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2005年01月31日

ただならぬご縁。

今日、ケータイの着信履歴を見たら、

おふくろから2回、一昨日退院した隣のベッドのN氏から1回、

ほぼ同じ時刻に着信していた。

 

 

ちょうど、看護婦さんと話していた時だったので、

ケータイに出られなかったのだが、

その着信履歴を見ても、さほど気にとめなかった。

 

 

そんな最中、今度は向かいのベッドのT氏のケータイに着信があり、

T氏は電話に出つつ、病室の外に出て行った。

 

 

で、T氏が慌てて病室に戻ってくるなり、

 

「わこうさん、今すぐお母さんかNさんに電話して!」 

 

と。

 

 

 

 

 

・・・・・??? と思いつつ、おふくろに電話した。

 

 

 

ちょっとだけ話が逸れるが、

今週からリハビリでプールに入ることになった。

 

おふくろは、その海パンを買いに、

ショッピングモールに来ているのだという。

 

「ちょっと待ってて・・・。」

 

と、おふくろ。

 

 

 

で、「もしもし〜。」と電話を替わった人の、

なんかとても聞き覚えのある声。

 

 

 

 

 

N氏じゃん。

 

 

 

 

ますます頭の中が、「?????」。

 

 

 

 

なんと、N氏もリハビリを兼ねてプールに通うことにし、

海パンをショッピングモールに買いに来ていて、

おふくろと海パン売り場でバッタリ会ったのだという。

 

 

ちなみに、おふくろがしょっちゅう病室に来てくれていたので、

N氏もおふくろも、お互いに顔をわかっていたのだ。

 

 

で、おふくろも、N氏も、俺のケータイに電話したが、

出なかったので、向かいのベッドのT氏に電話したのだった。

 

 

 

やっと何が起きたか理解できた・・・。

 

 

 

いやぁ〜、それにしても、なんという偶然。

 

 

 

結構大きいショッピングモールだし、

同じ日、同じ時刻に、それぞれ海パンを買いに行って、

売り場でバッタリなんて。

 

 

 

なんか俺とN氏は、何か特別なご縁があるんだな・・・。

 

 

ご先祖様がお世話になったとか、

仇同士だったとか、なんかそういう類の。

 

 

いずれにしても、スゲェビックリしたし、うれしかった。



posted by わこう at 21:49| Comment(4) | TrackBack(0) | 普通の日記。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月29日

N氏退院。

今日、隣のベッドのN氏が退院していった。

 

新しくこの病室に移ってきて以来、

T氏、N氏との出会いは、かけがえのないものであり、

ここ約2週間、本当に楽しかった。

 

 

毎晩遅くまで語り合ったり、イタズラしたり、協力しあったり。

 

そんな友が退院するんだから、やはり盛大にパーッと見送ってあげたい。

 

 

 

今週はじめ、N氏の退院が決まった時、

同室のT氏と共に、送別会を決行する計画を立てた。

結局、N氏も自ら計画に乗ってきたのだが。

 

 

で、昨日は、T氏とT氏の奥さん、

N氏とN氏の奥さんのご協力をいただき、

揚げ物をはじめとした、おかず・つまみの数々と、

イケナイ飲み物を買い出ししていただいた。

 

 

で、夕食もそこそこに部屋に戻り、送別会スタート!

刺身、から揚げ、チーズ、漬け物、そして、イケナイ飲み物・・・。

消灯時間の頃には、みんな「いい感じ」になっていた。

 

 

で、今までの入院生活を振り返って、思い出話に花が咲いた。

ワイワイと、本当に楽しかった。

 

 

 

 

 

ところが!

 

 

酒に弱いT氏は、

ちょっとしか飲んでいないにもかかわらず、顔が真っ赤。

 

 

で、二人でトイレに出た時、普段は夜間いるはずのないU先生が、

この日は遅くまで残っていて、廊下でバッタリ・・・。

 

ゲゲェ・・・!何というタイミング・・・。

 

 

結局、酒を飲んでいたのがバレてしまい、U先生が激怒してしまった・・・。

 

 

「次やったら、強制退院ですから!」

 

 

 

 

 

 

は〜い・・・。

 

 

 

 

と、波乱含みの送別会ではあったが、本当に楽しかった。

 

 

 

 

 

 

 

そして、いよいよN氏退院の瞬間。

 

 

みんなで病院の入り口まで見送りに出て、N氏と固い握手。

 

 

N氏の晴れやかな顔を見ていたら、

本当に良かったなぁという気持ちと、うらやましさと、寂しさ、

いろんな感情がこみ上げてきた。

 

 

俺もT氏も、湿っぽい顔しちゃイカンと思い、

涙をこらえながら最後の別れのあいさつ。

 

 

俺も、

「じゃあ、娑婆で・・・。」

 

と言うのが精一杯。

N氏の顔をまともに見られなかった。

 

 

N氏の姿が見えなくなって、病室に戻る時、

T氏がエレベーターの前で、必死に涙をこらえているのを見たら、

俺もまたグッときてしまった・・・。

 

 

 

 

Nさん、退院本当におめでとう!

俺が退院するのはまだまだ先だけど、また3人で飲もうね。

posted by わこう at 23:32| Comment(3) | TrackBack(0) | 突然入院日記。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月27日

英ちゃん。

今日は、入院ネタから離れて、昔話を。

 

 

もうそろそろ、私立高校入試の時期になってきた。

俺の甥っ子も、今年はついに高校入試だ。

 

いやぁ〜、月日の経つのは早いモンだ。

あの甥っ子が、高校受験なんて・・・。

 

 

 

俺の高校受験にあたって、忘れられない人がいる。

 

俺が中学三年の時

俺、H、K、そして、英ちゃんという4人組で、いつも一緒に行動していた。

 

俺たちは本当に仲が良かった。

 

俺は中学三年の時、応援団長をやっていたので、

総体の応援なんかがあると、公認で学校を休めた。

 

そんな時は、俺の分のノートをとってくれるだけでなく、

その授業を理解できるようなアドバイスまでが書いてあった。

 

けっこう感激もののノートだ。

その一部は、アルバムにとじて、今でも実家に保管してある。

 

 

しかし、中学三年の二学期も佳境にさしかかり、

冬休みまであと1ヶ月くらいというころになっても、

俺は受験勉強を全くと言っていいほどしていなかった。

 

そんな俺を、英ちゃんがいつも心配していた。

 

 

英ちゃんは、外見はパッと見派手に見えるが、

実はコツコツと地道な努力をして確実に結果を出していくという人。

 

ホント、意外なほど真面目な性格で、

見た目と性格がこれほど一致しない人は珍しいと思うほどだ。

 

 

そんな英ちゃんに心配されても、俺は、

 

「大丈夫。何とかなるべ。」

 

なんてタカをくくっていた。

受験勉強をすっかりナメていたのだ。

 

 

そんなある日、英ちゃん、H、Kの3人が、

俺のことを避けるようになった。

 

話しかけても無視されたり、近づこうとすると離れていったり。

 

 

すげぇショックだった。

ついこないだまで、一緒に遊んだりしていたのに・・・。

 

でも、俺がいつまで経っても勉強しないからだなと、

うすうす感じていた。

 

 

ある日、Hが一人で教室にいたので、なぜ避けるのか問いただしたら、

 

「このままだと、わこうちゃんが高校入試に失敗してしまうから、

勉強するエンジンがかかるように、

そして、ある程度のレベルまで成績が上がるまで、

わこうちゃんとの距離を置くことを英ちゃんが泣きながら決めた。」

 

と聞いた。

 

図星だった・・・。

 

 

かなりキツかったけど、でも、英ちゃんの心意気と、その覚悟に感動もした。

英ちゃんだって辛いんだ・・・。

 

 

その日を境に、俺は付き合う友達も変わったが、

その新たな友達と共に、モーレツに勉強した。

 

冬休みに、冬期講習にも通った。

 

 

それまで全く勉強しなかったのが、勉強の鬼になった。

 

 

 

それから約2ヶ月。

 

模擬試験での成績も、五教科で一気に100点以上あがり、

最初はギリギリだった志望校の合格圏内にも、楽勝で入ってきた。

 

 

その試験結果を英ちゃんに伝えたくて、

また避けられたらどうしようと、ちょっとおっかなかったが、

教室のストーブにあたっていた英ちゃんに話しかけてみた。

 

 

英ちゃんは、ちょっとビックリした顔をしていたが、

俺の試験結果を聞いて、涙を浮かべていた。

 

 

「よかったね・・・。」

 

 

英ちゃんが、こらえながらやっとふりしぼった一言。

 

 

「うん・・・。」

 

 

俺もこの一言が精一杯だった。

 

 

それからまた、いつもの4人が復活。

さらに、俺が共に勉強した3人も加わり、

7人でワイワイと、残りの中学生活を送った。

 

 

その後、7人とも全員無事に志望校に合格したが、

高校に入ってからは、それぞれ部活が忙しく、

自然消滅的に会わなくなってしまった。

 

 

ある日、バスに乗っていたら、

英ちゃんが入った高校付近の心臓破りの坂を、

英ちゃんがチャリンコを引いて歩いているのを見かけた。

 

それが英ちゃんの姿を見た最後になってしまった。

 

 

 

あれから20年、英ちゃんはどうしているだろうか・・・。

 

posted by わこう at 11:32| Comment(5) | TrackBack(0) | 普通の日記。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月24日

うれしいイケナイおみやげ。

贅沢な悩みなのだが、最近、病院食にも飽きてきた。

 

献立もいろいろ工夫されているし、味も悪くないし、

満足しているし、残さず食べているし、感謝している。

 

しかし、物足りないのだ・・・。

 

 

 

先日、同室のN氏、T氏と俺の3人で、

 

「揚げ物食いてぇなぁ・・・。揚げ物とビール・・・。」

 

という話をしていた。

 

 

 

そんな中、昨日、俺の向かいのベッドのT氏が、外泊で家に帰った。

 

で、今日、T氏と奥さんが、同室の俺たちにおみやげを買ってきてくれた。

 

 

 

 

 

ビールとケンタッキー・・・。

 

 

事故に遇って以来、約一ヶ月ぶりのビール・・・。

しかも、揚げ物に飢えていた俺たちに、ギトギトのチキン・・・。

 

 

一瞬固まってしまったが、T氏の心配りがとてもうれしかった。

 

 

看護婦さんに見つからないようコソコソと栓を抜き、

まだおてんとさんが出ているウチから早速ビールをゴクッ・・。

 

 

 

と思った瞬間、突然T経理部長とK氏が見舞いも兼ねて、

ズカズカと入ってきた。

 

 

「あっ!わこうちゃん、何飲んでんのッ?」

 

 

俺はハトが豆鉄砲食らったような、サザエさんの「ンガググ」状態。

 

 

「いやぁ、向かいのTさんがくれてさぁ・・・。」

 

 

と、一生懸命言い訳している俺。

いやぁ〜、ビックリした。

 

 

 

そして、しばらく3人でいろいろと話し、二人は嵐のように去っていった・・・。

 

 

 

その後、一口しか飲んでいなかったビールと、

ケンタッキーのチキンを、味わいながらいただいた・・・。

 

 

 

「うめぇ・・・。」

 

 

久しぶりの娑婆の味。そして、ひと月ぶりのビールの味・・・。

 

 

ここ最近の健康体のおかげで、肝機能もバリバリなのか、

さっぱり酔っぱらわなかった。

 

 

それでいても、病院の晩ごはんもおいしくいただいた。

 

 

T氏と奥さんの心配りに感謝。

 

 

 

で、ついに手術跡の保護テープがやっと剥がれました。

ちょっとグロい写真ですが、手術痕を公開します。
posted by わこう at 20:08| Comment(5) | TrackBack(0) | 突然入院日記。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月22日

笑いの神光臨、N氏。

もうそろそろ、入院して1ヶ月が経とうとしている。

 

手術後の経過は、痛みもなく順調ではあるのだが、

骨が完全にくっつくまで、5〜10週かかるということで、

ここからが、長く退屈な入院生活になっていく。

 

現在出ている退院予定は3月末。

 

 

「ゲェ・・・。」 って感じだ・・・。

 

 

 

先日の記事で、隣のベッドのN氏には、笑いの神が光臨していると書いた。

 

 

N氏とは、どんな人かというと、

外見は、ざっくりとした七三分けっぽい髪型。

 

親しみやすく、「ホヤ〜ッ」とした空気が漂っている。

笑うと目が見事な「へ」の字になり、これまた笑いを誘う。

ドカベンに出てくる、「ほほえみくん」のような笑顔だ。

 

 

現在N氏は、「ギックリ腰」で入院している。

 

 

キャラ的には、心配性の慎重派なんだけど、

結果的に爆弾を落としてしまい、自分を犠牲にして、

人々の同情と笑いを誘ってしまうような人なのだ。

 

 

さっき俺が、

 

「Nさんって、真剣に石橋を叩いて渡っているにもかかわらず、

橋の真ん中あたりで川に落っこちて、人をビックリさせるような人でしょ。」

 

と言ったら、

 

 

「その通りだぁ〜・・・。」

 

 

と笑っていた。

 

 

 

だいたいにして、奥さんとの馴れ初めすら、

職場に後輩として入ってきた現在の奥さんに向かって、

初めて交わした言葉が、

 

 

「おまえ、ブスだなぁ〜。」

 

 

 

 

それに対し、

 

「あんただって、たいした顔じゃないじゃない。」

 

 

 

と言われ、

 

「あぁ〜、それもそうだなぁ・・・。」

 

 

で、結果、結婚しているというハチャメチャぶりだ。

 

そんなのアリか・・?

 

俺も、同室のT氏も大爆笑。

 

 

 

先日初めて、リハビリのK先生に、患部のマッサージをしてもらったN氏。

 

一度のマッサージで、見事に腰痛が無くなり、体も柔くなったと、

感動しながらニコニコしながら病室に帰ってきた。

 

 

その後、U先生の回診があった時に、

グッグッと、前屈をしながら

 

「先生!一回のマッサージで、こんなに体が曲がるようになりましたよ!」

 

と、回復ぶりをアピール。

 

 

ところがU先生、血相を変えて、

 

「Nさん、やめてくださいッ!」

 

現在のN氏の腰では、前に体を曲げるような動作は御法度らしいのだ。

 

 

「いやぁ〜、回復ぶりをアピールして、

早く退院できるように張り切ったんだけど、裏目に出ちゃいましたねぇ〜・・・。」

 

と、ほほえみくんスマイルでトツトツと語るN氏。

 

 

俺もT氏も、またまた大爆笑。

 

 

現在、N氏の退院予定は未定だ・・・。

N氏の早期回復を願ってやまない・・・。

posted by わこう at 22:33| Comment(2) | TrackBack(0) | 突然入院日記。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月20日

悶絶の日々。

新しい病室に移って、3日が経った。

 

同室の同い年のT氏、N氏のおかげで、

相変わらず笑いに満ちた入院生活を送っている。

 

隣のベッドのN氏には、間違いなく笑いの神が光臨している。

間違いない。絶対。

 

本人は全く笑わす気がなく話すことや、行動が、

なぜか大爆笑を生んでしまうのだ。

 

その辺は、近いうちにジックリ別な記事で書こうと思う。

お楽しみに。

 

 

 

で、相変わらず1日2回の膝の機械曲げとリハビリは、

毎日欠かさず行っている。

 

同室のT氏、N氏にのせられて、機械曲げも110度で頑張っている。

ただし、T氏、N氏の目的は、俺が悶絶しながら、

 

「グォ〜ッ・・・。」

 

とか言っている姿を見て、笑うことだ。

 

 

今日なんかは、見舞いに来たT氏の奥さん、N氏の奥さんまでもが、

俺の

 

「グォ〜ッ・・・。」

 

を見て笑っていた。

 

 

 

俺の

「グォ〜ッ・・・。」

は、様々な人々の笑いを誘うらしい。

 

U先生、看護婦さん、病室の皆さん、

はては、通りすがりの他の部屋の患者さんまで笑っている。

 

 

で、半ば放心状態でリハビリルームへ。

 

で、リハビリ担当のK先生の超悶絶マッサージが待っている。

 

 

このK先生も、なかなかどうしてスットボケた先生で、

固まってしまってコリコリの、足の筋肉をほぐしてくれるのはいいんだけど、

 

 

「わこうさん、痛かったら言ってくださいね〜。」

 

 

「グォ〜ッ!い、痛いです・・・。」

 

 

「あぁ、そうですか。」

 

 

と言いながら、痛いところをさらにピンポイントでギギィッと・・・。

 

 

「アギャ〜ッ!」

 

痛いところを聞いたからといって、ゆるめるワケじゃなかったんだ・・・。

 

 

K先生も、実にうれしそうに俺の顔を見ている。

 

今日の悶絶マッサージは、30分に及んだ。

 

 

病室に帰って、T氏やN氏にその話をしたら、

大爆笑されてしまった。

 

 

で、T氏がボソッと、

 

「いやぁ〜、わこうさんの悶絶ぶりを見てると、

自分の中の眠っていた Sの部分を刺激するんですよ・・・。

わこうさんって、究極のMかもしれないよね!」

 

 

最近、U先生やK先生のおもちゃになっている感じがするのも、

そのためなのかもしれない・・・。

 

 

俺の悶絶の日々はまだまだ続く・・・。

posted by わこう at 21:32| Comment(4) | TrackBack(0) | 突然入院日記。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月18日

いろいろ変化。

昨日、突然病室変えをされた。

緊急入院が多かったからだ。

 

 

今までの部屋は、ナースステーションに一番近く、

入院したばかりの患者さんとか、手術の患者さんが優先される。

 

俺は、だいぶ良くなって、ほとんどナースコールをしなくなったので、

比較的元気な人たちの部屋に移ったのだ。

 

 

いやぁ〜、新しく移った部屋、4人のうち3人が昭和43年生まれ。

俺とトリオなのだ。

 

また歳が同じだし、価値観も似ているので、

話が盛り上がる盛り上がる。

 

ついさっきも、涙を流して大爆笑したところだ。

 

 

退屈な入院生活も、

この人たちのおかげで、何だか楽しくなっちゃう。

 

 

看護婦さんには、

 

「ありゃ〜、修学旅行か合宿みたいだね〜。」

 

なんて言われるほど。

 

 

でも、この人達も俺より先に退院しちゃうんだよなぁ・・・。

 

 

 

さて、前の病室は、廊下側のベッドだったが、新しい部屋は窓側。

 

 

今朝は、朝日がとても綺麗だった。

いいね!窓側。

 

 

で、最初は痛くて70度しか曲げられなかった膝を曲げる機械も、

激痛に耐えながらも、110度まで曲げられるようになった。

 

何回かに一回は、目の前に星が飛ぶけど・・。

 

そんなに痛い思いをして、膝の骨は大丈夫なのかと思ったら、

今日、レントゲンを撮ったが、まったく異常ナシ。

 

やっぱり、U先生の手術は完璧だったのだ。

 

 

 

そんな中、今日からいよいよ松葉杖のトレーニングに入った。

いきなり松葉杖100%というわけではなく、当分は車椅子と平行だ。

 

 

結構、松葉杖って、手首にかなりの力がかかるのね。

はじめて知った。

 

で、事故の時に手首なんかもひねったり、

黒血がよったりしていたので、イマイチ手首に力が入らない。

 

何となく「ヨタヨタ・・・」っていう感じで、

リハビリの先生も看護さんも、

 

「ヘタですね・・・。」

 

 

ちょっと悔しかったので、自分の病棟に戻ったあと、

松葉杖で廊下の端から端まで練習をしてみた。

 

考えてみると、入院してこのかた、

自分の病棟を移動する時は、いつも車椅子の目線。

 

きちんと立って歩いたのは初めてだ。

見慣れたはずの廊下が、ちっちゃく見える。

 

 

車椅子から見上げていた看護婦さん達を、今日は見おろした。

 

「ありゃ〜、わこうさんって大きかったんだねぇ。」

 

ちょっとうれしかった。

 

 

病室の引っ越し、新しいメンバー、膝の曲げ角度増、松葉杖開始など、

目まぐるしく変化した二日間だった。

 

ちょっと疲れた・・・。

 

 

仙台整形外科 410号室になりました。

お間違え無きよう・・・。

 

posted by わこう at 21:44| Comment(5) | TrackBack(0) | 突然入院日記。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

世界最小ブラウザ。

昨日、ひょんなことから見つけたこんな記事。

 

携帯向けブラウザ「Scope」無料公開

 

ケータイで、ケータイ用のコンテンツではなく、

PC用コンテンツのブラウジングがてきるという「iアプリ」。

事実上、世界最小のブラウザだ。

 

http://www.programmer.co.jp/

からダウンロードできる。

 

この「scope」というブラウザ、

俺のFOMA P900iも対応機種に入っていたので、

早速ダウンロードしようとアクセスしてみた。

 

が、昨日はかなりアクセスが集中したらしく、

なかなかサーバーに繋がらなかったが、やっとの思いで落とせた。

 

 

俺はFOMAをパケホーダイで使っているし、

通信速度も速いので、この「scope」で、

一般のサイトが見られるようになったら、すげぇ便利だなぁと思った。

 

実際の使い勝手は、スクロールがメチャクチャ遅いし、

テーブルを多様しているサイトの場合、

ページ中の読みたいところにたどり着くまで一苦労する。

 

 

しかも、一部のCSSが引っかかっているのか、

この「珈琲バカ。」は、scopeでは開けなかった。

 

ちなみに、ウチのオンラインショップ、caferomanは開けた。

 

 

 

まあ、まだ実用レベルではもうちょっとかもしれないけど、

ケータイで一般サイトが見られるなんて・・・。

 

ホント、夢みたいな話だ。

 

もう、一部のケータイでは、

wordやExcel、PDFファイルの閲覧ができちゃうし。

 

 

もうちょっとしたら、ケータイにも、

パソコン並みのブラウザが標準装備される時代が来るのかな?

 

posted by わこう at 11:04| Comment(0) | TrackBack(0) | パソコン日記。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月17日

もしもの時の3匹飼い。

よく、「有事の際には・・・」とか、

 

「もしもの時には・・・」とか、

 

「万が一のことを考えて・・・」とか言う。

 

 

 

今回の入院は、間違いなくこのパターンだ。

 

 

 

 

ウチの3匹の猫たちは、おふくろと妹に、

二日にいっぺんのペースでエサとトイレの世話をしてもらっている。

 

 

ホントにありがたいことだ。

 

 

で、おふくろが病院に来てくれた時、いつも聞く。

 

 

「猫たち元気?」

 

 

 

「うん。元気。」

 

 

 

「変わった様子ない?」

 

 

 

「別に。」

 

 

 

 

 

 

そうなんだ・・・。

 

 

 

 

モリモリ食って、ブリブリ出しているようだ。

母から聞く限り、ストレスなど皆無のようだ。

 

 

心情的には、ちょっと寂しいが、猫たちが元気なのはいいことで、

しかも、俺がいなくても、猫たちの世界が成り立っているのは、

飼い主としては、

 

 

 

 

「してやったり!」

 

 

 

と、言ったところか。

 

 

 

俺にとって、猫を3匹飼うということには、裏付けと根拠があるのだ。

 

 

ある動物病院の先生が言っていたが、

 

「猫は多頭飼いがいい。しかも3匹以上がベスト。」

 

らしい。

 

 

 

1匹の場合、もしその猫がとても人間に依存する性格の場合、

飼い主が家からいなくなると、相当なストレスを感じるらしい。

 

 

2匹になると、その猫同士の性格が合えばいいが、

そうでない時には、お互いにストレスになる。

 

しかも、もし2匹のうち一匹が、

避妊手術や病気などで病院にかかった場合、

残された方も相当なストレスになるらしい。

 

 

 

で、3匹以上になると、猫同士の性格も影響はするが、

ひとつの「小社会」ができ、1匹飼い、2匹飼いに比べて、

猫の自立を促すというのだ。

 

しかも、3匹のうち1匹が病院にかかったとしても、

家には2匹残っているから、ストレスを感じないというのだ。

 

 

「ほぉんとぉかぁ・・?」

 

 

と、ツッコミを入れたくなったりもするが、

まぁ、それはその先生が言っていたことで、

100%正しいかどうかはわからない。

 

 

でも、ウチの3匹を見ていると、まんざらでもないような気がする。

 

 

 

一応便宜上、この「珈琲バカ。」の中でも、

俺は自分のことを「飼い主」と書いてはいるが、

ウチの3匹は、メシとトイレ以外は、それぞれに俺に依存せず、

本当に自立しているなぁと思うことがある。

 

 

猫たちから見れば、俺は「同居人」なのである。

 

 

 

もしも、現在「まる」しか飼っていなかったとしたら、

今回のように俺が入院した場合、

俺は心配で心配で、誰かの家に預け、世話してもらうだろう。

 

でも、その間、

 

「そそうをしないだろうか?」

「迷惑かけてないか?」

「脱走とかして、車に轢かれたりしたら・・・。」

 

などと、心配が尽きないだろう。

 

 

しかし、おふくろと妹には、2日にいっぺん通ってもらっているので、

多大な迷惑をかけているが、

正直、猫たちの心配はあまりしていない。

 

すっかり自立した3匹だし、信じているから。

ある意味、大人の関係っちゅーの?

 

 

確かに、一人暮らしで猫3匹なんて、経済的にもそれなりだし、

まわりからは、必ずしも肯定的な反応だけではない。

 

 

だけど、今回こんな「有事の際」に遭遇し、

3匹飼いにこだわってきて良かったなぁと、つくづく思ったりもする。

 

 

 

たぶん、最低あと1ヶ月半は入院生活が続くので、

ウチのニャンズに会えるのはまだまだ先だ。

 

たまに、すぐにでも家にすっ飛んで帰って、

3匹をそれぞれダッコしたい衝動に駆られる。

 

 

が、今はガマン。

 

 

退院の目安は、

「俺が一人で生活できるくらいに回復すること」

 

具体的には、

「松葉杖を使わなくても歩け、階段を上れる」

「正座に近いくらい膝を曲げられるようになる」

「床(地べた)から、何にもつかまらずに立てる」

 

 

まぁ、猫たちが俺を忘れることはないだろうが、

とにかくじっくり治して退院して、また元通りの共同生活をしたい。

 

 

ラベル:ニャン
posted by わこう at 21:48| Comment(3) | TrackBack(0) | なぜか猫。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月16日

確率。

よく、モノの例えで、

 

「宝くじに当たる確率より・・・」

 

とか、

 

「事故に遭う確率・・・・」

 

 

などという会話をする。

 

 

 

 

ホントに事故に遭っちゃった俺は何なんだろ?

やっぱ「ラッキー」っていうことなのかな?

 

 

 

先月、事故の他に、とんでもない確率の出来事が二つあった。

 

新人Kよりもさらに新人のK氏と歩いていたら、

肩に「パシッ」と何かが当たった。

 

誰かに肩を叩かれたのかなと思ったら、

遙か上空を飛んでいた鳥さんからの「バードミサイル」だった。

 

 

ホント、肉眼でギリギリ見えるくらいの、遙か上空を飛んでいた鳥さんだ。

電線レベルじゃないよ。

 

 

 

 

K氏大爆笑。

 

 

 

でも、スゴイ確率だ・・・。

 

ある意味ラッキー?ウンが付いたから・・・。

 

 

 

 

その数日後、あるお宅を訪問した際に、

愛車ダッジくんを停め、車を降りようと地面に足を付いたら、

 

 

 

「ベチョ・・・。」

 

 

 

何だかとってもイヤ〜な感触・・。

 

見事にイヌ様のうんもを踏んだ・・・。

 

 

 

 

 

スゴイ確率だ・・・。

 

 

 

 

しかも、ウン2連ちゃん・・・。ラッキー・・・。 

 

 

 

 

 

 

 

か?

 

 

 

 

 

そんでもって、今回の事故。

100%相手の過失。(と思う。)

 

 

 

 

 

スゴイ確率だ・・・。

 

 

 

 

なんか、ケガして痛いし、入院していろんな人に迷惑かけてるんだけど、

何となくツイてる感じがするのはなんでだろう・・・。

 

 

まぁ、タバコ止めれたし、

血糖値も血圧も下がって、健康体になってきたし、

それだけでもツイてるか。

 

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2005年01月14日

恐怖!U先生。

俺がこの病院に運ばれた当初から、ずっと担当してくれているU先生。

まだ若く、俺と同じくらいか、ひょっとすると年下かもしれない。

 

 

最初、まさかU先生が主治医とは思わず、

 

「なんで助手の先生ばかりが来るんだろ?」

 

と思っていたが、実は俺の主治医だったのだ。

 

 

俺が入院している階では、U先生が手術した患者さんが多い。

 

俺の手術もU先生がしてくれた。

 

噂では、相当手術の腕前もいいらしい。

若いのにたいしたモンだ。

 

 

U先生、いつもヒョウヒョウとして、ニコニコと笑顔でやってくる。

実に軽いノリで。

 

 

しかし、この笑顔がクセモノなのだ・・・。

 

 

 

入院初日、膝に溜まった血を抜くのに、

デッカイ注射器を刺す時、

他愛のない会話をしながら、ニコニコしながら、

顔色ひとつ変えず突然「ブスッ!」

 

 

 

 

 

「アギァッ!」

 

 

 

 

 

 

回診の時、ニコニコしながら、他の会話で気を逸らせておいて、

(マジで気を逸らせるのがウマイのよ。)

痛くて70度くらいしか曲がらない膝を、90度以上グギグギ!

 

 

「グヌォ〜ッ!」

 

 

 

 

最近、一日2回、膝を曲げる機械をかけているが、

70度を超えるとマジに痛い。

 

昨日は、機械をかけている時に回診があり、

俺のPC脇に置いてあるDVDを見つけ、

 

 

「オッ!わこうさん、アニメ好きなんですか?」

「いやぁ〜、やっぱガンダムはファーストですよねぇ・・。」

 

さらに、

「私、キャプテンとか好きなんですよねぇ。」

「あの歌好きなんですよ。」

 

で、

「わっかいひ〜は、み な 何かを目指ぁ〜せ〜。」

 

とか歌いながら、知らないうちに、

機械の曲げ角度を10度も上げていきやがった。

 

 

 

膝がギシギシいいながら、いきなりグリグリ曲がっていく。

 

痛い・・・。

 

 

「グワァ〜!」

 

 

 

 

U先生は、隣のベッドの回診をしながら、

期待通りの俺の叫び声を聞いてニコニコ笑っていた・・。

 

 

 

 

「オ、鬼・・・。」

 

 

 

 

最近は、U先生のいいカモになっている俺。

俺を悶絶させるのが楽しいらしい。

 

 

まぁ、それがスパルタな、

U先生の愛情だとはわかってるんだけど、

最近、U先生の笑顔が超コワイ・・・。

 

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2005年01月12日

解禁と決意。

本日二つ目の記事です。

ちょっとこの事は、先の記事とは別扱いで書きたかった。

 

 

血糖値などの結果が出た。

 

先生

「わこうさん、見事に正常値に戻ってます。」

 

 

「ホント?」

 

 

先生 

「たぶん、忘年会シーズンのお酒の飲み過ぎと、事故のショックで、

血糖値が一時的に上がったものだという判断をしました。」

 

 

「ヤッターッ!」

 

 

先生

「食事も制限食じゃなくて、一般のに戻します。明日から。」

 

 

「今日からじゃないんだ・・・。あッ!先生!タバコは吸っていいの?」

 

 

先生

「吸っていいですよ。」

 

 

 

や・・・やったぁ〜ッ!

 

 

 

 

 

しかし、夕飯を食べ終わったあとで考えた・・。

 

 

タバコ吸いたい・・・。

 

でも、今まで17日間吸わなくて済んだのに、もったいない・・。

 

でも吸いたい・・・。

 

 

事故当日、ワイシャツの胸ポケットに入れていたタバコは、

愛用のZIPPOと共に、枕元の引き出しにしまってある。

 

 

試しにZIPPOに火を入れようと思ったら、オイルが切れていた。

 

 

このまま止めようか・・・。タバコ・・・。

 

 

も〜、車椅子にじ〜ッと座ったまま、考えること約十分。

 

 

 

 

 

俺は以前から、40歳になったらタバコを止めようと思っていた。

あと四年だ。

 

15の時からタバコを吸い始め、40歳で25年。

 

肺は、タバコを吸った年数と同じ年数をかけて綺麗になっていくという。

40で止めたら、65歳には綺麗になっている。ハズだ。

 

 

 

あと四年吸うか・・・?

 

いくら事故とはいえ、2週間以上も我慢できたじゃねぇか・・・。

 

 

 

 

グルグルといろんな思いが頭の中を駆けめぐる。

 

 

 

とりあえず、タバコを持って、喫煙所に行ってみた。

 

喫煙所では、常連さん達が楽しそうにタバコをふかしている。

 

 

その中の一人に火を貸してもらい、一本火を付けた・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「美味い・・・。」

 

 

 

 

 

 

冬の澄んだ空気の中、俺の肺に思いっきり入れた煙は、

青白く夜空に上っていった。

 

 

 

 

 

 

本当に美味かった・・・。

 

 

 

 

 

 

で、頭のてっぺんからつま先まで、

血管が一気に収縮していくのがわかる。

 

 

 

それと同時に、何というか、敗北感というか、挫折感というか、

悲しい感情がこみ上げてきた。

 

 

 

なんか悔しい・・・。

 

 

 

たった一本のタバコに、こんなにまでも支配される俺。

 

 

 

 

 

 

で、決めた。

 

 

この一本を最後に、俺、タバコ止めます。

 

 

俺の決意。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どのくらい持つかな・・・。

ラベル:禁煙
posted by わこう at 20:21| Comment(12) | TrackBack(0) | 突然入院日記。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

リハビリ開始!

今日から本格的にリハビリが開始された。

 

午前、午後と1時間ずつ膝を曲げる機械をかけた。

 

これ。

 

最初なので、70度から。

じんわりと、確実に曲げていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

痛い・・・。

 

 

 

でも、痛いのを堪えて曲げないと、

マジでぜんぜん曲がらなくなってしまうらしい。

 

なので、お医者さんも看護婦さんも、

 

「これだけは我慢して頑張って。」と。

 

 

 

 

ホンの2週間程前には、当たり前のように動いていた自分の右足。

今は、膝も曲がらなければ、手で持ち上げないと右足が持ち上がらない。

 

 

なんなのよ。これ。

 

 

マジで、「足が壊れた」という感じ。

 

 

こんなんで、本当に元通り歩けるようになるのかと不安になった。

 

 

 

で、午後からリハビリルームでのリハビリ。

 

 

低周波や超音波を当て、先生の激痛マッサージ。

枕に顔をうずめて悶絶した。

 

 

リハビリルームから帰ってきたと思ったら、

 

「わこうさ〜ん、お風呂よ〜!」

 

と、そのまま慌ただしくシャワー。

 

 

10日ぶりのシャワーで極楽気分を味わったが、

パンツをはくのに一苦労。

 

右足が曲がらないし動かないから、パンツに足が通せない。

 

何回も「チクショォ〜ッ!」

と叫びながら、なんとかパンツをはいた。

 

 

も〜、夕食前にはヘロヘロ・・・。

カロリー制限食しか食ってないし、力が出ない・・・。

 

 

そんな中、アマゾンから荷物が届いた。

いやぁ〜、病室にもアマゾン箱。

うちのニャンズがいたら、大喜びしそうだ。

 

 

「早速勉強だッ!」

 

 

 

 

しかし、もう今日は、最初の数ページを、

パラパラと読んで、ダウンしてしまった。

 

 

まあ、そのうちこのスケジュールにも慣れるのだろうが、

今日はマジでクタクタ・・・。

 

 

元通り歩ける日を夢見て、明日もリハビるのだ。

 

posted by わこう at 19:43| Comment(3) | TrackBack(0) | 突然入院日記。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月11日

忙しくしてみようと思う。

入院して2週間が過ぎた。

いやぁ〜、なんというかあっという間にここまで来てしまった。

 

・手術まではとにかく痛みを押さえる事、慣れる事

・とにかく手術を終わらせること

 

という、このふたつのヤマをなんとしても越えなくちゃと思っていたが、

実際にヤマを越え、ここ二日ほどは傷の痛みも無くなってきて、

なんとなく平和な日々になってきた感じがする。

 

 

一瞬、「暇だなぁ・・・。」

と、飽きそうになったこともあったが、

入院生活を、退屈にするのも、活気あるものにするのも自分次第。

 

どうせだったら、活気があって、実りのあるものにしたい。

 

 

手術の傷がほとんどふさがったので、

いよいよ本格的にリハビリが開始される。

 

9:00〜10:00 膝の曲げ伸ばしを機械で行う

13:00〜14:00 上記に同じ

14:30〜16:00 リハビリルームにてリハビリ

16:30〜17:00 日によって入浴 (やっと許可が出た!)

 

ここまでは、他の患者さんもやっていることだ。

 

 

で、空いた時間、今まではPCでDVDを観たり、

必要に応じて仕事したりしてきたが、

さらにもう一つやることを増やそうと思う。

 

 

 

勉強だ。

 

 

 

今年は、社命で資格を取らなければならず、

その勉強を、この入院生活を使ってやることにした。

 

もうアマゾンに何冊か本を頼み、明日届く。

配達先に、病院の住所と病室を書いたのは、ちょっと妙な気分だった。

 

 

でも、病室のベッドの上から注文して、ベッドまで届けてもらえるなんて、

なんと便利な世の中になったものか・・・。スゴイ!

 

 

 

話は変わるが、今朝、術後一週間が経過したので、

採血・採尿をした。

 

採血は、血糖値だけに限らず、

肝機能なんかも全部ひっくるめて検査してくれるようで、

かなり多めに採られた。

 

入院してこの方、間食してない、タバコ吸ってない、

カロリー制限食だけの食事と、腹が減った時には牛乳。

ちょっと健康を考えて黒酢ドリンク。

血圧もだいぶ下がってきた。

 

 

さぁ、検査結果はどうなるのか!

ちょっとドキドキ・・・。

 

posted by わこう at 18:50| Comment(4) | TrackBack(0) | 突然入院日記。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月09日

どっちの見舞いかわからん。

皆さん、日々のコメント、暖かいお言葉ありがとうございます。

やっと手術の痛みもひいて、気持ち的にも少し余裕が出ました。

 

皆さんに書いていただいたコメントに、お返事を書きました。

 

言葉足りないところなどあるかもしれませんが、

お許しいただき、ご笑読いただければ幸いです。

 

皆さん、本当にありがとうございます。

 

 

 

 

今日、トラック野郎時代の親友Nが、

奥さんと子供を連れて見舞いに来てくれた。

 

ちなみに、Nと奥さんのMちゃんは、俺が仲を取り持った。

キューピットなのよん。俺。

 

 

が、なんかNの様子が変だ・・。

 

普段かぶらないような、毛糸の帽子かぶってるし、

なんか辛そうな、ブス〜ッとしてようなツラしてるし。

 

 

奥さんのMちゃんが、

 

「傷の痛みって何日くらいで取れるの?」

 

と、唐突に聞いてきたのでピーンときた。

 

 

俺 「頭ケガしたんだべ。」

 

N 「ギクッ!」

 

俺 「ケンカでもして割ったか?」

 

N 「ギクッ!」

 

俺 「ビンで殴られたんだろ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

N 「焼酎のボトルだ・・・。」

 

 

 

 

俺 「何針?」

 

 

 

 

 

 

 

 

N 「なんかホチキスみたいので3つくらい・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

俺 「相手は?」

 

 

 

 

N 「会社の新人でヨォ、年上だけど。ボコボコにしてやった。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「はぁ〜・・・。」

 

 

さらに、

 

 

俺 「それ、いつの話?」

 

 

 

 

 

 

 

N 「昨夜・・・。」

 

 

 

 

 

俺 「ホカホカやんけ!」

 

 

 

で、結局昨夜のケンカの愚痴を散々こぼし、

頭を縫った先生の応対がどうとかこうとか散々ぬかして、

 

 

 

 

「で、帰るべ!」

 

と帰っていった・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どっちの見舞いじゃぁ〜ッ!

posted by わこう at 19:38| Comment(5) | TrackBack(0) | 嗚呼 トラック野郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月07日

久しぶりのマタリ。

おかげさまで、膝の手術跡も日に日に痛みも消え、

腫れもひいてきた。

 

思いがけず、膝に溜まった血を注射器で抜かれたが。

(ウゥ〜ッ!考えただけで寒くなる・・・。)

 

 

さて、今日からリハビリを開始した。

 

曲げることと、体重をかける(力をかける)ことは、

まったく別な作業らしく、まずは曲げることから始めている。

 

力をかけることは、完璧に骨がくっついてからだそうだ。

 

 

リハビリの先生が言っていたが、

関節が曲がらないのには、大きく分けて二つの理由があるそうだ。

 

・筋肉が固まってしまって、本当に曲がらない場合

・「曲げると痛い」という意識から、自分で無意識的に抑制してしまう場合

 

俺のは、間違いなく自分で抑制しているパターン。

 

 

だって、膝を曲げるの怖いんだもん・・・。

 

 

で、リハビリの先生に、太股やふくらはぎの筋肉をマッサージしてもらい、

力を抜いて曲げてみたら、70度くらい曲がっちゃった。

 

 

いやぁ〜、リハビリの先生、スゴイ!

 

 

血を抜いて、筋肉をほぐしてもらっただけで、

信じられないくらい膝がラクになった。

 

 

でも、

車椅子→両松葉杖→片松葉杖→松葉ナシで全体重歩行

まで、組まれたリハビリスケジュールは二ヶ月強。

 

はぁ〜・・・。長ぇ・・・。

 

 

 

 

さて、入院時に血糖値が高かったことは書いたが、

日に日に血糖値も下がってきているので、

 

「糖分が無いモノだったら摂っていいです。」

 

というお許しが出たので、

早速おふくろに、いきなりコーヒーで淹れたモカ・マタリを、

魔法瓶に入れて持ってきてもらった。

 

 

 

 

約2週間ぶりに飲む珈琲・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うめぇ・・・。 しかもマタリだし・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あへぇ〜・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で、ついついタバコとライターを探してしまう俺・・・。

 

 

 

しかし、手術した傷口が完全にくっつくまでは、

絶対にタバコはダメだと言われている。

 

 

 

やっぱり、俺の中では、珈琲とタバコはすっかりセットになってるのね。

 

「右と左」

 

 

 

 

「上と下」 

 

 

 

 

 

「マキ上田とジャッキー佐藤」

 

みたいな。

 

 

 

 

今日で禁煙12日。

 

 

いつまで耐えられるか!

ラベル:コーヒー
posted by わこう at 21:10| Comment(6) | TrackBack(0) | 珈琲日記。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月06日

手術終了。

今回の入院、手術にあたり、暖かいコメントや、励ましをいただきまして、

本当にありがとうございます。

 

まだちょっと記事を書くのが精一杯で、

皆様へのコメントのお返事ができないような状態ですが、

必ずお返事しますから、もうちょっと待っててください。

 

 

 

一昨日、手術が終わった。

 

前日から、点滴をしたり、採血されたり、

手術当日の朝イチでおしっこの検査用にカメにおしっこをしたり、

いろんな薬を飲まされたり・・・。

 

とにかく手術に向けての準備は万端に完了した。

 

 

 

手術室に運ばれて、

 

「じゃぁ、この点滴をすると眠くなりま・・・。」

 

と、言われてるウチから爆睡。

 

 

 

 

 

 

次に気が付いた時には、

とっくに手術が完了して、病室に戻っていた。

 

 

いやぁ〜、全身麻酔ってスゴイ。

 

 

 

麻酔から目覚める時に、若干暴れたようだが、

あんまり覚えていないというか、

自分なんだけど、理性のコントロールが効かないというか、

無性に腹が立って怒鳴り散らしたり、

なんか変な感覚だったのは覚えている。

 

 

おかげさまで、手術は大成功で、折れた部分は完璧に固定。

 

ホントは、靱帯まで痛んでいたら、日を改めて、

もう一回手術しなければいけなかったのだが、

靱帯も大丈夫だったとのことで、安心した。

 

最悪の場合、太股から靱帯を切り取って移植するとかって言われてたから。

 

 

 

で、翌朝には、血抜き用のドレーンも外してもらい、

ギブスの固定もなく、もうすっかりフリーです。

 

まだ自力では動かせないけど。

曲げるととんでもなく痛いし。

 

これから約二ヶ月かけてリハビリだ。

 

 

先生が、回診に来た時に、

 

「はい、歯を食いしばってくださいね〜!」

 

って言うから、何をされるんだろうと思ったら、

手術した膝を3回ほど思いっきり曲げられた。

 

 

 

 

 

グヌォ〜!

 

 

 

「あ〜、グオ〜とか言ってられるから大丈夫だね、ハハハ。」

 

 

それで大丈夫なんだ・・・。

 

 

 

 

で、今日で術後二日目になるが、

もう早速車椅子への乗り方のコツも覚え、

一人でトイレに行けるようになった。

 

 

看護婦さん達が、

 

「へぇ〜、もう一人で乗れるようになったの〜!スゴ〜イ!」

 

とかって、拍手して褒めてくれるんだけど、

なんか恥ずかしいけど、人間って人に褒められると、

やっぱりなんでもうれしいもんだ。

 

 

 

 

で、今回、おふくろがずっと付き添いでいてくれたが、

夜中に背中が苦しくなってシップを貼ってくれたり、

尿瓶にしたおしっこを捨ててきてくれたり、

布団をかけ直してくれたり、やはりおふくろはおふくろだ・・・。

 

 

ナンボ俺の体がデカクなっても、歳とっても、

やっぱりおふくろはおふくろだ。

 

 

本当に頭が上がらない・・・。

仮設ベッドの上で寝ている、おふくろの姿を見たら泣けた。

 

 

とにかく、早く元気にならなきゃ!

 

 

と、おふくろを見て思った。

 

posted by わこう at 12:20| Comment(9) | TrackBack(0) | 突然入院日記。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月03日

いよいよ手術。

今日、中国にいる友人から、見舞いのメールが来た。

この「珈琲バカ。」を中国で読んでくれているらしい。


なんともありがたいことだ。


(成ちゃん、ありがと〜な〜。帰国したら、また焼き肉食うべ。)


オーストラリアの友人も読んでくれてるらしいし、
な〜んかインターナショナルになってきましたな。珈琲バカも。



さて、明日、いよいよ手術が行われる。

それに伴い、今日、おふくろと二人で、先生からの話を聞いた。



文章だとうまく説明できないのだが、要約すると、
膝の上の骨(太股と繋がっている方)の外側がバックリ割れているのと、
さらに骨の陥没があるので、合計で三本のボルトで留めるというものだ。


しっかりボルトで固定できれば、
手術後は、ギブス固定ナシで、すぐに曲げる運動とリハビリがOKだけど、
場合によっては、最長で三ヶ月入院もあり得ると言われた。


いずれにしても、膝を開けてみないとわからないとのことだった。



な〜んて、いかにも「平気で〜す。」みたいなノリで書いているが、
自分のMRI画像、CT画像なんかを見ていたら、



「ゲェ〜ッ・・。」



やはり、正直なところ、心中穏やかではない。



が、俺が入院している仙台整形外科は、こういった手術は非常に上手いらしい。

明日は全身麻酔での手術になるが、ちゃんと麻酔科があって、
専門の先生もいるし、腕もイイみたいだし、そういう意味では非常に安心している。



今日は、手術前ということで、シャワーが許された。

一人では体を洗えないので、若い看護婦さんに洗ってもらった。


最初、いろいろ見られるのが恥ずかしかったが、一回覚悟を決めたら、


「ほれ!見ろ!」


っちゅ〜感じで、半ばセクハラオヤジのノリ。

なるほど、春になると出てくる、変な人の気持ちがちょっとわかった。



「全身麻酔だから、寝てる間に終わってッから!」


と、看護婦さんに言われて、正直ホッとしている。




なので、明日は記事を書くことができませんが、
また術後の結果を報告します。

posted by わこう at 17:54| Comment(9) | TrackBack(0) | 突然入院日記。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月02日

正月はゴッドファザー。



早くも、今日で入院一週間となってしまった。


毎日、規則正しい生活を送っているのもあるのか、
一日がとても短く、早く感じている。



さて、事故時は、パソコンバッグの中に我が愛機、
Think Padちゃんを入れていたが、転倒時のショックも何のその。

まったくいつも通りに起動してくれた。

おかげで、入院生活も記事にできるのです。



いやぁ〜、いつもながら、ThinkPadのヘヴィーデューティーさ加減には、
本当に頭が下がる思いです。



ThinkPad、エライッ!



ちょっと話が逸れるが、昨日、元旦の病院食には、
思いがけず、お重が出てきた。


病院のお重。

イヤッホ〜ッ!





ただし、カロリー制限食なので、ほとんど味が無かった・・・。






さて、入院してもしなくても、
俺は正月休みに、ゴッドファザー三部作を一気に見ると決めていた。


一昨年、買っちゃったのだ。コレクターズBOX。


ゴッドファーザーDVDコレクション

おすすめ平均 
続けて観よう!
パーフェクション!この映画は、別格。
見るたびに奥深い。
第3の楽しみ
映画館では見られないおもしろさ

Amazonで詳しく見る
   by G-Tools



家のテレビじゃなく、パソコンで、ヘッドフォンで観なければいけないが、
しかし、入院したベッドの上で映画が観られるなんて、ちょっと贅沢な感じ。


コレクターズBOX。


これで、ビールとつまみ、タバコがあったら最高なのだが・・・。




まぁ、それはさておき、ゴッドファザーはやっばりイイ。
何回観てもイイ。最高だ。

三部作一気に観ると約10時間だが、それだけの時間を投資した甲斐があると思う。



こう・・マフィアものとかっていうんじゃなく、この映画は、家族愛の映画だ。


後半(パートVあたり)は、主人公のマイケル(アル・パチーノ)の苦悩が
本当に良く描写されていて、マイケルの姿を通じて、


「自分は何のために生きるべきか?」

「結局、何を大切にすればいいのか?」


というのを深く考えさせられる。




年のはじめに、入院しながらゴッドファザー。




なかなかオツだ。
posted by わこう at 20:21| Comment(9) | TrackBack(1) | パソコン日記。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする