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2011年04月19日

2回目の女川物資支援。


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昨日、皆さんから送っていただいた支援物資を届けに、
石巻〜女川と再び回ってきましたのでご報告いたします。



今回は、俺の高校の後輩の石橋くん、石橋くんのお友達の藤間さん、
そして、俺の親友のナベさんご夫婦も加わって、5人での物資支援。

石橋くんとナベさんに車を出してもらって、結局、2台に満載!


その2日前、ウチのお店のお客様とおふくろに、
ボランティアで皆さんからの物資の仕分けをしてもらって、
いろーんな人の思いが乗っかった物資支援。


責任持ってお配りしてきましたよー!



今回は、石橋くんが、仙台市泉区の社会福祉協議会(以下 社協)と仲が良くて、
社協さんから託された物資もあり、石巻専修大そばにある支援物資センター経由で女川へ。




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石巻の支援物資センターの近所に、自衛隊の拠点が。

スゴイ数のトラックとテント。


いやー、頼もしい限りだ。
自衛隊の皆さん、本当にお疲れ様です。ありがとうございます。


自衛隊員も、この大災害で本当に過酷な環境の中、
避難している皆さんのサポートやがれきの撤去、遺体の捜索などをしている。

本当に頭が下がる思いだ。



先週女川に行ってからちょうど1週間。


自衛隊や民間の業者さんが、本格的にがれき撤去作業に入っているので、
少しずつ、がれきの山が無くなって整理されてきている。



とはいえ、まだ


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こういう感じだ。



今回は、先週行った、女川の総合運動場の避難所に立ち寄りって、
先週に引き続き、皆さんからのお菓子、子供靴、マンガ本、子供たちの玩具などをお渡ししてきた。

また、前日に、職員の方に電話して要望を聞き、皆さんから募金していただいた中の一部から、
メインの物資ではなかなか行き届かない、
髪を束ねるゴムや髪留めなど、約100人分を買い出しさせていただきました。


本当に喜んでいただいてうれしかったなー。




そして次に、先週も行った、S地区のAさんがいる孤立集落へ。


旦那さんも奥さんも、元気に家の復旧作業をしていてホッとした。


ここでも、お菓子、衣類、生活用品などなど、喜んでいただいた。



今回は、旦那さんや奥さんと、じっくり立ち話を。

何回も涙ぐむ場面もありながら、明るく振る舞おうと一生懸命話すAさんご夫婦。


その中で、多くの友人や同僚を津波で失った旦那さんが言っていた、

「悲しみとか怒りとか、そんな感情はどっかに吹っ飛んじまった−。
とにかく、今やることをやるだけだ−。」


っていう言葉が印象的だった。


Aさんちの前には、水産加工場から魚がいっぱい流れてきて、
先週行ったときにはとんでもないにおいが立ちこめていたが、
1週間の間に、少しがれきも撤去され、先週よりはにおいも軽減されてはいるものの、
それでも凄かったなー。

そんな環境の中でも、いつも明るいAさんご夫婦。


聞けば、震災前からその地区のリーダー的存在だったそうだ。


だから今でも、隣人を気遣い、お世話をしている。



そこでひとつ皆さんにお願いがあります。


Aさんも周りの人たちも、
車がすべて流されてしまって、集落に一台も車がありません。


Aさんにリーダーになってもらい、
その地区にワンボックスの軽自動車を贈りたいのです。

現在、女川の隣町である石巻市にも、少しずつ物が入るようになり、
まだまだ完全ではありませんが、買い物もできる環境になってきています。

S地区に一台車があれば、石巻に買い物に行けるようになるんです。



誰でも運転できるように、できればオートマで、車検の長いもの。

現在は、町がメチャメチャだから、
警察も多少の細かいことは大目に見てくれているみたいなんだけども、
9月くらいを目処に、取り締まりも再開するようで、
ナンバーが無いとか、車検切れの車を使えるのもそう長くないようなんです。


そこで、

1,この記事を読んで、使わないワンボックスの軽自動車を持っていて、
格安で譲ってもいいよという方がいらっしゃったら、提供していただきたいのです。


古くても、ドアになんか会社名とか書かれていても、多少傷があってもいいです。

車検が長くない、もしくは切れている場合は、
こちらで可能な限りなんとかしたいと思います。

ご連絡は、Twitterやfacebook、もしくは、

wako@caferoman.tv

までメールをください。

※ケータイに転送しているアドレスではないので、お返事が遅れる場合があります。


2,車の購入代金のご支援をお願い致します。

先日、俺のパートナーである、(株)YUKINEの代表取締役、雪音りえさんが、
お金でご支援いただくために、口座番号を公開しました。

直接振込プロジェクトの概要記事はこちら。


===================
 【支援金振込先】
 
ゆうちょ銀行 18180−2−15362301

他の金融機関から振り込む場合
 店名 八一八 店番 818  普通  1536230
ホンマ リエ
 ==================

一口1000円で、何口でもかまいません。

また、まくろび庵の店頭にも募金箱を設置いたしました。


車の購入代金、名義変更・登録や陸送にかかる費用を、
支援金の中から使わせていただきます。


収支は雪音さんに管理していただいて、会計報告をいたします。


皆さんのご協力をお願い致します。


※※※追記 4/23※※※

皆さんの暖かいご支援により、Aさんに贈る車が見つかり、
募金が購入代金に達しました。

今月中の納車のために現在準備中です。
詳細は、収支報告も兼ねてBLOGに掲載していきます。

なお今後も、Aさんのような孤立集落で、
車が必要な方との出会いがあると思いますので、
その都度BLOGで公開していきます。

また、車の購入資金や必要物資の買い出しの資金のために、
今後も募金活動は継続していきますので、ご協力をお願いいたします。


皆さま、本当にありがとうございます!

※※※※※※





さて、また報告に戻って、S地区をあとにして、
今度は、女川でも少し離れた場所にある、野々浜の避難所へ。


野々浜は、牡蛎の養殖が盛んな地区だったんだけども、
今回の津波で壊滅的な被害にあった。


この集落の人たちのほとんどが、牡蛎の関係者。



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一見、穏やかで綺麗な海なんだけども、やはり津波の爪痕が。


小高い丘の上にもかかわらず、
その丘の上に建っている4階建ての建物の2階部分まで水が来た。

津波警報が出て丘の上に避難はしたものの、
まさかこの丘の上まで水が来るなんて誰も想像しなかったんだそうだ。


しかし、想像を絶する高波が来て、
昨日話したおじさんが手を出したんだけども、つかみ損ねて目の前で流されてしまった人がいたと、
涙を浮かべながら話してくれた。

もちろん、こちら側からそんな質問なんてしない。

だけど、そのおじさんも、自責の念からなのか、堰を切ったように話し出す。


そして少し話をしては、涙ぐんで言葉を詰まらせる。


本当に辛いんだと思う。


初めて会った俺たちにまで、そんな辛い話を。

吐き出したいのだ。


だから、黙って聞いた。



ひとしきり吐き出したあと、

「でも、何年かかっても必ず復活して、
またおいしい牡蛎を皆さんに食べていただきたい。」


と。


その避難所は、荒涼とした中、
電気も無い、それこそまだ原始的と言っても過言ではない状態なのに、
そんな状況下でも決して折れてない。


希望を捨てていない。


なんという強さ。




その強さに打たれて、俺も泣いてしまった。


いまでもそのおじちゃんの顔を思い出すと泣けてくる。



で、その避難所でもいろいろと物資を受け取ってくれたんだけども、
一番喜ばれたのは・・・・




タバコ。




タバコを出した瞬間、みんな顔がパァーッと明るくなって、

「なんだべー!誰もタバコ吸わなくていいなーって思ってたのに−。アハハー!」

「●●さん、帰ってきてタバコあったら喜ぶっちゃねー!」

「んだからー!」

なーんて会話がバンバン出てきて、おばちゃんたちにも満面の笑みが!


いやー、思いがけず想像以上に喜んでいただいてうれしかったなー。


そのタバコも、皆さんの支援金から購入させていただきました。



そして、今後の支援物資なんですが、今後、下記の物は継続して募集します。

・お菓子

・カップラーメン、缶詰、レトルトなどの副食品

・タバコ

・男女Tシャツ

・男女パンツ(下着)

・男女靴下


※現在、上記以外の物は
まくろび庵ではお受けできません。


また今後変わるかもしれませんが、当面はこの内容でお願い致します。

送り先は、

〒984-0051
宮城県仙台市若林区新寺3-12-32 まくろび庵

電話/FAX 022-295-7772



なお、お願いしておきながら大変恐縮なのですが、
箱を開けなくても中身がわかるように、
外側に何を入れたか書いていただけると大変助かります。

ご協力をよろしくお願い申し上げます。



さて、またご報告に戻って、野々浜の避難所で荷下ろしをしていたとき、
最初に行った総合運動場の避難所に届け忘れがあったことに気づいた。

その時点で午後2時半くらい。


昨日の満潮時刻は午後3時十何分くらい。


「水があふれっから、帰りは気をつけていがいんよー!」

と言われて、半ば信じられなかったんだけども、
忘れ物を届け終わって丘の上から海の方を見下ろしたら、



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町に海水が!




慌てて出発したんだけども、途中の道は、




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冠水状態!


この辺はまだ良かったんだけども、石巻の渡波地区あたりは、
道路がすっかり川になっていた。


いやー、ビックリしたなー。


俺たちは車の中でワーワー言ってたんだけども、
それとは対照的に、冠水している地区のおばちゃんたちは、
足下に水がチャプチャプの状態なのに、笑いながら立ち話をしてる!

もうそれが当たり前になっちゃったんだな。


「いやー、またチャプチャプだっちゃわ。」

「んだからー。」


みたいな感じなのかな。



みんな強いなー。しかし。



防波堤が崩れてしまったのもあるとは思うんだけども、
今回の大地震で、沿岸部は1メートルから2メートル、陸地が沈下したという。

おっかない話だ。


それでも、その地区に住む人たちは、それを受け入れた上で生活しているのだ。


言葉を失ってしまった。マジで。




今回も、いろんなショックがありながらも、無事に仙台に帰ってきた。

おかげさまで、今回も、車2台分満載の物資をすべてお届けしてきました。



仙台の市街地に向かう道路上で、

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「災害派遣」と書かれた横断幕を付けた自衛隊のトラックが。


今回の震災では、いろんなヒーローがいるけれども、
自衛隊員たちも間違いなくヒーローだ。

思わず手を合わせたくなった。



そんなこんなで、クタクタになって家に着き、車を停めてふと上を見たら、




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見事なムーンボウが!


ムーンボウについての過去記事はこちら。



急いで三脚を使って写真を撮ったあと、ベランダに出て、



DSCN9430.jpg

ベランダから撮影。


いやー、幻想的で見事だった。




別記事で書くけど、実はこの日、おふくろが大変なことになり、
かなりショックだったんだけども、
おふくろや被災者の方々を救ってくださいと、月に向かって手を合わせた。


みんなが救われますように。


そして、みんながまた心の底から笑えるように。


今後、救援・復興支援のために、まくろび庵を任意ボランティア団体として、
本格的に動いていくことにする。


俺にできることを少しずつ。


皆さん、これからもご協力をお願い申し上げます。

 
ラベル:女川
posted by わこう at 01:11| Comment(3) | TrackBack(0) | 東北大震災日記。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「ボランティアプラットホーム」と言うところで車の提供情報をみつけました。

ここ http://b.volunteer-platform.org/sp/283 です。

連絡してみてください。

自分も牡鹿半島に愛着のある者です。
Posted by 庄司 at 2011年04月19日 15:55
庄司さま

情報ありがとうございます。

この情報の車は、軽の乗用タイプなので、
それでもいいかとAさんに確認をしてみたのですが、
やはり、荷物をたくさん運ぶ前提なので、
軽のバン(もしくはワンボックス)がいいと言われました。

なので、Aさんのニーズとは違うのですが、
次に被災地に行ったときに、軽自動車が欲しい方がいたら、
つないでみようと思います。

本当にありがとうございます。
Posted by わこう at 2011年04月21日 10:11
ボランティアお疲れ様でした
自分は元・女川町立病院
現・女川町地域医療センターの
守衛をしているモリモリと言います
野々浜にいらしたんですね
俺は隣の浜に住んでます
やっぱり支援物資のダバコは
本当にありがたいでした
今の女川町はだいぶ瓦礫も片付き
更地となり街灯も付きはじめました
今月には音楽イベントなどもあります
もし良かった遊びに来て下さい


半島の方にも件数は少ないですが
仮設住宅で生活してる方々もいますが
実際余り支援物資を届ける方も
いまだに余り居ないみたいです
離れた仮設住宅の方にも
お年寄りだけの方もいらっしゃいます
そんな方々へ支援をしていただけると
本当にありがたいと思います

自分もブログをやってますので
良かった見て下さい

http://ur1.jp/63651/
Posted by モリモリ at 2011年10月11日 03:27
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