
現在、我が家の最古参猫となったクウちゃん。オス、8歳。
事故で死んでしまった親友、あべはりさんから、
亡くなる半年くらい前にもらったニャンコ。
あべはりさんの忘れ形見だからかなんなのか、
クウは赤ん坊の時から俺のことが大好きだ。

一緒にパソコンを見るクウ。生後半年くらいの時かな。

こんなん。これも同じくらいの頃かな。
とにかく俺のことが大好きでベッタリ。
そして俺も、そんなクウがかわいくてかわいくて、溺愛してきた。
それまで、クウのライバルだった、

まるちゃんが去年高齢により死んじゃって、クウの天下と思いきや、

まるちゃんが死んじゃってすぐ、彗星のように現れた、快くん。

そしてこれまた、快くんも俺のことが大好きなんだな。これが。
そして、

クウがすねたりいじけたりすることが多くなってきた。
ちなみに快くんは、とても性格が良く従順で、それでいて快活で華がある。
俺へのアピールも熱烈で、俺も快くんからそんな熱烈に甘えられると、
ついつい快くんに気持ちが偏ってしまうことも。
そんな俺を見て、たぶんクウは心を傷めたんだろう。
今まで全くそんなことなかったのに、
俺の布団にだけおしっこをすることが二度ほどあった。
しかも、俺が布団に入っている眼の前で。
いろいろ調べたら、それはマーキングとかではなく、
俺に対する不満や、もっと自分を見てほしいアピールなんだそうだ。
快はまだ1歳半で、まだまだ子供だから、
ついついそっちに手をかけてしまいがちになっちゃうんだけど、

クウはそのたびに心を傷めてたんだな。
それに気付いたら、そんな健気なクウに申し訳なくなって、
なんかこみ上げてきてしまって泣いた。
しかも、快もそんなことお構いなしで、
クウのことを猫の先輩としてとても慕っている。

クウもそれをわかっていて、憎いんだけど憎めないヤツ的な感じで、
快のことをしっかりと受け入れ、先輩として面倒を見ている。
快もそんなクウを慕って、いつも甘えている。
若生 貴大さんの投稿 2016年10月10日
クウと快の動画。クウの姿が健気だ。
なので最近は、とにかくクウが俺のことをウザがるくらいに、
クウをベッタベタに可愛がっている。
こんな感じで。
今のところ、それ以来布団におしっこすること無いから、
たぶんクウ的に満足してるんだろう。
動物はしゃべれないからね。
それをどれだけ汲んで気付いてあげられるか、
飼い主として学ぶことが多いですわ。
人間関係もニャン間関係も日々変わっていくから、
これでOKっていうのはたぶん無いんだろうな。
だけども、そのやり取りを経て築いていく、
猫との信頼関係や尊敬みたいなものは、宝物みたいなもんだな。

クウ、ごめんな。
愛してるよ。