
芦屋に来ての初プラモ製作。
しかも今回は、仙台にいるときにご注文をいただいたものだったので、
かなり気合を入れつつ、丁寧に仕上げた。
ラピュタに出てくるロボット兵園丁バージョンに、
イエロールチルとターコイズを貼りあわせてある石を、
本来ならば胸の飛行石が付いているところに配した、特別バージョン。
以前も2つこのロボット兵を作っているので、勝手知ったるって感じだ。
おかげさまで、過去に作った2つともお嫁に行きました。
ご購入いただいた皆さん、本当にありがとうございます。
そして今回のも、すでに嫁ぎ先が決まっている三個目のロボット兵。
ということで、早速製作記に入ります。

過去記事にも登場している、ファインモールド製のキット。
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組みやすく、なおかつ造形も見事な名キットだと、俺は思っている。

ということで、組立スタート。
もう三回目だし、パーツ点数も少ないこともあり、サクサクと組み立てられた。

仮組みが終わってこんな感じ。
ただし、このキットの特徴でもある、腕や足の連結部分なんだけども、
内部骨格的な可動パーツをいくつもつなぎ合わせる。
ところが、そのつなぎ目のテンションがかかる部分に塗料(たぶんエナメル系)が侵食すると、
パキパキと割れまくってしまう。
初めてこのキットを作った時、ほぼすべての関節ジョイントが割れてしまって、
大変な思いをした。
なので、 今回も例によってシリコンバリアを使ったハゲチョロ塗装をすることもあり、
要所要所でトップコートをスプレーして保護するというプロセスをふむことにした。
ということで、ハゲチョロで出てくる下地の色、

金色で塗装。
この金色は、ファレホカラーを使った。
ファレホは水性アクリルなので、他の塗料と反応して溶けちゃうこともあるので、
それを保護するという意味でも、この層を塗ったあとにトップコートは必須だ。
ということで、つや消しトップコートをけっこう厚塗りした。
特に関節ジョイントの部分を保護するように。

乾燥後、本塗装の茶色を剥げやすくするために、
離型剤であるシリコンバリアを塗る。

その上から、本当の色である茶色で塗装。
そして、この茶色い層を、
粗めのサンドペーパーなどで引っ掻いたりしてハゲチョロするのだ。

こんな感じになりました。
そして、色に深みをもたせるのと、色調に統一感を出すために、
エナメル系塗料でウォッシングするんだけども、
強く触っただけで茶色が剥げてしまうこともあり、
ウォッシング前にも、もう一回つや消しでトップコートした。

目のレンズ部分には、キラキラテープを貼った。
写真では青く写っているけれども、光の反射でいろんな色に変化する。

で、お約束のキツネリスもちゃんと塗装。
ちっちゃすぎてピントが合わないんだー。
歳とったのを感じるちゃう瞬間ね。

ということで、今回の目玉でもある、ルチルターコイズ。
この石の意味は、りえさんのブログにも書いてあるんだけども、
抜粋すると、
ターコイズは「真実の旅に出る時期に来た。」と告げます。
〜中略〜
そしてイエロールチルクォーツは、
「輝かしい人生を送るためのスタートを切りましょう。」
と告げています。
とある。
もっと詳しく知りたい人は、りえさんの過去記事をどうぞ。
この石は、4月の頭の爆走2000キロ出張の時に行った、
甲府ジュエリーフェアで俺が一目惚れして仕入れてきたもの。
これを見た時、

「ロボット兵にピッタリだっちゃーッ!」
って思った。
ということで、表面に苔というかグリーンをはわせて、

完成!
ルチルターコイズがいい感じだべー。

石をアップで。

横から。

キツネリスが肩に乗ってるせいか、哀愁が・・・

ベースにも芝を敷いてあります。

やっぱり雰囲気あるなー。
このデザインはやっぱり素晴らしいねー。
ということで、ロボット兵と石のコラボモデル、完成です。
現在、俺の手元にロボット兵のキットがもう1個と、
このルチルターコイズっぽい形のムーンストーンがあります。
ご希望があれば受注生産しますよー。
ルチルターコイズは売り切れちゃったー。
ムーンストーンは、
「危険を事前に察知して回避するように働きかけ(虫の知らせなど)
困難な状況があったとしても、それを希望への道のりに変える」
という意味の石です。胸の部分に1個付けます。

ご注文いただいたIさん、ありがとうございます。
塗料や接着剤が完全に乾いたら発送しますので、もうちょっとだけ待っててねー!