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2012年07月17日

カルマと美しさ。


芦屋に引っ越してきてから、なんとなく自分のスピリチュアルな部分が、
少しずつ開いてきているような感じがする。



特に、芦屋BLOGに書いたんだけども、

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芦屋アトリエの近所に、かつての修験道だった場所があり、
ここに入ってからというもの、とにかく何かがパカーンと開いてしまった感じだ。


この場所の事を書いた、「高座の滝と修験道」はこちらからどうぞ。

※芦屋アトリエのBLOGも一生懸命書いてますので、ぜひ読んでね!



さて、最近ちょっとした気付きがあるので書いてみる。


去年の大震災で、たくさんの人が死んだ。


戦争でもないのに、この日本で2万人が亡くなるなんてありえないべ。
俺の知り合いも亡くなった。



この震災後、やはり俺の価値観も大きく変わった。

こう・・「死」というのが本当に身近に感じられるようになって、
自分の残りの人生をどう生きるかっていうことを、
さらに深く考えるようになった。



「自分の寿命は、自分が思っているほど長くないかもしれない。」



そう思うと、なんとなく、今までよりも丁寧に生きようかなという気になってくる。

ただ、丁寧に生きるって言ったって、何をどうすればいいんだろう・・



ちょっと話は変わって、「カルマ」という言葉がある。

Wikipediaで「カルマ」と検索すると、「業」のページに転送される。
だから、「カルマ」=「業」という前提で書く。


俺なりの解釈で要約すると、

善悪で生じた果報は、死んでも消えることが無く、
生まれ変わっても引き継がれるものだと考える。



もっと平たく言えば、

過去世で作ってきた罪(カルマ)は、
生まれ変わってもそれを背負っているので、現世で解消しなければ、
また来世まで持っていって解消しなければいけない「宿題」のようなもの。


と考える。


だから、できるだけ早く現世で自分のカルマに気付き、
なるべく現世のうちに解消するように努める。



まぁ、ぶっちゃけて言うと、人生は修行っていうことだな。


だから、古くからこのBLOGを読んでくださっている方は、
俺にあまりにもいろんな出来事が起きるもんだから、
どんだけカルマ背負ってんだよって思うかもしれない。(笑)


でも、新たに作ってしまった罪もたくさんあって。


それは、現世で解消しないとまた来世での宿題になってしまう・・




で、最近よく考えるんだけども、もう40を過ぎると、
ある程度、自分の身の丈や社会との折り合いがわかってきて、
少しは人として上手に生きられるようになったんじゃないかなーと思う。


だから、残りの人生で、
もうこれ以上のカルマを作らないようにして生きたいと思っている。


以前、記事にしたけれども、

「いいことをして悪いことをしない」

とか、


先日、芦屋BLOGに書いたんだけども、

「清く正しく美しく生きるように努める」

とか。



言葉で言うのは簡単だけども、これを実行するのって大変だなーって思う。



だけども、やっぱりこれが真理なんだよな。
真理はいつだってシンプルだ。



あとはどれだけこのことに本気になって覚悟決めるか。
それだけだ。


だから、できる限り争わない。

こう・・生き様を美しくっていうか・・



かつて、瞬間湯沸かし器とか言われ、トラブルメーカーだった俺が、
最近たどり着いた境地。



自分からまた新たなカルマを生むようなことはしない。



以前、東京の弁護士、須田くんの紹介で、

世の中大転換がわかる 日月神示の緊急未来予測 迫りくるこの国の立て替え・立て直し (超☆わくわく)世の中大転換がわかる
日月神示の緊急未来予測

中矢 伸一 大石 憲旺 高島 康司
船井 幸雄[序文・解説・推薦]

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この本の著者の1人である大石 憲旺先生にお会いしたことがあるけど、
大石先生もしきりに、「美意識を持って生きろ」と言っていた。


その時は、意味がよくわからなかったんだけども、
美意識を持って生きるっていうことは、真理に沿って生きるということでもあり、
新たなカルマを作らずに正しく美しく生きるということだと。


こう・・人生を汚さないっていう感じ?



いや、正直、生きるのがしんどいなーって思うこともあるんだけども、
もしここで投げてしまったら、
来世はもっと大きなカルマとなってのしかかって来るんだろうなーって思うので、
それ以前に、また人として生まれてくるかもわからないわけだし、
きちんと向き合って丁寧に生きようと思う。


先日、おふくろに再会して、一層その念が強くなった。



こう・・震災で亡くなった人たちの分までとか、
正直そこんところまで背負っては頑張れない。

自分のことで精一杯。


今はそれでいいと思っている。


うーん・・俺にしては珍しく、何回も修正しながら記事書いたんだけども、
うまく伝わるかなー。


とにかく美しく生きたいってことだよ。

 

posted by わこう at 15:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 普通の日記。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

1/144グフでビネット。


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またガンプラに戻ってきた。


先日、またあらためて、ファーストガンダムとか08小隊なんかを見ていたら、
いろんなシーンを、ジオラマとかビネットで作りたくなった。


だけども、今までは主に1/100のMG(マスターグレード)を作っていたから、
やっぱり飾るにはちょっと大きすぎる感じがするんだよね。

なので、今回初の試みで、1/144のHG(ハイグレード)を使って、
劇中のシーンを再現してみようと思ったわけだ。



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ちなみに、以前1/144のカプルを使って、ビネットを作ったことがあるけど、
これは完全にオレ設定で、1/48のフィギュアと組み合わせたりしているので、
劇中の再現じゃない。


で、今回やってみようと思ったのは、


20050120-1.jpg

やはりこのシーンね。


はじめてガンダムの前に姿を現す登場シーン。
ランバ・ラル好きとしてはやはり外せないシーンですな。



ということで、以前、仙台でガンプラエクスポがあったときに、
ブラザーのナベさんと一緒に行って買った

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エコプラを引っぱり出してきた。







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ということで、いきなりグフの仮組み終わりました。


このキットのグフは、カトキ・ハジメ氏がデザインしたグフと言われていて、
頭が小さく、足が長くてスタイリッシュ。

ただ、なんか動力パイプのモールドが甘い感じがしたので、
WAVEのスプリングを使ってむき出しの状態という設定にした。


ただ、1/144のグフとかザクを組むのが初めてだったので、
こう・・スケール感が合わなかったり、いろいろ難儀した部分もあって、
ちょっと反省点も多い感じ。

具体的な反省点は、この記事内にその都度書きます。



まず、反省その1は、1/144の鋳鉄表現はどうすればいいかなーと考え、
溶きパテを使って少しザラザラな感じにしようと考えた。

で、スパイクアーマーとか胸の装甲板とかは特にザラザラな感じにしたいなと。


ということで、試しに、


R0021531.jpg

溶きパテに、ジオラマ用の砂を混ぜてみた。





R0021533.jpg

スパイクアーマーに塗ったらこんな感じ。


なんか微妙・・・









R0021536.jpg

他の部分はこんな感じで、わざとムラになるようにガシガシと塗った。



で、今回もシリコンバリアを使ってハゲチョロするので、焼鉄色を下地に塗って、


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こんな感じ。



で、基本色を塗って、



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こんな感じ。





ハゲチョロをして、


R0021574.jpg

こんな感じとなった。



んー、なんか微妙だなー。




で、ウェザリングは、ザクと合わせたほうが、統一感があっていいかなーと、
ウェザリングの前に、ザクを2機、先に作ってしまおうと。



で、1個はエコプラ、1個は普通のHGで、2機同時に製作。



このザクは、おおむねいいんだけども、
モノアイの部分が平面のパーツにピンクのシールをはるという仕様だったんだけども、
なんかおもちゃくささがしたので、


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円柱形のパーツにWAVEのモノアイ用クリアパーツを貼り付けて、立体感を出してみた。
ちなみに、クリアパーツの裏には、キラキラシールを貼ってます。






R0021600.jpg

こんな感じに。モノアイは固定です。






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で、ザクにも溶きパテを。
ザクには、砂は混ぜなかった。





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で、こちらも焼鉄色にシリコンバリア。







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そして基本塗装。
明度の違う色を3〜4層塗ってます。

すべて筆塗り。








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基本塗装完了。



で、軽くチッピング(ハゲチョロ)して、


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こうなりました。





で、ウォッシングとスミ入れをして、

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こんな感じ。




同じように、グフにもスミ入れとウォッシングをして、


R0021831.jpg

こうなりました。



この写真だとわかりづらいんだけども、
グフとザクの頭の大きさやスタイルがまるで違うので、ちょっと違和感があるかなー。



さて、次に、今回は、ジオラマというよりも、ビネットにして、
軽い感じでポンと飾れるように作りたかった。


なので、なるべく小さいスペースに、どれだけ効果的に3機を配置できるかを考えた末、
グフの存在感をより強調するために、ザクは一段低いところに配置しようと考えた。




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ということで、芯をスタイロフォームを削って製作。
丸いコルク板の上に軸打ちして木工用ボンドで貼り付けた。






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その、スタイロの芯に、石粉粘土を岩のように貼り付けていく。
ここにも木工用ボンドを使った。

溶剤系のボンドは、スタイロが溶けてしまうので。




で、岩に色を塗って、


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こんな感じに。




まだこれからいろいろ塗るんだけども、まず3体配置してみて、


R0021846.jpg

こんな感じに。

この時点で、足の位置を決めて、ベースとザクやグフは足裏に軸打ちした。



その後、また岩をいろいろと彩色して、


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こうなりました。


でもなんかスケール感とか色とか、イマイチなんだよなー。
難しいねー。こういう彩色。






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そして、ザクとグフには、ウェザリングの最終段階で、アクリル流し(アルコール落とし)を。

今回は、1/144ということもあり、アクリル塗料のバフは、
思いっきり薄めてシャバシャバの状態で塗ってアクリル流ししたんだけども、
なんかスケール感とミスマッチな感じ。

んー、やらないほうがよかったかなー・・・


そのへんもちょっと反省点。



かくして、ベースにボンドでガッシリと固定して、


R0021946.jpg

完成!



いやー、実は今回は、途中何回かモチベーションが途切れて、
作業しなかった日も結構あって、製作開始から2週間かかった。


もうちょっと手際よくパッパとやりたいな。





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ということで、グフの登場シーンの再現。



だけども、同じベースに、同じスケールのモデルを3体使って、
ジオラマじゃなくてビネットにするっていうのは、ちょっと無理があったかなー。

なんかこう・・ゴチャゴチャした感じ。


先日、大阪で模型のイベントというか、モデラーさんの交流会があり、
このビネットも持っていったんだけども、
グフだけMG(1/100)を使うと、
よりグフが強調されてスッキリするんじゃないかとの意見を頂戴した。


実は俺もそう思ってたんだよなー。


逆に、グフを1/144にするんだったら、ザクはもっと小さいスケールの何かを使うとか。



まぁ、何はともあれ、初めて作った1/144のビネット。


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雰囲気は悪くないでしょ。







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自己評価としては・・いろいろ雑な部分もあるから、55点くらいかなー。


だけども、1/144でビネットっていうのは、キットも物によっては数百円て買えるし、
手軽にガシガシ作ってもっとレベルアップを図りたい。


MAX渡辺さんが言っていたように、とにかく数をたくさん作る。


特に俺みたいな雑なモデラーは、
いっぱい数を作ってスキルを上げていくのが一番性に合ってると思う。


これからも一層精進です。


 
posted by わこう at 03:34| Comment(2) | TrackBack(0) | プラモデル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする