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2012年04月20日

湿潤療法。


今回の記事は、かなりグロい、怪我をした内容や写真があるので、
苦手な方はお読みにならないでください。





先日、カッターで派手に指を切った。


現在作っているプラモが、かなり大判のために、
ランナーも太くて、切りづらく、いろいろやっていたらバシューっと・・

新しい刃に取り替えたばっかりのデザインナイフだったもんだから、
かなり深くスッパリ切れた。


出血が凄かったので、とにかく指の根っこを輪ゴムで巻いて止血。

それでもなかなか止まらなかったんだけども、
とりあえず水道で傷口を洗う。



そしたら・・・



皮下脂肪と筋肉が見えて、傷口が餃子の皮みたいにパクパク言ってる・・・








hyoryu2.jpg

キャァァァァァッ!




って感じだった。




とりあえず、絆創膏を4枚くらい使ってぐるぐる巻きにしてその日は寝た。



明けて次の日。


傷口がすぐ開いちゃって何かの拍子にすぐドバーッと出血しちゃう。
そして、芯までズンズンとひびくような痛み。

病院に行ったら、絶対に縫われるパターンだと勝手に思い、
ただでさえ痛いのに、その上縫われるなんて冗談じゃない。

なんとか病院に行かずに治せないかと。



そこで、以前、傷口にラップを巻いて、消毒もせずに自分の治癒力だけで治す、
湿潤療法のことを思い出して、ネットで調べてみた。

そこで参考になったのはこちらのサイト。




それによると、ポイントは主に3つ。

1、消毒はしない

2、傷口にラップをあて、縁をテープで止める

3、傷口を毎日水洗いし、ラップを交換


これだけ。


そうすると、傷口が常に乾燥せずに湿っている状態となり、滲出液が出てくる。

この浸出液が大事で、これが傷口の治癒を促進するみたいなんだけども、
消毒すると、この浸出液に含まれる傷を治す菌まで殺してしまうのと、
絆創膏などを使うと、ガーゼに滲出液が吸い取られてしまって、
傷の治りが遅くなるという考え方だ。

しかも、ガーゼとか絆創膏だと、取り替えるときにかさぶたとなってくっついていたものが、
一緒に剥がれちゃったりして、







hyoryu2.jpg



ギャァァァァァッ!



となるわけだ。



ということで、そんなんで本当に大丈夫なのかよと半信半疑ながらも、
しかし他に方法はないと、思い切ってやってみることにした。



さて、一番のネックとなるのは、切った直後に貼った絆創膏を剥がすこと。

もう、大量に出血したのがそのまま赤黒く固まりかけている・・



剥がすのは、多分とんでもなく痛くて、血もまた大量に出るだろうから、
空腹状態だと、絶対に気持ち悪くなるとからと、
しっかりとご飯を食べ、気力を充実し、思い切って絆創膏を一気に剥がした。


















hyoryu2.jpg





ギャァァァァァッ!


い・・痛い!

傷口がパクパク言ってるよ・・

皮下脂肪が!皮下脂肪が丸見え!


ひとりで大騒ぎしながら、また輪ゴムで止血&水洗い。



水道で流すとき、唇がブルブルなるみたいなそんな感じ。



※イメージ。これはこれで、別な意味で閲覧注意。




で、少し血が止まってきて、素早くラップを切って傷口にあて、
端をテープで巻いた上から、念のため、包帯を巻いた。

包帯は、直接傷口にあてるのではなく、
ただラップを固定というか安定させるために巻いた。


という、そんな流れ。



はじめてラップで巻いたのが、怪我してから12時間後くらいかなー。


その後、とりあえず24時間くらいはラップを取り替えずにいたんだけども、
痛みもおさまって、なんかイイ感じだった。


で、初めてラップ交換したんだけども、ほぼ完璧に血が止まって、
切り口にうっすらと膜が張ってる感じになっていた。


す・・すげー・・・



1回目のラップ交換後あたりから、だんだんと滲出液が多くなってきたのか、
ちょっとムレムレになるくらいになってきて、
こう・・むれた時特有のなんとも言えないニオイが・・

しばらく絆創膏を貼りっぱなしのを剥がした時みたいな。

何日も靴下履きっぱなしで久しぶりに脱いだ時みたいな。


それが、浸出液の匂いなのか、むれた匂いなのかは、正直わかんない。



ただ、心配になって色々調べたら、
化膿した場合は、傷口が赤黒くなったり、膿んだ匂いがするみたいだけども、
俺の匂いは違ったので、そのまま湿潤療法を続行。



結局、2回目のラップ交換のころには、




R0018983.jpg

こんな感じになっていた。
この時で、切ってから60時間くらいかな。



いやー、すげー!





で、その後、順調に傷口がくっついていって、

R0019015.jpg

これで切ってからまる4日目くらい。









R0019092.jpg

そして今日。
切ってから約1週間。

完璧にくっついたので、ラップで巻くのもやめた。


水に濡らしても、石鹸を使ってもしみないし、痛くない。


まだ、傷の奥の方に鈍痛があるけれども、
かなり深く切ってしまったから、それはしょうがないと思う。



いやー、病院とか行ったらどのくらいでどう治るのかわかんないだけども、
自力で1週間でこんだけ治るんだったら御の字かなーって思う。



と、人柱的にやってみました。



そしたら、こないだ聞いたんだけども、最近は、病院でも裂創の場合は、
縫わないで人工皮膚みたいなのを巻いて終わりなんだってね。

その人工皮膚みたいなのを使うと、あっという間に治るんだとか。




どっちが良かったのかなー・・



湿潤療法を試す方は、あくまでも自己責任の上で行なってくださいね。

少しでも心配なら病院で治療してもらってください。



この記事が何かのお役に立てば。


 
posted by わこう at 18:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 普通の日記。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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