
しばらく模型から離れていたんだけども、やっとエンジンがかかって、
このところ続けていろいろと作り始めている。
きっかけを作ってくれたのは、
海洋堂から発売された、1/35のマシーネンのガチャ、
ガチャーネンだった。
ちっちゃいし、ただ組み立てるだけなら10分もあれば余裕でできる。
この手軽さのおかげで、長らく離れていた模型から戻ることができた。
今年は、マシーネン(S.F.3.D)生誕35周年ということもあり、
1/35にいろんなバリエーションが増えて、
これはこれで面白いことになってるなぁと思う。
ということで、しばらくブログの更新もサボっていたこともあって、
だいぶ作ったものが溜まっちゃったので、ここで一気に公開します。
写真が多いので、説明は最小限に。
以前京都で、伊藤若冲展を見に行った際、
その売店で売っていた、竹製の絵葉書を買ったことで、
インスピレーションがピピーン!と。
その絵に似せて、ガチャーネンとかを使って作ってみようと。

ということで、虎の絵に似せてS.A.F.Sをグレーの虎柄に。
ちなみに、伊藤若冲は、本物の虎は見たことがなく、
虎の剥製から、実際の虎を想像して書いたんだそうだ。
愛嬌があっていいよね。

そして、これは牡丹かな?の花の絵。
これは、秋葉原のイエローサブマリンの1/35メルジーネを使用。

こんな感じで書き込んでみました。

そして白いオウム。
これも、イエサブさんのプラウラーを使った。

3つ並べるとこうです。
つぎに、

アクアマリンから発売された、1/35ラプターとラプーンのキットを、
密林仕様の迷彩柄に仕立ててみた。
ラプーンには、1/35のAFVの大砲のキットを流用してライフル風に改造した。

持たせるために、腕や足を関節ごとにバラバラにして、
軸打ちしてポージング。
でもなんかちょっと不自然なポーズになっちゃったな・・・

反対側。

上から。

前から。

ラプターも、腕の角度とかを微妙に修正した。

今回ははじめて、シタデル塗料を使ってみた。
最近使ってる人が増えてきたり、入手しやすくなったりこともあるけど、
ラッカー系塗料を使った時に、有機溶剤を吸うから頭が痛くなっちゃって、
それがなんかイヤになっちゃったんだよ。
ファレホは以前からたびたび使っていたけれども、
今回シタデルを使ったことを皮切りに、いずれすべての塗料を、
水性アクリルに変えようと思っている。
サフ吹いたりするのはしょうがないけど、
一番作業時間が多い工程で有機溶剤を可能な限り吸わなくていいのは、
次の日の朝起きたときの爽快感が全く違うし、メリットが多いかなー。
ネックは、ラッカー系より値段が高いことくらいかな。

斜め後ろからのラプター。
ラプターは、膝から下に追加装甲があるぶん、
いい感じに短足に見えてカッコいいなぁと思う。

反対後ろから。
そして、先日、実写版攻殻機動隊を見て以来、
攻殻機動隊熱が再燃。
いろいろ見ていくうちに、多脚戦車を作りたくなった。
そこで、ただ作るのではなくて、
ガチャーネンと組み合わせたらどうかなと。
ということで、WAVEの多脚戦車の製作に。
前面にガチャーネンのS.A.S.Fを持ってきて、
家にあった他のキットから、使えそうなパーツを流用。

こんな感じに。
あんまりコテコテディティールアップしすぎると、
せっかくのフォルムがうるさくなっちゃうなぁと思って、
最小限にとどめた。
腕は、1/20のS.A.F.Sから持ってきた。

このキットも、シタデルやファレホなど、水性アクリルを使って筆塗り。
水性アクリルは、水で溶いて絵の具のような感覚で使うといいとも聞いたんだけど、
なんか濃度の調節とかがうまくいかなくて、
結局、タミヤのアクリル用の溶剤で溶いて、薄く何層も重ねて塗った。
さすがにこの大きさになると、色が乗らないと塗っていてツラい・・・
そして、同じボリュームの足が4本あるので、だんだん飽きてくる・・
と、苦行のような塗装だった。
その後、汚しを入れたりリペイントしたりして、

こんな感じで完成。

正面から。

横。

ななめうしろ。

反対側。

1.5mmのアルミボールを使ってリベットを再現。
ボディ表面は、軽く鋳鉄表現してます。

本当はもっと汚したいけど、ただ汚いだけになっちゃうかもしれないので、
ギリギリのところでおさえた。







そして、ガチャーネンを3体、随伴機として同じカラーで塗ってみた。


マシーネンの原点。このフォルムはやっぱりいいっすね。






勢揃いな感じで。
ということで、久々に模型やって楽しかった。
これらは、2017年11月12日に行う、
関西マシーネン会に持っていきますので見てやってください。
次は久々にバイク模型に着手しようかなと思っているので、
ちょっとの間、マシーネンはお休みの予定。