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2015年06月29日

シンクロしまくりの吉野弾丸参拝。

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昨日、6月28日は、俺のふたりの親友の大切な日。

宮城にいる親友、ナベさんの誕生日でもあり、
亡くなった親友、あべはりさんの命日でもある。

毎年毎年同じ事言ってるけれども、二人の親友の誕生日と命日が同じ日だっつーのは、
すごいシンクロだなーと思う。


で、この日から、りえさんが広島に出張。


朝早い新幹線で広島に向かうと言うことで、
月参りすると言いつつここ数ヶ月サボっていた、
吉野の金峯山寺と脳天大神にお参りに行こうと。


ナベさんとあべはりさん、それぞれの事も祈ってきたいなーと。





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ということで、りえさんを新神戸駅まで見送った。いってらっしゃい!

この時点で朝の7時20分くらい。



そこから、一気にバビューンと吉野に向かう。



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途中、軽くメシを食ったものの、9時前には脳天大神に着いちゃった。


で、この脳天大神と、修験道の総本山である金峯山寺は、
山と谷にあり、金峯山寺が山、脳天さんが谷。

そして、445段の階段でつながっている。


いつもは、それぞれに車で移動して参拝してるんだけども、
今回は、なんとなく階段で上りたい気分。


腹ごしらえもしたし、イッチョ行くか!ということで、
谷から階段で山の上に向かった。


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こんな感じの急な階段が延々と続く。


いやー、覚悟はしてたけどしんどい!そして汗びっちょり!
着替えを持ってくればよかったと激しく後悔。


しかし、日が昇って暑くなる前に上りきったのでまだよかったな。


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かくして、無事に金峯山寺にお参りさせていただいたのでした。



その後、来た道(階段)をひたすら降りて、脳天さんに参拝させていただき、
いろいろブラブラして写真を撮ったりしたけど、その時点でお昼前。


で、この日は夕方5時に、11月に行うイベントのスタッフミーティングで、
大阪の日本橋に集合する予定だった。


「まだ5時間あるのかー・・」


ということで、

「よし!せっかく吉野にいるんだから、天河大弁財天社にも行こう!」

と思い立った。


ただ、簡単に説明すると、同じ吉野でも、
金峯山寺の山と、天川さんの山はまた別で、
天川さんはもう限りなく和歌山県寄りの深い山の上にある。

ナビで調べると、だいたい1時間くらいだった。


現在12時。

途中寄り道して天川さんに13時半くらいに着いても、
参拝が終わって大阪までゆっくり走っても2時間半で着くから、
夕方5時までは時間的には余裕だな・・などと短絡的に考えて、いざ出発!



ただ、吉野に行ったら寄っておきたいお店がある。


吉野のマニアックな模型ショップ、「R」だ。



Rの平田店長は、俺が3年関わった模型イベント、
モデラーズEXPOの初期スタッフでもあり、普段から大変お世話になっている。


で、いつもイベントやミーティングの時しか会えなくて、
なかなか二人でゆっくり話したことがないんだけども、
昨日はお店ものんびりムードで、はじめてゆっくり店長と話ができた。


で、気付けば結構な時間話し込んで、

「ではそろそろ帰ります。店長、一緒に写真撮りましょうよ!」


と、二人で外に出て、まさしくシャッターを押した瞬間!





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なんか見慣れた車が駐車場に入ってきて驚くの図。(ヤラセではなくマジで驚いてる)






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ババーン!


モデスポのdanke親分と、奥さまのたみさんが!


いやー、俺もRさんに行くこともたまにしかないんだけども、
やはりあまり吉野に来ることもないdankeさんと、
Rさんでバッタリ会うなんてすごい確率だ。


いやー、ビックリしちゃった。


dankeさんもビックリしてたなー。



で、またさらに少し立ち話して、今度こそ本当に天川さんに向かって出発。


ちょっと予定よりも遅れていたので、気持ちのよい山道を攻めて、
あっという間に天川さんに到着。


で、駐車場に停めようとバックしていたら、
なんか手を振りながら走ってくる人がいる。


「あれ?ここ停めてダメなんかな?」


と思ってよく見ると、


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お友達のみよちゃんだった!


みよちゃんは現在は神戸に住んでるんだけども、実家は吉野で天川さんの近く。


で、今回は数日間里帰りをしていて、天川さんに来ていたのだ。


いやー、ビックリしたね。



平田店長と話し込んだり、danke親分が突然来たりして、出発が微妙に遅れたのは、
こうやってみよちゃんと天川さんで会うことになってたからなんだなと。


ちなみに、天川さんに参拝しようとすると、往々にしてこういうことがよく起こる。


なんか遅刻したり、道を間違えたりして予定より遅れていくと、
宮司さんに話しかけられて社務所に通され、長話する・・
みたいなことが過去に二度あるし。


いやー、今回も起きたね。


そのシンクロそのものには、あまり意味がないんだけども、
俺はこういうとき、「神様はちゃんといつも見ているぞ」というサインだと思っている。


今回の、脳天さん、金峯山寺、天川さんの旅では、
いろいろと写真を撮りまくったので、またいつもの如くFacebookのアルバムにして、
張っておきます。


吉野に行ってきたので写真を撮りまくってきました。

Posted by Wako Works on 2015年6月28日


で、天川さんでお参り後、みよちゃんと別れて、
俺は一気に吉野を降り始めた。

その時点で15時15分。



間に合うのか?!




で、結局、飛ばせる箇所はぶっ飛ばして、
イニシャルDよろしく山を下りたところで、腹が減っている事に気付く。

見えない力に引っ張られる感じで山を大急ぎで下りてきたので、
急いで食べればメシ食う時間がある!ということで、
定食屋さんで急いでメシを食い、一気に大阪へ。





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結局、大阪に入って高速を降りてからちょっと渋滞にはまり、
10分遅れでミーティングの集合会場に。

皆さんすいませんでした・・



と、そんなこんなのドタバタで走りに走った6月28日。


あべさんはあの世からどう見てたんかな?



そして、ナベさん、Happy Birthday!!




posted by わこう at 14:29| Comment(0) | 普通の日記。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月22日

駆け込み寺の玄さんin三木 2015。

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「たったひとりのあなたを救う。」をコンセプトに、新宿歌舞伎町で、
金銭トラブル、ストーカー、DVなど、様々なジャンルの相談に応える、
駆け込み寺の玄さんが兵庫にやってきた。


今回は、駆け込み寺兵庫サポートセンターが主催で、
兵庫県三木市、小野市限定で、夜回りなどを通じて、地域活性化や防犯をしようと、
新たな取り組みをするにあたって、支援者や有志の方々にお集まりいただき、
勉強会を開催した、という流れ。


俺は、写真撮影などでお手伝いさせていただいた。




さて、今年の4月から、俺は駆け込み寺大阪連絡所の連絡員として、
活動を開始したわけなんだけども、やはり大阪という事もあり、
最近ボチボチと相談の電話がかかってくるようになった。





相談内容は多岐にわたり、その都度アップアップしながらも、
精一杯対応させていただいている。つもり。


そして、今日の玄さんの話も、いろんなジャンルに及んだんだけども、
その中で、「加害者と被害者」という話が出た。

駆け込み寺の活動の中で、最近新しくスタートしたものに、
「新宿駆け込み餃子」という居酒屋オープンがある。


これは、刑務所を出所した人たちの、
社会復帰と再犯防止を目的とした事業で、
行政も巻き込んだ一大プロジェクトとなっている。





玄さん曰く、最近はいつも満員御礼。取材がたくさん来てるらしいよ。


すごいねー。



で、ここからが重要なんだけども、こういった形の更正支援は、
再犯率が非常に低くなるらしい。


そして、玄さんの持論は、
「加害者が減るということは被害者も減るということ。」

もちろん意図的に犯罪を犯す人間もいるけれども、
例えばストーカーとかは、強くゆがんだ愛情が動機となるわけで、
最初から犯罪を犯そうと思って起こすわけじゃ無いケースもある。


だから、駆け込み寺では、ストーカーをしている本人とも話をして、
事件や犯罪を未然に防ぐよう努める場合もある。

「加害者を出さない」ことも大切なことだからだ。



だから、今、玄さんが本気で取り組んでいるこの出所者支援は、
新たな加害者を出さないという意味でも画期的だなーと俺は考えている。



ただ、最近のニュースの中で、個人的に解せない事がある。


神戸のサカキバラ事件の少年Aが手記を出版したことだ。


その出版の目的が、たとえば被害者への賠償が目的なんだったら、
まだ筋が通っていると思えるけれども、
ネットでちょっと調べるといろんな事が書いてあるけれど、
あるソースでは、生活に困って出版社から前金で数百万受け取ったとか。


で、本の内容だとか、出版の目的なんかはいったん横に置いて、
俺がこの件でモヤモヤしているのは、
少年法の保護の下で早々と社会復帰した人間が、
こうやって手記を書き、それが10万部あっという間に完売で増刷。

多額の印税を受け取る構図がまかり通ってしまえば、
今後、短絡的に考えて新たなサカキバラを模倣した、
少年犯罪予備軍を作ってしまうのではないかという危惧だ。


そんなことは絶対にあってはならないと思う。


そういう意味で、太田出版やこの本を取り扱った書店の罪は重いと思う。


そのモヤモヤを、今日、玄さんにどう思うか聞いてみた。


玄さんは、

「出版するなら実名をさらして書くべき」

と答えた。


俺も全く同感だ。



真意はわからないけど、遺族への事前告知もなく、賠償に充てるわけでもなく、
名前は「少年A」のままでプライバシーが保護されている。


実にアンフェアだ。


さらに玄さんは、

「遺族にしてみれば、今さら殺人の動機を手記で出版されて、
子供を2度殺されたようなもんや。」

と語った。


現在、遺族側が太田出版に出版差し止めのための、
裁判のための準備をしているということで、
これが本格化すれば、必然的に実名などが世間に晒されることになる。

というか、もうすでに、実名や写真は、検索すると簡単にヒットするんだけども。


このままでは済まないところまで来ているんじゃないかな。


でないと、第二、第三の犯罪者が出た場合に、
社会がそれを許してしまうことになる。


「少年法に守られてるんだから人を殺しちゃえ!
金に困ったら本を書けばいい。サカキバラに続け!」


となり、ショッキングな事件の手記ほどよく売れるんだろうな。


それはあってはならないと思うし、ここが正念場なんじゃないかな。


かたや、自分の罪を刑務所で償い、
社会復帰しようと新宿駆け込み餃子で働く人もいる反面、
何もかも守られた中で一攫千金を狙う人間もいる。


やはりアンフェアだと思うんだよな。


太田出版は、出版差し止めおよび回収の意思は無い、
とコメントしているようだけども、
とにかく、遺族の方々にとって良い結果になることを願ってやまない。



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なんかちょっとモヤモヤしてたんだけども、
玄さんとこの事を話したこともあり、ちょっと書きたくなった。



玄さん、ありがとうございました。


posted by わこう at 03:18| Comment(0) | 普通の日記。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月21日

甲府〜箱根の旅。

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りえさんと共に、甲府〜箱根 爆走1000キロの旅をしてきたのでレポートです。


今回は、ジュエリーアーティストであるりえさんの取引先で、
山梨県甲府市にある宝石商の店舗にお邪魔して、、
直接石の仕入れをするのがメインのお仕事。


そして、山梨のいろんな業者さんを紹介していただき、今後に繋げていこうと。


その後、ぐるっと箱根に抜けて、毎年参拝させていただいている、
九頭龍神社にお参りするのが2番目の目的。


ということで、東京に車で行くことを考えれば(去年は東京に2度車で行っている)、
甲府はずっと近いので楽勝楽勝、とタカをくくっていたら、
名神高速の集中工事で、京都からずーーーーーーーーーーーーーーーーーっと、
100キロ超に及ぶ一車線規制で大渋滞!

結局、予定より2時間半も遅れて甲府に到着。

いやー、まさかそんなんなるとは思わなかったわ。ナメてたね。集中工事。


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上の写真は、小牧からやっとこさ中央道に入り、
ちょっとだけ休憩しようと立ち寄った駒ヶ岳SA。

愛車(社用車)のボーラも頑張ってくれました。


で、初日は結局着いたのが夕方だったので、もうお仕事は今日は諦めよう!
ということになり、取引先の社長さんたちと一緒に温泉宿へ。

男同士、一緒に風呂に入って裸のつきあい。


そして、炉端を囲んで、メシを食いながら業界の話やビジネスの話、人生論とか・・


今回は、俺たちがお客さんなので接待を受ける側。

寝食を細やかに接待していただいて、本当に恐縮した。



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二日目の朝、甲府の宿で。


和の庭園とボーラが妙にマッチしてたので撮影。



二日目は、宝石の仕入れをしたあと、取引先の社長の計らいで、
老舗の工場を紹介していただき、見学させていただいた。


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甲府は、宝石の町であると同時に、金属加工の町でもあり、
いろんな職人さんがいらっしゃる。


しかし、昨今の不況により、マーケットも縮小傾向。

職人さんの数も減り、跡継ぎが無く高齢化が加速しているという。


それに加えて、最近は3Dプリンターでキャストを作るという波が起きて、
昔ながらの手作業の職人さんがますます少なくなっていくだろうと予想されている。


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使い込まれた道具たち。

この工場は30余年の歴史がある。


いろいろ大変だと思うけれども、
できる限り現役で、長く活躍していただきたいと思う。


そんなこんなで甲府を後にして箱根へ。




富士五湖道路をのんびりと走ったけれども、
この日は雨で、あいにく富士山が見られなかった・・


そして、今回の宿は、現存のホテルでは日本で2番目に古いと言われる、
富士屋ホテルで。

富士屋ホテルで撮った写真をFacebookのアルバムにしたのでどうぞ。


富士屋ホテル

Posted by Wako Works on 2015年6月20日


今回で3度目の富士屋ホテル。

1回目は、りえさんがずーっと憧れていたということで2009年に泊まった。

2回目は、おふくろがまだ元気な頃、富士屋ホテルに泊まりたい!ということで、
おふくろの親友でもあるトンボ玉の遠藤のぶこ先生も一緒に泊まった。

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その時の写真。


この約1年後、東北大震災があり、そのストレスからか、
おふくろは脳溢血で倒れ、重い障害が今も残っている。

本当にこの年、一緒に旅をして良かったなぁと。


そして、久々の富士屋ホテルで、
おふくろと一緒にごはんを食べたレストランでまた食事をしたんだけども、
なんかいろいろ思いだしちゃってさー。

りえさんにそのことを話したら、りえさんも同じ事を考えていて、
ふたりで涙うかべながらごはん食べた。



箱根二日目。


毎年参拝させていただいている九頭龍神社と箱根神社を参拝して、
芦屋に帰る、という旅程。


九頭龍神社の本宮は、箱根でも奥の方にある、
ザ・プリンス箱根(旧箱根プリンスホテル)の脇から、
山道を20分ほど歩いた公園の中にある。

その公園に入ってからも、さらに10分くらい歩く。


これも、Facebookのアルバムでどうぞ。

箱根 九頭龍神社にて。

Posted by Wako Works on 2015年6月20日


俺が初めて九頭龍さんに参拝させていただいたのが2008年。


そのときは、今は亡き親友あべはりさんも九頭龍さんに行きたい!ということで、
箱根で待ち合わせて、一緒に参拝したり、メシ食ったり遊んだりしたんだった。


その次の年、あべはりさんは事故で死んでしまった。


事故で死んでしまったあべはりさんもそう、
脳溢血で倒れ、未だ重い障害が残ってしまったおふくろもそう、
箱根には、懐かしく楽しかった思い出がたくさんあるんだよ。


その思い出をまた、ひとつひとつ辿って、いろんな事をまた思い出して・・


楽しかったことや大切な人を忘れないためにも、
こういった時間は本当に大切だなーと思う。


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これは2010年におふくろと一緒に箱根神社で撮ったおふくろとのツーショット。

奇跡の一枚になってしまったな−。




現在、おふくろはほとんど車いすだ。




実は先月、仙台にちょっと里帰りしたんだけども、

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その時におふくろと一緒に撮った一枚。


車いすだから行けるところは限られるけれども、
おふくろとまたどこかに出かけたいな。




で、ちょっとしんみりしたところで、りえさんが、
せっかく箱根に来たんだから、彫刻の森美術館に行きたい!
ということで行ってきました。

箱根 彫刻の森美術館にて。

Posted by Wako Works on 2015年6月20日


いやー、予想外にシュールでおもしろかったな。


しかもここにはピカソ館があり、
本物のピカソの作品がたくさん展示してあるんだけども、
いやー、よくもまぁこんなに集めたもんだと。


そして、ピカソの類い希なる才能にうーむ・・とうなるばかり。

俺が印象的だったのは、線の描写の正確さと繊細さかなー。
うまく言えないんだけども・・


なんかちょっとした線なのにやたら定規で引いたようにまっすぐだったり、
細く一定の幅でササッとなにげに引いたであろう線のかっこよさっつーか・・

なんかうまく言えないんだけどもさ。


とにかく楽しかったわ。



で、テンションが一気に上がったところで帰ってきたんだけども、
帰りも名神高速の集中工事で通行止区間があり、
普段通らない東大阪を経由して帰ってきたんだけども、
なるほど、この道路がこことつながってんのか・・などなど、
俺の頭の中の道路が、シナプスのようにつながり始めて、
それはそれで勉強になったわ。


走りっぱなしで疲れたことは疲れたけども、
実のある出張だったと、手応えを感じている。


そんなこんなの旅でした。


posted by わこう at 03:11| Comment(0) | 普通の日記。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする