
一年ぶりにバイク模型作った。
今回は、8/25,26に浜松で行われた、
バイクモデラーズミーティング2017に出展するため、
2つ作品を作ったので、その製作記です。
バイクモデラーズミーティングのレポートは別記事で。
いつもの如く写真が多くなってしまったので、
説明は最小限に抑えます。
さて、今年も浜松で行われる、「バイクのふるさと浜松」で、
YAMAHAのバイク開発をされている脇村さんが主催で、
バイク模型展示イベント、バイクモデラーズミーティングが開催される、
ということで、それにむけて製作という流れ。
日本4大バイクメーカーのうち、kawasakiを除く3社は、
浜松市発祥ということで、浜松は「バイクのふるさと」と言われている。
なので、この「バイクのふるさと浜松」というイベントは、
浜松市をあげたビッグイベントで、毎年ものすごい動員数を誇っている。
その中でのバイク模型展示なので、
メッチャたくさんの人に見られるということで、
テキトーなものは出展できないなと、気合を入れて作りました。
ただ、最近俺は、すっかりマシーネンばっかり作っているので、
なんかこう・・マシーネラーならではのオリジナリティを出したかった。
そこで、最近はバイク模型と同じ、1/12スケールのロボットのキットや、
可動フィギュアがいろいろと出てきているので、
それとバイクを組み合わせた作品を作ろうと思ったわけです。
ということで、まずはバイクを作らないと始まらないということで、
タミヤのkawasaki H2Rを素材として選んだ。
H2Rと言えば、バイクにしてスーパーチャージャーを搭載し、
最近は時速400キロ記録を樹立。
とんでもないバケモノバイクだ。
ということで、製作開始。

今回は、近未来仕様ということで、サイバー感+使い込んだ感じを出す、
という設定にして、本来の色味は全く無視。
とにかく黙々と、パチパチと組んだ。

今回は白基調となるので、白サフを吹いた。

思いっきり端折っちゃったけども、
白とアイボリー、グレーの三色で塗り分け、マシーネンのデカールを流用。
ウェザリングカラーや、ウェザリングマーカーを使って汚した。
そして、アクリルの黒鉄色を使ってチッピングを。
今回のポイントは、メッキやメタリックを一切使わずに仕上げるということ。
近未来なので、鉄に代わる新素材という設定にした。

さて、これに乗せるフィギュアなんだけども、
東亜重工の合成人間という可動フィギュアを使用。
これは以前、何かの雜誌でYAMAHAの脇村さんが取材を受けた写真で、
「東亜重工」と書かれたTシャツを着ていたのを見て、
東亜重工ってなんだろう?と思って検索して、
たどり着いたのがこの合成人間だった。
俺が見つけたときは、まだこのフィギュアは発売前で予約の段階だったので、
定価で買えたけれども、最近はなんかプレミアなのか高くなってるんだよね。
まぁーでもこのフィギュア、可動部分がメッチャ多くて、よく動くんだよ。
こんなんとか。
こんなんとか。
ということで、ポージングはどんな感じにもできる。
H2Rとあわせて、

こんなんなりました。

こういうのもできるんだけど、ポージングをどうしようかなーと考えてる時、

エクスペンタブルズの中で、
ジェイソン・ステイサムがDUCATIに乗っているシーンを思い出し、
このフィギュアの顔や雰囲気が、ステイサムそっくりジャマイカと。
なので、ステイサムがまたがってオラついている感じで、

こんな感じで完成。

ななめうしろから。

真うしろ。けっこうこのアングルが好き。

今回は、マフラーも白に。
カウル、エンジン、フレーム、マフラーなど、主にツヤを使い分けた。

時速400キロ超で悪路を走って追跡とかすれば、
小石何かがすごい勢いで当たるだろうから、
よく当たりそうな部分の塗装ハゲを表現した。

エンジンは、アイボリーに。
カウルに貼った、マシーネンから流用したコーションラベルが効いてるかなと。

Qのデカールが効いてて、個人的にはメッチャ気に入ってます。

マフラーのツヤ感を大事にして、使い込んだ感じにした。
ということで、作品が1個できた。
しかし、1個だけっていうのも淋しいなと思ったのと、
以前作ったもので、もっとアレンジして作品として確立させたいものがあった。

去年(2016年)の正月に作った、RS1000のゴシックスタイル。
これと、やはりロボットを組み合わせて作品にしようと。
そして選んだのが、

スターウォーズのローグワンに出てきたロボット、K-2SO。
このキットは、バンダイということもあって、とにかくサクサクと組めた。
2時間位でササッと組んで、黒サフ吹いて一晩乾燥。
俺の十八番でもある、鉄板塗りをササーッと筆塗りして、
ウェザリングカラーやフェザリングマーカーを使って、

こんな感じに。
こちらも、マシーネンからデカールを流用。
バンダイのスターウォーズの1/12の人型のキットは、
股関節があまり開かないので、バイク模型にまたがらせようと思うと、
股の加工をしなきゃいけないんだけども、
このK-2SOは、股関節がガバーッと開くようになっているので、
無加工でバイクにまたがらせることができる。

ということで完成。
使い古しの老ロボットの哀愁 的なものを表現したかった。

ななめうしろから。

かなり真剣に塗った背中。

軽くサビ表現も。

肩アーマーの「Adios!」デカールが効いてるかなと。
そんなこんなで、大急ぎで2つの作品を作ったのでした。
Facebookに、それぞれのアルバムをつくって、
上の写真以外にも何枚か公開しているので、よかったら御覧ください。
H2R
浜松で行われた模型展示会、バイクモデラーズミーティングに向けて製作した、kawasaki H2Rと東亜重工可動フィギュアを組み合わせた作品の制作記と完成写真です。
若生 貴大さんの投稿 2017年8月28日
K-2SO
浜松で行われた模型展示会、バイクモデラーズミーティングに向けて製作した、HONDA RS1000とスターウォーズ ローグワンに登場したK2SOを組み合わせたものの製作記と完成写真です。
若生 貴大さんの投稿 2017年8月28日