今日、いつも読んでいるモデラーさんというか、造形師さんのBLOGを読んでいたら、
おもしろい記事がアップされていた。
みどうじさんという方の「mdsp」というBLOG。
おもしろいんだー。
mdspさんの記事はこちらからどうぞ。
みどうじさんがどのくらいの年代の方かはわかんないんだけども、
どっちかというとこっち側(?)の世代の人かなーと感じている。
今回の記事では、ついに職場にゆとり教育世代の新人が入ってきて、
その驚きの感覚に物申している。
いやー、笑った。
が、しかし。
しかしだ。
思い返すと、俺も案外人のこと笑ってられねーなーと。
高校を卒業して初めて入った会社では、とにかく遅刻大王。
毎週月曜日には、全社員が集まっての全体朝礼があるんだけども、
みんなが社歌を歌っているころに、当時乗っていたCBX400(ヨシムラサイクロン付き)で、
クオーンと会社の前に横付け。
毎週ひんしゅくをかい、主任によくひっぱたかれた。
ひげを生やすなんて御法度だったが、18とかでひげを生やし、
社長に剃れと言われても、
「ポリシーですから。」
って言って結局最後まで剃らなかった。
今思うと、本当にバカだな。
バカの極みだな。
トラックの運ちゃんになりたてのころ、俺が走っていた佐川急便の路線はツーマン運行だった。
初めての「航海」(業界用語)の前日、
本当はしっかりと睡眠をとれと上司から言われていたにもかかわらず、遊びほうけた。
そのまま仕事に行き、本当は、
仙台から東京の佐川へ→そこで2人で積み込み→積み込み完了後、静岡まで
っていうのが俺のパートで、
その先はもうひとりの運転手に交代して名古屋→三重
というコースだったんだけども、
東京で積み込みが終わった時点でもう眠くてフラフラ。
一応そのまま出発したものの、首都高の渋滞にはまってもう眠さの限界・・・
という事態に陥った。
そのとき、もうひとりのドライバーSさんは、
積み込みが終わって寝る気まんまんでいたわけだけども、
俺がもうフラフラだったもんだから、そりぁもう、あり得ないぐらい激怒したわけですよ。
結局運転を代わってもらい、残りのすべてのコースを走ってもらった。
で、本来なら、申し訳ないから助手席で少し仮眠したら、
運転を代わるくらいの意気込みを見せるのが筋だと思うんだけども、
あろう事か俺は、「じゃ、よろしくお願いしまーす!」と言って、後ろの寝台で堂々と寝た。
しっかりと寝た。
そのときのSさんの、般若みたいな顔は忘れられない。
いやー、とにかく若かったな。
23くらいのときだ。
申し訳なかったなー。

当時の俺。23歳くらい。
俺らのころは、「新人類」って言われたよ。
何考えてるかわかんないって。
まぁ、そうやっていろんな人に迷惑をかけてきたわけです。
覚醒したのは、その会社を辞めてトレーラーの会社に入ったあたりかなー。
とにかく地獄のような配車と先輩のいびり。
でも、友達に口利きしてもらって無理矢理入った会社だから辞めることもできない。
仕事を「できません」と放棄するわけにもいかない。
とにかく淡々と仕事した。
その辺の事は、去年過去記事に書いた。
その記事はこちら。
そして、会社の中である程度認められる存在となったら、俄然仕事が楽しくなった。

これは別な意味で楽しいわけだけども。(27歳くらいのときかなー。)
とまぁ、みどうじさんのBLOG記事を読んで、いろんな事を思い出していたわけだけども、
いつの時代もこういう話ってあるもんだよな。たぶん。
だけど、おかあさんに相談した上で残業しないとか、
入社半年でだいたいわかったから部署替えしてくれとか、やっぱりありえねーなー。
俺も当事者だったらぶん殴っちゃうかもなー。(笑)
とにかくがんばれ。新人。