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2011年05月30日

支援プロジェクト2台目納車!

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先日、石巻の牡鹿地区に住む、津波で車を流されてしまった方に、
支援プロジェクトとして車をプレゼントする予告記事を書いた。

その記事はこちら。


本日無事に納車してきましたので、そのご報告です。


過去記事にも書いたんだけども、今回は、埼玉に住む小山さんという方から、
車を無償提供していただけることになり、上の写真の通り、
ホンダライフをご提供いただきました。

小山さん、本当に本当にありがとうございます。


そして、東京の車屋さんで、りえさんのお友達の、
(株)トラストワークスの横内さんという方がこのライフを引き取り、
整備をし、車検を取り直し、仙台までの陸送や名義変更の手配をしてくださいました。

本当にお世話になりました。


そして、過去記事にも書きましたが、今回の納車までにかかった一切の費用は、
皆さまからご協力いただいた募金の中から大切に使わせていただきました。

全国の皆さん、本当に本当にありがとうございます。




さて、今日は、俺とナベさんで、車を届ける前に、
仙台市内の方から家具修理の依頼があったので作業させていただき、
それから牡鹿に向かった。


実は、この家具修理でいいことを思いついちゃったので、
新しい支援プロジェクトを立ち上げることにした。

それはまた、別記事で書きます。



さて、今回の牡鹿行きのメンバーは、



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親友ナベさん。


ナベさんは、写真の通り、
平くんが主催する活動、スコップ団にも参加しているタフガイだ。

スコップ団のサイトはこちら。(音が出ます)


さらに今日は、朝イチで、同じく平くんが組んだプロジェクト、
スマイルフォーバースディの配達員として、ケーキを引き取りに。


牡鹿に車を届けたあと、歌津までケーキを届けに。

いやー、タフだわ。




そして、

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俺の高校の後輩、石橋くん。


彼も、最近の支援活動を予知していたかのように、
震災前のある日、突然俺の店にコーヒーを飲みに来た不思議な男だ。

まさか今こうして、一緒に支援活動をする仲になるとは想像もしなかったよ。

最近一層、お坊さんのような風体になってきたなー。(笑)



そして俺という、でこぼこトリオで行ってきたわけです。



台風も近づき、あいにくの雨。


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だけども、ライフくんは心なしか輝いて見える。


新しいオーナーとの出会いにワクワクしているようだ。



この時点では、雨に濡れたものの、ピカピカのライフくんだったんだけども、
石巻港に入ったら、



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泥水の半冠水状態。

一気に汚れてしまった・・・。



まぁ、しょうがないよね。




そんなこんなで、牡鹿に到着するころには、風もだいぶ強くなって、
ちょっとだけ嵐のような感じの中、



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無事に牡鹿の大原地区に到着。


やっと、念願の納車となったわけです。




今回、皆さんからのご協力の賜であるライフくんをプレゼントしたのは、



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石森清孝さん。

今回の震災で、石森さんは家も車も流された。


石森さんは、地元の消防団に入っている上、今年の地元のお祭りの実行委員長でもあり、
常日頃から隣人を気遣い面倒見がよく、地元の人たちの信頼も厚い。


地震直後、消防団なので、堤防の水門を閉めに消防車で出動。

ところが、遠くにでっかい波が見えたので、そのまま消防車で避難した。


避難途中、お年寄りを何人か助けて消防車に乗せ、
命からがら助かったものの、家や車は流されてしまった。


以前、この大原の避難所に行ったとき、
支援プロジェクトで、車をあげたいと地元の人たちに話したところ、
区長さん始め、すべての人が、「石森くんにやってくれ」と、満場一致で決まった。

ちなみに石森さんは、
どこかに出かけるときは、どこに行くにも消防車だそうだ。(笑)


ということで、無事にライフくんを石森さんに譲渡し、





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みんなで記念撮影。


いやー、石森さん、ニコニコと満面の笑みで、本当にうれしそうでした。

プレゼントできて、本当に良かった。


皆さん、本当にありがとうございます。



その後、避難所にお邪魔して、みんなでお茶っこ飲みを。



この地区一帯は、昔から鯨の町で、とにかく鯨が根付いた文化。

いろんな鯨の食べかたの話、そして、この辺一帯に当たり前に出没する鹿の話など、
ゲラゲラ笑いながらみんなで話し合った。


いやー、区長さん始め、石森さんも他の方々も、本当に明るい。

みんな本当に大変な状況なのに、みんなで笑いながら、助け合って生活している。


この大原地区は、一次避難の段階が終わり、
二次避難として、自宅に戻ったり、この地を離れた方の後の空き家に入ったりしている。


もうすぐ、この大原地区にも仮設住宅が建つということで、
たぶん、石森さんが優先して入ることになるだろう。


石森さんは、もともと地元の水産加工場に勤務していたんだけども、
その工場も津波で無くなってしまった。

遠洋漁業や、地元を離れての仕事の話もいくつか来たらしいが、
すべて断って、地元大原の復興に全力を尽くすと言っていた。


この地区では、毎年2月11日に、新春のお祭りをしているらしいんだけども、
来年は、1ヶ月ずらして3月11日に、「復興祭」として、盛大にお祭りをする計画らしい。


初めてその話を聞いたとき、涙が出そうになったよ。



石森さん始め、この地区の人たちが、
また力強く営みを続けていくことを願わずにはいられない。



さて、この大原地区で、ナベさんとはここでお別れ。


ナベさんは、朝に受け取ったケーキを届けに、歌津町に向かった。




で、俺と石橋くんは、この支援プロジェクトで、1台目の車をプレゼントした、
女川 清水地区の阿部さんご夫婦の家に向かった。


阿部さんに車をプレゼントしたときの記事はこちら。




阿部さんちは、見事に復活していた。


で、俺と石橋くんが車から降りるなり、

「おー!わこうさんきてけだっちゃ!」

「ちょうどさっき、わこうさんの話してたばっかりだったんだー!」


と、とてもナイスなタイミングで登場したみたい。


で、「あがらいん!あがらいん!」と熱烈歓迎を受け、
お言葉に甘えてお邪魔させていただいた。


阿部さんちは、風呂の浴槽が壊れたから、まだ自宅でお風呂には入れないものの、
電気もガスも復活、家の中も、本当にキレイになって、普通の生活を取り戻していた。

で、お母さんが作った手料理や、食べ物、飲み物が次から次と出てきて、
「食べさい!食べさい!」「のまいん!のまいん!」と、
熱烈なおもてなしを。


本当は、阿部さんのところにも、支援物資を持っていったんだけども、
すっかりご馳走になってしまった。


皆さんからのご協力でプレゼントした車は、
阿部さんの会社の復興や、地元の方々の支援、孫たちの送り迎えなど、
幅広く使われ、大活躍してました。


いやー、本当にうれしいなー。



で、今回阿部さんちに言ったメインの目的は、
名義変更がまだだったので、ナンバーを受け取りに行ったのだった。

なので、俺がナンバーを預かってきて、
この車を埼玉から持ってきてくれた大熊さんに、今日、発送した。

※大熊さん、間違いなく送りましたので、手続きお願いしますね!



さすが阿部さん、自分のためだけに車を使うんじゃなくて、
地域のために本当に有効活用してくれてます。


俺の目に狂いはなかった。うん。(笑)


ということで、帰りもわざわざ外までお見送りしてくれて、





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夫婦仲良く相合い傘でツーショット。

いい笑顔が出るようになってて、なんかうれしかったなー。



ちなみに、俺がいつもお世話になっているK沢さんは美容師なんだけども、
現在、女川に、髪を切るボランティアに入っている。


そしたら、この阿部さんの家にもK沢さんが来ていたことがわかり、
いやー、ビックリよ。


だから、以前来たときには、

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こういう髪型だったおかあさんも、






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キュートなショートカットに。

すごーく似合ってました。




以前来たときは、


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こんな状態だった清水地区も、

現在は、




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こんな感じで、瓦礫もすっかり取り除かれ、キレイになっていた。

ちなみに、この地区に、新しい女川の駅ができることも決まり、
このエリアに仮設住宅が建ち始めている。


阿部のおとうさんは、以前来たときに、半分冗談で、

「ウチのまわりが女川のメインストリートになるっちゃ。」

と言っていたが、本当にそうなる流れになってきた。



いやー、スゲーなー。




しかしまだまだ、瓦礫の撤去が進んでいないところもたくさんあり、
女川の町全体の復興までには、長ーい時間がかかると思う。


これからも、皆さんの長期的なご支援が必要になります。







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この、牡鹿の大原地区に暮らす人たちも、女川の人たちも、
みんな底抜けに明るく、たくましい人たちです。


俺たちもできる限りの支援を続けていきます。


今後も、皆さまからのご協力をお願い申し上げます。




車の購入代金ならびに、
今後の支援活動資金のご支援をお願い致します。


先日、俺のパートナーである、(株)YUKINEの代表取締役、雪音りえさんが、
お金でご支援いただくために、口座番号を公開しました。

直接振込プロジェクトの概要記事はこちら。


===================
 【支援金振込先】
 
ゆうちょ銀行 18180−2−15362301

他の金融機関から振り込む場合
 店名 八一八 店番 818  普通  1536230
ホンマ リエ
 ==================

一口1000円で、何口でもかまいません。

また、まくろび庵の店頭にも募金箱を設置いたしました。


車の購入代金、名義変更・登録や陸送にかかる費用、
プロジェクトをにかかる材料費や経費などを、
支援金の中から使わせていただきます。


収支は雪音さんに管理していただいて、会計報告をいたします。


よろしくお願い申し上げます。


 
posted by わこう at 00:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 東北大震災日記。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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