コーヒー焙煎やってます。wakoworks.com

2010年10月25日

リターンモデラー。


4年前、まだ俺がバイクを持っていたころ、「中年リターン組」という記事を書いた。


その記事はこちら。



高校生とかのまだ若いころ、お金が無かったり、
年齢制限で免許が取れなかったりして、バイクに乗れなかった人たちが、
中年になって少し余裕ができて、大型免許を取ったり、
憧れだったバイクに乗り始めるケースが多いという、ひとつの社会現象だ。


俺も400ccだったけれども、
高校生のときにはあまりにも高価でとても手が出なかったバイクを、
大人になってから所有していた。

まぁ結局、車を買い換えるための資金として売ってしまったんだけども・・。



そしたら最近、その、バイクの中年リターン組の事故が急増してるんだってね。


負傷者の数が二倍増。

死者数に限っては、三倍増だって。


いずれも、40代のおじさんたちだそうだ。



やっぱり、いくら気は若くても、とっさの時に体がついていかなかったり、
久しぶりのバイクで感覚が掴めなかったり、原因はいろいろあると思う。


だけども、そういう闇の部分はいったん横に置いておいたとして、
30代から50代あたりの間で、仕事仕事で生きてきた人たちが、
ちょっと余裕ができて、昔やっていた趣味を再開したり、憧れを実現するっていうのは、
とってもいいことだなーって思う。


俺は今42歳。

その、「中年層」と言われるゾーンのど真ん中あたりにいるわけだ。



そして最近、このBLOGにも書き始めたとおり
小学生から社会人になるまでずーっと続けてきた唯一の趣味、
プラモデルをまた本格的に作り始めた。

5〜6年前にも、忘れたころにちょこっとは作っていたものの、
最近のように、道具をしっかりと揃えて、本格的にプラモを作ったのは、
実に25年ぶりくらいになるわけだ。


そして、マシーネンクリーガーシリーズを作り始めてから、
マシーネンを作っているいろんな人たちのBLOGを見たり、
fgっていう模型専門コミュニティサイトに登録していろんな方と交流したりすると、
マシーネンな人たちは、俺と同年代の人がすごーく多いことがわかった。


そこからまた、
いろーんなジャンルのプラモを趣味としている人のBLOGなんかを辿っていくと、
やっぱり中年層が多い。

そしてよく目にする言葉が「出戻りモデラー」。


お金の無い学生時代よりかは、ちょっと経済的に余裕が出て、
仕事に明け暮れた時期も過ぎて、時間にも余裕ができて、
「またちょっとプラモでも作ってみっかなー・・・。」と模型屋さんにフラーッと出向く。

1人で黙々と作る人もいれば、息子と一緒に作るパパもいる。


もはやプラモデルは、1つのジャンルとして、立派な文化だと俺は思う。
日本だけじゃなくて。


しかも、インドアな趣味だから、バイクみたいな危険が無い。


俺もそのど真ん中にいるわけだけども、
若い頃にはわからなかったり見えなかった事や感性が、
ある程度社会に揉まれたから見えてきたりして、
たかがプラモデルとはいえ、人間性がすごーく表れたり、
歳を重ねたからこそ出せるようになった「味」みたいなものがあると思う。


だから、プラモデルが余計におもしろく、懐かしくて新しい。


世の中に、そんなおじさんたちがたーくさんいることもわかったし、
それだけでうれしくなってしまう。


しかも、昔なんて、プラモデルを苦労して完成させても、
せいぜい家族とか、部屋に遊びに来た友だちや彼女くらいにしか、
自分が精魂込めて作ったプラモを自慢できなかったけど、
今はインターネットのおかげで、カンタンに評価やアドバイスがもらえる。

これはとても大きいことだな。


やっぱり、自分が作った作品は、
うまいヘタにかかわらず、いろんな人に見てほしいもん。

だからプラモ作りが頑張れちゃったりもするわけだ。


そんなおじさんたちの出戻りモデラー急増中。


せっかくだから、もうちょっとカッコイイ呼び方で、
「リターンモデラー」と呼び合いたい。



プラモデルという、夢とロマンが詰まった素晴らしい文化を、
俺たちが伝えなくて誰が伝えるのか。


そのためには、俺が、俺たちが楽しむことだよ。やっぱり。



全国のリターンモデラーの皆さん、楽しみましょうね!

 
posted by わこう at 01:44| Comment(1) | TrackBack(0) | 普通の日記。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
ブログパーツ