wakoworks.com

2004年07月20日

親友Nの言葉。

突然だが、俺は元トラッカーだ。引退して7年になる。
10t車に二年、大型トレーラーに五年乗っていた。

昨日、父が逝った記事を書いたあと、
トラッカー時代の親友Nから電話があった。

ちなみに、俺もNも、当時は非常に気が短く、
Nともケンカをよくしたが、
それ以上にNとタッグを組んでよくケンカした。

職場ではゴールデンコンビと呼ばれ、
Nのあだ名は「顔面凶器」
俺のあだ名は「瞬間湯沸し器」だった。

顔面凶器。

俺とNが組んで仕事をすると、よその運転手とケンカ、
飲み屋でケンカ、荷主とまでケンカしてしまうので、
当時の配車係は絶対に俺たちを組ませなかった。
警察沙汰もしばしばだったし。

Nは、言葉はがさつで乱暴だが、仲間思いで真っ直ぐないいヤツだ。
俺とNは阿吽の呼吸で、お互いに一緒にいることがとても心地よかった。


前振りが長くなったが、昨夜の電話の会話はこうだった。

N「何した?」

俺「オヤジが死んだ。」

N「なぬや!」

俺「突然だったからビックリしてヨォ。」

N「んでもしょうがねっちゃ。親は自分より先に死ぬんだからヨ。
  それが早いか遅いかだけだべ。」


・・・あたりまえといえばあたりまえだし、
とっくにわかっていたことなんだけど、
Nの言葉でなんか頭をハンマーで殴られたような感じがして、

「あっそうか。」

と、一瞬にして腑に落ちた。


それまで、父の死に顔や、逝ったときの状況、
それを知ったときの事などをいろいろ考えてブルーになっていたのが、
あっという間に気持ちが切り替わって、いつもの自分に戻れた。


その後、父が逝ったことをしばし忘れ、
Nと普段どおりの何ともとりとめのない会話を1時間ほどした。
その、Nの思いやりというか、気遣いがうれしかった。

よくよく考えてみると、数年前にNの親父さんが亡くなったとき、
俺もNに同じ事をしていたのを思い出した。


Nはまだ現役バリバリで走っている。

仕事も環境も、お互い大きく変わったが、
Nとのゴールデンコンビはいまだ健在だ。


posted by わこう at 23:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 嗚呼 トラック野郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
ブログパーツ
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。