
ここんとこ、YUKINEの芦屋アトリエオープンに向けて、
いろいろと準備したり、印刷物のデザインや手配をしたりと忙しくなってきて、
プラモを作りたいのに作る時間がとれないジレンマ・・
で、先日、デザインのヤマを越えて一段落したところで、
プラモを作るんじゃなくて、塗りで遊ぼうと思ってちょっとトライしてみた。

これは、10年くらい前にゲーセンのUFOキャッチャーみたいなやつでとった、
ザクヘッドのテープカッター。
まくろび庵にも置いていた。

テープカッターなので、中にセロテープを入れて使う。
いやー、なかなかのスグレモノだよ。これ。
ディテールも好きな形でカッコいいなーと思う。
ただ、やはりおもちゃっぽさは否めないので、
リアルっぽく塗りなおしてしまおうと思ったわけだ。

で、このテープカッターは、隊長章のツノを付ける穴が開いてるんだけども、
ツノは失くしてしまって無い。
ところで、ちょっと話は変わって、こないだ数年ぶりに、
プレステ2を引っ張りだしてきて、あるゲームで遊んだ。
![]() | 機動戦士ガンダム バンダイ 2000-12-21 売り上げランキング : 12304 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
もうかれこれこのゲームが出て12年前になるんだねー。
これを初めてやったときは衝撃だったなー。
で、このオープニングCGムービーが、これまた12年前には衝撃的だったんだけども、
この中で気になるワンシーンを見つけた。
全部見るのが面倒な人は、1分48秒あたりから見て下さい。

ザクがガンダムに狙撃されてひっくり返るシーン。

ドーンとひっくり返った・・

ここに注目!
ツノが付いていたのを溶接で塞いだような跡がある。
いやー、芸が細かいな。
話は戻って、前振りが長くなってしまったんだけども、
この、ツノの跡の溶接痕を表現してみようと思ったのだ。
話くどくてスイマセン。
ということで、やっと製作記に入ります。
溶接痕を再現するのは、やっぱりパテなので、

こんな感じで穴を埋めて溶接痕っぽいのも作ってみました。

ついでに、サビ表現もするので、パテを粗めに塗りつける。

黒サフ吹きました。
そして、今回もハゲチョロをするので、

焼鉄色を塗った上からシリコンバリアを筆塗りした。
そして、ボディ色(基本色)で塗装後、粗めのサンドペーパーなどで軽くこすって、

こんな感じでハゲチョロになりました。

その後、エナメルでウォッシングとスミ入れ。

後ろはこんな感じ。
その後、軽くアクリル流しをしたあと、油絵の具でドライブラシして

完成!

ちょっとウェザリングしすぎた感も・・・
だいたい、スケール的には1/35くらいになるのかな?
まぁ、スケールから考えるとこのぐらいウェザリングしてもギリギリセーフかなー。
あとは好みの問題だ。

うしろ。

サイド。

パテを塗ったところが、サビとか鋳鉄表現になってて雰囲気出たかな。

上から。
ちょっとホワイトバランスを変えて撮って、

ツノの跡の溶接痕はこうなりました。
写真だと反射してわざとらしく見えるけど、実物はもっと落ち着いてます。

サビ表現も効果出てるかな。

パイプもこんな感じで。

ちゃんとテープカッター機能も問題なし。

と、こんな感じで、今回は塗りだけ。
なんか楽しかったなー。

パソコンのモニター脇に鎮座してます。
さて、ゲーセンの景品は、実はこれだけじゃなく・・・

こーんなでっかいザクヘッドもあるのだ!
今回のテープカッターは、だいたい1/35のスケールみたいだけども、
このでっかいザクヘッドは、ネットで調べたら、約1/16くらいって書いてある人がいた。
次は気が向いたらというか、塗りだけをするんだったらこれにチャレンジしてみっかな。
塗料どれだけ使うんだよって感じだ。
でも、そろそろマシーネンを作りたい。
仙台でSAFSを作ったあと、販売するものや受注品を優先させなきゃないので、
引っ越しが終わるまでマシーネンを我慢しようと決め、
ここ3ヶ月ほど作ってないので、そろそろ解禁しようかなーと。
でも、また少し印刷やWebのお仕事があるので、いつ作れるようになるかなー。
その日を楽しみにお仕事頑張るのだ。
ラベル:ザク