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2010年11月18日

Ma.K 1/20 クレーテ制作記。

DSCN3760.jpg
先日のお休みの日、またプラモを作った。

今回は、俺にとってとても大切なキットだったので、
紹介したい写真が多く、制作記とフォトギャラリーの二部作で公開する。




DSCN3563.jpg

今回制作したのは、マシーネンクリーガーの前身となった、日東製SF3Dクレーテ。


俺は、マシーネンクリーガーに興味を持ち始めて調べ、
この、クレーテのデザインを見たとき、本当に度肝を抜かれたね。


このシュールなデザイン。

それでいて、「機械美」とも言えるような造形。

本当に実在しても、こんな足で歩けんのか?逆だろ!足の関節!
と、ツッコミを入れたくなる特異なスタイル。


一発でヤラレてしまったよ。このクレーテに。

カ・・カッコよすぎ・・・。


んー、ノイスポッターの時にも思ったんだけども、
デザイナー横山宏先生、恐るべしって感じだ。


だから、このキットをずーっと作りたいと思ってはいたものの、
プラモ作りのブランクがあまりにも長すぎたために、
ある程度いろいろ作り込んで、テクや勘を取り戻してから作ろうと、
大事に大事に取っておいたキットなのだ。


最近、ある程度作り込んで、このクレーテ制作に踏み切る度胸が付いたので、
今回「エイッ!」と作ってみることにしたのだった。



俺は、マシーネンクリーガーの事情はあんまり詳しくわからないんだけども、
「マシーネンクリーガー」という名前になる前は、「SF3D」という名前だったらしく、
模型メーカー、日東が製造・販売していた。

一時は業績悪化で日東もいったんは廃業・解散までいったものの、
90年代に再建。

しかしその際に、ホビージャパン誌がこのSF3Dの版権を持っていたために裁判沙汰になり、
「SF3D」という名前が使えなくなって、「マシーネンクリーガー」となったらしい。

蛇足だが、俺が先日作った、「ノイスポッター」や、その派生機「クラッフェンフォーゲル」は、
そのスッタモンダの際に、金型を紛失し再版できなくなってしまったので、
「幻のキット」だの、「お宝キット」といわれるようになったわけだ。


今は、このクレーテも再版されて、マシーネンクリーガーとしても販売されているが、
今回俺が作ったのは、日東時代の旧キット。

だから、推定30年くらい前のものだ。
以前、ヤフオクで安くゲットした。


今回はじめて袋から出してみたんだけども、
旧キット故の宿命なのかなんなのか、


DSCN3565.jpg

キャァァァァァァ!

ランナーが反って、パーツが割れとるー!

しかも、このパーツ、頭の部分の一番目立つとこじゃないの!

まじかよー・・・。



経年劣化によるものなのか、不良品なのか、原因不明。





ということで、前途多難のスタートとなったわけです。


他のパーツもチェックしたけど、とりあえずパーツが合わないほど反っていたのは、
上の写真のパーツだけだったので、とりあえず作ることにした。


とはいえ、このクレーテ、作った人のいろんなBLOGをチェックさせていただいたけど、
この頭部に至っては、ただでさえパーツの合いが悪いらしい。


俺も多分に漏れず、頭部を組むのには、本当に苦労した。

たった4つのパーツを貼り合わせるだけなのに、
反ってぜんぜん合わないもんだから、あっちをたてればこっちがたたずで、
ホント、イライラした。


やっとこさっとこ反った部分も強制的にテープで押さえ込み、


DSCN3566.jpg
こんな感じで。

一番イイところが割れてんだもんなー。


本当は、ツルンとさせて仕上げようと思ったんだけども、
こんな大きい割れ、俺のテクでは直せない。

というか、そんな事している時間がない。


ということで、逆転の発想で、このハプニングを利用して、
表面の仕上げの路線変更をして、鋳鉄&溶接跡仕上げにしてしまおうと思ったわけだ。




DSCN3583.jpg

ということで、まずはこんな感じに。

表面を溶きパテでザラザラにし、
不要ランナーを火であぶって伸ばした、「伸ばしランナー」を貼り付けて、溶接跡を表現。

さらに、コトブキヤのディテールアップパーツをいろいろと寄せ集めて、
リベットやネジをくっつけてみた。


このまんまでも良かったんだけども、
せっかくだから、もう少し派手に表面を荒らして鋳鉄を表現しようと思い、



DSCN3595.jpg

このぐらい派手に荒らした。

「ものものしさ」を強調したかったのだ。



さて、「ものものしさ」と言えば、前回のノイスポッターに、
赤い発光ダイオードを使って点灯する仕掛けを作ったんだけども、
今回のクレーテにも、その点灯ギミックをやってみようと思い、




DSCN3570.jpg

口(?)の部分に付くパーツに、
リューターで発光ダイオードを埋め込むための穴を開けた。



DSCN3572.jpg

発光ダイオードをはめ込んでみる。

サイズぴったり!





DSCN3581.jpg

ハーツに色を塗って、点灯させてみる。

んー、イイ感じー。と、自己満足。
まぁ、プラモなんて100%自己満足の世界だもんな。

別に作った作品を売るわけじゃないし、自分が良ければそれでいいのだ。




写真を撮らなかったんだけども、このあと、頭部、下半身とも、サクサクと組んで、


DSCN3591.jpg

仮組み終わり。


デザインからすると、なんか作りづらいキットなのかなーと思ったら、
ぜんぜんそんなことなくて、簡単に組めた。

いやー、いいねー。カッコいいなー。このキット。



そして塗装に入るわけだけども、今回の色は、本当に悩んだ。


前述の通り、クレーテは俺にとってはマシーネンクリーガーの最高峰。

だから、最高にカッコよく仕上げたい。


「今度の休みにクレーテを作るぞ!」と決めてから、
約1週間のあいだ、考えることはクレーテの色のことばかり。

ネイビー系にしようか、サンドイエロー系にしようか・・
はたまた冬季迷彩にしてみようか、ウケねらいのギャグ路線でいこうか・・・

頭の中はクレーテのことばかり。


しかし!

太極拳教室の帰り道、イメージがバチコーンと降りてきた。


「素だ!無塗装の素の状態だ!」



ということで、選挙で言うところの「無所属新」だな。

部隊カラーナシ、番号ナシ、一切の注意書き等ナシ、
つまり、鉄の単色仕上げ、デカールも一切貼らずに、
クレーテのカッコよいプロポーションだけのクレーテにすることにした。


ということで、メタルカラーのチタンをベースに、黒やシルバーを混ぜて調色。

エアブラシは使わず、筆でワイルドに、乱暴に塗っていく。


そして、より「鉄っぽさ」を出すために、サビや焼けた鉄の感じを。

DSCN3626.jpg
なので、アクリル系のクリアオレンジをさらにシンナーで薄めたものを、
エッジの部分などを中心に流し込んでウォッシング。

なんか鉄っぽいでしょ。



DSCN3611.jpg

そして、溶接したであろう部分に、薄くシンナーで溶いた青をウォッシング。

わかるかなー、わかんねぇだろーなー。(笑)


写真に撮ると飛んじゃうんだよねー。


DSCN3613.jpg
ライトの部分も。

微妙に薄ーく青が入ってるのがわかるかなー。

まぁ、自己満足の世界だからいいんだけどね。俺さえ知っていれば。(笑)



このまんまでもよかったんだけども、
もう少し「ものものしさ」を出したかったので、さらに、スモークグレーでウォッシングして、

DSCN3631.jpg

エッジ部分などを際立たせた。


スモークグレーでウォッシングすると、一気に「ものものしさ」が増す。

やり過ぎると、ただの「こすけた」(仙台弁で小汚いの意)感じになってしまうので、
抑えめに、お上品にね。



そして、発光ダイオード用の配線を、


DSCN3601.jpg

こんな感じで頭からボディに通し、ボディの別な穴からまた外へ。

この辺の配線の取り回しは、
もともとこのキットは砲塔にモーターを仕込んで回転させられたり、
ライトにムギ球を仕込んで光らせられたりと、仕込みどころ満載なので、
ちゃーんと配線がうまくとり回せられるように作られているからラクだった。



そして、今回のベースは、ホームセンターで売っていた、
プラスティック製の植木鉢に使う鉢皿。

これにササッとフラットブラウンを塗って、穴を開け、


DSCN3796.jpg
こんな感じで、電池ボックスとスイッチを仕込んだ。

一般的なホームセンターだったから、こたつ用のスイッチしか無かったんだよなー。(笑)
まぁ、見えない部分のことだからよしとするか。



ということで、構想1週間、制作開始から2日。


俺の念願のクレーテが完成したわけです!



完成写真につづく。


 


posted by わこう at 15:56| Comment(0) | TrackBack(0) | プラモデル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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