
関西に引っ越して半年以上が過ぎた。
芦屋は小さな町だから、幹線道路はすぐ覚えたんだけども、
やっと最近、神戸では三宮駅周辺、大阪は梅田〜東天満〜天満橋あたりの道路を覚えた程度。
まだまだ知らないことが多いわ。
とにかく機会があれば、いろんな所に出かけている。
いろんな土地に行き、いろんな人とふれあって、自分の居場所を探したり、
シェアしたり受け取ったり。
最近は、いろんな所に出かけては写真に撮って、Facebookのアルバムにアップしている。
一気にガガーっとアップできるから便利なんだよな。Facebook。

神戸の異人館街。
アルバムはこちら。

天満橋。
アルバムはこちら。

京都に行ってきた時に撮った建仁寺の双龍図。
アルバムはこちら。

そして、阪神淡路大震災後に始まった、鎮魂と復興を願ったイベント、ルミナリエ。
アルバムはこちら。
人間関係が広がるにつれて、
阪神淡路大震災を経験した人たちから話を聞くことが増えたけども、
大都市を壊滅状態に追いやった直下型地震なので、本当に生々しい話がいっぱい。
でも、現在の神戸の街は、そんなことを微塵も感じさせないほど素晴らしい。
聞けば、神戸から「完全に復興が終わりました」という宣言が出たのが去年なんだってね。
たくさんの方が亡くなって、土地の所有者がわからず、
結局、最後の土地の整理が終わったのが去年なんだって。
長かったよなー。
やはり、未だに心に傷を負っている方もいる。
東北も本当に大変だ。
そんな中、すこしずつ、俺ができる復興支援を模索しているところ。
最近つくづく思うんだけども、関西に来て、いろいろ試されてるなーって思う。
仙台にいるころ、大抵のことはやってきたという自負がある。
良くも悪くもいろんな経験をして、それを咀嚼してきたという自負。
ただ、震災後特に感じていたんだけども、仙台で何かやろうとしても、
まだ環境が整っていないというか、こう・・気持ち的に空振りすることも多く・・
そんな状態のまま、関西に飛び出してきたわけだけども、
ぶっちゃけ、今、俺は関西がしっくりくる。
規模の大きさ、スピード、人間関係・・
東京ほど早くなく、適度なサイズとスピード感というか・・
そして、今までやってきたことが、関西でとても役に立っている。
トラックの運転手時代に培った、「筋を通す」ことや義理人情。
接客業で培ったコミュニケーションスキル。
イベントや講演会をいろいろ企画してきた時に培ったプランニングスキル。
パソコンやインターネットの知識。
まだまだ挙げればキリがないけども、とにかく自分の持てる力をフルに活用している。
ような実感がある。
そして、そんな俺をかってくれる人達がいて、俺はその人たちの期待に応えようと努力する。
そしてそして、いい循環が生まれて。
今までインプットし続けてきたものを、思う存分アウトプットしている感じ。
例えて言うなら、ググーッと長い間縮めてきたバネをついに開放した感じ。
そんな感覚。
そして俺は、俺なりの東北の復興支援の在り方を模索している。
ずーっと模索している。
先日、模型での支援の仕方を考えついたけども、それ以外にももっとある。
答えが見つかりそうでまだ見つからない。
俺が持つスキルが、関西の、ひいては東北の役に立つんだったら、
ガンガンと使っていきたい。
おこがましいかもしれんけども、そんなことをずっと考えています。