
もう10日以上BLOG更新しないでしまった。
毎日がとにかくめまぐるしくて、パソコンを開く気力もなく・・・
やっとちょっと気持ち的にも余裕が出てきた。
先月の下旬、無事に芦屋に引っ越してきました。
今日はそのご報告を。
今回の引越しは、まくろび庵の荷物と家の荷物(俺とりえさん)があるので、
とにかく売れるものは売り、あげるものはあげて、
それでも残ったものはとにかく捨てて、身軽にして行こう!
と決めたのもあって、とにかく捨てた。
ここ十年来のガラクタがい〜っぱいあって、
清掃局に直接ゴミの持ち込みで、ミニバン(ミニバンとはいえ結構大きい)
なんと7台分!
いやー、通ったー。清掃局。
そして捨てました。捨てまくりました。
もうすっかり、清掃局の受付のおじさんに顔を覚えられて、
いろいろまけてもらったりするほどになった。
それでも、結局フタを開けてみれば、予定していたよりも荷物が多くて、
当初予定していた3トン車に積みきれず、2回に分けて荷物出しをする事態に。
俺もりえさんも、とにかく服と本が多い!
そして、俺はプラモとパソコン関係が、りえさんはでっかい家具が多く、
シッチャカメッチャカよ。
そんなこんなで、仙台の最終日を迎えました。
荷物をまとめながら、いろーんな人の顔や、いろーんな出来事を思い出しては、
独りこみ上げてきて泣きながら荷造りして・・
というのを約1ヶ月繰り返して迎えた、仙台の最終日。
最後に、ご近所の愛宕神社にお参りに行ったら、

結婚式のカップルが、アルバム用の撮影をしているところに遭遇。
満開の桜の下、なんかいい光景だったなー。

そして、5年間お世話になった向山の家ともお別れ。
あの震災を耐え、4ニャンを守ってくれた。
とにかくいい家だったなー。
大好きだった。

そして、最後の日にベランダから撮った大年寺山。
この日はあいにくの雨。
そして、最後の荷物出しも終え、
大家さんや不動産会社さんとの立ち会いも終わったのが夜8時頃。
りえさんの実家で、晩ご飯をごちそうになったあと、いったん家に戻り仮眠をとった。
そして、真夜中に起きて、りえさん共々ニャンコ達を捕獲し、
夜中の3時半に、芦屋に向けて出発。
仙台のいろーんな人たちの顔を思い浮かべながら、
手を合わせる気持ちで仙台を後にした。
ちなみに、なぜ真夜中に出発したのかというと、
震災後の高速道路無料が終わって通常の割引に戻ったので、
ETCの深夜割の50%割引を使おうと思ったので、
朝の4時までに高速に入らなきゃいけないのだ。
4ニャンのうち、一番ビビりのきちを、一人でキャリーバッグに入れると、
かなりのストレスになると思うので、一番きちと仲の良いふくと一緒に大きめのキャリーに。
まるちゃんは車酔いが凄いのと、くうちゃんもたぶんかなり興奮するだろうと、
まるとくうにはハーネスとリードを付けて、車の中を自由に行き来できるようにした。
案の定、まるちゃんはかなり車酔いして、ゲーゲー吐いてとにかく苦しそう。

こんな感じ。
なので、途中休み休みのんびり行こうと思ったんだけども、
予定を変更して、とにかく早く着くことを最優先にして、途中の休憩もトイレだけ。
一気に芦屋に向かった。
結局、9時間で芦屋に到着。
いやー、とにかく疲れた。
でも、ニャンコたちもかなりのストレスだったと思うんだけども、頑張ってくれた。
本当にお疲れさん。
芦屋に着いて窓の外を見たら、

昇り龍みたいな雲がお出迎え。

仙台は大雨だったけども、芦屋はピーカン。
この日は暑くて、27度くらいあった。
遠くにうっすらと見えるのが淡路島。たぶん。

夜はこんな夜景が広がる。

ニャン達も落ち着いた模様。
俺たちは正直、関西のことをほとんど知らないでいて、
芦屋って聞いても、「ふーん・・そういうところがあるのかー」っていうくらい知らなかった。
でもなぜ芦屋になったかというと、自宅兼事務所として使えて、なおかつ、
猫を飼っていい物件がすごーく少なくて、ほとんど選択肢が無かった感じ。
そんな中、本当にいいタイミングで現在の芦屋の家が見つかった感じだ。
最初から芦屋を狙ってたわけじゃないんだよ。
そして、あとからわかったんだけども、
芦屋市は、個人あたりの納税額がずーっと日本一の都市。
ようは、ケタ違いのお金持ちの人たちがいっぱい住んでいて、
その人達の納税額が平均値をグ〜っと上げるわけだ。
芦屋市は、街の景観などにもかなり配慮していて、
とにかくチリひとつ落ちていないほど綺麗で、
街のみんなが、芦屋市を愛しているような、そんな印象。

家からの最寄り駅は、阪急の芦屋川駅。
上品なあずき色の電車がトレードマーク。

2番目に近いJRの芦屋駅も、古いながらもかなり手入れされて大事にされている感じ。
ひとつひとつ、重みというか、年代を感じる。
なんか俺もこの街を愛せそうだなーと思った。

買い物に行った神戸のホームセンターの屋上から見た、六甲山にかかる見事な夕日。
歓迎されたのかな。

そして今夜は、月が地球にグーッと接近して通常よりも大きく見える、
スーパームーンの満月。

俺が持ってる一眼のレンズで最大望遠の、200mmで撮った月。
ここ数日、とにかく片付けと、いろんな物の組み立て、セッティング。
片付けても片付けても、まだまだ終わる気配がない。
仙台を離れた感傷に浸る暇もなく、毎日慌ただしく過ごしています。
疲れもかなりピークになってきたんだけども、
このスーパームーンでなんか癒された感じがした。
少しずつ、芦屋での暮らしなんかを、
おもしろおかしくレポートできたらいいなーと思います。
皆さん、よろしくお願い申し上げます。