昨日、何回も記事を書こうと思ったんだけど、
うまくまとまらず、日が明けてしまいました。
おかげさまで、無事に昨日退院しました。
珈琲バカを読んでいただいている皆さん、
コメントを付けてくれた皆さん、
メールや電話で励ましてくれた皆さん、
お見舞いの品を送ってくださった皆さん、
お見舞いに来ていただいた皆さん、
本当にありがとうございます。
俺の中でも、「やりきった」という充実感がある入院生活&退院でした。
って言うと、なんか変かな・・?
治療を真面目に受けたのはもちろんだけど、
リハビリも痛いのをガマンして真面目にやったし、
一度、飲酒で大騒ぎになってから、
どんなに誘われても病院で酒は絶対飲まなかったし、(←当たり前か)
完全禁煙に成功したし、
病院で、また新たな友達をいっぱい作ったし・・・
入院当初はホントにキツかったけど、
ある程度怪我の痛みが無くなってからは、
本当に楽しい入院生活だった。
問題の怪我した膝は、現在どうなっているのかというと、
先日のリハビリ時で、曲がりは無理して曲げて150度。
伸びはちょっと悪くて、まだピーンと膝をあまり伸ばせない状態。
歩いたり、天気が悪いときに、時々ズキズキと痛みます。
平地を歩くのは大丈夫だけど、
ジャリ道やデコボコ道、傾斜でふらつくときがあります。
歩くと辛くなってくるので、杖を持って歩くときもあります。
階段の上り下りは、まだかなりキツイです。
まだ、走る事は全くできません。
こんな状態ではあるけど、主治医のU先生が、
怪我的にはもう問題なく回復したし、日常生活の方がリハビリになるし、
病院に長くいると、患部にとってはいいけど、
逆に他の部分の体力が落ちたり、
社会復帰に非常に長い期間必要になったりして、
逆に、入院するリスクもあるという説明を受け、
「まぁ、予定通りだしな。」
と、退院を決めた。
さて、退院する2日程前から、
出番の関係で、退院時に会えない看護婦さんとかいるかもしれんと思い、
さりげなく、退院の報告と、
お世話になった御礼を言いつつ、挨拶をした。
「頑張ったねぇ・・。」
「寂しくなるわぁ〜。」
「またボルト抜きにくるんだっちゃ?」
「今度来るときは、お嫁さん連れてこいよ。」
など、大変ありがたいお言葉を頂戴した。(笑)
退院する日の朝、なかなか挨拶できずにいた、
U看護主任と、ゆっくり話すことができた。
U主任は、俺が救急で運ばれ、痛くてウンウン唸っていたとき、
「大丈夫。大丈夫よ〜。」
と、ずっと励ましてくれた人で、U主任からにじみ出る安心感で、
本当に心強かったというか、ホント助けてもらった。
言ってみれば、俺の恩人のひとりだ。
「よく頑張ったっちゃねぇ・・。
痩せたしシャープになってカッコよくなったっちゃ。
あとは早くお嫁さん見つけるだけだね。」 と、主任。
俺は「うん。うん。」と聞きつつ、涙をグッと堪えていた。
内科の女医先生にも挨拶したが、この先生に至っては、
俺「ホントお世話になりました。」
先生「ホントだよ〜。アンタにはホント世話した。ガハハ!」
と、笑い飛ばしてくれた。
主治医のU先生からは、
「昨夜は酒飲まなかったんですか?」
と、皮肉を言われたくらいにして。(笑)
で、リハビリ室やお世話になった患者さんの部屋を挨拶してまわり、
自分の病室に戻ってきたら、
以前同じ部屋の入院友達N氏の奥さんや、
Oさんの娘さんなど、
突然見舞いに来てくれ、ビックリしたと同時にホントうれしかった。
で、以前おばあちゃんたちからたくさんの貢ぎ物を頂いていた、
巨漢くんAこと、
Tちゃんも俺たちの病室に来て、
俺と巨漢くんBことOくんが同時に退院してしまうことで、
本当に寂しそうな顔をしていた。
巨漢くんAことTちゃんは、あと約10日の入院予定。
今度は俺が、
「外で待ってっから。」
と、言ってあげることができた。
で、3ヶ月も入院すると、
ベッドの周りには結構たくさんのモノが増える。
3段の引き出し付きボックスとか置いてたし。(笑)
それをおふくろとエッチラオッチラ車に運び、
おふくろがこの病院の事務長さんと古くからのご縁なので、
事務長さんに挨拶。
同じ部屋のラーメンマンKさんや、中学生のYくんと、
最後の挨拶をして、病室を出た。
お茶ッコ飲み仲間のKさんや、Oおばあちゃんが、
「下まで見送りに行ってけっから。」
と、一緒に付いてきてくれた。
ナースステーションに最後の挨拶をしたら、
看護助手のSさんが泣いているのを見て、俺もグッときてしまった。
エレベーターに乗ったら、病棟の看護婦さんたちが、
ズラーッとエレベーター前に見送りに来てくれて、
「お元気で〜、お大事に〜。」
と、声をかけてもらった途端、またグッときた。
以前T氏がエレベーターで堪えきれず泣き出した気持ちがわかった。
一階で、KさんやOおばあちゃんと、最後の挨拶。
Oおばあちゃんは、
「ワダスいるうちに、会いにきてけだらいいっちゃ。」
と言っていたので、再会を約束し、外に出た。
外では、巨漢くんAことTちゃんが、
外でタバコをふかしながら待っていてくれた。
「Tちゃんいるうちにまた来っからョ!」
と、声をかけ、車に乗り込んだ。
Tちゃんは、車が見えなくなるまで手を振っていてくれた。
も〜・・・退院の日って、こんなに忙しかったんだ・・・。
午前中だけで1日分動いて、1日分喋ったような感じだ・・・。
で、おふくろとランチをし、ちょこっと買い物をし、
銀行などの用足しをし、とりあえず実家に寄った。
義理のというか、もう一人の父に退院の報告をし、
本当はその後、晩メシを食ったら俺んちに帰る予定だったが、
あまりにも荷物が多く、部屋に運ぶのは大仕事になるし、
実家でホッとしたら、そのままダウンしてしまい、泊まってしまった。
今、この記事は実家から書いています。
BLOGを読んで、たくさんのメールが届いていて、
ケータイにも履歴がかなりの件数と留守電が入っていたけど、
も〜疲れて電話に出ることもできずダウンしてしまいました・・・。
皆さんごめんなさい・・・。
今日は、おふくろに手伝ってもらい、大量の荷物の運び入れる。
やっとニャンズとの生活がまた始められる・・・。
皆さん、本当に今までありがとうございます。
皆さんのあったかいコメントや励ましのおかげで、
やっとここまで復帰できました。
入院生活を記録しようと思って書き始めたこのカテゴリですが、
書き始めるとコレがまた楽しく、皆さんからのアドバイスなどもあり、
本当に心から入院生活を楽しむことができました。
入院や、医療、看護、介護など、
実際に医療の現場を見てきて感じたこともたくさんありました。
こう・・新しい分野について、考え始めたというか、
新しい知識ができたというか・・。うまく言えない・・。
珈琲バカにも入院中や治療中の方という、
新たな読者の方もいらっしゃるようになって、
本当に入院記事を書いてきてよかったなぁと思っています。
反面、今まで3ヶ月間、常に近くに誰かがいる生活環境から一転、
一人暮らしの生活に戻るので、正直なんか寂しい感じもします。
まぁ、ニャンズがいるから別な意味で寂しくないか・・。(笑)
完全に仕事復帰するには、
2〜3週間ゆっくり自宅療養をしながらと考えています。
まだ膝も不安だし。
これからはまた、珈琲や猫を中心とした記事に戻っていくと思います。
膝の経過もチョコチョコと書いていきます。
次に入院するのは、膝に入っているボルトを抜く1年後か・
・・。
楽しかったぁ・・。入院・・。
なんて、おセンチになったりもしましたが、
皆さん、これからも珈琲バカをよろしくお願いします。