Jewelry YUKINE Official Site

2012年07月17日

1/144グフでビネット。


309367_422736934434513_1062788134_n.jpg

またガンプラに戻ってきた。


先日、またあらためて、ファーストガンダムとか08小隊なんかを見ていたら、
いろんなシーンを、ジオラマとかビネットで作りたくなった。


だけども、今までは主に1/100のMG(マスターグレード)を作っていたから、
やっぱり飾るにはちょっと大きすぎる感じがするんだよね。

なので、今回初の試みで、1/144のHG(ハイグレード)を使って、
劇中のシーンを再現してみようと思ったわけだ。



R0011558.jpg

ちなみに、以前1/144のカプルを使って、ビネットを作ったことがあるけど、
これは完全にオレ設定で、1/48のフィギュアと組み合わせたりしているので、
劇中の再現じゃない。


で、今回やってみようと思ったのは、


20050120-1.jpg

やはりこのシーンね。


はじめてガンダムの前に姿を現す登場シーン。
ランバ・ラル好きとしてはやはり外せないシーンですな。



ということで、以前、仙台でガンプラエクスポがあったときに、
ブラザーのナベさんと一緒に行って買った

DSCN1531.jpg

エコプラを引っぱり出してきた。







R0021507.jpg

ということで、いきなりグフの仮組み終わりました。


このキットのグフは、カトキ・ハジメ氏がデザインしたグフと言われていて、
頭が小さく、足が長くてスタイリッシュ。

ただ、なんか動力パイプのモールドが甘い感じがしたので、
WAVEのスプリングを使ってむき出しの状態という設定にした。


ただ、1/144のグフとかザクを組むのが初めてだったので、
こう・・スケール感が合わなかったり、いろいろ難儀した部分もあって、
ちょっと反省点も多い感じ。

具体的な反省点は、この記事内にその都度書きます。



まず、反省その1は、1/144の鋳鉄表現はどうすればいいかなーと考え、
溶きパテを使って少しザラザラな感じにしようと考えた。

で、スパイクアーマーとか胸の装甲板とかは特にザラザラな感じにしたいなと。


ということで、試しに、


R0021531.jpg

溶きパテに、ジオラマ用の砂を混ぜてみた。





R0021533.jpg

スパイクアーマーに塗ったらこんな感じ。


なんか微妙・・・









R0021536.jpg

他の部分はこんな感じで、わざとムラになるようにガシガシと塗った。



で、今回もシリコンバリアを使ってハゲチョロするので、焼鉄色を下地に塗って、


R0021545.jpg

こんな感じ。



で、基本色を塗って、



R0021554.jpg

こんな感じ。





ハゲチョロをして、


R0021574.jpg

こんな感じとなった。



んー、なんか微妙だなー。




で、ウェザリングは、ザクと合わせたほうが、統一感があっていいかなーと、
ウェザリングの前に、ザクを2機、先に作ってしまおうと。



で、1個はエコプラ、1個は普通のHGで、2機同時に製作。



このザクは、おおむねいいんだけども、
モノアイの部分が平面のパーツにピンクのシールをはるという仕様だったんだけども、
なんかおもちゃくささがしたので、


R0021598.jpg

円柱形のパーツにWAVEのモノアイ用クリアパーツを貼り付けて、立体感を出してみた。
ちなみに、クリアパーツの裏には、キラキラシールを貼ってます。






R0021600.jpg

こんな感じに。モノアイは固定です。






R0021620.jpg

で、ザクにも溶きパテを。
ザクには、砂は混ぜなかった。





R0021692.jpg

で、こちらも焼鉄色にシリコンバリア。







R0021693.jpg

そして基本塗装。
明度の違う色を3〜4層塗ってます。

すべて筆塗り。








R0021819.jpg

基本塗装完了。



で、軽くチッピング(ハゲチョロ)して、


R0021827.jpg

こうなりました。





で、ウォッシングとスミ入れをして、

R0021830.jpg

こんな感じ。




同じように、グフにもスミ入れとウォッシングをして、


R0021831.jpg

こうなりました。



この写真だとわかりづらいんだけども、
グフとザクの頭の大きさやスタイルがまるで違うので、ちょっと違和感があるかなー。



さて、次に、今回は、ジオラマというよりも、ビネットにして、
軽い感じでポンと飾れるように作りたかった。


なので、なるべく小さいスペースに、どれだけ効果的に3機を配置できるかを考えた末、
グフの存在感をより強調するために、ザクは一段低いところに配置しようと考えた。




R0021838.jpg

ということで、芯をスタイロフォームを削って製作。
丸いコルク板の上に軸打ちして木工用ボンドで貼り付けた。






R0021839.jpg

その、スタイロの芯に、石粉粘土を岩のように貼り付けていく。
ここにも木工用ボンドを使った。

溶剤系のボンドは、スタイロが溶けてしまうので。




で、岩に色を塗って、


R0021844.jpg

こんな感じに。




まだこれからいろいろ塗るんだけども、まず3体配置してみて、


R0021846.jpg

こんな感じに。

この時点で、足の位置を決めて、ベースとザクやグフは足裏に軸打ちした。



その後、また岩をいろいろと彩色して、


R0021851.jpg

こうなりました。


でもなんかスケール感とか色とか、イマイチなんだよなー。
難しいねー。こういう彩色。






R0021853.jpg

そして、ザクとグフには、ウェザリングの最終段階で、アクリル流し(アルコール落とし)を。

今回は、1/144ということもあり、アクリル塗料のバフは、
思いっきり薄めてシャバシャバの状態で塗ってアクリル流ししたんだけども、
なんかスケール感とミスマッチな感じ。

んー、やらないほうがよかったかなー・・・


そのへんもちょっと反省点。



かくして、ベースにボンドでガッシリと固定して、


R0021946.jpg

完成!



いやー、実は今回は、途中何回かモチベーションが途切れて、
作業しなかった日も結構あって、製作開始から2週間かかった。


もうちょっと手際よくパッパとやりたいな。





R0021949.jpg

ということで、グフの登場シーンの再現。



だけども、同じベースに、同じスケールのモデルを3体使って、
ジオラマじゃなくてビネットにするっていうのは、ちょっと無理があったかなー。

なんかこう・・ゴチャゴチャした感じ。


先日、大阪で模型のイベントというか、モデラーさんの交流会があり、
このビネットも持っていったんだけども、
グフだけMG(1/100)を使うと、
よりグフが強調されてスッキリするんじゃないかとの意見を頂戴した。


実は俺もそう思ってたんだよなー。


逆に、グフを1/144にするんだったら、ザクはもっと小さいスケールの何かを使うとか。



まぁ、何はともあれ、初めて作った1/144のビネット。


R0021955.jpg

雰囲気は悪くないでしょ。







R0021957.jpg

自己評価としては・・いろいろ雑な部分もあるから、55点くらいかなー。


だけども、1/144でビネットっていうのは、キットも物によっては数百円て買えるし、
手軽にガシガシ作ってもっとレベルアップを図りたい。


MAX渡辺さんが言っていたように、とにかく数をたくさん作る。


特に俺みたいな雑なモデラーは、
いっぱい数を作ってスキルを上げていくのが一番性に合ってると思う。


これからも一層精進です。


 
posted by わこう at 03:34| Comment(2) | TrackBack(0) | プラモデル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
先日はアリガトウゴザイマス。
色々ボロボロのパーティーでしたが楽しんでいただけたでしょうか?
段取りや手違いなどあり時間的に中途半端な時間に終わってしまい申し訳ありません。

また、お店のほうにも遊びに行ってください。 色んな方がいますので。

ではまた。
Posted by クリスタルボーイ at 2012年07月17日 19:25
コチラの作品・・・生で観たかったです。。。
あの集まりに誘われてたのに
参加しなかったことを激しく後悔。
私、無類のグフ好きな上
こんな渋い感じのグフがビネットになるなんて。
どこかで拝見できる機会を楽しみにしています♪
Posted by はる at 2012年07月19日 00:10
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック