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2015年05月31日

ヤフオク出品で悪質転売屋にガッカリ&新機能に驚く。


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カメラ一式を、キャノンからPENTAXに変えて約半年。

カメラやレンズにもだいぶ慣れた。


俺にとってカメラは仕事道具なので、自分が使いやすいツールになるまで、
何度も何度も吟味を重ねていく必要があると思っている。


で、PENTAXのカメラと同時に購入したいくつかのレンズは、
自分にとって使いやすい明るさ、画角と焦点距離、クセなどを、
実際に使いながらいろいろ買い変えてきた。


俺が現在使っているレンズは、すべて中古。


以前何かの記事で読んだんだけども、今、定年退職した人なども含め、
趣味にしたいナンバーワンがカメラ(写真)なんだってね。


だからなのかなんなのか、中古カメラ、中古レンズ業界がアツい。

と、そう感じる。


だから、レンズを自分で買ったときと同等の金額で売れるなんてこともザラだ。


実際のところ、レンズは使ってみないと相性はわからない。

だから、程度の良い中古をそこそこの値段で買い、
実際に使ってみて、もし合わないなと感じたらすぐに売る。

人気のあるレンズは値崩れが少ないので、
型遅れとかにならないうちだったら、市場はホットなので、
損することはあまり無い、と思う。

この半年、そんなことを繰り返してきた。



さて、前振りがだいぶ長くなってしまったんだけども、
やっと俺のレンズラインナップもだいたい確定したので、
手元に残っている、もう使わないであろうレンズを売るのに、
久しぶりにヤフオクを使った。


しかし、ある一部の奴らのおかげで、非常に腹立たしい思いをした。



転売屋だ。



いや、誤解を招かないために書くけれども、
俺は転売屋の存在そのものは、それが仕事なんだから、
別になんとも思わないし、良心的な転売屋も存在するので、
そういう転売屋だったらむしろガンガンと利用したいと思う。


しかし、今回俺が頭にきたのは、あまりにも幼稚で短絡的な、
非常に失礼な奴らだ。



先にも書いたけども、カメラの中古レンズ業界は、
今、市場が非常にホットだ。


だから、無数の転売屋が存在し、できる限り安く買いたたこうとする。


いやー、レンズを出品したら、転売屋からの質問が来る来る。


今回俺は、出品したレンズの相場より、
ちょっとだけ安く即決価格を設定した。


にもかかわらず、それよりも安い値段で買いたたこうとする。


実際に来たメッセージの一部を公開する。


はじめまして 出品者様に差し支えなければ●●円にてお譲り頂けませんでしょうか
即日の入金が可能なのですがよろしければご検討お願いします


とか、


突然すみません。 ノークレームノーリターン厳守致しますので、
オークション開始価格に5000円足して●●円で譲っていただけないでしょうか?

今現在入札しております。当方が最高入札者のまま早期終了してくだされば
●●円の方すぐにお振込致します。
もしダメでしたらこの質問に返信は不要ですので、無視して下さい。
突然で申し訳ないですが、ご検討いただければと思います。


・・本当に失礼な奴らだよ。まったく。

こんなんがいっぱい来た。


結局手放すことになったとはいえ、
一度は一緒に旅したり仕事したりした大切なレンズ。思い入れ満載だ。

なんでおまえらのために俺が大損しなきゃねぇんだよ。このクサレ転売屋どもが。



ただでさえ、相場よりも低めに即決価格を設定してるんだから、
欲しいんだったら即決で買えっつーの。


結局、俺が出品したレンズは、入札多数でだいぶ競って、
おかげさまで即決価格で落札された。


と同時に、今回質問してきた奴らはすべてブラックリストに登録した。



ただ、何度も書くけれども、前述の通り、
俺は転売屋自体はなんとも思ってない。仕事(職業)なんだから。

ただ、今回みたいな無礼なのはダメだよ。やっぱり。

思いだすだけで未だにはらわたが煮えるぜ。



まぁ、結局、今回落札していただいた人も転売屋かもしれないけども、
いいお客さんに買ってもらって、また大切に使ってもらうことを願ってやまない。



そして!今回ヤフオクで久しぶりの出品だったんだけども、
オークション終了後の出品者と落札者のやりとりがかなり簡略化されて、
特に出品者にとっては非常に革新的な機能変更があった。


出品者は、あらかじめ口座情報などを登録し、なおかつ送料の設定をしておくと、
オークション終了と同時に、落札者に送料を含めた入金案内が自動で届き、
出品者は、落札者からの入金完了通知が来るまで、ただ待つだけでいいという、
夢ようなシステムだ。


まだベータ版の運用だけども、たぶんこれがスタンダードになっていくんだろう。






オークション終了後、取引ナビをクリックすると、



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こんな感じのダイアログが出て、出品者は何もしなくてよいと言われる。




で、落札者が、送り先や入金方法などの入力が完了するまで、


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こんな感じで表示され、実際に入力が終わると、上の表に即時反映される。


で、入金の確認が終わったら、ようやくこっち側の出番になるんだけども、
宅急便で送る場合は、その伝票番号を入力するだけ。

なんの挨拶文も余計な文言も一切必要なし。


いやー、素晴らしい!


俺は、1999年からヤフオクを使っているけれども、
今回の機能の実装は、一番のネックだった、出品者と落札者の連絡の面倒くささが、
一気に解消された近年まれに見る大改革だとおもう。


99年当時だって、詐欺被害はよく聞く話だったけれども、
まだ少しおおらかな部分が残っていて、
出品したときも落札したときも、血の通ったやりとりがあって、
なんかいいもんだなーと思ったもんだ。


だけども、ここ数年はちょっとモラル的におかしい人たちが出てきて、
なんか使いづらくなったなーと思っていた。

その上で、取引ナビのやりとりでさえ、言葉一つ一つにとても気を遣うし、
ヤフオクに出品するにあたり(買うときもだけども)、
そのやりとりがイヤだから、めんどくさくなって出品しない・・
なんてこともたくさんあった。


もう時代が変わって、血の通ったやりとりなんか必要ないんだろうな。


ただ、前述の失礼な転売屋みたいなのも、もっと増えてくるだろう。



取引ナビでのやりとりで、
文章からだいたい相手がどんな人か伝わってくるもんだ。

あ、この人は常識がわかっていて大丈夫な人だ、とか、
ちょっとこの人は要注意だな・・とか。


今回の新機能は、それを徹底的に排除して、
淡々と売り買いに特化させるわけだけども、
浸透するまでちょっと時間がかかったり、慣れない故のトラブルが発生したりとかは、
ある程度覚悟しなきゃないだろうな。


吉と出るか凶と出るか。


今後の動向を見守っていきたいと思う。





posted by わこう at 23:00| Comment(1) | 普通の日記。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月15日

古都ちゃんをよろしく。


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3月にまるちゃんが死んじゃって、数年ぶりに新しくお迎えしたニャン、快くん。

先住のクウともすぐに仲良くなった。



とにかく本当に仲が良くてさ。


快はクウのやることなすこと真似して、先輩を慕う後輩みたいな感じ。

そして、クウもそれが嬉しいらしく、一生懸命快の面倒を見ている。


しかし、快の成長著しく、また、山猫の血が入っているからなのか、
とにかく一旦スイッチが入ると、快の運動量がハンパなく、
スピードも凄けりゃ激しさも凄くて、だんだん相手しているクウがしんどそうに。(笑)



そして、以前も書いたけれども、
俺は猫の多頭飼いは、3匹がいろんな意味でバランスがとれて、
一番いいと思っている。


だから、タイミングとご縁があれば、もう1匹お迎えしたいなと。



ということで、動物愛護センターとか、ブリーダーさんとか、
いろんなサイトを調べて情報収集しながらタイミングを待った。




そして!


ある日突然、彗星の如く現れたよ。







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この子です!



わこう家で通算6番目のニャンということになります。

そして初の長毛猫。



ご縁あって、京都の猫カフェにいた子をお迎えしました。



名前は、京都から来た子だから、「古都(KOTO)」



おっとりした性格の女の子。



やはり、まるちゃんがあまりにも可愛かったもんだから、
クウと快のオス猫の可愛さとはまた違う、おっとりちゃんが欲しかったのよ。


ただ、なんかおっとり過ぎて、「大丈夫かよ・・」と心配になるくらいで・・


野生の「や」の字も無いね。


感情もあまり表に出ないから、いつもボーッとしているように見える。


本当にいつもボーッとしている。


心配になるくらいボーッとしている。




なんか、姿は猫だけども、未知の生物に遭ったみたいだ。




そんなんだから、先住ニャンたちと対面させたときも、




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快がなんかひとりで慌ててるんだけども、古都はボーッとしている。



とにかく、快はわけわかんなくなって、興奮して家中走り回り、
クウもいつもは入らない押し入れに引きこもっちゃったりして、
わこう家大パニックよ。



結局、快くんとは、生まれ月がひと月しか違わないこともあり、
すぐに仲良くなって一緒に遊び始めた。


クウちゃんは、まだ完全には存在を認めてないようだけども、
まぁ概ねオッケーって感じで、
たまに古都ちゃんの行動にシャーシャー言うけれども、
おしりのにおいを嗅ぎ合ったり、鼻ツンして挨拶したりと、
まぁまぁ少しずつ仲良くなっていってる感じなので心配していない。


で、この古都ちゃん、こんなポテポテに見えて、
なにげにアグレッシブ。



猫じゃらしが大好きで、




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こんなんよ。








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いいんスか?あれ。

みたいな。



なので、運動量が激しい快くんの遊び相手としても大活躍しているので、
クウちゃんの負担軽減にもなっている。


クウちゃんも、人間の歳に換算すると、もう40〜50代だもんね。
そりゃあ本気の子供の遊び相手はしんどいわ。


そういう意味でも、古都ちゃんが来てくれて、本当によかったなぁと。




そして、古都は別にポストまるちゃんとしてお迎えしたわけではないんだけども、
時折、まるちゃんにすごく似てたり、
おんなじような行動をとることがあってドキッとする。




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こんな感じで、人間の食べ物をガン見する表情も、








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まるちゃんそっくり!




古都は、まるちゃんが死んじゃう前に生まれているので、
まるちゃんの生まれ変わりという線はゼロなんだけども、
俺もりえさんも、古都ちゃんはまるちゃんの妹の魂だ、と思うことにした。


まるちゃんが生前お気に入りだった出窓のスペースでは、





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今は古都ちゃんが気に入って寝ている。



なんか不思議なご縁を感じつつ、古都ちゃんを大切に育てます。





大きくなるんだぞ。古都ちゃん。




posted by わこう at 00:28| Comment(1) | なぜか猫。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月06日

1/25 クライスラー300Cでビネット。

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久しぶりに模型がひとつ完成した。


二月初旬にメタルギアREXを作って以来、実に3ヶ月ぶりの完成品。


本当は二月から、1/12のバカでかいフェアレディZを作ろうと着手してたんだけども、
三月に愛猫のまるちゃんが死んじゃって以来、プツンと模型熱が冷めてしまい、
挙げ句、フェアレディZの改造箇所がメッチャ多くて、
完成までの時間が読めないこともあって、どうしてもモチベーションが上がらない。



で、悶々としていたときに、あるフィギュアが俺のスイッチを入れてくれた。


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Ma.Kのブリックワークスの1/20フィギュア原型を手がける神原型師、
林浩己さんの新作フィギュア、上司と部下。





こういった路線の、こう・・斜め上をいく感じが大好きなので、
発売と同時にゲット。

そして、これを元にしてビネットを作ろうと思ったわけです。
しばらく模型を離れていたリハビリも兼ねて。



ということで、早速フィギュアの塗りに入りました。




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レジンプライマーを吹いたところ。


久しぶりの有機溶剤の匂いに、「あぁ、また帰ってきたなぁ・・」と。








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で、今回は、どこまでも日本のヤ●ザにこだわってみようと。


ただ、とにかく顔の塗りがヘタッペなので、何回も塗り直し。
そして、ひとつ間違えると、日本人じゃなくて、チャイニーズっぽくなっちゃう。


チャイニーズでもいいんだけども、せっかく日本のヤ●ザにこだわろうと思ったんだから、
何回失敗しても、そこだけは守ろうと。


今回のフィギュアの塗りでこだわった部分は、

・部下(金髪のほう)の胸元に入れ墨をチョロ見せさせたんだけども、
トライバル風のタトゥはどこか外人っぽくなっちゃうので和柄にこだわった。


・主に夜を中心に活動しているという設定で、
全く日焼けしておらず、生っ白い肌色。


・ヒゲを書き込んだんだけども、
大げさに書くととたんに外国人っぽくなってしまうので、ギリギリ控えめに。


・ズボンが細く、現代風(21世紀タイプ)なので、スーツの色やシャツの色は、
古くさくないスタンダードな黒に近いグレーに。


といったところかな・・



そして、車と合わせたビネットにしようと思ったのまではいいんだけども、
どの車とあわせようかと散々迷ったあげく、



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クライスラー300Cとなった。

2005年式だけども、最近の年式まで大きくモデルチェンジしていないので、
特に古さを感じない車で、なおかつ、威圧感があり、しかも4ドアであること。

それがこの車にした理由だ。


ちなみに、映画アウトレイジ以降、ワルっぽいセダンのプラモデルが、
じわじわと売れていると、模型屋さんから聞いた。


だけども、クラウンとかセルシオとかだと、なんかお約束過ぎてつまんないなと。


タミヤのベンツ600SELとかも考えたんだけども、
この林さんのフィギュアのスーツの形からすると、
ズボンの細さとかが、90年代の車とは時代的に合わない。


あと、最近のベンツのキットもあるけれども、クーペなので2ドアなんだよね。

大事な人を送り迎えするのに、2ドアはちょっとリアリティに欠けるかなと。


なので、4ドアであることが絶対条件。



と、もろもろ考え抜いた結果、この車になったわけです。


特段変わったことはあまりないので、制作中の写真はほとんど割愛で。



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ただ、内装だけは力入れて塗りました。

皮のシートには、赤いステッチが入っているという設定。


リップクリームを塗って、皮の光沢感を出した。





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ホイールは19インチのものを。

できる限りシンプルなデザインで下品にならないように注意してチョイスしたつもり。





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メッキがかなりギラギラしていたので、
柔らかめのやすりボールで軽く研磨してツヤを消した。


その他改造点やこだわったところは、


・車高を下げすぎず高すぎず、ギリギリのところで調整。


・窓は、最近のユーロスタイルのトレンドは、フィルムを貼らない透明スタイルらしく、
スモークにはせずに、透明窓にこだわった。


・あえて、クリアではなくつや消しの白にした。



といったところかな。


そして、完成写真をFacebookにアップしたところ、
やはりフィギュア原型をされている、仲野さんという方から、
「タイトルは 親父を待つ ですか。」とコメントが入り、


「それ、いただきましたー!」


ということで、


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「親父を待つ」でタイトルプレートを作って完成!






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ちょっとパーツの合いが悪くて、フロントバンパーの隙間がちょっと大きかったり、
なんかいろいろツッコミどころはあるけれども、
リハビリだったということで、ヨシとしました。





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はい、上司です。

俺設定では、実力派の若頭といったところか。





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はじめの一歩の伊達エイジみたいになったな・・・






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部下の方は、若くていろいろ不祥事も起こすけれども、
なかなか肝が据わっていて、若頭に気に入られて、まずは運転手してます・・

って感じに。


胸元からチラリと見える和柄の入れ墨と、左手の包帯がポイント。


とにかく、林さんの造型が素晴らしいので、
本当にその辺にいそうな感じのリアリティ。





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ということで、こんな感じでビネットが完成。




そしてそして!


5月5日のこどもの日に、マイドームおおさかで、
アメイジングエキスポという模型イベントが開催されたんだけども、
林さんが、このイベントに参加するために、東京からいらっしゃると。


それにあわせて、大阪にある貸し模型工房、ワンステップさん主催で、
林さんが原型を作ったアトリエイット製品のコンペが開催された。



そこで、林さんを囲んで交流会があり、俺も参加させていただきました。



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神原型師、林さん。






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コンペ作品群。

これ、ぜーんぶ林さんの原型。






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ひとつひとつ、丁寧に作品を見ている林さん。






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「親父を待つ」というタイトルを提案してくれた仲野さん。








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これは、林さんが塗った制作見本。

さすがのクオリティです。



こういうのを見ると、
俺ももっとフィギュアをうまく塗れるようにならなくちゃ!って思う。

つくづくそう思う。


そんな感じで、久しぶりの模型製作でした。


次は、俺が今年エントリーしようと思っている唯一のコンテストのための制作に入ります。


締め切りまで間に合うかな・・・


とにかく頑張ります。




posted by わこう at 03:09| Comment(0) | プラモデル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする