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2005年03月30日

最後の一日。

この記事をもって、病院で書く最後の珈琲バカになります。

 

入院してまるまる3ヶ月。

ホント、ここまで長かったようなあっという間だったような・・。

 

ちょっと、いや、かなり感慨深いものがあります。

 

入院してから今まで、たくさんのコメントをいただいたり、

お見舞いに来ていただいたり・・・。

 

皆さん、本当にありがとうございます。

 

今、なんか、しんみりとしながら記事を書いています。

 

 

今朝は天気が良くて、窓から見た朝の風景を写真に撮った。

 

夜も撮った。

この夜の風景は、もう見ることがない。

 

本当に感慨深い。

 

 

今日は、退院を聞きつけてか、

4組の方々が次々とお見舞いに来てくれて、うれしい一日になった。

 

しかも、今日はリハビリ最後の日だったので、

いつもとメニューが違い、すべて午前中に終わっていた。

 

で、病室に戻った直後から、

お見舞いのお客さん同士がかぶることなく、キレイに4組。

 

いやぁ〜、ホント不思議だ。

 

で、お見舞いに来てくれた人たちと話がはずみ、

あっという間に夜になった。

 

 

で、同じく明日退院の数人と、同室のラーメンマンKさんとで、

最後の「お茶ッコ飲み」をした。

 

以前、アルコールを飲んで大騒ぎになったので、今回はコーヒーで。

 

ちなみに、同室のOくんも明日退院だ。

 

で、まだちょっと入院生活が残っているラーメンマンKさんに、

俺たちから、残ったバックコーヒーのすべてを授与する

「授与式」が執り行われた。

 

♪に〜んに〜きに〜んに〜ん、にきにきにんにんに〜ん♪

(伊東四朗風)

の合唱のもと、おばあちゃん方がもっていた三越の袋に入った、

大量のバックコーヒーが、ラーメンマンKさんに授与された。

プレゼンテーターは同室のOくん。

ちなみに今日のKさんは三つ編みしてません。

 

 

ラーメンマンKさんは、

「伝統を私がしっかり引き継ぎます!」

と、力強い送辞を俺たちに送ってくれた。

 

 

俺たちは腹を抱えて笑いながら、その光景を見ていた。

 

あ〜・・おかしかった・・・。

 

 

 

消灯になり、病室で、

俺、Oくん、ラーメンマンKさん、中学生のYくんの4人で最後の語らい。

 

こう・・楽しい時間って、あっという間に過ぎてしまう・・。

 

大声では笑えないから、「クックック・・。」と声を殺して大爆笑。

 

この部屋から、俺とOくんが退院だから、なんとなく、

みんな笑って寂しいのを紛らわしているような感じもした。

 

実際、俺も寂しいし。

 

もう、この4人で一緒に過ごす夜は、まず無いだろう。

 

 

 

そんなこんなで、あっという間に過ぎてしまった一日。

3ヶ月入院の最後の日にふさわしい一日になった。

 

明日は、看護婦さんや先生に挨拶をしたら、泣いてしまいそうだ。

 

泣かないけどね。たぶん・・。


posted by わこう at 23:49| Comment(6) | TrackBack(0) | 突然入院日記。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

退院決定。

昨日、入院プログラム上最後のレントゲンを撮った。

骨に異常がなければ退院の許可が出る。

 

 

昨日はいつもよりもレントゲン室に呼ばれる時間が遅く、

ちょっとヤキモキしていたのだが、

夜に主治医のU先生が回診に来て、

 

「異常ありません。」 と。

 

 

で、以前から、今回のレントゲンで異常がなければ、

退院希望日は3月31日(大安)と言っていたので、

明日退院します。

 

 

 

 

 

いやぁ〜、長かった・・・。

 

 

 

 

 

 

うれしいんだけど、正直なところ不安もいっぱい。

 

・まだ階段の上り下りは膝が痛んで杖がないとキツイ。

・仕事はいつから復帰するか、復帰できるのか。

・事故の損害賠償の争いが、これから本格的に始まる。

 

その他、細かい心配事がいろいろ・・・。

 

 

怪我がある程度良くなってきてからというもの、

入院生活が楽しくなってきてしまったので、

なんかこう・・精神的に府抜けてしまった感じだ。

 

最近、そのプレッシャーからか、3日ほど体調を壊している。

 

 

まぁ、外に出てしまえば、

また元どおりのイケイケな性格に戻るんだろうけど、

すべての精神的プレッシャーを、「ヨッコイショ!」と背負うまで、

今回はちょっと時間がかかるかもしれない。

 

 

と、そんな中、以前同じ病室に入院していた、

T氏やJちゃん、 Aさんなどが、

 

「もうそろそろだろ?外で待ってるぞ〜。」

「早く出てこ〜い!」

 

と、

 

また、別な友人も、

 

「BLOGにそろそろ退院って書いてあったから・ ・。」

 

次々と見舞いに来てくれ、スゲェうれしかった。

胸がクゥ〜ッと熱くなる感じっていうの?

 

また、やはり同じ病室に入院していたN氏からも、

おめでとうメールが届いたりして、

ホント涙出るくらいうれしかった。

 

 

ちょっと精神的に弱い時だから、なおさらありがたく感じたりして。

 

 

今日が入院生活の最終日。

 

K先生との最後のリハビリもあるし、

残り一日を大切にしようと思った。
posted by わこう at 07:15| Comment(9) | TrackBack(0) | 突然入院日記。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月28日

寝言キング。

先週、同じ病室でトラック運ちゃんの、Kさんが退院していき、

新しく全国チェーンの某超大型CDショップの仙台店のDVD売り場チーフ、

Kさんが俺たちの病室にやってきた。

 

実はKさんも俺と同じ昭和43年生まれ。

またまた同い年の人に巡り会ってしまった。

 

Kさんは、15年モノの長髪と、口ひげ・あごひげが特徴で、

バイクでコケ、ろっ骨を折って入院している。

 

ろっ骨骨折だから、自分で長髪を編むことができず、

看護婦さんに髪を三つ編みにしてもらっている様はなんか可愛い。

 

三つ編みにすると、ラーメンマンのようだと言えば、

特徴をわかってもらえるだろうか。

 

 

さて、前振りが超長かったが、今日の記事の主役はこのKさんではない。

 

同じくこの部屋の住人、俺の隣のベッドにいる、中学生のYくんだ。

Yくんは、高校入試に合格し、この春から晴れて高校生になる中学生。

 

顔は、ラルクのヴォーカルの人(名前わかんない)のような、

非常に端正な顔立ち(古いねぇ。この表現。)。

 

こう・・まゆ毛とか細くして、イマドキの人(?)っちゅー感じ。

 

それでいて、バスケ部で副キャプテンを務め上げ、

言葉少ないものの、なかなか礼儀正しく可愛いヤツだ。

 

 

さて、このYくん、なかなか楽しい特徴を持つ。

 

 

寝言だ。

 

 

寝言がスゴイのだ。

 

 

 

 

 

彼はよく、バスケの試合の夢を見るようだ。

 

 

 

「オラァ〜ッ!そこ!何やってんだ!」

 

 

 

「何だよぉ〜。も〜。」

 

 

 

「ナイス!」

 

 

 

 

も〜、寝言キング。

 

今までこんなに明確な寝言を聞いたことない。

 

俺もOくんも、声を殺して笑っているので、

ベッドが笑いにあわせてギッギッギ・・と揺れる音が聞こえ、

それがまた笑いを誘うのだ。

 

 

最初は

「何ごとだぁ〜!」

と、ビックリして飛び起きたもんだが、今はもう慣れた。

 

というか、今日は何を言うのかと、最近毎日楽しみだ。

 

 

Yくん自身も寝言を言うことを自覚していて、

朝起きて、Yくんに、

「昨夜は試合の夢見てたべ?」

 

と、聞くと、

 

「うん。勝った。」とか、「今日は負けた。」とか答えるので、

それが楽しくていつもスッかけている。(イジッているの意)

 

 

俺も、Oくんも、ラーメンマンKさんも、Yくんが可愛くてたまらない。

 

 

そんな感じの病室の一日。
posted by わこう at 12:23| Comment(3) | TrackBack(0) | 突然入院日記。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月27日

ウゴツール。

トップバナーの画像を突然変えてみた。

 

PC雑誌の週間アスキー2005 4-5号に、

ウゴウゴルーガ風のアニメーションを簡単に作れるツール、

「ウゴツール」の事が載っていたので、

早速ダウンロードして使ってみたのだ。

 

ウゴツールのサイトはこちら。

 

 

使い方はかなり簡単で、

あっという間に味のあるアニメーションができる。

 

これ、おもしろい!

 

 

で、できあがったアニメーションを分解して保存して、

フォトショで加工して、gifアニメに組み直してみました。

 

新しい珈琲バカの顔。

 

いかがなもんでしょうか?
ラベル:blog
posted by わこう at 11:53| Comment(5) | TrackBack(0) | BLOG | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月25日

名言・珍言集 その2。

連日の、おばあちゃんを交えてのお茶っこ飲みは、

相変わらず続いている。

 

おばあちゃんたちから、いろんな差し入れやおやつをいただいて、

俺も同室のOくんも、また最近太り気味だ。

 

しかも、俺たちのために、わざわざ売店でいろいろ買ってきてくれる。

 

「そんなに気を遣わないでくださいよ〜。」

 

と言っても、

 

「だぁれ、カワイイ孫みだいなんだおん。やらせでけだらいいっちゃ。」

(だって、カワイイ孫みたいなんだもの。やらせてちょうだいよ。)

 

と、言ってくれるので、素直にご好意に甘える事にしている。

 

 

 

さて、相変わらずおばあちゃんたちの爆裂トークは健在だ。

 

名言・ 珍言集過去記事はこちら。

 

 

名言・珍言集パート2

 

 

その1

 

おばあちゃんA

「オラ、市営住宅に入ってるんだげっとも、

長期入院すっときは、とどけ(届け)出さねっけねぇんだ。」

 

 

 

 

おばあちゃんB

「なぬ?ホトケ(仏)出すって?」

 

 

 

 

おばあちゃんA

「ホトケでねぇでば。と・ど・け。

だぁれ、ホトケだら、オラ死なねばなんねっちゃ。」

 

 

 

おばあちゃんB

「ほぉんとだぁ〜。」

 

 

 

 

一同

 

ガハハハハぁ〜!

 

 

 

 

その2

 

 

おばあちゃんA

「O先生、明日回診に来てけんだべか?」

 

 

 

おばあちゃんB

「あんまりしんぺ(心配)すんな。ハゲっから。 」

 

 

 

 

おばあちゃんA

「ほぉんとだぁ〜。」

 

 

 

 

一同

 

ガハハハハぁ〜!

 

 

 

 

 

で、おばあちゃん軍団のひとり、Mさんが、明日めでたく退院となる。

 

 

で、病棟の重鎮たちと、

Mさんを囲んで俺のケータイで記念写真を撮った。

ちなみに、他のおばあちゃんたちは、

 

 

「写真おっかねぇ。」

 

 

と、入ってこなかった・・・。

 

 

 

Mさんの住所も聞いたので、

俺が退院したら、プリントして送ることになっている。

 

Mさんは、ちょっと涙ぐんでいた。

 

 

Mさん、退院おめでとうございます。

写真待っててくださいね。
posted by わこう at 22:29| Comment(2) | TrackBack(0) | 突然入院日記。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月24日

禁煙で〜す。

最近、俺が入院している病院に、変化が起き始めている。

 

禁煙を主張するポスター。

 

実際、患者さんだけにお願いするわけではなく、

病院内の職員全員が、完全禁煙に向けて動き出している。

 

 

先日、ウチの病棟の婦長さんが、

「喫煙場所が変わるのでヨロシク〜。」

と、案内のビラを各病室に配っていた。

 

現在、この病院だけでなく、医療業界全般に、

完全禁煙化を目指した動きがあるようなことを婦長さんは言っていた。

 

 

現在、この病院の建物内は、全館完全禁煙。

 

喫煙所は、建物の外に隣接された、ちっちゃい喫煙所と、

敷地内の特定の場所に設置された灰皿のみ。

 

で、この喫煙所も近々取り壊されるらしい。

 

 

婦長さんは、

 

「新しい喫煙所ができましたよ〜。」

 

と言っていたのだが・・・

 

 

 

 

 

 

新しい喫煙所とは・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

これ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バス停・・・?

 

 

ちなみに中央に写っているのは、同室のOくん。

 

 

 

ある喫煙者が、婦長さんに、

 

「これってタバコをやめろって言ってるようなもんでしょ!(怒)」

 

と言ったら、

 

 

 

「そうですよ。」

と、婦長さんニッコリ。

 

 

 

いやぁ〜タバコ吸うのって大変だなぁ〜。ハッハッハ。

 

と、完全禁煙が成功した俺はつくづくそう思った。
posted by わこう at 19:17| Comment(5) | TrackBack(3) | 突然入院日記。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月23日

おんつぁん同士。

先日の外泊で、家でも写真を撮っていたのをすっかり忘れていた。

 

ケータイの写真を整理していて思い出した。

 

 

メシ喰って家に帰ったあと、

おんつぁんが膝に乗ってきたので、おもちゃにして遊んだんだった。

 

 

おんつぁん、約3ヶ月ぶりの写真でも、

ちゃんとカメラ目線を忘れません。

 

ちなみに、この時もおんつぁんはゴロゴロ。可愛いヤツです。

 

 

どうですか?

 

久々のおんつぁん同士のショット。

 

 

俺の髪型がパイナップルなのは気にしないでください。

お願いします。(笑)
ラベル:ニャン ふく
posted by わこう at 19:16| Comment(4) | TrackBack(0) | なぜか猫。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月22日

帰ってきた・・?

今回、3回目の外泊。

今回は、2泊なので目的がいっぱいあった。

 

 

 

 

 

ラーメン。 (博多一風堂 仙台店

 

 

 

 

 

 

お墓参り。

 

 

 

 

 

 

 

部屋の掃除とニャンズ。

 

 

 

お墓参りは、母方の霊園が、けっこう山の上にあり、

舗装もされていない山道というか、

よそんちのお墓の脇とかをせっせと登っていくので、

松葉ナシだとキツイし、かといって松葉杖を使っても歩きづらいので、

100円ショップで杖を買った。

 

これ。

 

100円ショップでだ。

もう、何でもアリだ。100円ショップ。

 

しかし、100円ショップで1,000円だったが。

それでも安い。

 

折りたためるし、五段階に長さを調節できる。

杖が1本あるだけで、トリッキーな道を歩くときは非常に便利だ。

いいモノを買った。

 

杖のおかげで、コケたり、膝が崩れたりすることなく、

無事に任務を完了した。

 

 

 

昨日、病院に戻るときに、ニャンズとの別れがつらく、

ちょっとナーバスになったりもしたが、病院に戻ったら、

トラック時代の友人Fくんが見舞いに来てくれていた。

 

懐かしさとうれしさで、あっという間に時間が過ぎた。

 

 

その後、病棟内でお世話になっている患者さんたちに、

買ってきたおみやげを配りにまわった。

 

おばあちゃんたちが、

 

「あ〜、おかえりなさ〜い!」

 

と、うれしそうに声をかけてくれて、

一気に何か安心したというか、気が抜けて、

 

「あー・・帰ってきた・・・。」

 

という、変な安堵感。

 

 

で、Oくんから、この三日間の病棟での出来事の報告を聞き、

 

「うむ。留守中ご苦労。」

 

と、その労をねぎらい1日が終わった。

 

 

気が付けば、俺はすっかりこの病棟の重鎮。

 

微妙だ・・。
posted by わこう at 11:57| Comment(3) | TrackBack(0) | 突然入院日記。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月21日

我が家より。

巷では三連休。

 

俺は今回は、二連泊の外泊許可を取り、

昨日、おふくろとに手伝ってもらい、

俺の住んでいるマンションを掃除した。

 

と言うよりは、掃除していただいた感じだ。

 

やはり、立ったり座ったりしゃがんだりがホネなので、

かばってもらったという感じだ。

 

おかげさまで、人が住めるような状態以上まで復帰し、

おふくろと、妹には本当に感謝です。

 

 

で、昨夜、実家ではなく、キレイになった我が家に泊まってみた。

「我が家に泊まる」っていうのもなんか変だが。

 

なので、この記事は我が家から書いている。

 

 

おふくろと妹が夕方に帰り、久しぶりに一人の空間。

 

この約3ヶ月間、常に誰かが側にいた。

今は、なんかこの静けさが、いいような悪いような・・・。微妙。

 

 

で、昨夜、急きょ友人の痛風プリン体が来て、

二人で近所の韓国料理屋にメシを食いに(飲みに)行った。

 

飲みに出るのは久しぶり。プリン体とも久しぶり。

 

病院食で胃が小さくなってるし、バカ騒ぎをするような状況でもなく、

サクッと食って、サラッと飲んで、しみじみ語り合って、

プリン体は帰っていった。

 

 

さて、我が家のニャンズだが、

俺が部屋に帰り、ドカッと茶の間を陣取り、こたつに入り、

テレビを付けたら、何か思い出したかのように、俺の周りに集まり始めた。

 

おんつぁんも、まるも、代わる代わる俺の膝の上を陣取り、

きちは、頭を撫でろと手にスリスリ。

 

まる 膝の上占拠の図。

 

 

そうそう・・・これ・・・コレなんだよ・・・・。

 

 

 

 

 

にゃんこ組復活!

っていう感じだ。

 

 

で、布団に入ればおんつぁんが俺の脇の間を陣取り、

寝返りがうてない状態。

 

 

コレだよ・・・コレ。

 

 

猫飼いの醍醐味だぁねぇ〜。

 

 

回復が順調であれば、そろそろ退院が近づいている。

 

もうちょっと待ってろよ。ニャンズ。

もうじき帰るからな・・。
posted by わこう at 13:40| Comment(3) | TrackBack(0) | なぜか猫。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月19日

名言・珍言集。

本日二つ目の記事です。

 

今朝の記事を書いたあと、病棟の食堂で、

小一時間ほどおばあちゃんたちと、「お茶ッコ飲み」をした。

 

いやぁ〜、おばあちゃんたちが集まると、元気だねぇ〜。

 

俺たち(Oくんとか)が会話に交ざると、

おばあちゃんたちもホントうれしそうだ。

 

 

今日は、そのおばあちゃんたちの、名言・珍言をご紹介する。

 

その1

 

おばあちゃんA

「こないだ、おらいの嫁ッコがお茶こぼしたとき、

ほれ、もだら取ってこいって言ったっけ、わがんねぇんだおん。」

 

(このまえ、ウチの嫁がお茶こぼしたから、

もだら取っておいでって言ったんだけど、わからないんだよぉ。)

 

 

おばあちゃんB

「なぬ?もだらって。」 

 

 

おばあちゃんA

「なんだべ。ぞうきんのことだべっちゃ。」

 

 

おばあちゃんB

「ほんではわがんねぇ!ガハハハ!」

(それじゃわかんないよ!アハハハ!)

 

「だって、ちゃんとゆでっていわねげ!」

(だって、ちゃんとゆでって言わないと!)

 

 

おばあちゃんA

「なぬ?ゆでって。」

 

 

おばあちゃんB

「なぁんだべ。ぞうきんだべっちゃ。」

 

 

おばあちゃんC

「なぁんだべ、どっちもわがんね。」

(なんだ、どっちもわかんない。)

 

一同

「ガハハハハぁ〜!」

 

 

 

 

 

 

その2

 

おばあちゃんA

「わだす(私)、昭和4年生まれ。姉さん方は、何年生まれっしゃ?」

 

 

 

 「わだす昭和3年。」

 

 

 

 「オラは昭和2年。」

 

 

 

 

おばあちゃんA

「姉さんは?」

 

 

 

 

おばあちゃんD

「オラ大正だぁ。」

 

 

 

 

 

おばあちゃんA

「だからシワ1本多いんだっちゃ!」

 

 

 

 

 

一同

「ガハハハハぁ〜!」

 

 

 

 

 

 

俺のハラワタがねじれた・・・。あぁ・・苦しい・・・。

 

 

 

 

※この会話はすべてモノホンです。
posted by わこう at 17:37| Comment(5) | TrackBack(0) | 突然入院日記。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

懐かしいニオイ。

昨日、早速俺の病室に新しいメンバーが引っ越してきた。

 

一人は、バスケで膝を痛めた中学生。

 

そして、もう一人は、現役トラックの運ちゃんKさん。

しかも、トレーラー乗り。

 

しかもしかも、俺がトレーラーに乗っていた当時の仲間、

Fくんと、現在同じ会社で働いているという。

 

いやぁ〜、何という奇遇・・。

 

俺のトラック野郎時代の話はこちらからどうぞ。

 

で、昨夜、病棟の新たな重鎮たちとお茶ッコ飲みに、

Kさんも加わったが、食い物の話から、

俺がよく行っていたドライブインの話、

トレーラー乗りにしかわからないコアな話、

荷主の話、現在のトレーラー事情など、弾丸のように語り合った。

 

しかも、俺がトラックに乗りたての頃、

佐川急便の路線便で長距離を走っていたが、

そこでもバッチリかぶっていた。

 

たぶん、どこかの佐川急便のホームで会ってたはずだ。

 

俺はだんだん、昔のスイッチが入ってきて、

懐かしさに胸が躍った。涙が出そうになった。

 

こう・・眠い目をこすりこすり走ったこと、

やっちゃばでケンカしたこと、首都高を爆走したこと、

やんちゃしたこと・・・。

 

 

ああ・・・、懐かしい・・・。

 

 

 

周りの人が、話についてこれず、

ポカーンと見ていたのはわかったが、もう止められなかった。

 

その様子を見ていた、同室のOくんは、

「わこうさん、懐かしむ目をして話してましたよ。」と。

 

いや、実際懐かしかった・・・。

Kさんが持ってきた、思いがけず懐かしいニオイ。

 

Kさんは、半月板損傷で入院。手術も終わった。

この連休明けには、退院していってしまう。

 

実は俺は、今日から2連泊の外泊。残念だ。

 

もっとイッパイいろんな話をしたかったが、

俺が退院してからでも、Fくんを通じて会うことができる。

 

また退院後の予定がひとつ増えた。
posted by わこう at 10:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 嗚呼 トラック野郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月18日

病棟相関関係。

先週末から今週にかけて、

同じ4階に入院していた長期入院の重鎮たちが、

続々と退院していった。

 

こう・・重鎮たちが退院していくことで、

4階の東・西病棟のひとつの大きな歴史が終わった感じだ。

 

 

例えて言うなら、少年ジャンプで、

「北斗の拳」と「ドラゴンボール」が終わってしまったような衝撃だ。

 

 

気が付けば、俺はついにこの階で、

古参のトップスリーに入ってしまった。

 

 

俺がこの部屋に移ってきたときに既にいた、

同室の重鎮二人もついに退院し、

4人部屋の通路側のベッドから、またまた窓際に移動。

 

病室からの風景。建物の遙か向こうに、泉ヶ岳が見える。

 

この「移動の構図」は、なんか「昇格」のような感じがして、

なんとなく気分がいい。

 

そして、新しくこの部屋に移動してくる人たちを、

 

「オゥ、ヨロシク・・・。」

 

と、出迎えるわけだ。(笑)

 

 

最近は、「膝や腰が悪いお年寄り」と、

「新学期前に靱帯や半月板の手術をする学生」という、

対照的な人たちが、この病棟を占めるようになってきた。

特に中学生・高校生のスポーツをしている学生も一気に増えた。

 

お年寄りと学生という、珍妙な組み合わせが多い中、

年齢層的には、俺や同室のOくんなんかは、

中堅クラスの部類に入ってしまい、俺はまだ良いとしても、

20代のOくんにとっては、ちょっと複雑な環境かもしれない。

 

 

最近俺は、同じ階の重鎮たちと、食堂でお茶飲みをする事が多く、

端から見たら、この階の『主たち』に見えるかもしれない。

 

挨拶にくるコとかもいるし。(笑)

 

 

で、相変わらず、おばあちゃんたちのアイドル路線継続中で、

リハビリ室でも、イジッていただいている。

 

 

 

 

最近の俺の人間関係はこんな感じです・・・。
posted by わこう at 08:17| Comment(2) | TrackBack(0) | 突然入院日記。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月16日

元彼女。

今日、以前付き合っていた彼女がオーストラリアに旅立った。

 

一年余り、語学研修で行っていたが、

今年の一月に一旦帰国し、今回2度目のオーストラリアだ。

今度は、いつ帰ってくるのかわからない。

もう帰ってこないかもしれないし。

 

たま〜にオーストラリアからメールが来て、

お互いの近況報告をしていたが、

帰国後、俺が入院したことを知り、三度ほど見舞いに来てくれていた。

 

 

 

そもそも、彼氏彼女の関係が終わり、友人として付き合ってきたが、

彼女の以前からの夢だった、

オーストラリア行きを決断するサポートをし、背中を押したのは俺だ。

 

と、彼女は言っていた。

 

 

彼女の一回目のオーストラリア行きの時、

共通の仲間内40人くらいで壮行会を開いたが、

幹事&司会進行も俺という、何とも変な関係だった。

 

周りからは、ヨリが戻ったように見えたようだが、

お互いに親友と思っている。

 

 

さて、今回、彼女は限られた時間の中で、

大きな置きみやげをしてくれた。

 

 

実は、現在、今回の事故と入院の件で、

相手側のタクシー会社、保険屋と、折り合いが付かず、

弁護士事にまで発展している。

 

 

で、彼女のお父さんは、事業をしている社長さんだが、

彼女が今回の件をお父さんに話したところ、

 

「俺がお世話になってる、バリバリの弁護士さんを紹介する。」

 

という話になり、俺は入院中で外に出られないので、

その弁護士さんに彼女が事情を話して、つないでくれたのだ。

 

 

実際、俺はまだその弁護士さんと直接話をしていないので、

どうなるのかはまだわからないけど、

つないでくれただけで、ホント心強い。

 

彼女は、

「私がこっちにいる間に、この件は必ずつなぐまではやるから。」

と、言ってくれ、本当にそこまでしてくれた。

 

本当に感謝だ。ホント涙出る・・・。

 

 

 

 

俺も彼女も、お互いに心から信頼できる親友と思っている。

 

 

彼女は、オーストラリアで新しい恋をしているようだし、

俺もそろそろ本気で頑張ってみっかなぁ・・・。

 

 

Mちゃん、気を付けて行ってこいよ。

ホントにありがとう。
posted by わこう at 23:10| Comment(3) | TrackBack(0) | 普通の日記。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月15日

松葉ナシ。

今朝、いよいよ運命を決めるレントゲン。

 

骨の付きが順調で、主治医のU先生のOKが出れば、

100%荷重ができるようになる。

 

100%荷重っていう事は、

体重を100%怪我した右足にかけていいということだ。

 

もっと言うと、右足だけで立ってもイイという事だ。

 

 

で、朝イチでレントゲンは撮られたが、

U先生がそのレントゲンを見るのは夕方。

 

骨の付きが良かったとしても、

今回ばかりは、松葉が必要か、そうでなくなるかの違いだから、

U先生も慎重だ。

 

 

 

 

夕食が近くなった頃、俺のレントゲン写真を持って、

U先生が回診に来た。

 

 

「前回(2週間前)撮った時よりは、骨は再生していますが・・・。」

 

「一部ちょっと気になる部分があるんですよね・・。」

 

「今まで片松葉で歩いてみて、痛くなったりはしませんでしたか?」

 

と聞かれ、

「いや、特に・・・。」 と俺。

 

 

 

U先生のいつものノリはなく、ホント今回は実に慎重だ。

 

 

 

 

「どうしようかな・・・。」

 

 

 

 

「まぁ・・イイでしょう!

 

 

 

 

 

 

「やった!」

と、思わずガッツポーズしてしまった。

 

 

基本的には、松葉杖ナシになった。

 

 

これからは、松葉杖ナシで病院内を歩ける。

両手に物を持って歩ける。

立ったままパンツをはくとき、何にもつかまらないで立てる。

 

生活がガラッと変わる・・・。

やれることが大幅に増える・・・。

 

 

 

うれしい・・・。

 

 

 

で、病棟の廊下を、松葉杖を使わないで歩いてみた。

 

オオ、久しぶりな感じ・・・。両足で歩いてるよ・・・。

 

 

うれしくなって、病棟の仲のいい患者さんの部屋をまわった。

 

「あ、松葉無い。」

「なんか、普通の人になったね。」

「よかったぁねぇ〜。」

 

いろんな声をかけてもらった。

 

 

うれしい・・・。

 

 

で、ナースステーションに行ったら、婦長さんがいて、

 

「ここまでよく頑張ったねぇ・・。」 と。

 

 

ちょっとグッときた。

 

 

 

 

 

しかし、退院まではまだ遠く、U先生からも、

「平地での歩行はいいですが、階段は待ってください。」

と。

 

 

で、実際、病棟の端から端まで2往復くらいしたが、

ちょっと「痛み」まではいかないけど、

なんかシックリこないような感じもあって、

少しずつ様子見をしながら慎重に進めなければいけない。

 

 

が、やっぱり、何にも頼らず、両足で歩くっていいね!

 

全然俺のことを知らない人が見たら、

普通に二本の足で歩くことが当たり前なんだろうけど、

心情的には

 

「歩けるぞ〜ッ!見ろ〜ッ!」

 

っていう感じだ。

 

 

前の記事にも書いたが、勝負はここから。

リハビリも、何もかも、これからは特に慎重にしていくことにする。

 

俺の甥っ子も、公立高校受験に合格したし、(しかも俺の後輩になる。)

今日はうれしいビッグニュースふたつ。
posted by わこう at 22:08| Comment(12) | TrackBack(0) | 突然入院日記。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月14日

実は会ってきた。

先週の土日に、入院して2回目の外泊。

 

今回は、

 

1、ラーメンを食った。(連坊の「しのぶ」)

 

 

 

 

 

2、カレーも食った。(おふくろ製)

 

 

 

 

 

3、焼きそばも食った。(おふくろ製)

 

 

 

しかし、実は、ちょこっと俺のマンションに寄って、

愛車ダッジくんのエンジンをかけた。

 

まる二ヶ月エンジンをかけてなかったが、セル一発でかかった。

 

 

 

 

 

 

そして、ニャンズに会ってきた。

 

 

 

 

 

二ヶ月ぶりの我が家。

二ヶ月ぶりの俺の部屋。

二ヶ月ぶりの俺の家族、ニャンズ。

 

部屋に入った途端、ひとけのない古い家に入った時のようなニオイ。

こう・・近所の古い空き家に入ったような・・・。

 

やはり、ひとけが無いと、部屋ってこんなんなっちゃうんだ・・・。

 

 

 

 

で、「おんつぁん」と「きち」は、いきなり俺が入っていったらビビッていた。

 

まぁ、二ヶ月も家を空けていたんだから無理もない。

ちょっと寂しかったが、まぁこんなもんだろ。

 

 

で、「まる」は、やっぱり「まる」だった。

 

頭を撫でろと言わんばかりに、手にスリスリ。

 

やっぱりコイツはカワイイ。

 

 

 

が、やはり、二ヶ月留守の壁は大きく、

俺自身も、久しぶりの猫に、ちょっと戸惑い・・。

 

猫たちも俺に戸惑っていたようだ。

 

 

こう・・感動云々よりも、戸惑いが先に立ったという感じ。

俺自身がそうだったことが、何とも意外だった。

 

 

涙の対面を期待した方、ごめんなさい。

 

 

やっぱり外に出てても、「入院中」という意識は消えず、

どこか、「心ここにあらず」という感じだった。

 

 

で、ひとつ問題が・・・。

 

 

やはり、ニャンズと一緒に住んでいた頃は、

イタズラしそうなときや、上がってダメなところに上がろうとしたとき、

 

「コラぁ〜ッ!」

 

 

と一喝するので、ニャンズたちはいつも未遂で終わっていた。

 

しかし、現在は無法地帯。

俺のマンションは、泥棒が入った後のように荒れている。

 

 

「ハァ・・・。」

 

 

今度の3連休は、連泊で外泊申請を出して、

おふくろと妹(予定)に手伝ってもらい、部屋の大掃除をする予定だ。

 

 

回復が順調であれば、もうその次の週には退院予定だし。

 

 

いよいよ退院に向けて、具体的な準備に入る。

 

 

娑婆はもうすっかり春だ。

 

花見の準備もしなきゃ・・・。
posted by わこう at 13:40| Comment(6) | TrackBack(0) | 突然入院日記。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月13日

LED ZEPPELINに想う。

今回の外泊の行動予定には、


ヨドバシカメラに買い物に行くという任務が入っていた。



結局何を買いに行ったかというと・・・。




これ。



dap.jpg

MP3プレーヤーっつうの?



ケンウッドから出た新製品M512A3


 


入院生活の中で、音楽が欲しくなったのと、


1日40分にも及ぶチャリこぎの時の孤独感を払拭するためだ。


 


iPodとかも在庫があって、どうしようか非常に悩んだが、


HDDタイプよりも、内蔵メモリタイプの方が、


多少雑に扱っても壊れないだろうという理由でこれにした。


 


で、我が愛車ダッジくんの中から、ゴソゴソとCDをおろし、


パソコンに取り込む作業で今日一日が終わってしまった。


 


目に付くところにあったCDだけを持ってきたつもりだが、


約100枚あった・・・。車の中に。


もっときちんと探せば、あと20枚くらいは出てくるだろう。


 


いやぁ〜、実際にこのちっこいプレーヤーに転送してみたが、


ビットレートをちょっと上げたこともあり、アルバム10枚がやっと。


 


やっぱり容量512Mでは全然足りなかった・・・。


 


しかし、ビットレート上げたので、音は歪みのないなかなかイイ音。


ヘッドフォンで音楽なんて、久しぶりに聞いた。


 


 


さて、今回このプレーヤーに入れたアルバムの中に、


レッドツェッペリンのリマスターズベストがある。



ベスト・オブ・レッド・ツェッペリン 〜リマスターズ
レッド・ツェッペリン

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久しぶりに聴いた・・。ZEPPELIN。

久しぶりにシビレた・・・。

体に電気が走るような感じだ。



こう・・・なんて言っていいのか、
図太さと、儚さと、危うさっていうのか・・うまく言えない・・。




俺は高校の頃にバンドを組んでいたが、ZEPのコピーもやった。
とはいえ、ZEPをリアルタイムで聴いていたほど歳は取っていない。


なんつったって、俺はZEPが結成された1968年生まれだからだ。


高校の時に、なにげに友人から貸してもらったカセットテープ。
その中に、このサウンドはあった。


友人がセレクトしたZEPのベスト。


めんどくさいので、邦題でいくが、

・グッドタイムス・バットタイムス
・胸一杯の愛を
・ロックンロール
・永遠の詩
・レインソング
・コミュニケーションブレイクダウン
・移民の詩
・ブラックドック
・天国への階段

そんな感じの内容だった。


「なんじゃこりゃ・・。」と開いた口がふさがらなかった。

こう・・泥臭く、図太いサウンド。

ロバート・プラントの、絞り出すようなはかない声。

ジミー・ペイジの危ういながら、
何とも味のある歪み感、大胆で繊細なギター。



そして、何と言ってもボンゾの力強くトリッキーなドラム・・。





なんか、こんな陳腐な表現しかできないのが、
非常にもどかしいのだが、とにかく脳天からつま先まで痺れた。



で、なんとしても、ボンゾのようなドラマーになりたいと、
(あ、俺、ドラムだったんです。)
ドラムの練習パットを指の皮が剥けても叩き続けていた。

特に、ワンバスでツーバス並のドスドス感を出すために、
足のペダルのダブルとか、メチャクチャ練習した。

永遠の詩のリズムが難しかったなぁ・・。

時には、ボンゾのマネして、素手でスネア叩いたり。(笑)



当時、バンドと言えば、男はBOOWY、女はレベッカの時代。

俺等のバンドもBOOWYとかもやったけど、
ZEPやパープルのコピーがメイン。


LIVEやったり、いろんなコンテスト受けたり・・。


いやぁ〜、懐かしい。



久しぶりのZEPを聴いて、そんなことを思い出していた。





15年くらい前、「ネプワーズ」という、
麻薬撲滅だかのテーマで行われたLIVEに、
ロバート・プラントとジミー・ペイジの競演があり、
マスコミは

「ZEPPELIN再結成か?」

などと騒ぎ立てたが、実際は、ペイジのギターもぐだぐだ、
プラントも、あの絞り出すようなキンキン声の面影もなく、
非常に歳月を感じてしまってとても悲しかった事を思い出す。


さらに、その数年後、
クイーンのフレディ・マーキュリーが亡くなり、
その追悼LIVEにも、ロバート・プラントの出演があったが、
年老いて、気の毒なほど声が出ず、

「もういいよ、もうやめてくれぇ〜!」

と、さらに悲しかったことも思い出す。



しかし、今、あらためて当時のZEPを聴いているが、
時代こそ感じるが、
今でも強烈なこの圧倒的な存在感は何なんだろう・・・。

この神がかり的な存在感・・。


なんか、軽々しくZEPの事を語れないような、
ZEPに思い入れのある人たちには、そんな感覚があるはずだ。


俺は半年くらい前からmixiという、
ソーシャルネットワークコミュニティに登録していて、
ZEPのコミュにも参加している。

俺がそのコミュに参加した時点で300番代くらいだったと思うが、
現在は800人を越えている。


それなのに、このコミュはトピックを立てる人がとても少ない。



俺が登録した頃なんて、
だ〜れも新しいトピックを立てなかった。



だけど、日に日にメンバーだけは増えていくという、
変わったコミュニティだ。



それだけ、ZEPをこよなく愛す人たちが多く、
また、思い入れが強いだけに、軽々しく語れないという、
そんな感覚でいる人が多いのではないだろうか。


ZEP歴、ン十年っていう、いぶし銀の人たちだっているはずだ。



俺、現在36歳。

ZEPをリアルタイムで聴いていた人たちは、
50代を越えている人たちも少なくないはずだ。


そういう人たちがZEPを聴いていた背景なんかを、
ジックリ聞く事ができたら、ホント面白いだろうなぁ・・。


それこそ、「コア度自慢」とか。



ボンゾが死ぬのがあと10年遅かったら、
イギリスだけじゃなく、
世界中の音楽シーンはどうなっていただろう?

な〜んて事をちょっと想ってみたりした。


ね。天国のジョン・ボーナムさん。
posted by わこう at 00:56| Comment(8) | TrackBack(2) | 音楽ノスタルジー。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月12日

脳が疲れる。

いよいよこれから、入院して2回目の外泊だ。

今回も実家。

 

今回の外泊では、何を楽しみにしているかというと、

 

 

1, ラーメン(やっぱり・・。)

 

 

 

2,カレー (病院では出ないので。)

 

 

3,Yカメラでの買い物

 

 

特に、Yカメラでの買い物は、俺にとってちょっとドキドキだ。

 

 

あ、行き慣れてないとか、そういうんじゃないんです。

Yカメラ仙台店は、俺の庭ですから。なんつって。

 

 

 

実は、先週の外泊から帰った次の日、

ひどい頭痛と、めまいに襲われ、一日中ダウンしていた。

 

血圧もかなり高かったし。

 

 

で、リハビリのK先生にそれを話したところ、

 

外に出ると、車に乗っただけでも、

目から飛び込んでくる情報量が多くて、

脳が疲れて具合が悪くなる人も、結構いますよ。

特に、人混みの中を歩いたりすると、顕著ですね。

 

と。

 

やっぱり・・・。

 

この二ヶ月の病院生活で、

俺はすっかり温室栽培のもやしくんになってしまったのだ。

 

 

 

で、今回のYカメラでの買い物は、

言ってみれば、ハードなリハビリなのだ。

 

でも、退院したら、Yカメラには、

またしょっちゅう通わなければいけないし、少しでも慣れておきたい。

 

できれば、車の運転もしてみたいところだ。

 

 

今晩、記事のアップが無かったら、

酔っぱらってるか、疲れたかのどちらかの理由でぶっ倒れている。

 

そう思ってください。(笑)
posted by わこう at 10:34| Comment(3) | TrackBack(0) | 突然入院日記。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月11日

リハビリ経緯と外泊。

明日、2回目の外泊をすることになった。

そろそろ、退院準備に向けて、少しずつ社会復帰の練習だ。

 

最近、膝に関しての記事を書かなかったので、

リハビリのK先生のねらいとリハビリの経緯をまとめてみる。

 

 

以前の記事で、K先生が、

「先が見えてきました。」

と言ったという記事を書いた。

過去記事はこちら。

 

先日、K先生からそれについて、詳しく説明してもらった。

 

 

※このサイトで、膝の構造を見てもらうとより理解できると思います。

RICHBONE

 

上の「膝を横から見たところ」の図で言うと、

上の骨と下の骨の間にある、緑色の部分が、

 

前十字靱帯と後十字靱帯

 

というふたつの靱帯なんだけど、

俺の場合、たぶん前十字靱帯が固くなったか何かの原因で、

上と下の骨のすべりが悪くなって、膝が曲がりにくくなっているらしい。

(通常は、前後にスムーズに「スライド」している。)

 

実際、膝が固くなっちゃって、当初は「スライド」しなかった。

 

で、現在K先生は、俺の膝の「スライド」を促すため、

徒手療法により、筋肉や腱のマッサージをしたあと、

強制的に膝の骨を前後に動かすという事をやってきた。

 

これにチャリこぎもプラスされ、膝がだいぶ柔らかくなった。

 

柔らかくなってからというもの、週ごとに膝の曲げ角が増えてきていて、

今日現在の膝の曲げ角度は、

 

なんと、140度。

 

自力では、130度くらいまでしか曲げられないが、

体重をかければ、もうすぐ正座もできそうな勢いだ。(まだムリ。)

 

 

いやぁ〜、やっとここまで来たかという感じ。

 

 

これも、U先生の完璧な手術と、K先生のリハビリとのチームワークの賜だ。

 

 

U先生も、疑問に思うことを聞くと、納得するまで徹底的に教えてくれる。

特に、俺の膝が、今どんな状態なのか?

という、構造的なことをよく質問している。

 

 

K先生には、U先生に教えてもらったことを元に、

リハビリでどんな運動をして、どんな効果をもたらすのか?

という結果をよく質問している。

 

納得いかなければ、何回も聞き直すし、

両先生とも、納得いくまで根気よく説明してくれる。

(特に外科的な話って、わかりづらいことが多い。)

 

 

そんなやり取りをこの2ヶ月間ずっとやってきたから、

誰が何と言おうと、俺はこの二人の先生を心から信頼している。

 

 

おかげさまで、チャリこぎは、

膝の可動を促すという当初の目的からひとつステップアップし、

ペダルに負荷をかけて、筋力強化に目的が切り替わった。

 

その甲斐あって、最近は、太ももとか筋肉痛だ。

 

も〜、汗ダラダラで、周りからは、

 

「何そんなに本気になってチャリこぎしてんだ?」

「ジムと間違ってんじゃないのか?」

 

と、思われているようだが、そんなの関係ない。

この1ごぎ1こぎが、俺の足を作ってくれるのだ。

 

来週、15日にレントゲンを撮り、問題が無ければ、

100%荷重がOKになる。

 

 

勝負はそこからだ。

 

普通に歩く、階段の上り下りをする、といったことが、

問題なくできるようになったら、

 

「退院」

 

という結果が待っている。

ニャンズにも会える。




あと少し、頑張る。
posted by わこう at 22:55| Comment(6) | TrackBack(0) | 突然入院日記。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月10日

珈琲のルーツを考える。

入院中なので、相変わらず一杯ずつドリップする

バッグコーヒーにお世話になっている。

 

いきなりコーヒーで淹れた珈琲もいいけど、

こういった、限られた環境下で飲む、

バッグコーヒーもなかなかオツなもんだ。

 

で、バッグコーヒーの封を切ると、「フワ〜ン」と、

珈琲豆独特のいい香りが、脳みそを刺激してくれる。

 

で、ふと、珈琲豆を、焼いて、挽いて、ドリップするという、

現在のコーヒーの淹れかたを発見した人はエライッ!

と改めて思ったりする。

 

だいぶ前に何かの本で読んだが、そもそも珈琲豆は、

 

ロバを連れて山を登った男が、見たこともない赤い実を見つけ、

さらにロバがそれを食べたところ、ロバがシャキッとしてビックリし、

自分も食べてみたら、軽い興奮状態になった。

で、いつしかコーヒーの実は王様に献上されるようになった。

 

というところで終わっていた。

 

 

 

 

そ・・

 

 

 

 

そこまでかぁ〜ッ!

 

 

と、その本を読んで思ったことを覚えている。

 

 

 

どうやって今の飲み方になったのか、文献などで調べればわかるんだろうけど、

なんか、そこの部分をあえて想像してみるのも楽しい。浪漫だ・・。

 

 

 

ブラジルの山奥に住み、農家を営みながら自給自足で暮らしていた、

働き者のAさん(32)は、裏山イッパイに茂った赤い実を発見した。

 

どうやって食べたらいいかわからないけど、

とりあえず摘み取って家に帰ったAさんは、奥さんに、

 

「こんな実めっけたげんとも、なじょして食ったらいいべ?」

(こんな実を見つけたけど、どうやって食べたらいいかな?)

 

と相談したら、

 

「んで野菜炒めにでも入れでみっか。」と。

 

で、野菜と一緒に炒めてみたが、おいしくない。

おいしくはなかったが、とりあえず食べたAさん一家は、

その晩、興奮して眠れなくなってしまった・・・。

 

「こんな実のせいでゆうべ寝らんねがったぁ!」

 

と、腹を立てたAさんは、摘んできた残りの実を外に放り投げた。

 

 

それから数日、天日でほどよく乾燥した実を、

イタズラ好きのAさんの息子が、たき火にくべたら、

パチパチという音と共に、何とも香ばしい、いい香り。

 

その香りにつられて、Aさんがやってきて、

「なんだこのニオイは・・・。」と。

 

 

しかし、食べてみたら「に、苦い・・。食わんね・・。」と。

 

 

「なんだぁ!こんなモノ!」

と、踏んづけたら、弾けた豆からさらにいい香りが・・・。

 

「香りはいいんだけどなぁ・・・。」

「ん〜、これを砕いて、煮てみたらどうなるんだべ・・・?」

 

と思ったAさんだったが、煮込んでみたら、真っ黒な液体が・・・。

 

 

Aさん、奥さんに

「ホレ、おめぇ飲め・・。」

 

「やんだぁ・・。あんだ飲んでみさい・・。」と奥さん。

 

「しょうがねぇなぁ・・・。」と渋々飲むAさん。

 

ん〜マズイ・・・くもないか・・も・・?」

 

 

で、相変わらず興奮して眠れなくなってしまったAさんは、

「うん、コレは元気になる薬だ!」

 

と、同じ村人たちに、薬として広めた。

 

その薬の噂を聞きつけ、遠くからたくさんの商人が訪れ、

その赤い実は、新しい村の名産物となり、盛んに取引されるようになった。

 

実は、Aさんの名前は「コフイさん」と言い、

その実の名前は、コフイさんの名前がなまって、「カフィー」となり、

それがいつしか日本では「コーヒー」と呼ばれるようになった・・・。

 

 

なんてことは絶対にない。
ラベル:コーヒー 笑い
posted by わこう at 17:07| Comment(7) | TrackBack(0) | 珈琲日記。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月09日

新しい人たち。

昨日は、なんか怒りに任せて愚痴を書いてしまったが、

一晩経って冷静になって、よくよく考えてみると、

別に看護婦さんが変わったからといって、不便になるわけじゃないし、

そんなにたいした問題ではなく思えてきた。

 

で、冷静になるにつれ、

昨日書いた記事を読み返すのが、とても恥ずかしく、

一瞬、削除しようかなぁとも思ったが、

それも入院生活の1ページだし、

そう思ったこともあったっけなぁ・・と、振り返るのもまた一興。

 

なので、記事は削除せずに残します。

コメントをくださった、pyoさん、genさん、ありがとうございます。

 

 

さて、今日、俺の前の病室で同室だったAさんが退院していった。

 

これで、俺が入院してから、同室人の総退院がまる3巡を越えた。

みんな俺の前をスルーしていくのね・・・。

 

 

で、今度の部屋には、

 

・何かと生活音がやたらと大きいKさん

 

・何を食ったわけじゃないのにいつも「シーハー、チッチッチ・・。」

 と、歯を鳴らしているSさん

 

・120キロを超える巨漢(食堂の巨漢くんとは別)のOくん

 

という、実に個性的なメンバーが揃っている。

 

 

今日、コミュニケーションも含め、いろんな話をしていたら、

実は、Oくんは、●×県警の機動隊員ということが判明。

 

その昔、トラック野郎時代に、某場所で暴れ、

俺1人対機動隊員10人

という騒ぎを起こした過去を持つ俺としては、ちょっと複雑な気分だ。

 

 

が、現役の機動隊員と、

フランクにお話しできる機会も非常に貴重な体験であり、

俺の『10人相手事件』をカミングアウトしたことを皮切りに、

警察内部のいろんな話を、一般人が聞いても支障ないレベルで聞かせてもらった。

 

 

いやぁ〜、おもしろい!

 

おもしろい人に会ってしまった!

こう・・内容的に、記事にできないのが非常に残念だ。

 

俺、警察に対する見方が変わった。良い方に。

 

今まで、なんとなく、本能的に「敵」だと思っていたから。

 

 

ちなみに、Oくんは、隊内の柔道の選手で、靱帯を切って入院している。

退院はおれと同じくらいで、今月末の予定だ。

 

これは、残りの入院生活が楽しくなりそうだ。

 

警察内部の、俺が聞いて差し障りのないギリギリのラインで、

いろんな話を聞いてみたい。フッフッフ。

 

Oくんとの出会いに感謝。
posted by わこう at 14:23| Comment(4) | TrackBack(0) | 突然入院日記。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする