
関西最大級の模型イベント、
モデラーズエキスポ2013(以下モデスポ)が無事に終わりました。
今年は、去年を上回って、3500人ものご来場をいただき、
スタッフとして本当に本当に感謝です。
上の写真は、最終日の朝に撮っていただいた、スタッフと一部作家さんとの集合写真。
モデスポの総責任者であるdanke親分の隣におります。
今年は、年初からコアスタッフとして参加させていただいて、
一年間、この日のために準備や数知れないミーティングを繰り返してきた。
もー、何回大阪に通ったか。
そして今年は、僭越ながらモデスポの公式サイトを作らせていただいて、
ほとんどの更新作業を担当させていただいた。
モデスポ公式サイトはこちら。
とにかく掲載内容が多いし、会期が近づくにつれて、
更新締め切りもタイトになってきて、いやー、正直しんどかったっす。
でも、今となっては、ミーティングで何回も大阪に通ったことも、
明け方までかかって寝落ちしながら更新作業したことも全部いい思い出。
貴重な経験をさせていただきました。
本当にありがとうございました。
おかげさまで、今年は事故やトラブル無く、
無事に終えることができて、本当にホッとしています。
これもひとえに、ご来場いただいた皆さん、作家さんやスタッフさん、
モデスポに関わるすべての方のご協力の賜物だと思っています。
重ねて感謝御礼申し上げます。
去年は、荷物が当たって一部の作品が壊れちゃったりという事故があったけど、
今年は皆無。
本当によかったよかった。
さて、今年は2年目ということもあって、ある程度どう動けばいいかは想像できたし、
俺はとにかく目立たずに黒子に徹しようと決め、
案の定、細々とした雑務が多かったから、ひとつの会場に張り付きになって、
作家さんやサポーターさんの作品が見られなかったし、
作家さんとお話することもあまりできなかった。
だけども、その合間合間の時間に、とっても嬉しい出会いや出来事があったよ。

俺は去年のモデスポでこの作品を作った
Waitsさんと出会ってから、
リスペクトしまくりでかなり影響を受け、
それもあって最近は狂ったようにバイク模型を作っているわけです。
でも、もしかすると今年はゆっくりお話できないかもしれないなーと思っていたら、
たまたま時間が空いてスタッフの休憩エリアに行ったら、
ちょうどWaitsさんも一服していて、ゆっくりじっくりお話することができた。
Waitsさんとは、普段からFacebookではやりとりさせていただいてたんだけども、
やはりリアルで会うならではのお話しがいっぱいできて、本当に嬉しかった。
しかも、Waitsさんとは影響を受けた映画や音楽の趣味がとっても似ていて、
「おー!」と話がメッチャ盛り上がり、Waitsさんの原点みたいなものに触れた感じがして、
すごーくうれしかったなー。
その他、アラーキーさんやあにさん、takaさんやどろぼうひげさん、水野さんなどなど、
一年ぶりにお会いできた作家さんに加え、
今年は新たに、ダッズ松本さんやPOOH熊谷さん、
チューンナップさんやフィギュアの神の林さんなど、名だたる作家さんとお知り合いになれて、
本当にうれしかったー。
って、嬉しかったしか言えないのかよって感じなんだけども、
実際そうなんだからしょうがない。(笑)
そして、さらにさらに嬉しい事があったんだよ。
先日このブログに記事にした、赤いバイクのビネットを、
モデスポコンペに出品したわけだけども、結果は、

5位でした。
ベスト・オブ賞、金賞、銀賞、銅賞ときて、その次で5位。
色付きの賞まであと一歩というところで悔しかったんだけども、
確かにグランドワークや細部の作り込みなどなど、
色付きの賞を獲った人たちに比べたらまだまだ未熟だ。
その結果には俺も納得している。
だけども、今回の審査員の中で、
マルケンさんこと岩重さんが、
俺のこの作品をメッチャ押してくれて、
会期中、顔を合わせるたびに何度も何度も褒めてくれた。
こう・・マルケンさんって本当にあったか〜い人でねー。
マルケンさんと話すと、なんかこう・・ホワーっとあったかくなるというか・・
心が素になっていくんだよ。
そんなマルケンさんが押してくれたことで、
なんか勇気というか自信をつけて励ましてもらったっていう感じ。
本当にありがとうございました。
そしてさらにさらに大事件が!
今回、スペシャルサンクスで、巨匠、ヤマタクさんこと山田卓司氏がいらっしゃってた。
ヤマタクさんは去年のモデスポにも来てくださってたんだけども、
なんだかおそれ多くて、話しかけることさえままならない感じで、
結局ご挨拶程度で去年は終わった。
だけども、さすがに2年目だし、今年はそういうわけにはいかないと、
休憩所でヤマタクさんとお会いした時に、思い切って話しかけた。
ヤマタクさんはにこやかに、
「どんなジャンルを作るんですか?」
とおっしゃったので、
「最近はバイクを・・・あ!コンペに出した赤いバイクです。」
と答えたら、
「あー!あの赤いバイク!僕はあれがイチオシだなー!」
・・え?
すいません・・もう一度お願いします
・・とは言わなかったけども、一瞬耳を疑ったよ。
ヤマタクさんにイチオシって言われたー!
もー、天にも登る気持ち。失神しそうになったわ。
正直、他の人たちの作品の、作り込みの丁寧さとか見て、
俺はやっぱり雑なんだよなーと軽く凹んでいたから、
本当にうれしかった。というか、報われた感じがした。
これからも一層精進します。
ヤマタクさん、本当にありがとうございます!
その他にもいろんなモデラーさんから、
あの赤いバイク、メッチャいいですね〜とか、
うちの嫁があれが一番良かったって言うてましたわとか、
たくさんお声がけいただいて、本当にありがたかった。
涙出る思いです。
ってか、マジで泣きそうになった。
さらに、前述のとおり、俺は黒子に徹すると決めて動いていたわけだけども、
モデスポが終わってから、「スタッフとして働く姿がカッコよかった」
なんてメッセージもいただいちゃったりして、
あー、ちゃんと見てくれる人は見てくれているんだなーと思ってちょっと泣いた。
さらに今年からコアスタッフとして入ってくださったコジマ大隊長と、
なんかこう・・ハラ割って腰据えてじっくり話せて、
こう・・友情というか連帯感みたいなものを築かせてもらったのも、
本当に大きな収穫だったなー。
コジマさんの機転とバランス感覚、俯瞰的に物事を見る目は、
今年のモデスポの大きな支えになったもんな。
同い年だし、これからもっと仲良くなりたい。
そのためには、今年はたくさんの人に承認をいただいたんだけども、
もちろん人間としてもそうなんだけども、
やはりモデラーとしても、まだまだこれからもっともっと精進して、
もっともっといい作品を作ろうと心に決めた。
今年はいろいろあったけど、
自分なりにしっかりと噛み締めながら参加させていただきました。
モデスポスタッフの皆さん本当にお世話になりました。
最後に、何回も投げそうになった時に拾い上げてくれたり背中を押してくれた、
danke親分と、大親友の環さん、はるさん、マスターに心から感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
そんなモデスポ2013でした。
これから尚一層、モデラーとして精進します!