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2005年11月30日

●酒。

先日、向かいに住むT社長から電話があり、

「養蜂家の千葉さんのところに行ってきたんだけど、おみやげがあるから来い。」と。

 

養蜂家の千葉さんとはこちら。

 

T社長とうまい酒のんで、いいくらいに酔っぱらったとき、

T社長が小さなグラスに一杯の液体を持ってきた。

 

「コレを飲んだら元気になっから。」

と、T社長。

 

 

まぁ、T社長がわざわざそうやって持ってくるものだから、

ただの液体ではないとは思っていたが。

 

一気にグイッと飲んだら、ちょっとほのかに生臭かったが、

ちょっとクセのある酒っていう程度で、別段不味くはなかった。

 

「なんの酒かというと・・・。」

と、T社長が持ってきたものは、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蜂の焼酎漬け。「蜂酒」だ。

 

 

 

あ〜!千葉さんが漬けていたあれか・・・。

 

 

 

も〜、けっこうペロンペロンに酔っぱらっていたから、

蜂だろうがなんだろうがおかまいなし。

 

3杯くらい飲んだかな・・。

 

 

 

これをね。(あらためて見るとちょっとグロいのでモザイクを・・。)

 

 

「酒を全部飲んだら、カラアゲにして食ってみっかなぁ・・。」

と、T社長。

 

 

 

もちろん俺は遠慮した。


ラベル:
posted by わこう at 13:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 普通の日記。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月26日

LOHASだべ。

最近、俺の身近でLOHAS(ロハス)を語る人が増えてきたように思う。

 

LOHASとは、

Lifestyles Of Health And Sustainability の頭文字を取った造語で、

健康的で持続可能なライフスタイル。それがロハスという生き方です。

 

とある。

さらに詳しい説明は、こちらのサイトがわかりやすかった。

 

 

さて、以前、究極のスローライフを楽しんでいる、

「床屋」兼「養蜂家」の千葉さんの記事を書いた。

その記事はこちら。

 

千葉さんは、スローライフなんて意識せずにこういう生活をしている。

ある意味、こういう生活を地で行っているということは、尊敬に値する。

 

さらに、千葉さんちは、囲炉裏があったり、蜂の巣箱があったり、

薪ストーブなんかがあって、ホントにスローライフ的なアイテムが揃っているが、

しかし、台所はIHだったり、トイレにはウォシュレットが付いていたり、

BOSEのコンポが置いてあったりもしている。

 

千葉さんちに一緒に行ったT社長が、

「スローライフが良いとはいえ、俺たちの生活に便利なものは手放したくない。」

と言っていた。

 

 

俺もまったく同感だ。

 

最近、マクロビオティックを取り入れたり、スローライフを意識したり、

環境を意識したりしているものの、

やはり、車やバイクも好きだし、オーディオや家電、パソコンも大好きだ。

「機械」とか、「メカ」とか、「エレキ」なものが大好きなのだ。

 

それって、スローライフ的にどうなんだべ?

と、ちょっといろいろ考えていたのだが、先日「ソトコト」を読んでいたら、

 

特集 「森と音楽のロハス的楽しみ方」

という中に、バリバリとオーディオの話なんかが出ていた。

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正直、かなりホッとしたんですよ。

 

なんか、スローライフを突き詰めていったら、

いつか、俺の物欲の象徴とも言える大好きなアイテムの数々を手放して、

ストイックに生き なければならない。

 

なんて思ったりしていたから。

 

そんな、義務のように取り入れたライフスタイルなんて、

絶対に長続きするわけないし、本末転倒だ。

 

そういう意味では、

自分のためにゆっくり珈琲を焙煎したりする行為だって、

ある意味スローライフでもあるけれど、その珈琲を、

自慢のオーディオから流れるサウンドを聴きながら飲んでもいいじゃないかと。

 

 

それってなんかLOHASだべ。(あえて仙台弁。)

 

 

そういう、肩に力の入らない生き方っつーのをしたいなぁ・・やっぱり。

 

それってLOHASだべっちゃ〜。
ラベル:LOHAS
posted by わこう at 01:18| Comment(3) | TrackBack(0) | Slow Life | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月22日

まる。

ウチのまるは、ベタベタとあまえたりあまえなかったり。

 

ホントはあまえたいのにあまえない。

 

 

だから俺の方からまるに近づくのだ。

 

 

 

おっ!まる発見!

ちょっと警戒中の図。

 

 

 

 

 

でも、こ〜んなに近づいても逃げないのだ。

 

 

 

 

 

 

 

えへへ〜。つかまえた。

ちなみにこの時、鼻がぶっ壊れるくらい鼻息でゴロゴロ言ってます。

 

 

ホントにコイツは素直じゃないから余計にかわいい。
ラベル:ニャン まる
posted by わこう at 01:32| Comment(4) | TrackBack(0) | なぜか猫。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月21日

一足お先にページェント。

先日の汚いネタから一転、今日は超ぉ〜綺麗なネタで。

 

俺は仙台の「定禅寺通り」という、仙台ではおなじみの通りのそばに住んでいる。

 

この「定禅寺通り」では、年間を通じていろんなイベントが開催されるが、

やはり最大のイベントは、知る人ぞ知る「仙台光のページェント」だ。

 

光のページェント オフィシャルサイト。

 

仙台のシンボルでもあるケヤキ並木に100万個にも及ぶ電飾を施す、

幻想的なイルミネーションだ。

 

今年は12月12日から。さらに今年は、開催20周年目に当たるそうだ。

 

 

さて、先日、夜中に家に帰る途中、定禅寺通りがやけに賑わっていた。

何かと思ったら、ページェントの電飾を付けて、テストをしていた。

 

オォ!もうそんな季節かぁ・・。と思いながらも、

偶然とは言え、こういう場面に遭遇するなんてある意味ラッキー。

 

 

交通整理のおにいちゃんも寒そうだ。

がんばれよ〜。

 

 

 

名物の・・・

 

 

 

 

なんていう像だっけ・・・。

 

 

 

 

 

ま、地元とはいえ、こんなもんです。
posted by わこう at 02:17| Comment(4) | TrackBack(0) | 普通の日記。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月18日

けん●んの在り方。

今日の記事はちょっと汚いです。

最近、トントンさんの影響で、ちょっと自虐的暴走気味です。

 

 

さて、我がショップ「まくろび庵」は、

現在、保健所から飲食店営業許可を取るために、

内装工事&検査のため、臨時休業中だ。

 

 

それと同時に、ひとつのハードルを越えなければならない・・。

 

 

 

 

それは・・

 

 

 

 

 

 

 

検便。

 

 

 

検便なんて、小学校以来だ。

 

小学校の時、おふくろに検便のためのう●こを取るのが難しいと愚痴を言ったら、

なぜかお菓子の缶を渡され、必死こいてその中に投下したのを覚えている。

 

おふくろがなぜお菓子の缶を俺に渡したのか、未だに謎だ。

 

 

 

さてさて、最近の検便容器はちゃんと悩まなくてもいいように、親切設計になっている。

ディテールの詳細は割愛する。

 

で、先日約30年ぶりの検便を採取したわけだが、

保健所に提出するのに、どんなスタイルで持っていけばいいのか、

正直、非常に悩んだ。

 

これが、保健所から渡された袋。この中に検便容器が入っている。

※注 写真は未使用のものです。

 

 

別に容器からはみ出たわけでもないし、

このまま持っていっても、一応何の問題もない。

 

しかし、なんとなくイヤな感じもしないでもない。

 

 

 

かといって、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな風にして持っていっても、余計に・・・。

※写真は未使用のものです!念のため!

 

提出される側も、こんなんじゃイヤだろうなぁ・・と。

なんだか、失敗していなくても、失敗しているように見える。

 

 

その他、紙の封筒に入れようかとか、紙袋はどうだとか、

透明のビニールだったらどうだとか、ラップでくるんだらとか、

いろ〜いろ考えたが、結局、

 

 

 

 

 

 

 

 

これにした。

※ですから、写真は未使用のものですってば!

 

 

 

 

先日、無事に保健所に提出してきたのだが、

「検便持ってきました〜!」と、

ジャンバーのポケットからおもむろに

コレ

※ !

を出したら、保健所の受付の人の顔がちょっと引きつっていた・・。

 

 

 

 

で、俺がその部屋から出たときに、2人のおにいちゃん達とすれ違ったが、

2人の手には

コレ

がしっかりと握られていた・・・。

 

 

 

 

やはりこっちの方が正しいのか・・?
ラベル:まくろび庵 笑い
posted by わこう at 01:38| Comment(4) | TrackBack(0) | まくろび庵 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月15日

合体!パート2。

先日、トントンさんについての記事を書いたが

トントンさんのBLOGにも、俺のことが書いてあった。

トントンさん、ありがとう!(いろんな意味で。)

 

そのトントンさんのBLOGはこちら。

 

 

 

さて、先の俺の記事内でも、トントンさんのBLOGでも、

俺と「千と千尋」に出てくる顔だけのやつに似ていると書いている。

 

 

 

 

 

本当にそうなのか?

 

 

 

 

 

ということで、前回かなり大好評だった、

合体シリーズで検証してみようと思う。

 

前回大好評だった記事はこちら。(読んでない方は必読です。)

 

ちなみに、前回の記事は、

 

「パソコンの前でひっくり返って笑った。」

「夜、眠れなくなった。」

「夢に出てきて怖い。」

 

と、大絶賛だったわけだが。

 

 

 

 

さて、本題に入ると、

これ、俺の顔。

 

 

これ、例のやつ。

 

 

 

はたして本当に似ているのだろうか・・?

 

 

 

 

 

 

え〜い!合体ッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなん出ましたけど。

 

 

 

 

 

さらに!

 

 

 

 

 

逆はどうだッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みなさんよろしく〜。

 

 

 

 

トントンさんのおかげで、新境地に到達した・・・。

 

 

 

 

ジブリさん、新しいキワモノキャラとしてぜひ。
ラベル:合体 笑い
posted by わこう at 11:52| Comment(9) | TrackBack(0) | 普通の日記。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月13日

トントンさんが来た!

先日、俺が所属している、

オンラインショップオーナーさんの集まり「仙台モーカル」主催で、

10万人のメルマガ読者を持ち、最近本も出版して大人気のハム屋さん、

トンデンファームサイトオーナー、「トントンさん」こと中谷さんの講演会を開催した。

 

トントンさんのアマゾンで大人気の本。

笑う豚〔2〕の生活― 10万人読者が笑ったハム屋のメルマガ傑作集!
4990174852 中谷 昌弘

おすすめ平均
stars 思わず買ってしまいました
stars 家族みんなが笑って読める本です
stars かる〜いタッチでテンポが良い!んで、おもしろい!
stars かる〜いテンポでおもしろい!!
stars とにかく笑わせていただきました。

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俺はトントンさんって、こう・・ちょっと太っていて柔らかい印象だと思っていたんだけど、

実際に会ってみると超フットワークが軽く、オヤジギャグ満載な、

けっこう強烈なキャラだった。

 

左 仙台名店ドットコムのちばくん。

右 とんとんさん・・・。

 

 

 

しかも!講演は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

着ぐるみで。

 

 

 

なかなかイッちゃってます。イイですねぇ・・。

なんか、笑いのツボとか、その辺の電波は俺とすごく近い気が・・・。

 

 

 

その後、懇親会、二次会と酒飲みがあり、

やっと落ち着いてトントンさんと話ができる状況になったわけだけど、

俺が開口一発、

 

 

 

「トントンさんって結構ヤバ面ッスよね。」

 

 

 

と言ったら、

 

 

 

 

「あんたにだけは言われたくない。」

 

と。

 

 

 

そんな飲み会だったんだけど、

トントンさんが俺のコーヒーが飲みたいと言い出し、

臨時休業中だったんだけど、次の日の朝9時に店に来ることになった。

 

 

いやぁ〜、俺も久しぶりに深酒して、

頭は痛いし、顔はむくんでパンパンだし、最悪の朝だったんだけど、

「ホントに来るのかなぁ・・。」と半ば半信半疑でいたんだけど、

朝9時にしっかりと来てくれました。 しかも6人で。

 

 

も〜、朝からすごいテンション。

あれだけ飲んだのにバケモノかこの人たちは・・。

 

右から

TLCドッグフードジャパンの皆川さん

仙台ロゴセラピー研究所の吉田さん(今回は観光のご案内役も・・お疲れッス。)

webショップ支援の会社、ムーサジャパンの白澤さん

 

 

左から

地元仙台の「スタイルアップ」の高橋さん(観光ガイドお疲れッス!)

超有名銀細工ショップ「銀屋」の佐川さん

 

 

そして、俺とトントンさん。ヤバイですな。この構図。

顔がむくんでパンパンです。

 

 

で、トントンさんが俺の顔を見て●●に似てると。

 

 

 

 

 

●●とは何かというと・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この人たち。

 

 

 

 

で、俺のコーヒー飲んで、満足していただいたらしく、ワイワイ大騒ぎして、

この写真の人たちのマネをして、

「ピョ〜ン!ピョ〜ン!」

 

と飛び跳ねながらトントンさん御一行様はお帰りになられました・・・。

 

 

 

 

一部始終をあっけにとられて見ていた、

13うさぎ(ちゃん)のこわばった顔が忘れられません・・。

 

 

トントンさん、またコーヒー飲みに来てくださいね〜。
ラベル:友情 笑い
posted by わこう at 14:30| Comment(6) | TrackBack(0) | まくろび庵 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月07日

しょっぱい珈琲とネックレス。

昨日、昔からの友人であり、

写真家の「胤田 心風(たねだしんぷう)」から突然電話があり、

店をオープンした事を話したら、その後奥さんのHちゃんと突然店に現れた。

 

Hちゃんは詩人で、本も出版している。

 

心風とは約3〜4年ぶりの再会だ。

奥さんのHちゃんとは6年ぶりくらいになるだろうか。

写真家胤田心風のサイトはこちら。

 

数年前からHちゃんが病気を患い、心風は献身的な看病を続けて現在に至る。

ガラス細工のように繊細な二人。

 

もともと物静かで、言葉での表現が苦手な心風は、

いつしか写真で自分を表現するようになり、写真を撮り続けてきた。

 

そもそも今回は、心風の個展の案内で電話をくれたのだが、

まくろび庵の事を話すと、「今から行く。」と来てくれた。

 

 

俺は俺で、ここに至るまで、事故を含めていろんな事があり、

心風は心風で、Hちゃんの看病その他いろんな事があり、

でも、具体的な言葉なんていらなくて、

 

「いやぁ〜、いろいろあってヨ・・。」

「そっかぁ・・俺もいろいろあったんだ・・。」

 

それだけで、お互い解り合ってしまう、そんな関係。

俺たちに多くの言葉はいらないのだ。

 

数年ぶりに会った二人に俺の気を入れて焼いた珈琲豆を、

サイフォンでドリップし、心風とHちゃんにご馳走した。

 

 

俺の珈琲を一口飲んだ心風は、

 

「涙が出る・・。」

 

と、泣きながら俺の珈琲を飲んでくれた。

 

 

その直後、無言でHちゃんが、

Hちゃんが付けていたネックレスを俺の首にかけてくれた。

 

地球儀をモチーフにした、振ると何とも言えない優しい音色が鳴る鈴だ。

 

これ。ホントいい音。

 

なぜHちゃんがこれを俺にくれたのかは聞かなかったけど、

何か大事なモノを託されたような気がして、俺はそれを無条件で受け入れようと思った。

 

なんだかあったかくて優しいネックレス。

 

 

で、今日は休みだったので、大事なものをより大事にしようと、

仙台のLOFTに、ネックレスの金具を買いに行ってきた。

 

イイ感じの金具を見つけ、革ひもと一緒に交換。

こんな感じ。愛おしさが倍増していく。

 

 

長さを調節し、首にかけたネックレス。

こんな感じ。

 

ますます、Hちゃんは、どんな思いでこれを俺に託してくれたのか、

俺はどうしていけばいいのかっていう事が見えたような気がした。

 

 

心風が泣きながら飲んでくれた俺のしょっぱい珈琲と、

Hちゃんが俺に託してくれたネックレス。

 

なんだか心が暖かくなった、そんな一日。個展について。
ラベル:友情 感動
posted by わこう at 02:41| Comment(6) | TrackBack(1) | 珈琲日記。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月02日

サイフォンノスタルジー。

最近、いろんなコーヒードリップを試している。

 

もちろん、いきなりコーヒーを使ったドリップから始まって、

ネルドリップ、ペーパードリップ、エスプレッソ・・。

 

珈琲バカとしては、とにかくいろいろ試してみたいのだ。

 

 

さて、一緒にショップをやっている、13うさぎ(ちゃん)が、

以前実家に帰ったときに、実家でずっと使っていたサイフォンを持ってきた。

 

約30年前の物だ。ハリオの製品。

ハリオガラスのサイトはこちら。

 

30年前には頻繁に使われていたようだが、

その後は、13うさぎ(ちゃん)の実家のサイドボードにずっと飾られていたらしい。

ほとんどオブジェ状態だったようだ。

 

その年代に使っていたサイフォンがまだ残っていることにも驚いたが、

その保存状態の良さに、またまたたまげた。

 

ネルこそもう古くて使えなかったが、アルコールランプもバッチリ。

早速、替えネルと、ランプに入れるアルコールを買ってきた。

 

ちなみに、現存のハリオ製サイフォンのネルと、

この30年前のサイフォンのネルのサイズが変わっていなくて、

そのまんま使えることにえらく感動してしまった。

 

これって、凄いことだよね〜。ハリオって、いい会社だなぁと。

 

 

で、煎り上手で焙煎した珈琲豆を、ハンドミルで中挽き。

上ボールの中に珈琲豆を入れ、アルコールランプで、水を入れた下ボールを加熱。

 

こんな感じ。なかなか雰囲気あります。

丸いボールが、なんともいい味出してます。

 

こう・・アルコールランプの炎でゆっくり湧いていく水を見てると、

なんだかすごいゆったりした贅沢な時間が流れているような気がする。

 

 

ついにお湯が沸騰し、下ボールのお湯が上ボールに上がっていく。

なかなか見応えがある。サイフォンの真骨頂だ。

 

で、上がったお湯の中に、珈琲豆を押し込むように馴染ませていく。

軽くかくはんしたりもする。

 

 

約一分間くらいコポコポやったら、アルコールランプを外す。

外すと、下ボールに珈琲がゆっくりと落ちていく。

上ボールの底にネルがあるから、ネルドリップと同じ効果だ。

 

落ちきる瞬間、ゴボゴボと凄い泡が立って出来上がり。

壮観だ。

 

 

一部の本の中に、珈琲のドリップの中でサイフォンが一番美味いが、

メンテナンスが大変だったり、割ったりして使う人が少なくなったと書いてあった。

 

さて、問題の風味はどうなのかというと・・・

 

 

 

美味い。

 

ハッキリ言って美味い。

 

俺はネルドリップが一番だと思っていたが、これは甲乙つけがたい。

すっかりサイフォンにハマッてしまった。

 

 

この、ハリオガラスなんだけど、

ウチの店ではハリオの製品の販売もできるから、カタログを見ていたが、

30年前のこのサイフォンと現行型と、取っ手の色と材質が変わっただけで、

ボールの形は変わっていないのだ。

 

在り続けることって、素晴らしい。

本当に素敵なことだと思う。

 

 

13うさぎ(ちゃん)が子供の頃、このサイフォンで、

家族みんなでアルコールランプの炎を見つめながら、

珈琲が出来上がることを心待ちにしていたのだという。

 

そんな30年前のノスタルジーを、年季の入ったこのガラスの製品から感じ、

そこになんだかすごいロマンを感じてしまうのだった。

DVC00126.jpg

13うさぎ(ちゃん)が、

「また使ってもらってよかったね。」

と、サイフォンに話しかけていた、そんな穏やかな1日。

 

 

ちなみに、このハリオというメーカー、創業は1921年だそうだ。

 

脱帽。
posted by わこう at 19:45| Comment(5) | TrackBack(1) | 珈琲日記。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月01日

選挙カー。

このBLOGにたびたび書いてきたとおり、

俺の人生経験の中には、なんだかいろいろあった。

 

それはすでに、幼少の頃から始まっており、

こう・・自分なりになかなかネタの多い人生だなぁと、笑ってしまうことがある。

 

 

 

先日、家の近所を、何かの広報車が、

一生懸命スピーカーで騒いでいるのを聴いて思い出した記憶がある。

 

 

 

あれはいくつの頃だったろうか・・・

 

 

 

 

 

五歳か六歳かそんな頃だったと思うが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

選挙カーに轢かれたことがある。

 

 

 

 

 

とは言え、怪我はなかったのだが。

 

もうかれこれ30年以上前の話なんだけど、

その頃ってなんだかこう・・

近所の町並みに華やかさのかけらもなく、平和な下町って感じだけど、

選挙カーが来ると、白い手袋をして赤いジャケットなんかを着た、

綺麗なお姉さん達が窓から手なんか振っちゃってるじゃないですか。

 

 

も〜、子供ごころにビンビン感じちゃったわけですよ。

 

祭りだぁ〜。

 

みたいな。

 

 

そんでもって、俺も手を振りながら、

綺麗なお姉さん達が乗った選挙カーをワーワー言いながら追いかけてたわけです。

 

ところが!

駐車中の車を避けようとして、選挙カーの前に飛び出してしまったんですね。

 

まぁ、ほとんど徐行状態だったから、当たったってどうって事なかったんだけど、

それを見ていた近所のおばちゃんたちが、

 

 

 

「キャァァァ〜ッ!」

 

 

 

と、大騒ぎしてしまったことが発端で、

運転手はオロオロするし、お姉ちゃん達も顔が凍り付いてるし、

なんだか大変なことになってしまった。

 

で、その後その候補者が菓子折を持って謝罪に来て、

ばあちゃんに土下座をしていったのを覚えている。

 

 

選挙結果は散々だったような記憶が・・・。

 

 

 

いやぁ〜、子供ごころにすごい罪悪感・・。

 

 

 

仙台では、調子に乗りすぎて怒られるような子供のことを、

「おだづもっこ」

と言うが、俺の幼少のおだづもっこぶりのせいで、

1人の選挙候補者の人生を狂わせてしまったかもしれないと思うと、

 

 

「キャァァァァ〜ッ!」

 

 

って感じだ。

 

 

ホントごめんなさい。
ラベル:笑い
posted by わこう at 21:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 普通の日記。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする