
先日、このブログで以前記事にした、愛用のノートパソコンであるX200が、
突然「ピューン・・・」という音と共に突然消えてしまい、そのまま死んでしまった。
何をやっても電源すら入らない。
あーぁ・・・

※写真は元気な頃
中古で買ったノートだったんだけども、なんか異様に安いなーと思ったら、
キーボードを外した時に、砂糖入り珈琲かなんかの、
何か粘度の高い液体をこぼしたような痕跡があり、
それが安さの原因かーとは思ったものの、特に不具合無く使ってたんだけども、
そういうのって突然逝っちゃうものなのね。
かなり気に入ってたんだけどなー。
メインマシンはデスクトップ機があるので、仕事とかには全く支障ないんだけども、
外で打ち合わせしたり作業するのに、やはりノートは必要だ。
で、以前、俺の妹分のほずみちゃんと、あるモノと物々交換したネットブックがあり、
これをサブ機代わりにできないかなーと思ったんだけども、
常駐アプリをいろいろと切ったり、CPUに負担をかけないように色々設定したり、
メモリを最大である2Gまで増設したりしたんだけども、
CPUが省電力を重視したATOMの1.6Gなんだけども動作がモッサリで、
ちょっと常用にはキツイかなーと・・
でも、とにかく急を要すのでなんとかしたいと。
ということで、思い切ってSSD化することにした。
いやー、安くなったねー。SSD。
120Gで7000円台だもんなー。
少し前まで64Gで3万とか5万とかしてたのになー。
このシリーズの240Gでも15000円くらいだぜー。
やはり時代とともに進化していくんだなー。
ちなみに、SSDっていうのは、でっかいSDカードみたいなもんで、
一般的なパソコンのようなハードディスクのような物理ドライブが無く、
静かでなおかつ、読み込み速度がハードディスクよりも速い。
書き込み速度は・・どうなんだろうね。きょうびのSSDは。
ネットで、この「S10eの高速化」で検索すると、
やはり最後はSSD化にたどり着くみたいだね。
ということで、SSD化開始!
裏のネジを2つ外すだけで、

すぐにハードディスクが現れて、簡単に取り外すことができる。
このへんはやっぱりLenovoだなー。
ThinkPadのノウハウが活かされてるな。

はい。外しました。
左が今までのハードディスク、右がSSD。
で、本来だと、このSSDには、元のハードディスクのデータを、
OSごとまるっとコピーしてクローンを作るための、
PCにつなぐケーブルが付属してるはずなんだけども、
説明書の図に書いてあるものと現物がどう見ても違う。
どうやってもつなぐのは不可能。
これはたまたま俺のだけなのかな?
で、困っちゃって結局、以前他のパソコンのクローン化でつかった、

この、ハードディスクコピーツールを使った。

こんな感じで2台差しでコピーするのね。
ところが、間違ってコピー中にコンセントを抜いてしまって、
その後、何回やっても再開できなくなってしまった。
あちゃー・・
で、このドッキングステーションに差したまま、
一度パソコン上でハードディスクとして認識させて、フォーマットまで完了。
で、せっかくなので、本来のプロセスを踏むはずの、
データコピー用のアプリケーションを使ってやってみようと、方針を切り替えた。

付属のCDにアプリケーションが入ってるのかと思いきや、
中には、アプリをダウンロードしてインストールするための、
世界中の国の言語で書かれたそれぞれのPDFファイルが入ってるだけ!
なんだよ〜、めんどくせーなー、もー。
一人でブツブツ言いながら、その説明書記載のリンクから、
データコピー用のアプリ(日本語版)をインストールして、やっとコピー開始。

アプリを立ち上げたところ。
このあとすぐ、パソコンを再起動しろと指示が出て、再起動すると、

こんな感じでデータコピーが始まる。

で、このプロセスが100%になってコピー完了。
このハードディスクには、OSデータを含めて、約30ギガの容量だったけども、
コピー完了までだいたい40分くらいだった。
そしていよいよ、SSDをこの機械に換装して起動!
いやー、めっちゃ速いわー!
とにかくWindowsの起動も早いし、アプリケーションがキビキビ動く!
体感的にこんなに変わるなんて・・・
いやー、噂には聞いていたけども、スゲーな、SSD。
そして、さらにS10eの高速化で検索すると出てくるのが、
RAMディスク化。
そこで参考にさせていただいたのが
こちらの記事。RAMディスク化の理由を抜粋すると、
なぜ RAMDISK を構築するのか。それは超高速だからです。ベンチマークはご覧の通り SSD の比ではありません。しかし、RAMDISK に保存された内容は電源OFFで消えてしまいますので、消えてもいいファイルや領域を RAMDISK に指定することで、Windows の動作を高速化することが出来ます。とある。
この記事内容に従っていけば、簡単にRAMディスクを構築できる。

こんな感じに。仮想ディスクだね。結局。
ここに、一時ファイルなどを置くように設定して、OSの動作自体を軽やかにしようという理屈だ。
俺は結局、RAMディスク容量を1Gにした。
さて、そして、インターネットをするのに、ブラウザも軽やかに動作させたい。
だから、上で紹介したリンク先の記事では、インターネットエクスプローラを使う前提で、
キャッシュの格納場所をRAMディスクに指定するわけなんだけども、
俺はFirefoxを使っているので、またちょっと勝手が変わってくる。
そこで参考になったのが
こちらの記事。Firefoxのキャッシュ保存場所の変更方法が書いてある。
で、一部抜粋すると、
--ディフォルト キャッシュファイル保存先
Windows Vist
C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Local\Mozilla\Firefox\Profiles\
(文字列).default\Cache
Windows XP
C:\Documents and Settings\(ユーザー名)\Application Data\
Mozilla\Firefox\Profiles\(文字列).default\Cache
可能であれば、RAM Disk等に指定するとパフォーマンスが上がるかも
しれません。とある。
この保存先を、新しく作ったRAMディスクに指定してやればいいわけだ。
というわけで、早速やってみた。
ベンチマークしたわけじゃないから、目に見える結果としては資料が無いんだけども、
あきらかに体感は早くなった。
こう・・ブラウザのガキガキ感が無くなった感じで、スムーズに動く。
と、今回は物理的にとシステム的、両方のチューンをしてみたんだけども、
以前はPhotoshopを起動したり使ったりするのに、若干無理があり、
何かするたびに一拍固まる感じがあったんだけども、
SSD化したあとは、全くストレス無く動いている。
デジカメで撮った多少サイズが大きいファイルでも、
問題なくプレビューしたりできるようになったし。
これで、出先でデジカメ写真を大量に加工してBLOGアップとかも可能になる。
いやー、やってよかったなー。
あとは、これ以上やるとしたら、
グラフィックを補助するためのカードを付けるくらいか。
ただ、これはS10eに装着可能なのかイマイチわからないのと、
可能だとしても、無線LAN用のPCスロットを使うので無線LANはUSBポートを使うことになったり、
基盤の加工が必要だったりと、ちょっとリスキーでもある。
だけども、これをつけると、HD動画再生もイケるみたいなので、
気が向いたらそのうちやるかもしれないしやらないかもしれない。(笑)
とにもかくにも、こうやってパソコンをいじるのってなんか楽しいんだよなー。
ほずみちゃん、このネットブックも元気でやってるよー。
ありがとなー。