先日、TSUTAYAでなにげに発見した一枚のDVD。
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Roxy MusicとT.rexの、1970年代前半のライヴ。

いやー、シブイ!カッコよすぎ!
70年代、ニューロマンティックというジャンルを確立したビッグバンド。
俺も、なんだかんだ言って40を過ぎ、
70年代ってつくづくカッコよかったなーと思う今日このごろ。
今みたいに、高性能な電子楽器が無い頃だからこそ出る味というか、
荒削りなカッコよさ。
正直、20代には、この良さがわからなかった。
ブライアン・フェリーの強烈な個性。
初めて見たのは、俺が20代の頃見た、
ソロのブライアン・フェリーのこのプロモ。
ちょっと、ブライアン・フェリーのアップはキツイなーとか思いながら見たもんだ。
月日は流れ、40を過ぎ、スカパの、Music Airチャンネルで、
昔のRoxy Musicのライヴを見たとき、電撃が走った。
昔のブライアン・フェリーって、こんなにカッコよかったのかーと。
今回、TSUTAYAで見つけたDVDは、
まさに、Music Airチャンネルで見たライヴそのものだった。
俺は、QUEENが昔から好きだったが、フレディが亡くなって、
いろんなアーティストが集まって追悼ライヴをしたとき、デビッド・ボウイが、
「70年代、Roxy Musicはカッコよかった。」みたいなことを言っていて、
「えぇー、マジで・・・。」なんて思ったものの、それは本当だった。
なんと言っても、強烈な個性とワイルドなサウンド。
この時代ならではだなーと思う。

Roxy Musicにおいて欠くことができない、サックス。

Roxy Musicは、ドラムもギターもキーボードも、ハッキリ言ってうまいと思う。
その中でも、ひときわ個性を放つサックス。
この絶妙なバランスがいいんだな。
だから最近は、お店でお客様がいないときは、
Roxy Musicをガンガンかけてる時が多い。
今になってやっと、ソロのブライアン・フェリーもカッコイイと思えるようになった。
だから先日、あべはりさんが亡くなって、追悼のDVDを作ったとき、
あべさんの写真をスライドショーにしたものも収録したんだけど、
そのBGMには、ブライアン・フェリーの曲を使った。
泣かせる曲だ。
新しめのRoxy Musicのサウンドは、どんどんと洗練された感じになっていって、
それはそれでいいんだけど、俺はやっぱり初期のワイルドな方が好きだな。
「Rockっつーのはこういうもんだ。」っていうものを教えてくれている気がする。
今、ブライアン・フェリーは、音楽活動を続けているのかは正直わからない。
が、可能な限り、これからもいい曲を世に出していってほしいなぁと思う。