以前、新潟ひとり旅をして、衝撃的な結末となった記事を書いた。
その記事はこちら。あらためて先日新潟に行ってきたんだけど、また衝撃的な結末が待っていた。
いやー・・なんで新潟に行くといろいろあるんかね。わはは。
今回は、そんな新潟珍道中の話です。(またちょっと長いです。)
以前、俺が新潟ひとり旅をしたときに、新発田市の占い師、
榎本先生のところに行って、占っていただいたわけだけど、
その後、まくろび庵ではちょっとした榎本ブームが巻き起こり、
ウチのスタッフますみちゃんや、
アシスタントのmaruちゃんなども、
榎本先生に診ていただいている。
あれから時間も経ったし、せっかく新潟に行くんだったら、
また榎本先生に見ていただこうと思ったわけだ。
で、その日に、別件で新潟の大事な人に会うために、
その日新潟市に泊まるから、一緒に飯でも食おうとおもって連絡したら、
「その日、
マクロ美風さんが新潟でゼミをやるんですよ!」
と教えてもらい、そのゼミの主催者である、
以前新潟でお世話になったstunくんに連絡を取ったところ、
「ぜひ来てくださいよ。」となって、トントントーンと一気にいろんな事が決まった。
いやー、新潟でいつもお世話になっているマクロ美風さんに会えるなんて、
なんだかすごい展開だなーなんて思っていた。
さて、出発日の当日、仙台は雨が降ってきていたんだけど、
行きは、山形から小国峠を通って、日本海側に抜けて新潟に行くルートを選んで出発。
山形に入ったら、雨が止んでピーカンの秋晴れの空。
そのまま、小国峠に入る。

途中、ドライブインで地元の蕎麦を食べながら、アストロくんでトコトコと峠を走る。
モンデオクラッシュの後、新しい車でまた小国を通ることができるなんて、
なんだか夢みたいだーなんて想いながら、アストロを走らせる。
夕方、今回の旅の第一の目的地、榎本先生のところに到着。

いやー、再びやってまいりました。
今回は、占いというよりも、前回の事故から守っていただいた、
お札のお礼と報告をすることが目的だ。

占いのあと、次の目的地、新潟のマクロビオティックの店、マリー・ルゥに向かう。
マリー・ルゥのBLOGはこちら。前回、stunくんと奥さんのemikoちゃんを中心に、
新潟でお会いした懐かしいメンバーや、マクロ美風さんとの再会。
うれしかったねー。
まぁ、今回はあくまでもマクロ美風さんのゼミなので、
俺はおとなしくしていた。 つもり。(笑)
結局、夕方6時半から始まったゼミは、いつのまにか0時まで続いた。
いろんな人たちといっぱい語り合って、
やっぱりマクロビオティックはすげぇなぁと実感。
そして、俺たちが歩む、これからの方向性が見えた。
そういう意味でも、今回の新潟行きはとても有意義だった。
さて、次の日。
マリー・ルゥでランチの予約をしていたので、お昼頃にマリー・ルゥに行くと、
昨夜のゼミのメンバーも予約を取っていたらしく、続々と見た顔が集まってくる。

マリー・ルゥのemikoちゃんが真心込めて作ったランチ。
玄米が口の中でホロホロと溶けるような、絶妙な炊き加減。
いやー、おいしかったー。
その日、マリー・ルゥでは予約がいっぱい入っていたようなので、
なるべく早めにお店を出発しようと思っていたんだけど、
なんだか話が盛り上がっちゃって、13時出発の予定が14時に。
本当は名残惜しかったんだけど、
その日は前から行きたかった、
大内宿に行く事にしていたので、
みんなに挨拶をして、会津に向け出発。
早く行かないと、大内宿に着く頃には日が暮れてしまうと、
新潟インターから磐越道に入り、アストロくんでトコトコと。
そろそろ新潟と福島の県境にさしかかるころ、
この2日間の出来事を思い出しては、
またこうして来ることができたことに感謝しつつ、
バイバイ新潟などと感慨にふけっていた。
見ると、高速の電光掲示板に、「故障車あり走行注意」と表示が出ていて、
左前方の広い路側帯に、故障車が見えてきた。
で、「ありゃりゃー、大変だなー。」なんて同情しながら脇を通過したとき、

こんな感じの光景が。
(※写真はあとから作ったイメージです。(笑))「ん・・・?」「なんだか見たことがあるようなトレーラーと黒いランクルだな・・。」いつもお世話になっている、鍼灸師のあべさんが、
おんなじようなトレーラーとランクルの組み合わせだ。
あべさんのBLOGはこちら。まさかこんなところにあべさんがいるはず無いとは思いながら、
一応あべさんに電話をかけてみる。
あべさん 「も・・もしもし!」
俺 「あー、あべさん?今さぁ、ひょっとして磐越道にいる?」
あべさん 「い・・います!」
俺 「ひょっとして故障して路側帯にいる?」
あべさん 「そ・・そうです!そうです!なんで知ってるんですか?」
俺 「今、俺、横通ったから。」
あべさん
「えぇ〜!?マジすかー!?」いやー、ありえない。
本当にありえない。
あべさんは、長野(だっけかな?)で行われた、自転車レースに出場した帰り、
北陸経由で磐越道に入り、帰る途中だったのだ!
俺も運転しながら興奮しちゃって、
「ありえねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」と絶叫してしまった。
なんでこんなところで、こんなタイミングであべさんに会うの?
もし、俺が予定通り13時に新潟を出発していたら、
あべさんに会わなかった。
すごいシンクロだ。
で、結局、あべさんの車は、自走できるかどうか、
整備工場まで持っていかないとわからない。
だから、もし、車が自走できない場合は、
俺の車で一緒に帰って来ればいいと思い、その旨を伝え、
あべさんの現場の先のパーキングで待機した。
約2時間後、レッカーの目処が付いたと連絡があり、
搬送される予定のトヨタの向かい側が道の駅だったので、
一足先に行って、道の駅で待機。
あべさんから、「トヨタに着きました。」と電話があり、
やっとのことであべさんと合流。
いやー、お互い笑うしかなかったね。実際。
ピットに搬送されたあべさんのランクルとトレーラー。

でけぇ。

結局、ウォーターポンプが壊れてオーバーヒートしたらしい。
まぁ、ある意味、ラジエター本体じゃなくてよかったよ。
しかし、水漏れが激しく、自走はムリと判断。
部品も無いし、このトヨタに置いていくことに。
で、あべさんも、自転車レースで80キロも走ったあとのこんなトラブルで、
すっかり疲弊していたから、なんだか押しが弱い。
で、トヨタの整備士も、カローラ店だったこともあり、
最初は「こんなでっかい車、置いて行かれても困る」
っていう感じの応対だったんだけど、俺も交渉に参加して、
ガツガツと仕切って、半ば無理やり、修理してもらうことになった。
いやー、人間話せばわかる。うん。
で、結局、あべさんと、息子のトウイくん、
そして、ニャンコのムサシを俺のアストロに乗せ、磐越道を帰ってきた。
運転しながら何度も、アストロくんにあり得ない経緯で乗っているあべさんを見て、
この珍妙な光景に笑ってしまったー。
いやー、おかしかった。
大内宿は、紅葉の頃にでもまたあらためて行けばいい。
それよりも、あべさんが困ったときに、ジャジャーンと登場できて、
お役に立てたことの方が何倍もうれしい。
そんな、衝撃的な結末の、二度目の新潟。
いやー、ありえねー。
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