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2010年07月15日

孤独死。


昨日、亡くなった父の七回忌だった。


以前、父が死んだときのことをBLOGに書いたが、
あれから6年かー。

早いなー。


その記事はこちら。



昨日は、おふくろと妹、甥っ子、姪っ子たちと俺の、
本当にこぢんまりとした七回忌の法要。

法要が終わって、なんとなくひとつの区切りが付いたようで、
なんか精神的にホッとしている。




父は、一般的に言うところの孤独死だった。

離婚してからずーっと独り暮らし。

トイレで倒れ、そのまま逝ってしまった。


死因は、はっきりはわからないんだけど、心臓か頭のどちらかだ。


警察も、事件性が無い場合はやけにアッサリとしていて、
調べが済んだら、

「では、私たちはこれで。」

と、さっさと帰ってしまった。


以前の記事にも書いたが、葬儀屋さんが来るまでの間、
妹と2人、父の亡骸が横たわる、夏の蒸し暑い部屋で、
遺品の整理をしたり、あちこち連絡をしたり・・。


屍臭が鼻をつく。

だけど、それが父の臭いだ。


今でも、あの蒸し暑さと共に、あの臭いを思い出すことがある。



父は、トイレで倒れたまま逝き、死後5日経ってから発見された。

隣に住む方が、5日間、電気もテレビもつきっぱなしだったことを不審に思い、
119番に通報してくれたからわかったのだった。


もし、隣の人がそのタイミングで通報してくれなかったら、
一体どうなっていたんだろうと思うと、ゾッとする。


何ヶ月も発見されない孤独死の遺体って、本当に大変なことになってると聞くし。


俺の父は、多少紫色になってはいたものの、
顔もキレイだったし、死に顔も穏やかな方だったんじゃないかなー。

それだけが救いだ。


通報してくださった隣の家の方には、本当に感謝だ。




父が逝ってから、いろんな事を考えた。


俺はまだ、すぐに駆けつけられる距離に住んでいたからいいけど、
もし、他県や、すぐに駆けつけられない事情がある方とかは、
自分の親が、高齢で独り暮らしだったりした場合、本当に心配だろうなーと。


って言うほど、俺の父は高齢ではなかったんだけども。

69歳。
あまりにもあっけなく、突然の別れだった。


先日、回想録に死んだ人たちのことを書いたけど、
死んじゃう側はまぁしょうがないとして、やっぱり、残された側の人間は、
もっとこうしておけば良かったとか、なんであのときに・・とか、
多少なりとも自責の念に囚われることだと思う。

だから、特に自分の親に対しては特に、
常日頃の関係や関わりかたが本当に大切だなーと思う。


特に、親が遠くに暮らしている人は、
もしもの時のルールみたいなものを作っておくとかね。


本当は、親とそんな話、したくないんだろうけども、
亡くなってから悔いが残るような事になってしまっては、
もっと大きな波となって自分に跳ね返ってくるわけで。


幸いなことに、俺のおふくろは、まだまだ元気で、
車も運転するし、あちこち出かけては楽しんでいる。

店にもよく来てくれる。


だから、そんなもしもの話、俺もまだおふくろとしたくないけど、
いつかはしなきゃないんだよなーって思う。


それ考えただけで、胸がキューッとなっちゃうんだけども。

俺、マザコンだし。(笑)



父のことが心残りってわけではないんだけども、
だけど、おふくろにはできるだけのことをしてあげたいなーと思う。


おふくろもこのBLOGを読んでるみたいなので、
なんとも恥ずかしいというか照れくさいんだけども、
あべはりさんの一周忌も終わり、父の七回忌の法要も終わったところで、
なんとなく、そんなことを考えていた。


悔いが残らないように。



皆さん、親を大事に。


 
posted by わこう at 19:21| Comment(3) | TrackBack(0) | 普通の日記。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私の実父も60歳での孤独死でした。。。

腐乱も進んでいたそうで。。。

事情が色々とあったものの哀しみが痛いです。

でも亡くなった今の方が父を近く感じます。

私はマザコンのファザコンなのです(苦笑)

私の周りには、まだ親御さんを亡くされた方が少なく

また「孤独死」という方の話しを聞いたことが無かったので

今日、この記事を読んで何とも言えない(良い意味で)

気持ちになりました(本当に良い意味です)

簡単に「癒し」とか使えない性分なので。。。

ありがとうございました。

Posted by 海のナミダ♪ナンシー♪ at 2010年07月16日 21:01
海のナミダ♪ナンシー♪さん

ありがとうございます。

同じ気持ちを共有できる方がいらっしゃって、
俺も本当にうれしいです。

この記事が、ナンシーさんのなんらかの癒しになれば幸いです。

これからもよろしくお願いします。
Posted by わこうちゃん。 at 2010年07月28日 15:07
はじめまして。

私も実父を亡くしました。
死後一ヶ月でした。

大家さんから様子がおかしいから確認して欲しいと連絡を受けて向かい、玄関のドアを開けた瞬間に臭いでわかり、中に入れず同行の主人に確認してもらいました。
慌しく検視解剖・荼毘・葬儀を済ませたところです。

奔放に生きていた父にどうしても寄っていく事ができず、
ただ子供たちにとってはおじいちゃんなので年に数回会い、ごくたまに連絡をしていましたが、秋に喧嘩をしてしまい絶縁され、意地になって連絡しないまま4ヶ月が経っていました。
お正月を迎えていつものように新年の挨拶の電話をすればよかったんだけど、普段冷たくしながらお年玉目当てのようでどうしても連絡できず・・・
結局父は新年を迎える前に往ったようで、私からの電話がなかったことを悲しむことなく逝ってよかったかもと自分を納得させようとしていますが、心待ちにしていたんだろうなと思うと申し訳ない気持ちでいっぱいです。
お正月に電話さえしていればあのような姿にすることはなかったんですから・・・

どんな親でも亡くなると本当に悲しいですね。
お骨を祀りながら、せめて生きてる間にこの半分でも父に気持ちを寄せればよかったと、ただただ後悔、後悔、後悔です。
今となっては残っている母を大事にしていくことが一番の供養と思い、喧嘩もしますがこちらから折れてあげようと思っています。
とても悲しい辛い事でしたが、色々な事を深く考えることができるようになった気がします。

わこうさんの記事を読んで、いつか立ち直れる希望が持てました。
ありがとうございました。




Posted by mirror at 2012年02月01日 08:52
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