
50歳まで残り半年を切った。
20代のころ、自分が50歳になるなんて想像もできなかった。
でも、現実は容赦なくやってきて、もうすぐ50歳だよわ。
信じらんね。
で、50歳を前に、身体がなんかすごいことになっている。
4年くらい前に、尋常性乾癬の記事を書いた。
この記事を書いてから、一時は乾癬も鳴りを潜めて平穏な日々を送っていたんだけども、
去年の秋を過ぎた頃から、なんか乾癬が再発してどんどん酷くなっていった。
思い当たるフシはいろいろありまして・・
去年(2017年)の夏も、本当に暑かった。
俺は心臓が弱いので、風呂上がりに動悸がひどくて、
このまま死んでしまうんじゃないかと思うくらいのことが何度かあった。
そんな暑いときは、アイスがうまいんだよねー。
調子こいて毎日のようにアイス食べた。
特によく食べたのが、

しろくま。
こいつはヤヴァイ。うますぎる。
健康な人はナンボ食べてもいいんだろうけど、
数年前に尿管結石をやったり、昔、酒で肝臓をパンクさせたりしてきたので、
俺にとって毎日アイスを食べるのは命を縮める行為だな。
そのほか、大好物のラーメン、ピザなど・・
何年も食事を自制して、一時は菜食だったりもしたけれども、
ここ2〜3ほどは、いろいろと解禁した。
だけどちょっとタガを外しすぎたかなー。
いつも「適量」とか「適度」のコントロールができずに、
食べ始めると一気にグワーッといっちゃうんだよね。
断酒、禁煙、揚げ物断ちをしてきたけれども、
それを上回るくらいいろいろ食べ過ぎちゃったわけです。
今回の乾癬の再発は、そのツケが回ってきたのかなと思う次第であります。
そして、今年の1月から、望診法の山村先生や塾生さんたちのサポートを受けながら、
ガッツリと食事制限をして、対処的ではなく、体質改善で乾癬克服を目指して、
現在も頑張っているところ。
俺が今指針としているのは、
エドガー・ケーシー氏の食事で乾癬を治すという内容の本だ。
自然療法で「乾癬」を治す (エドガー・ケイシー文庫) | |
![]() | ジョン・O.A. パガノ John O.A. Pagano 中央アート出版社 2005-05-10 売り上げランキング : 23922 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
基本的な考え方をざっくりいうと、乾癬は腸壁の一部が薄くなり、
そこから、本来ならば排泄されるべきものが、
血中に入り全身をめぐって皮膚に異常をきたすので、
腸壁をケアすること、腸内環境を良くすることに主眼を置いている。
で、乾癬と相性の悪い食べ物がいろいろとあるんだけども、
けっこう禁止食材が多いのよ。
だけど、日常生活でなかなか避けられないものもあるわけで、
可能な限り取り組む、といった感じで続けている。
その中で、食べるとテキメンに痒くなる食べ物がいろいろとあるので、
ちょっと上げてみようと思う。
ただしこれは、俺個人のことであって、
すべての乾癬の人に適応するのかはわからない。
すぐに痒くなる食べ物
・パン(特にトーストしたもの)
・ピザなど小麦を焼いたもの(クッキーとかケーキのスポンジなど)
・チョコレート
・ポテトチップス
・ラーメン
・超甘いお菓子
・ポテトフライ
・・俺が好きなものばっかりだよ。
ちょっと微妙な食べ物
・パスタ(油が少ないとあまり痒くならない)
・くだもの(ものによる)
・甘い炭酸飲料
痒くなりそうであんがい大丈夫だった食べ物
・あんこのお菓子(できれば無糖や微糖など)
・うどん
・蕎麦(十割だとなお良し)
だから、可能な限り家で作るようにして、
家で作るときにはごはんと味噌汁が基本。
あとは焼き魚とおひたしなどの青物、くらいのシンプルな食事が理想。
俺は一番酷いのが、頭皮から額にかけてのエリアなんだけども、
とにかく痒くなるものを極力避けて選んで食べるようにしている。
麺を食べたいときは、ラーメンではなく蕎麦。
タイ料理屋さんでフォー(米麺)を食べたり、
グルテンフリーパスタを使ったりもする。
体質改善にはやっぱり時間がかかるので、
いったん皮膚科に相談に行き、ステロイドの塗り薬を処方された。
体質改善の兆しが見えるまで、ステロイドと併用したほうが良いのかなと、
頭皮や額に塗ってみた。
額は、色も引いて落ち着いて見えるんだけども、
頭皮に関しては、あまり効果がなく、皮は依然として剥けるし、
かゆいときはやっぱりかゆい。
そして、頭皮にステロイドを塗ると、
頭がボーッとしてきたり、変な頭痛が起きたりするので、
2〜3週間使ってみたんだけども、やはり怖くなってやめた。
そしたら、リバウンドがきて、モーレツに痒いわ真っ赤になるわで、
モー大変。
でも、仕事柄人に会うことは避けられないので、
あらかじめFacebookにあえて写真を載せて、
会う人がいきなり見てびっくりしないようにした。
以前から、尋常性乾癬という免疫性の病気で、頭皮や額にアトピーのような湿疹が出て、食事療法に取り組んでいました。もうかれこれ4ヶ月くらい。 体質改善には時間がかかるので、1ヶ月ほど前に、落ち着くまでステロイドとの併用に切り替えたけど、塗った...
若生 貴大さんの投稿 2018年5月8日(火)
で、痒くなったときにどうしてるかということなんだけども、
最近は薬草のツボクサを使ったお茶やクリームを使っている。
ツボクサは、傷薬や薬草としても使われてきたそうなんだけども、
乾癬にもいいらしい。
ということで、Amazonで
リンク ゴツゴラ(ゴトゥコラ)ティー(ティーバック25袋) | |
![]() | アスパック企業株式会社 売り上げランキング : 53341 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ツボクサ茶と、
![]() | Dr.Jart+ 売り上げランキング : 6206 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ツボクサクリームを購入。
ツボクサ茶は、メッチャ濃い目に煮出して冷蔵庫で冷やし、
小さなボトルに入れて、痒くなったら頭に振りかけて揉む。
冷やしておいたやつをかけるとスーッと痒みがひく。
ツボクサクリームは、風呂上がりやシャンプー後に、
頭がまだ濡れている状態のときに塗り込む。
その後、ドライヤーで髪を乾かすようにしている。
あとは、寝る前にクリームを頭皮に刷り込んでいる。
ただぶっちゃけ、この2つが効いてるのかどうかは正直わからない。
でも、ステロイドを使わないという選択をした場合、
何かを塗らなきゃないのなら、今のところこれが俺にとってはいい感じだ。
あとは、適度な運動をして汗をかくことですな。
と、ここで尋常性乾癬のことで終わるわけではなくて、
実はもうひとつ出来事があった。
3年以上前から、胸のところになんかしこりのようなものができ、
少しずつ大きくなってきて、ちょっと気になってたんだよね。
半年くらい前には、直径2.5センチくらいになって、
触るとなんか腫瘍みたいになってる。
そうしたら先日、その中央から膿のようなにおいがしてきたので、
風呂に入ってるときに、しこりをグッと絞ったら、
白いのがビビュッとでてきて、ビックリしながらも全部絞りきった。
次の日皮膚科に行ったら粉瘤(ふんりゅう)ができていて、
除去手術が必要だと。
は?
粉瘤というのは、皮下に袋のようなものができて、
本来体外に排泄されなきゃいけない老廃物が、
その袋の中に溜まっていってしまう病気だそうだ。
それが、何かの拍子に化膿して、
俺のケースみたいに絞ると膿が出るようになっちゃうんだって。
最近俺は、乾癬対策の一環で、プールに通い始めたんだけども、
やっぱりそういう公共のところに行くと、
菌をもらいやすいみたいで、それで化膿したのではないか、と。
いやー、50にもなるといろいろとあるもんですな。
乾癬も粉瘤も、50歳を前にして身体の大調整だ!と思うことにして、
手術受けてきました。
手術自体は、局所麻酔で20分くらいで終わったんだけども、
袋はけっこう深くまでできているから、結構深く切開して、
袋状のものを切り取り、電気メスで焼いて止血し、縫合して終わり。
俺の場合、大きめの梅干し大くらいだった。
超閲覧注意だけども、切除した袋の写真を撮ったので、
見たい方は下記リンクをクリックすると見られます。
ということで、日帰りの簡単なものとは言え、
手術は手術なので、ここ数日はちょっと安静にしていた。
もう切開したところもくっついたみたいだし、
あと数日で抜糸してもらったら完了です。
いやー、ホント、いろいろありますよ。
俺の寿命はあとどれくらいなのかわからないけれども、
病気のせいで晩年体調を壊して、やりたいことがやれなかった・・
ということのないように、身体を大切にしようと思った次第です。
ジジイになってもバイク乗ったりスポーツカー運転したりしたいな。
と気持ちを新たにする49歳。