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2010年03月26日

夢のような家で、君と。

先日、大切なお友達、カウンセラーの生支州さんから、
1枚のCDを教えてもらった。



夢のような家で、君と夢のような家で、君と
ジョー・バルビエリ

オーマガトキ 2009-04-22
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「夢のような家で、君と」

その邦題を読んだだけで、グッと来てしまう。


そして、1曲目の「いつものように」をはじめて聴いたとき、
思わず目頭が熱くなった。


まるで、現在が、楽しくて美しい過去を振り返っているように錯覚させる、
そんな、過去を一瞬で浄化し、包み込んで癒してくれるような、そんな優しい曲。

っていう表現でわかるかな・・。



ここ最近書いている、回想録や、トラック野郎時代の話には、
カッコよくいえば、俺の若さ故の過ちというか、若気の至りが綴ってある。


たくさんの人を傷つけ、自分も傷ついてきた。

たくさんの出会いと別れがあった。

時には、身を裂かれるような悲しい別れも。




トラック野郎時代、事故や自殺で大切な仲間や先輩が何人も死んだ。


そして、去年、あべはりさんという大切な親友が死んだ。

心のよりどころだった、あべひげさんも死んだ。




だからこそ、今、こうして、何気ない日常を生きられることの幸せを感じている。



借家とはいえ、庭のある、眺めのいいロケーションの家に住み、
パートナーや猫たちに囲まれ、癒され、
小さなお店を持ち、お客様や仲間に囲まれている幸せ。


トラック野郎時代、仲間が死ぬたびに、「明日は我が身」と、身を引き締める。

そんな緊張感の中で暮らした数年間。


何度も死にそうになった。



でも、生きている。

生かされている。




今だって、いろんな事は起こるけど、トラック時代に比べれば、死ぬ確率は低くて平和だ。


身の危険を感じないで暮らすことができる幸せ。


平和に日常を過ごすことのできる幸せ。




そんなことを、ググーッと一気に振り返らせてくれる、
ジョー・バルビエリの優しい歌声。


ブラジルの大御所、カエターノ・ヴェローソや、
ジョアン・ジルベルトが絶賛している、バルビエリの歌声。


そして、キューバの大スター、ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブにも出ていた、
オマール・ポルトオンドとのデュエット曲もある。(4曲目)

このデュエット曲も、マイナーコードからメジャーコードに移る、
その展開の素晴らしさ。

甘く切ないフレーズから、一転して癒され、包まれるような開放感。


本当に素晴らしい。



今、俺を取り巻く環境は、まさに、このCDのタイトル通り、

「夢のような家で、君と」

だ。



1曲目の「いつものように」は、俺が人生を終わるとき、
自分の人生を振り返る時に聴いていたい曲だ。


アマゾンで、すべての曲が、前半40秒くらい視聴できる。


このCDは、ハンカチを用意してぜひ聴いてほしい。




夢のような家で、君と夢のような家で、君と
ジョー・バルビエリ

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「夢のような家で、君と」


 
posted by わこう at 20:19| Comment(1) | TrackBack(0) | 音楽ノスタルジー。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「自然食を考える会」今回も盛会でした。

おはようございます、いとうです。

むっとうさんのお誕生日プレゼントでは

ありませんでしたか?

このアルバム。

「夢のような家で、君と」

むっとうさんは、「俺はブログ読まない人だから」と

言ってたから、ここに書いてあることも多分知らないはずで。

それで、あのコメントが出るってのは、

むっとうさんは、凄い人だなあと思いました。

見えない何かが見えるひと、という意味です。

そんな彼氏が、アルバム見ただけで大絶賛したんだから、

このアルバムは「凄い」のでありましょう。

長々失礼しました。

Posted by いとう at 2010年03月29日 07:41
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