
この9月は、とにかく神様に呼ばれた月だった。
今月の1日、毎月参拝させていただいている、
吉野の金峰山寺と脳天大神に、バイクで行ってきた。
毎月1日は、脳天さんで護摩焚きが行われるので、
それに合わせての参拝。

もうかれこれ5年通っているので、なんか帰ってきた感じというか、
妙な安心感があってホッとする。
その時の写真を、Facebookのアルバムにしたので、
よかったら御覧ください。
若生 貴大さんの投稿 2017年9月1日金曜日
その後、9月の半ばくらいに、
淡路島の伊弉諾神宮に定期参拝しようと思ったら、
珍しくりえさんが、一緒に行きたいと。
で、いろいろとプランを話しているうちに、
淡路島の南端あたりから、船で10分くらいの沼島というところに、
おのころ神社というところがあるから参拝しよう、となった。
なんでも、文献によると、いざなぎさまといざなみさまが、
国を造ろうとした時に一番最初にできた島が、沼島なのではないかと。
これに関しては諸説あるみたいなんだけども、
いずれにしても一度行ってみようと、急きょ行くことになった。

なんの前知識もなくいきなり行ったんだけども、おのころ神社参拝は、
軽い登山と、最後にそびえる急な長ーい階段を登ってやっとたどり着ける。
この日は9月とは言えメッチャ暑く、汗ダラダラになりながら、
ヒーヒー言いながら登った。
その様子も、Facebookのアルバムにしたのでどうぞ。
神話の中で、いざなぎ、いざなみの尊が国を生むときに、1番最初に作られたという説がある、淡路の沼島はおのころ神社に参拝してきました。 淡路島最南端近くの土生港から船で10分。 のんびりした島にポツンとある小さいお社でした。 島の人々も、...
若生 貴大さんの投稿 2017年9月13日水曜日
そして月末近く、仙台から、くにこさん、東京からジェニーさんという、
2人の友達が関西に遊びに来ることとなり、
吉野の天川村にある天河大弁財天社に行きたいということで、
ご案内することとなった。

天河さんは半年以上ぶり。
しかし、何度伺っても、ここは不思議なところですわ。
この日は、天河さん以外にも、奈良の一言主神社や、
天川のもっと上、洞川にある龍泉寺にも、ご案内することができた。
その時の様子も、アルバムにしたのでどうぞ。
仙台からくにこさん、東京からジェニーさん、二人の友人が関西に来るということで、一緒に奈良の一言主神社、吉野の名物ライダースカフェVINTAGEさん、天河大弁財天社、洞川温泉にある龍泉寺をご案内したあと、大阪で縁ある友人たちが集合して食事会を。 タイトなスケジュールだったけど、導かれたようにスイスイと事が運び、メッチャ楽しい時間でした。
若生 貴大さんの投稿 2017年9月27日水曜日
さて、これだけだと、9月はいろんな所にいったなぁー。チャンチャン。
で終わるところなんだけども、
今回あらためて気付いたことがある。
ちょっと話は変わって、2004年に他界した俺の親父は、
俺が物心ついたころには、密教に心酔していた。
真言を唱えたり、印を結んだり、梵字を書いたり。
そこから派生して、いろんな宗教団体に入信したり、
経典や解説本を読みふけったり、自分で宗教研究家と言っていた時もあった。
俺のオタク要素は、このあたりからきてるんだろうな。まちがいなく。
先日、仏壇に手をあわせていた時だったかにふと、
親父がとても楽しそうというか、喜んでいるようなビジョンが見えた。
俺がこうして、吉野や淡路島に参拝させていただいたりしていることを、
とても喜んでいるような。
そして同時に思ったのは、親父が吉野や淡路島に行きたかったんだろうなーと。
親父が生前叶わなかったことを、
親父の代わりに俺が若生家を代表してやれていることを、
ご先祖様共々喜んでくれているような、そんなことを感じている。
そして俺は、さらにそれを仕事に活かすために、
神仏を象徴するものを形にし、それを身につける、
それをジュエリーとして世に送り出す、ということをしているわけです。
神仏は常に我々と共に在る、ということを、
ジュエリーを通して感じ、身につけてほしいなぁと。
この、Prayerネックレスも、鳥居をイメージしたもの。※画像クリックで詳細へ。
Gatekeeperは、そのものズバリ狛犬。 ※画像クリックで詳細へ
最近発表した七支刀は、国宝の七支刀をイメージしたもの。※画像クリックで詳細へ
俺が震災後、仙台から関西に移住してきたことも、
こういった目に見えない世界の諸々によって、
必然的に導かれたものだと痛感している。
過去にも何回か書いたけれども、天河大弁財天社の65代宮司の、
柿坂 神酒之祐(かきさかみきのすけ)さんとお話させていただいた時、
「アクセサリー(ジュエリー)は神と人を繋ぐアンテナのようなもの」
とおっしゃっていたのが、俺のジュエリーデザインの礎となっている。
これからも可能な限り参拝を続け、
このスタンスを崩さずに、良いものを世に出していきたいと、
今月のいろんな場所への参拝を通じて、あらためて思ったのでした。
感謝