Jewelry YUKINE Official Site

2013年12月21日

1/6 KAWASAKI Z1300 製作記。


IMG_8803.jpg

最近ずーっとかかりきりだったバイク模型がやっと完成しました。

モデスポ前から作り始めたから、実に二ヶ月近くかかったわけだけども、
それだけに製作過程の写真がメッチャ多いので、製作記と完成写真で、
記事を2つに分けて書きます。


この記事だけで写真が40枚超なので、できるだけ説明は簡潔にいきます。



今回作ったのは、


z1300_0.jpg

タミヤの1/6シリーズ、Z1300。いやー、箱からしてでかい。

以前、神がかり的なタイミングでメッチャ安くゲットした。



なかなか再販されないし、されてもすぐに無くなっちゃうから、
とにかくゲットできるときはしておいたほうがいいと思う今日このごろ。

1/6のバイクは、中学校くらいの時にばあちゃんに買ってもらったカタナを作って以来。

だから実に30年ぶりの大型キットとなるわけです。


とにかく、今ではもう珍しくなってしまった、水冷6気筒エンジンの大迫力。
そのバイクを、カフェレーサー風にしてみたかった。


現実では、ただでさえ希少なこのバイクを、
カフェスタイルになんか絶対にしないと思うので、
あえてそんな変態じみたことをやってみたかったんだよ。


ということで製作記に入ります。


基本的にフレーム、足回り、エンジンはノーマルのままなので、
ほぼストレート組です。


改造ポイントは、集合管、セパハン、シングルシート、バックステップ
といったところかな。





z1300_1.jpg

はい、いきなりですがこの6気筒エンジンの迫力!すごいねー。

80年代は、こういったメーカーが冒険した変態じみたバイクがたくさんあって、
ある意味黄金期みたいなもんだったなー。

実車の総重量は230キロっつったかな。


重くて取り回し(車庫から出すとか)が大変そうだし、
万が一倒したら起こせないんじゃないかな。

俺はけっこう立ちゴケやってるからなー。
たぶんこのバイクのオーナーにはなれないな。


まぁ、そんなことはどうでもいいんだけども。





z1300_2.jpg

とりあえず黒サフ吹きました。






z1300_3.jpg

プラグキャップとコードは赤。

エンジンは少しウォッシングして立体感を出してます。





z1300_4.jpg

このキャブとかディテールが素晴らしいねー。

この写真だけ見たら実車と間違っても不思議じゃないな。
さすが世界のタミヤだな。





z1300_5.jpg

後輪までついたのでバランスを見てみる。

シングルシートにするので、フレームの後ろ部分をバッサリカットしてケツを短くしました。







z1300_6.jpg

ネットでZ1300のカスタムとかの写真を見ると、
エアクリーナーカバーをメッキタイプにしているオーナーが多かったので、
ミラーフィニッシュを貼ってみた。




z1300_7.jpg

ボディ色は、ブルーのメタリックで紺色っぽく仕上げたかったので、
キャンディ塗装の下地としてシルバーを。





z1300_8.jpg

タンクなどの塗装が乾くのを待つ間、プラグコード周りをあらためてウェザリング。

また、シリンダーからキャブに伸びるパイプの合わせ目消しをした。








z1300_9.jpg

ベース色が仕上がりました。


単色でいこうか散々迷った挙句、アメ車調にホワイトのラインを入れることにした。


カフェレーサーっていうと、白黒のチェック柄がワンポイントで入ってたりするんだけど、
この武骨なバイクにはあまり合わないと思ったんだよな。






z1300_10.jpg

ということで、マスキングを。






z1300_11.jpg

白を塗りました。







z1300_12.jpg

はい。こんな感じで。

ダッジバイパーとか、コブラとか、そんなアメリカンテイストで。


もともとこのバイクは海外仕様のものだし、
広いアメリカなので、このバイクをこんな風にカスタムする変態がいるのではないかという、
そんな妄想設定です。







z1300_13.jpg

今回はセパハンにするので、バーハンドルのステーを削りとって、
穴をパテで埋めて加工。





z1300_14.jpg

で、ハンドルにいく前に、今回の改造の最大のヤマ、6in1の集合管を製作。

今回は、無謀にもアルミ棒を曲げて、実際に手曲げ集合管を作ってやろうじゃないのと。





z1300_15.jpg

アルミで柔らかいこともあり、(とはいっても手で曲げられるレベルではない)
切るのはパイプカッターを使った。小さいながらこれは便利だったな。





z1300_16.jpg

そして、小さめのベンダーでノーマルのエキパイの角度とあわせながら、
慎重に曲げていく。

けっこう力いるよ。





z1300_17.jpg

ということで、こんな感じに。

6本あるし、とにかくメッチャ大変だった。

このキット作るのやめようかなと思った瞬間だったね。
なんでこんな事をやり始めてしまったんだろうと。

ベンダーで曲げるには、ある程度の長さが必要で、
一度切ってしまったものの角度を微調整するときなんかは、
ペンチを2本使ったり、片方を固定して体重かけて曲げたり、いやー、とにかく大変。

冬なのに一人でフーフー言いながら汗かいてやってたもんな。

スポーツよスポーツ。


まぁ、そんなことはどうでもいいんだけども。







z1300_18.jpg

でなんとかかんとかうまくまとまって、これを集合管にするわけです。






z1300_19.jpg

ヤフオクで、1/6のカタナ用の集合管のレジンキットを販売している人がいて、
うしろの部分はそのレジンキットを流用。


結合部は、パテをモリモリにして半ば強引にまとめた。





z1300_20.jpg


で、本来の使い方されてねぇ!と、最近2ちゃんで話題になった、
山善の食器乾燥器でパテの乾燥待ち。


これはいいねー。

塗装やパテ整形の乾燥にベストマッチ!







z1300_21.jpg

で、パテ乾燥後、結合部をリューターがガリガリ削って整形。





z1300_22.jpg

で、これを黒で塗装後、クリアを厚塗りして表面をテッカテカに。







z1300_24.jpg

位置合わせして確かめる。







z1300_25.jpg

どうですか。この6気筒のエキパイ!

美しいなー。






z1300_29.jpg

さて、マフラーを黒でテカテカに塗ったのにはわけがある。

この、こすって銀SUNを使ってメッキ調にするためだ。


ワーク こすって銀SUNワーク こすって銀SUN

ワーク
売り上げランキング : 87698

Amazonで詳しく見る
by G-Tools



この粉は、黒塗りのところにつけてこすると、メッキのようにピカピカになるという。





z1300_30.jpg

こんな感じね。

左は未使用。右は磨いてみたもの。






z1300_31.jpg

はい、こんな感じになりました。

スゲーなー。こすって銀SUN。





z1300_32.jpg

サイレンサーの結合部。

まさかレジンとは思えないでしょ。





z1300_33.jpg

はい、磨き終わりましたー。






z1300_34.jpg

そして、サイレンサーにはカーボンフィニッシュを使いました。





z1300_35.jpg

はい、装着してバッチリ!




z1300_36.jpg

鉛板を使って、フレームと集合管をつなぎました。






z1300_26.jpg

次に、またまた鉛板を使って輪っかを作り、




z1300_27.jpg

アルミ棒と組み合わせてセパハン。







z1300_28.jpg

仮合わせ。







z1300_38.jpg

グリップやハンドルバーエンドをつけた。


やっぱり1/6となるとリアルだなー。









z1300_37.jpg

次に、シングルシートのシート部分をパテで製作。

大まかな形をつくって乾燥後整形。








z1300_39.jpg

そして、モデルファクトリーHIROさんの革調シートを使った。

【モデルファクトリー ヒロ】 P921 本革調シート地 金茶【モデルファクトリー ヒロ】
P921 本革調シート地 金茶


モデルファクトリー ヒロ
売り上げランキング : 238270

Amazonで詳しく見る
by G-Tools




z1300_40.jpg

ちょっとシートの成形と革シートを貼るのに手間取ってこんなんなったけども、
やはり超リアル!





z1300_41.jpg

最後の改造で、プラ棒とかいろいろ使ってバックステップの製作。






z1300_42.jpg

こんな感じに。






z1300_43.jpg

こっちは、バックステップのシフトペダル側。



と、こんな感じで製作を続けてきて、いよいよ完成となりました。



posted by わこう at 17:56| Comment(1) | TrackBack(0) | プラモデル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私はイラン人だし、今は大阪市に住んでいます。日本の商品をイランに輸入致したいんです。私のイランに住んでいる相手は代表としてビジネスの許可を貰うためにどうしたらいいでしょうか?
Posted by ハミドサレヒ at 2018年06月04日 18:35
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック