この記事をもって、病院で書く最後の珈琲バカになります。
入院してまるまる3ヶ月。
ホント、ここまで長かったようなあっという間だったような・・。
ちょっと、いや、かなり感慨深いものがあります。
入院してから今まで、たくさんのコメントをいただいたり、
お見舞いに来ていただいたり・・・。
皆さん、本当にありがとうございます。
今、なんか、しんみりとしながら記事を書いています。
今朝は天気が良くて、窓から見た朝の風景を写真に撮った。
夜も撮った。
この夜の風景は、もう見ることがない。
本当に感慨深い。
今日は、退院を聞きつけてか、
4組の方々が次々とお見舞いに来てくれて、うれしい一日になった。
しかも、今日はリハビリ最後の日だったので、
いつもとメニューが違い、すべて午前中に終わっていた。
で、病室に戻った直後から、
お見舞いのお客さん同士がかぶることなく、キレイに4組。
いやぁ〜、ホント不思議だ。
で、お見舞いに来てくれた人たちと話がはずみ、
あっという間に夜になった。
で、同じく明日退院の数人と、同室のラーメンマンKさんとで、
最後の「お茶ッコ飲み」をした。
以前、アルコールを飲んで大騒ぎになったので、今回はコーヒーで。
ちなみに、同室のOくんも明日退院だ。
で、まだちょっと入院生活が残っているラーメンマンKさんに、
俺たちから、残ったバックコーヒーのすべてを授与する
「授与式」が執り行われた。
♪に〜んに〜きに〜んに〜ん、にきにきにんにんに〜ん♪
(伊東四朗風)
の合唱のもと、おばあちゃん方がもっていた三越の袋に入った、
大量のバックコーヒーが、ラーメンマンKさんに授与された。
プレゼンテーターは同室のOくん。
ちなみに今日のKさんは三つ編みしてません。
ラーメンマンKさんは、
「伝統を私がしっかり引き継ぎます!」
と、力強い送辞を俺たちに送ってくれた。
俺たちは腹を抱えて笑いながら、その光景を見ていた。
あ〜・・おかしかった・・・。
消灯になり、病室で、
俺、Oくん、ラーメンマンKさん、中学生のYくんの4人で最後の語らい。
こう・・楽しい時間って、あっという間に過ぎてしまう・・。
大声では笑えないから、「クックック・・。」と声を殺して大爆笑。
この部屋から、俺とOくんが退院だから、なんとなく、
みんな笑って寂しいのを紛らわしているような感じもした。
実際、俺も寂しいし。
もう、この4人で一緒に過ごす夜は、まず無いだろう。
そんなこんなで、あっという間に過ぎてしまった一日。
3ヶ月入院の最後の日にふさわしい一日になった。
明日は、看護婦さんや先生に挨拶をしたら、泣いてしまいそうだ。
泣かないけどね。たぶん・・。