
俺の愛車、92年式アストロ。
先日、ラジエターの水漏れがひどくなって、
いよいよもってヤバイかなーと思っていた矢先、さらに致命的な出来事が。
先日、りえさんと、お友達のともみちゃんを乗せて走っていたら、
突然、警告音と共に、電圧計がどんどん下がりだした。
最初、「ポーン・・ポーン・・・」って断続的だった警告音が、
次第に、「ポンポンポン」と激しくなってきて、いやー、メチャクチャ焦った−。
発電機は、以前、新品に交換してあるし、壊れるはずがない。
でも、症状からすると、
どう見ても発電機からバッテリーに電気が行っていない感じだ。
やっぱり発電機が壊れたのかな−とか、いろいろ考えたけどわからない。
とにかく発電がされないから、バッテリーに蓄えてある電気だけで走らなきゃない。
ガソリン車の場合、バッテリーの電気が尽きたら、
そのまま点火不良を起こして、エンジンが止まってしまう。
いやー、焦ったさー。
とにかく家までたどり着きたい。
真夜中だったから、車も少なかったし、
しょうがないから、バッテリーの消費をできるだけ抑えるために、
ヒーターも音楽も全部切って、しまいには無灯火で走ったよ。
で、あと2〜3分で家に着くーっていうころ、
ついに点火不良が始まって、ボボッ・・ボボッ・・・と・・。
結局、家の前までたどり着くのはムリと判断。
家の近所にあるお寺さんの駐車場に突っ込んだ。
そうしたら、真夜中なのに、
ちょうどそのお寺の住職さんが、外出から帰ってこられて、
事情を説明すると、
「あぁ−、どうぞどうぞ。気にしないでいいですから−。」
と、快く駐車を許可してくださった。
いやー、なんてラッキーなんだろう・・・。
結局、そのお寺さんの駐車場から家まで、
歩いて3分くらいのところだったから、そのまま歩いて家に帰った。
その時点では、バッテリーに充電されない理由がわからないから、
もしかするとアストロくん、いよいよ本格的にダメなのかな−と、
半ば本気で廃車を覚悟した。
後日、そのまま駐車しっぱなしにするわけにもいかないから、
いつもお世話になっている、
SAKのシブヤさんに電話。
とりあえずJAFを呼んで、SAKに搬送することに。

ローダーに乗せられようとしているアストロくん。

ドナドナドーナードーナー・・
みたいな感じ。
今回の電圧降下騒動の前には、
ラジエター水の激しい水漏れがあって、対策をしたばっかり。
正直、俺は今回、アストロくんもいよいよダメかと、
もう、これ以上修理個所が増えたら、今の俺には維持できないと、
廃車を覚悟した。
発電機からバッテリーまで電気が行かないのは、
発電機が悪いのか、どこか断線しているのか、なんなのか。
すごく単純な原因かもしれないし、複雑な原因かもしれない。
でも今回、真夜中に大騒ぎになったりして、
ここんとこのトラブル続きに、正直疲れてしまった。
シブヤさんに診てもらって、すごーくお金がかかるようだったら、
廃車にして、しばらく車ナシで生活することもしょうがないな−と。
そしたら・・・
とても単純な原因でした。
シブヤさんに診てもらったら、5分で終わっちゃいました。
運転席の足元に、ヒューズボックスがあるんだけど、
シブヤさんが以前、電圧対策のために、ちょっと独特な配線をしてくれたんだけど、
どうやら俺が、そのコードを踏んづけたかけっ飛ばしたかで、
外れてしまっただけだった。

でも、たしかに自分で見て、なんか線が外れてるな−とは思ったけど、
独特な配線だし、どことどこを結ぶ線なのかわからなかったんだけど、
まさか同じところに2つ差しとは思わなかったな−。
で、完全にダメになっていたバッテリーも、
一度エンジンをかけたら、グングンと電圧が上がっていっていつもの電圧に。
ただ、今回の騒ぎで、バッテリーをだいぶ酷使したから、
3時間くらいエンジンをかけっぱなしにして充電した。
おかげで現在は、アストロくん完全復活。

先日の大雪の時も、お店でイベントだったし、運ぶ荷物が多かったから本当に助かった。
いやー、よかった。
でも、ホントはまだ不具合個所もいろいろあるし、
6月の車検までには、何らかの結論を出さなきゃいけないな。
それまでは、とにかく大事に乗ってやろうと思う。