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2015年01月26日

1/8 MONOGRAM ミイラ男。

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大人になって初めて、クリーチャー系を作った。


今回も、写真が多いので、なるべく説明は簡潔にする・・つもり・・・



今回製作したのは、


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モノグラムから出ている、1/8のミイラ男。THE MAMMY ってやつだ。


実はこのキットにはとても思い入れがある。


中学生の頃、ある模型屋でこのキットを見つけ、衝動買い。
その時買ったのは、モノグラム社ではなく、オーロラ社から発売されていた。


自分で言うのもアレなんだけども、
当時の俺は、中学生なりには塗装はそれなりにうまい方だったんじゃないかなーと思う。

よく、地元の模型屋のコンペに出して、上位入賞とかしてたし。


だけども、このミイラ男の塗装は、今まで自分が塗ってきたものと全くタイプが違う。

基本塗装もさることながら、ウェザリングの腕が試されるなと。


今でこそウェザリングに関してはマテリアルも技法もいろいろあって、
選択肢の幅はとても大きかったわけだけども、
当時の俺は、せいぜいエナメルでスミ入れ、ドライブラシくらいしか、
ウェザリングの技法を知らなかった。


で、このキットをどう塗ったらうまく塗れるんだろう・・と考えに考えた挙句、
結局自分の中で答えを見出せないまま何年も過ぎてしまった。

そんなこんなのうちに大人になって仕事が忙しくなり、模型なんて遠い昔の話。


引っ越しを繰り返すうちに、このキットの箱は潰れ、
中身のパーツがバラバラになり、ついに捨ててしまった。


ところが最近、ひょんなことからこのキットのことを思い出して、
ヤフオクで検索をかけたら、案外出品されていることがわかった。

ということでひとつ落札。


で、あれから30年。

俺もモデラー出戻り歴も5年くらいになってきて、けっこういろいろ作ったし、
中学生当時の俺では絶対作れないレベルのもの、
俺の現在持っている技量を全部ぶつけて作ってみようじゃないかと。

「それでいてこれかい!」と言われたら身も蓋もないんだけども・・(笑)





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ということで製作開始。

モナカキットだし、組むのは何も難しいことはないんだけども、
けっこうバリが多かったり、合いが悪い部分があったりしたので、
シアノンをモリモリ盛って接着。





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で、あらためてしみじみとこのキットを見ると、
なんかこう・・頭が大きい割りには足が短くてカッコ悪い。

なので頭の大きさはギリギリ我慢するにしても、足はもう少し長くしたいと、
くるぶしの部分に軸棒を挿して、少し足を延長し、パテで埋めた。


で、パテが乾くのを待つ間に、ベースの改造を。


今回は、焚き火というか、たいまつ的なものが階段に沿って置いてあり、
その種火がボワボワーッと燃えている感じにしたかった。


普通、ミイラ男と言えば、エジプトのピラミッドの中に眠る王様のミイラが、
呪いかなんかで復活して動き出す的な感じだから、
ピラミッドの中の土と砂のカッサカサな乾いた感じのイメージだと思うんでけども、
今回はある理由があって、森の中の遺跡から復活したミイラという設定。


その理由はまたあとから説明します。




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ということで、今回使ったのは、100円ショップで売っている、LEDで光る擬似キャンドル。



ちなみに、このキャンドルは、

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去年作ったこのベアッガイの胸の光にも使ったのと同じ。









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分解すると、スイッチと回路が一体になっているので、それごと使う。

そのままだと使いづらいので、線をはんだ付けして延長。






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で、ベースの裏に付けた電池ボックスからの配線に並列つなぎでハンダ付け。

また、小さいスイッチをベースに仕込んだ。






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こんな感じです。


で、先にベースを完成させてしまおうと。





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岩のパーツの断面が、すべてツルンと平らなので、モデリングペーストを塗って、
あえてデコボコな感じに。






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サフ吹いてこうなります。






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ベース全体にサフ吹きました。


このキットは、ベースがなかなかのいい出来で、あまり改造しなくても、
きちんと塗装すればそれなりに仕上がるのでラクチンだ。





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で、基本塗装、ウェザリングをし、さらに、ジオラマ用の草なんかをちりばめて、
こんな感じに仕上げました。


とにかく、
中学生の頃の俺がどう逆立ちしても作れないくらいの物を作りたかったので、
今俺が持っているマテリアルを惜しげも無く使って本気でやったよ。(笑)







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階段のアップ。

このジャリジャリな感じは、本当に砂利を使った。






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そして、なぜ今回、エジプトではなく、森の中の遺跡の設定にしようと思ったかというと、
この不思議な色と形の鉱石、「ビスマス鉱石」を使いたかったから。


このビスマス鉱石は、先日、りえさんと一緒に東京に石の買い付けに行ったとき、
(りえさんはジュエリーデザイナーで、定期的に東京で石の仕入れをしている。)
たまたま見つけたもので、その不思議な色と形にノックアウトされた。


ちなみに、ビスマス鉱石は人工の鉱石で、
自分で作ろうと思えばできるみたいだけど、けっこうめんどくさいっぽい。


で、このなんというか・・インカ的な、アステカ的なビスマス鉱石を、
ビネットベースに組み合わせてみたかったのですわ。


なので、ビネットベースは、草が生えてたり、遺跡の文字盤とかが鉱石っぽく、
メタリッキーな輝きをしているわけですわ。


ちなみに、写真ではわかりづらいかもしれないんだけども、
文字盤とか、ビスマス鉱石と同じ色味で、
メタリックのブルーやオレンジ、カッパーなどを使って、下地塗装してます。






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ということで、ベースのLEDを仕込ませたらこんなんなりました。

記事の最後の方に、動画も用意しましたのでよかったら見てください。







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なかなかいい感じやなーと自画自賛。





ベースが終わったところで、今度はミイラ男本体に入ります。



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顔を塗ったところ。


だけども、俺は中学校の時から、この顔があまり好きじゃない。


中途半端にイケメンなのにモンスター。

眼力あり過ぎてなんかこう・・モンスターっぽくないんだよね。



ということで、




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頭にも包帯巻いちゃいました。

この方がよりモンスターっぽくていいかなーと。








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包帯は、キムワイプを細長く切ったりちぎったりしたものに、
木工用ボンドを水て溶いたものを染み込ませて貼り重ねた。







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胸のX字に巻いた包帯も、こうしてリアルに巻くことでディテールアップ!





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塗装は主に、ファレホで塗装し、包帯表面は、油彩でドライブラシして塗った。





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基本塗装が終わったところ。






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で、エナメル塗料でスミ入れとエイジングして、包帯のディテールを強調させた。


ただ、このままでも良かったんだけども、もうひとひねりほしいなと。


ということで、完成写真で説明します。






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はい、完成!







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ななめうしろから。







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横から。











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少しアオリのアングルで。


このキット、微妙に足の開き方が中途半端で、
角度によっては内股に見えちゃってカッコ悪いんだよね。






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ということで、さらに何をしたのかというと、
包帯部分に金色を乗せて、金粉とか金箔が出ている感じにした。





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設定としては、この金をあしらった包帯で埋葬された、古代文明の王のミイラなんだけども、
石版にも鉱石が使われ、とても高貴なお墓だったんだけども、その希少性と豪華さから、
墓泥棒が入り、その泥棒達から墓を守るためにミイラが墓泥棒を襲う!

という設定。





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金色は、ファレホの金を水で薄めて、ゆっくりとフィルタリングしていく感じで塗った。






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膝のディテールとか、キムワイプ効果が出てるのではないかと。







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腕もこうです。








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胸のX字もこんな感じに。









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背中。








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腕。









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顔のアップ。













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柱っぽいもの。







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横から。









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石版。








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柱っぽいもののアップ。









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石版も鉱石っぽく塗ってあります。


また、写真左下の方に小さなスイッチがあるのがおわかりでしょうか。








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この岩も鉱石っぽく塗った。








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ビスマス鉱石がいい感じかと。








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ベースのTHE MUMMYも鉱石っぽく塗った。









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ヘビちゃん。




ということで、電飾が光っているところの動画を。


暗いところで見るとなかなかいい雰囲気です。








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ということで、30年越しでようやく完成しました。


なんか達成感がスゲー!



さて、次は何を作ろうかな。





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2015年01月25日

駆け込み寺の玄さんin大阪。

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大阪で、駆け込み寺の玄さんのイベントをが開催され、
今回は、スタッフとして参画させていただいた。


本当にざっくり説明すると、新宿歌舞伎町で、
「たった一人のあなたを救う」の理念のもと、
DVやストーカー、多重債務、いじめ、自殺などで悩む人々のサポートをし続けている、
玄秀盛という人がいる。

最初は小さなNPO法人からスタートした駆け込み寺だったが、
現在はたくさんのご縁の支援のもと、公益社団法人となった。





玄さんはたくさん本を出しているので、玄さんの人となりや活動のことなどを知るのには、
玄さんの本を読むのが一番だと思う。



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で、去年の6月に、兵庫県の三木市で玄さんのトークイベントがあったわけなんだけども、
そのイベントで、主催をされた天満さんとご縁をいただき、
イベント後もなにかと連絡を取り合ったりしていた。




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三木市でのトークライブ後の懇親会で玄さんとツーショット。



そんな流れから、今度は大阪に玄さんを呼びたい!という流れとなり、
俺が大阪でお仕事をさせていただいている、望診法の山村先生に、
事務所を使ってもいいと快諾をいただき、
「よーし!やろう!」という流れとなったわけです。


ちなみに、山村先生も玄さんの大ファンで、
このイベントで玄さんに会えるのを本当に楽しみにしていたんだけども、
講演会のお仕事が入っちゃって結局来られず。

先生の落胆ぶりはハンパなかった・・・


なので、山村先生とは、いずれ一緒に新宿の駆け込み寺を訪れようと思う。



今回のイベントは、主催の天満さんや小山さんといろいろと意見をすりあわせた結果、
マスに向けた大きいイベントではなく、
自分たちが日頃からお世話になっている大切な人たちや、
何か思いや熱いものを持っている人、
人や社会のお役に立ちたいと考えているGIVERな人に、
直接お声がけして、まずは駆け込み寺のことや玄さんの人となりを知ってもらおう!

そして、なにかひとつでも感じたり、心が震えたり、動いたり、
気付いたり、受け取ってもらって元気になってもらいたい!


というコンセプトで行い、Facebook内では友人限定で情報を公開したものの、
大々的な周知活動は一切しなかった。


ただ、このイベントの取材に来てもらって、
駆け込み寺の活動を関西の多くの人たちに知ってもらいたいなぁと、
大阪の新聞社やテレビ局にプレスリリースはした。

結局、取材は来なかったんだけども、
あとから書くけれども、玄さんにそのことで「ハッ」とさせられたことがあった。



さて、話はイベントの中身に戻って。



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朝早くから、1時間半もかけて、天満さんたちが三木から来てくださって会場設営を。







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今回は、玄さんのトークの他に、
書家の高野こうじ氏によるパフォーマンスをしていただくので、
厚手のコンパネに和紙を貼ったりして準備。






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そんなこんなのうちに、玄さんと高野さんが到着。







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天満さんと、進行について打ち合わせ。








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そして、ついにイベントスタート。


今回は、玄さんの事を知らない方もいらっしゃったので、駆け込み寺開設までの経緯や、
玄さん自身のことなどを中心に話していただいたんだけども、
テレビや本では語られないけっこう生々しい話を、玄さん自身の口から聞けて、
今まで玄さんといろいろお話したけれども、今回の話が一番おもしろかった。

玄さんも大阪だからか、なんかノッてたなー。


そして、高野こうじ氏による感字パフォーマンス。




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すごい気迫。







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仕上げの一振り。







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コンパネ一杯に書かれた、龍の絵と「一途一心」の文字。

素晴らしいの一言。



こんな感じで熱く熱くなったところでイベント終了。


今回のイベントがきっかけで、駆け込み寺の連絡所や相談員をやりたい!とか、
職場に募金箱を設置する!とか、
困った人がいたら駆け込み寺のパンフレットを渡すわ!とか、
次のアクションにつながっていったら、主催側として本望であります。


で、イベントのあと懇親会があり、
天満さんの計らいで、玄さんの向かいの席にしてもらったので、
久しぶりにじっくりと玄さんとお話しすることができた。


その話の中で、先に書いたプレスリリースの話を玄さんにしたところ、

玄さん「わこう、お前がプレスリリースした目的は?」

俺「多くの人に駆け込み寺の活動を知ってもらって支援者を増やすこと。」

玄さん「それがまちごうとんねん。」

俺「???」


玄さん

「俺たちはどこまでいっても「たった一人のあなたを救う」やねん。
目の前にいる一人が救えたらそれでええねん。

多くの人に知ってもらう?支援者を増やす?そんなのどうでもええねん。

自分の目の前にいるたった一人。どこまで行ってもそこや。
だから10年以上やってもぶれないでやってこれんねん。

そもそも取材が必要なら、本部から正式オファーしたら動くて。」



目からウロコだったね。

そういう視点から見ると、俺がプレスリリース用に作った書類は、
ポイントがイマイチぼやけてたし、そもそもプレスリリースの必要も無かったんだと。


ただ、今回、大阪の市政記者クラブや司法記者クラブ、
大阪の主要テレビ局などに問い合わせたりして、
プレスリリースの仕組みややり方も分かったし、
今後の情報発信に役立つだろう。うんうん。

人生に何ひとつ無駄はないのだ。



そんなこんなで、俺も駆け込み寺の相談員としてデビューすることにしました。


三年前、なんのツテもない関西に移住してきて、
はたして関西に俺の居場所はあるのか?と不安になったこともあったけど、
こうやって確実に自分の居場所を作っていっている実感がある。


とにかく頑張るのじゃー!



posted by わこう at 17:52| Comment(0) | 普通の日記。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月14日

Ma.K新年会と1/20フンメル。

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2015年最初の記事となります。

皆さん今年も珈琲バカをよろしくお願い申し上げます。



本当は、年末から年始にかけて、いろんな所に行ったりして写真も撮ったし、
記事にしたいのはやまやまなんだけども、それよりもなによりも、
去年からスタッフとして参画させていただいていた、マシーネン大阪テンジカイ、
「Ma.新年会」で「ましーんねんかい」が無事終了し、2014年末から2015年にかけての、
いろんなものが、このイベントでガバーッとかき消されてしまった感じ。


そのくらい強烈で楽しいイベントだった。


ということで、今年一発目の記事は模型からのスタートです。



去年の暮れに、

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1/35ナッツロッカーの鉄板風塗装を作った。




で、テンジカイが1/12。

2週間くらいあるし、もう一個イケるんじゃないか?!ということで、


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フンメルを作ることにした。


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実はこのフンメル、去年の12月、
世界のヨシオカこと、吉岡和哉氏の模型教室の忘年会があり、
その中でのプレゼント交換でゲットしたもの。


ちょっと話は脱線するんだけども、
いやー、吉岡さんの忘年会は去年もメッチャ面白かった。


腹抱えて笑った。チョー笑った。



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雰囲気はこの写真で掴んでいただけたら幸いであります。


このタイミングで俺の手元にフンメルが来たということは、
これを作ってテンジカイに出せと。

天がそう言っているのだと。


そう勝手に解釈したわけです。



ということで、12月30日。


ホントはこの日からガッツリとフンメルを作ろうと思ってたんだけども、
りえさんが急きょ、

「京都に行きたい!」

と言い出し、ホテルを探しだした。


で、俺は、テンジカイに向けて模型を作りたいんだけども、
ホテルに持って行っていいか聞いたら、OKということだったので、



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夜の京都を軽くブラブラと観光したあと、部屋に戻って模型作り始めたさー!


まぁ、このあと、接着剤のニオイだとか、ヤスリがけの音で、
りえさんの安眠を妨害していまい、ガッツリ怒られたんだけども。


まぁそれもいい思い出として2014年に置いてきたさー!






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ということで、組みあがり。

噴射ノズルの合わせ目消しなどがあるけれども、
基本的にサクサクサクッと組み立てられるし、スーツ系を作るよりラクに感じたなぁ。


で、ガシガシと筆塗りするので、全部接着した。





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サフ吹きました。




で、ちょっと試したいことがあって、一度、タイガー迷彩っていうのをやってみたかったんだよ。


で、このフンメルは、タイガー迷彩が似合うんじゃないかなーなどと思ったわけですよ。


で、黒とか機体の基本色の他、あと二色くらい使って、
合計4色でのタイガー迷彩とかいいんじゃないかなーと。





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ということで、黒サフをそのまま迷彩色の一色として使おうと、
マスキングテープをちぎったりなんだりして、大きめの柄でマスキング。





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で、マスキングの上から、機体の基本色を塗ったあと、白やモスグリーンっぽい色で、
迷彩柄を手書きしてみた。



そして、マスキングテープをはがして、



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こんな感じに。




で、このあとで、迷彩柄を書き足したり、修正を加えて、
スミ入れ、エイジングなどを施していよいよ完成・・・・・









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これです!






・・・・・・・いや、あの・・・




結局、どうやってもイマイチピンとこなくて、



「タイガー迷彩や〜めた!」



と、気がついたらせっかく塗った上から黒サフ吹いてましたわ。




で、俺にはもう、



鉄板風しかない。






となって、












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こうなったわけです。



でも、これはこれで、思い切って塗り直した甲斐あって、けっこう気に入っている。









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黄色で認識帯も入れた。






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俺は、このフンメルの見せ場は、
羽もそうだけども、この機首部分のラインだと思っているので、
このあたりはけっこう書き込んだり丁寧に汚しを入れることを心がけた。





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もうひとつの見せ場である羽。


このフンメルは無人機という設定だけども、点検や整備では、
羽の上を人がよく歩くだろうなーということを想定してよく歩きそうなところは汚しを強めに。



ということで、フンメルの完成写真は、Facebookのアルバムに保存してあるので、




ということで、Ma.新年会当日を迎えたわけです。


今回の目玉のひとつは、




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MAX渡辺さんが貸してくださったいくつかの作品。


このルナダイバーもMAXさんの作品です。



工作もすごいけど、やっぱり塗りが素晴らしいっす。










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そして、去年の秋に、イギリスで行われた世界でも格式高い模型コンテスト、
ユーロミリテールで銅賞を獲った、なにわ模型界の女王、環さんのキャメル。




などなど、メッチャレベルの高い力作が集まって、テンジカイは大賑わい。


グループ参加の人数なども入れると、のべ100人に及ぶエントリーと、
それを上回るご来場をいただいて、もう人が多すぎて酸欠状態になるほど。



大阪では2年ぶりのテンジカイということもあって、
皆さん満を持して大集結してくださった、という感じで、
とにかくマシーネン(旧S.F.3.D含)に対する愛を感じたね。愛を。



個人的な感想と見解なんだけども、
マシーネンで集まる人達は、みんな大人だね。


それでいて、作品はカミソリのように鋭く研ぎ澄まされている、そんなイメージ。


その、いい意味でのクレイジー加減が、
俺がマシーネンに強烈に惹かれる理由でもあるわけです。


とにかくみんなメッチャうまい。



俺も刺激受けまくりんぐで、また新たな創作意欲が湧いたのでした。



今回のテンジカイの、俺目線で撮った写真を、Facebookのアルバムにしましたので、
よかったら覗いてみてください。







mashinnenkai_0.jpg

これは撤収している合間に集合していただいて撮った写真。


撤収時に残っているメンツだけでもこれだけいたので、
ピーク時はこの倍くらいいたっていうことだ。


いやー、ありがたや〜ありがたや〜。


皆さん楽しんでくださったようだし、イベントとして十二分に成功だったのではないかと。


まだ未確定だけども、今年の秋にもう一度やりたいねという声が上がっているし、
熱が冷めないうちにガンガンと進めていきたいっすね。


よろしくお願いします。



posted by わこう at 02:43| Comment(0) | プラモデル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする