を懸念してたんだけども、
結局日中も氷点下のままだったので、道路脇の雪が溶けずに、
路面はずーっと乾燥状態で最高のコンディション。
23時近くにやっと箱根の宿に着いた。
通常だと1時間半もあれば着くところを、4時間かかった。
でも、そのくらいで済んでまだラッキーな方だ。うんうん。
そんなこんなで二日目が終わった。
三日目。

今回泊まったのが箱根ホテル。
とても雰囲気の良い宿だったんだけども、
さらに、このホテルは芦ノ湖畔にあり、モーターボートを出してくれるのだ。

そして、モーターボートをチャーターし向かった先は、

ここです。
九頭龍神社本殿。
今回の旅の俺の最大の目的は、この九頭龍さんに参拝すること。
九頭龍さんは、2008年にはじめて参拝させていただいてから、
ずーっと毎年1回は必ず参拝させていただいてたんだけども、
ここ最近は、2015年を最後に参拝できずにいて、
ずーっと気になっていた。
今年、やっと念願かなって参拝させていただけたわけです。
いつもは、九頭龍さんに参拝するのには、
ザ・プリンス箱根の駐車場に車を停め、そこから20分ほど歩いて、
九頭龍神社本殿がある公園にたどり着く。
しかし、この日は雪がずーっと解けずに、除雪もされていないので、
歩いて参拝するのはちょっと厳しいのではないかと。
困っていたところに、箱根ホテルでモーターボートのチャーターをやっているので、
芦ノ湖を移動して、直接九頭龍さんに参拝したらどうかとアドバイスされた。
というわけです。

ということで、芦ノ湖から九頭龍神社に到着し、上陸。
モーターボートの運転手さんの他に、ガイドさんがついて説明してくれる。
ちなみに、九頭龍神社に続く参道には、
ゼロ磁場なのかなんなのか、ある一定の区間の木が、

こんな風にねじれている箇所がある。
ある一定区間のみ、木々がねじれてるんだよ。
なんか不思議な光景。

ということで、りえさんとツーショット。
九頭龍さんは、2008年にはじめて参拝させていただいたとき、
強烈な何かを感じて以来、自分の運命が大きく変わったきつかけとなったところ。
今の俺の原点というか、出発点でもあるところ。
約3年ぶりに参拝できて、手をあわせた時に、
なんかこう・・魂が震える感じがして、グワッーっとこみ上げてきて、
思いっきり泣いた。
暖かくて懐かしくて嬉しくて、不思議な感覚だった。

手を合わせるりえさん。

水面が光っていて、なにかメッセージを伝えているようだった。

いつもは新緑のころだけど、雪の中の真っ赤な御神殿もとても綺麗だった。

芦ノ湖の他の遊覧船。

九頭龍さんはもともと、芦ノ湖に住み悪さをする悪龍だったんだけれども、
行者さんの説得により改心して、現在の龍神様になったそうなんだけども、
その行者さんが降り立ち説得されたという場所が、この岩の上だそうで、
鳥居が立っている。

やはり何か特殊な場所の感じがする。
ということで、感動の九頭龍神社本殿の参拝が終わり、

箱根を出発。
この時点で13時くらいだったと思うんだけども、氷点下3度くらいだった。
帰り道、新東名でスピード違反で捕まったり、
免許証をパスケースごと落としてしまったりと、
踏んだり蹴ったりだったけれども、
そんなモチャモチャやっている間に、雪のために通行止めだった区間が解除され、
渋滞なくスイスイと帰ってこられた。
やはり九頭龍さんが導いてくれたのかなぁと思う。
そんなこんなで、パスケースごと落としてしまった、
免許証、マイナンバーカード、保険証の再発行を済ませ、
なんかリフレッシュした気分で2018年を出発した感じだ。
今年はさらに良い年にするぞ!